JP3049567U - のし袋構造 - Google Patents
のし袋構造Info
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- JP3049567U JP3049567U JP1997007261U JP726197U JP3049567U JP 3049567 U JP3049567 U JP 3049567U JP 1997007261 U JP1997007261 U JP 1997007261U JP 726197 U JP726197 U JP 726197U JP 3049567 U JP3049567 U JP 3049567U
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- cover
- folded
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は祝儀、不祝儀に用いられるのし袋に
関するものであり、詳しくは使用を容易としたのし袋の
改良を目的としている。 【構造】 折り目A、B、Cにより表紙2、裏紙3、端
紙4、折返し5を形成した本紙1と、前記裏紙3とほぼ
同じ大きさで長手方向両端に底片6と蓋片7を突出せし
めた重ね紙8からなり、裏紙3の下端に重ね紙8の底片
6の表面側を貼着し、次いで重ね紙8を折り目Dより裏
紙3側へ折畳み、次に端紙4を折り目Aより重ね紙8の
上へ折畳み、次いで表紙2を折り目Bより折重ね、折返
し5を裏紙3側へ折返して貼着し、蓋片7の基部に開口
した表紙2と重ね紙8間に形成されたポケット9より札
等を挿入すべく構成している。
関するものであり、詳しくは使用を容易としたのし袋の
改良を目的としている。 【構造】 折り目A、B、Cにより表紙2、裏紙3、端
紙4、折返し5を形成した本紙1と、前記裏紙3とほぼ
同じ大きさで長手方向両端に底片6と蓋片7を突出せし
めた重ね紙8からなり、裏紙3の下端に重ね紙8の底片
6の表面側を貼着し、次いで重ね紙8を折り目Dより裏
紙3側へ折畳み、次に端紙4を折り目Aより重ね紙8の
上へ折畳み、次いで表紙2を折り目Bより折重ね、折返
し5を裏紙3側へ折返して貼着し、蓋片7の基部に開口
した表紙2と重ね紙8間に形成されたポケット9より札
等を挿入すべく構成している。
Description
【0001】
本考案は祝儀、不祝儀に用いられるのし袋に関するものであり、詳しくは使用 を容易としたのし袋構造に関するものである。
【0002】
従来より祝儀、不祝儀時に用いられるのし袋は知られている。これらののし袋 は、包み紙に水引をかけ右上部にのしを貼着したものであり、包み紙の折り方と しては関東地方においては「たとう折り」に、関西地方においては「大阪折り」 と呼ばれる折り方で流通している。しかし、いずれの折り方ののし袋にあっても 中に札を入れるには、いったん水引を外して包み紙を開き、札を入れた後でまた 水引を掛けるということになる。簡易なのし袋として、図12から図16に示す 「かます張り」と呼称されるのし袋がある。これは図12の展開図に示す本紙の 舌片18を図13に示すように内側へ折畳み、次に図14に示すように中紙16 を舌片18に重ねるように折畳んで、当該中紙16と舌片18を貼着し、次いで 折返し片17を裏側へ折返したものであり、図14にしめすように裏紙15と中 紙16の間に形成されたポケット19に札を入れるように構成されているが、該 「かます張り」でも表紙14を開かなければ札を入れることはできなかった。
【0003】
このような問題を解決するには、のし袋の中に札をいれるにあたって、水引を 外したり折畳んであるのし袋を開いたりせずに札を入れることが可能なのし袋の 開発が課題である。
【0004】
本考案にあっては係る課題を解決せんとして、札等をを入れることを容易とし たのし袋を開発したものであり、折り目A、B、Cにより表紙2、裏紙3、端紙 4、折返し5を形成した本紙1と、前記裏紙3とほぼ同じ大きさで長手方向両端 に底片6と蓋片7を突出せしめた重ね紙8からなり、裏紙3の下端に重ね紙8の 底片6の表面側を貼着し、次いで重ね紙8を折り目Dより裏紙3側へ折畳み、次 に端紙4を折り目Aより重ね紙8の上へ折畳み、次いで表紙2を折り目Bより折 重ね、折返し5を折り目Cより裏紙3側へ折返して貼着し、蓋片7の基部に開口 した表紙2と重ね紙8間に形成されたポケット9より札等を挿入すべく構成して なるのし袋構造を呈せんとするものである。
【0005】
以下本考案に係る実施例の態様を図面に基いて詳述すれば、図1は本考案によ るのし袋の本紙1の展開図で、図2は重ね紙8の展開図である。本考案に係るの し袋はは折り目A、B、Cにより表紙2、裏紙3、端紙4、折返し5を形成した 本紙1と、前記裏紙3とほぼ同じ大きさで長手方向両端に底片6と蓋片7を突出 せしめた重ね紙8からなり、図3に示すように一の工程では裏紙3の下端に重ね 紙8の底片6の表面側を貼着する。次いで二の工程では図4に示すように該重ね 紙8を折り目Dより裏紙3側へ折畳む。三の工程では図5に示すように端紙4を 折り目Aより重ね紙8の上へ折畳む。この端紙4の幅は本実施例においては裏紙 3の幅より狭くしているが、これは表紙2を折重ねた際に重ね紙8が見えない幅 としているもので、本実施例の端紙4の幅に限定を受けるものではない。次いで 四の工程では図6に示すように表紙2を折り目Bより重ね紙8、端紙4の上に折 重ね、五の工程では図7に示すように折返し5を折り目Cより裏紙3側へ折返し て貼着する。図8に示すように蓋片7の基部には、表紙2と重ね紙8の間に形成 されたポケット9が開口している。のし袋に札等を入れる場合は、ポケット9よ り札を入れ、次いで蓋片7を折り目Eより裏紙3側へ折畳み、該蓋片7を貼着す るように構成している。尚、図示はしていないが、蓋片7の内側には予め接着剤 を塗布して離形紙を貼っておいてもよく、又折畳んだ蓋片7をシールで貼着して もよい。
【0006】 次にその他の実施例を説明すれば、図11に示すように「たとう折り」タイプ ののし袋であり、折り目F、Gにより略三等分して表紙10と裏紙11と中紙1 2を形成し、当該裏紙11の下端に、前記一の実施例に用いた重ね紙8の底片6 の表側を貼着する。次に重ね紙8を折り目Dより裏紙11側へ折り畳み、次いで 中紙12を重ね紙8の上に折畳み、次に表紙10を中紙12の上に折畳み、水引 13をかけて表紙を固定する。重ね紙8と裏紙11間に形成されたポケットから 札を入れた後、蓋片7を折畳んで接着剤又はシールで貼着するように構成してい る。この際にも中紙12の幅には限定を受けるものではなく、又表紙10は折重 ねた後、水引13をかけているが、水引13をかけずに表紙10を貼着すること も可能である。
【0007】
以上のように本考案は、折り目A、B、Cにより表紙2、裏紙3、端紙4、折 返し5を形成した本紙1と、前記裏紙3とほぼ同じ大きさで長手方向両端に底片 6と蓋片7を突出せしめた重ね紙8からなり、裏紙3の下端に重ね紙8の底片6 の表面側を貼着し、次いで重ね紙8を折り目Dより裏紙3側へ折畳み、次に端紙 4を折り目Aより重ね紙8の上へ折畳み、次いで表紙2を折り目Bより折重ね、 折返し5を折り目Cより裏紙3側へ折返して貼着し、蓋片7の基部に開口した表 紙2と重ね紙8間に形成されたポケット9より札等を挿入すべく構成してなるの し袋構造であるから、従来ののし袋が関東地方のたとう折り、関西地方の大阪折 り、いずれののし袋にあっても、内部に札を入れる際にはいったん水引を外して 包み紙を開き、中に札を入れて包んだ後、改めて水引を掛けるという煩わしさが あり、かます張りにおいても、表紙を開かなければ札は入らなかったが、従来の ように水引を外して包み紙を開き、札を入れた後でまた水引を掛けるという煩わ しさがなく、本考案においてはポケット9から札を入れて、蓋片7を貼着するだ けという簡単な作業ですむので使用者は容易に札を入れることができる。また本 考案は単に「かます張り」と呼称されるのし袋の改良ではなく「たとう折り」、 「大阪折り」いずれののし袋にも応用できるものである等、誠に顕著なる実用的 効果を有するものである。
【提出日】平成9年12月19日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【0004】
本考案にあっては係る課題を解決せんとして、札等をを入れることを容易と したのし袋であり、更には一部に千代紙風の模様を表現したのし袋を開発したも のであり、折り目を介し表紙、裏紙、端紙、折返しを形成した本紙と、前記裏紙 とほぼ同じ大きさで長手方向両端に底片と蓋片を突出せしめ、且つ表面に任意の 模様を付した飾り紙からなり、裏紙の下端に飾り紙の底片の表面側を貼着し、次 いで端紙を内側へ折り畳み、次に飾り紙を飾り紙の上へ折畳み、次いで表紙を内 側へ折重ね、折返しを裏紙側へ折返して貼着し、蓋片の基部に開口した表紙と端 紙間に形成されたポケットより札等を挿入すべく構成してなるのし袋構造を呈せ んとするものである。
【図1】のし袋の本紙展開図である。
【図2】のし袋の重ね紙展開図である。
【図3】一の工程を示す平面図である。
【図4】二の工程を示す平面図である。
【図5】三の工程を示す平面図である。
【図6】四の工程を示す平面図である。
【図7】五の工程を示す平面図である。
【図8】ポケットの開口部を示す裏面図である。
【図9】札を入れた後の状態を示す裏面図である。
【図10】二の実施例の本紙の展開図である。
【図11】二の実施例ののし袋の正面図である。
【図12】従来のかます張りの展開図である。
【図13】従来のかます張りの折り畳み工程を示す正面
図である。
図である。
【図14】従来のかます張りの折り畳み工程を示す正面
図である。
図である。
【図15】従来のかます張りの折り畳み工程を示す正面
図である。
図である。
【図16】従来のかます張りの折り畳み工程を示す正面
図である。
図である。
1 本紙 2 表紙 3 裏紙 4 端紙 5 折返し 6 重ね紙の底片 7 重ね紙の蓋片 8 重ね紙 9 ポケット 10 二の実施例の表紙 11 二の実施例の裏紙 12 二の実施例の中紙 13 二の実施例のポケット 14 かます張りの表紙 15 かます張りの裏紙 16 かます張りの中紙 17 かます張りの折返し片 18 かます張りの舌片 19 かます張りのポケット A 折り目 B 折り目 C 折り目 D 折り目 E 折り目 F 折り目 G 折り目 H 折り目 I 折り目 J 折り目 K 折り目 L 折り目
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年12月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
Claims (1)
- 【請求項1】 折り目A、B、Cにより表紙2、裏紙
3、端紙4、折返し5を形成した本紙1と、前記裏紙3
とほぼ同じ大きさで長手方向両端に底片6と蓋片7を突
出せしめた重ね紙8からなり、裏紙3の下端に重ね紙8
の底片6の表面側を貼着し、次いで重ね紙8を折り目D
より裏紙3側へ折畳み、次に端紙4を折り目Aより重ね
紙8の上へ折畳み、次いで表紙2を折り目Bより折重
ね、折返し5を裏紙3側へ折返して貼着し、蓋片7の基
部に開口した表紙2と重ね紙8間に形成されたポケット
9より札等を挿入すべく構成してなるのし袋構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997007261U JP3049567U (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | のし袋構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997007261U JP3049567U (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | のし袋構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3049567U true JP3049567U (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=43183806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997007261U Expired - Lifetime JP3049567U (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | のし袋構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3049567U (ja) |
-
1997
- 1997-07-11 JP JP1997007261U patent/JP3049567U/ja not_active Expired - Lifetime
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