JP3069693U - 焼肉プレ―ト・釜兼用調理器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 焼肉等の焼物料理と釜飯類等の異なる料理を
1台の調理器具で調理できるように組み合わせた焼肉プ
レート・釜兼用調理器具を廉価に提供すること。 【解決手段】 略中央に所定の開口部を有する焼肉用プ
レート、前記開口部に着脱自在の釜を装着し、焼物料理
と釜料理を同時に調理することができる特徴を備えた焼
肉プレート・釜兼用調理器。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、焼く機能のプレートと炊く機能の釜を組み合わせた焼肉プレート・釜 兼用調理器に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

近時、焼肉料理等とチゲやピビンバ等の釜飯類を同時に食する機会が増えている が，従来は別々に調理していた。 なお，焼肉としゃぶしゃぶは兼用鍋が開発され（特開平１０−１６５２９３）同 時に調理できるようになった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は，焼肉プレートの略中央部に開口部を設け、該開口部に釜を装着するこ とにより焼肉料理等とチゲやピビンバ等の釜飯類を同時に調理せんとするもので ある。

【０００４】

【課題を解決しようとする手段】

本考案に係る焼肉プレート・釜兼用調理器は、略中央に所定の開口部を有する焼 肉用プレート、前記開口部に着脱自在の釜を装着し、焼物料理と釜料理を同時に 調理することができるようになっている。

【００５】

【考案の実施の形態】

図１は，本考案の実施例の概略斜視図であり、図2は図１のＡ−Ａ断面図である 。

【００６】 本考案の実施の形態に係る焼肉プレート・釜兼用調理器は、鉄製の円筒の上下を 金網で覆った中にセラミック炭を入れた熱保持部１、該熱保持部を所定の開口部 に組み込んだ鍋部２、該鍋部の上部に凸面状プレートで且つ略中央に所定の開口 部を持つプレート部３、該プレートの開口部に着脱自在に装着する釜４、および 釜を使用しないとき該開口部に被せる蓋５から構成されている。

【００７】 この実施例の前記プレート部１は、略中央部に直径約１２センチメ−トルの開口 部を設けて，該開口部に所定の大きさの前記釜４を装着してある。なお、前記プ レート部１や、前記釜４の寸法、形状等を適宜設計変更することができるとか、 また、前記釜４の材質は陶器に限らず石、金属等さまざまな設計変更が可能であ る。

【００８】 焼肉等の焼物料理の際は，前記プレート３の開口部に前記蓋５を被せることによ りプレート全面で調理することができる。また、前記プレート開口部に前記釜５ を装着すると，焼物料理と同時に釜飯類の調理が可能となっている。前記釜４お よび前記蓋５は、それぞれ着脱自在で希望する料理に応じて自由に選択できる。 なお、前記釜４を複数揃えることにより，釜飯料理の種類あるいは利用する人数 分の料理ができる。

【００９】 本考案に係る焼肉プレート・釜兼用調理器の実施の形態は、代表的なものを示し たものであり、その要旨を越えない限り本考案が限定されるものでない。

【０１０】

【考案の効果】

以上説明したように、本考案に係る焼肉プレート・釜兼用調理器は、焼肉等の焼 物料理と釜飯類等を同時に調理することができ、従来は別個の調理器具が必要で あったものを本調理器具1台で調理するため経済的である。また、兼用化するこ とにより調理器具としての商品価値を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 図１は、実施例の焼肉プレート・釜兼用調理
器の概略斜視図である。

【図２】 図２は、図１のＡ−Ａ断面図である。

【符号の説明】

１…熱保持部 ２…鍋部 ３…プレート部 ４…釜 ５…蓋

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 略中央に所定の開口部を有する焼肉用プ
   レート、前記開口部に着脱自在の釜を装着し、焼物料理
   と釜料理を同時に調理することができる特徴を備えた焼
   肉プレート・釜兼用調理器。
2. 【請求項２】 前記開口部に装着される蓋を備えたこと
   を特徴とする請求項１記載の焼肉プレート・釜兼用調理
   器。