JP3068748B2 - ドラム式洗濯乾燥機 - Google Patents

ドラム式洗濯乾燥機

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JP3068748B2
JP3068748B2 JP6158688A JP15868894A JP3068748B2 JP 3068748 B2 JP3068748 B2 JP 3068748B2 JP 6158688 A JP6158688 A JP 6158688A JP 15868894 A JP15868894 A JP 15868894A JP 3068748 B2 JP3068748 B2 JP 3068748B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗濯から乾燥までを1
つのドラムで行うドラム式洗濯乾燥機に関し、さらに詳
しくは毛布を洗濯、乾燥する場合の運転制御に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ドラム式洗濯乾燥機は、ドラムが水槽内
で水平軸を中心に回転する構造となっており、洗濯から
乾燥までを同一のドラムで行えるため洗い、すすぎ、脱
水から乾燥までの機能を兼ね備えた洗濯乾燥機の代表的
なものとなっている。
【0003】従来のドラム式洗濯乾燥機を図9,10に
示す。このドラム式洗濯乾燥機は、外箱1に内装された
水槽2と、この水槽2の内側に水平軸3を中心に回転す
るように支持されたドラム4との二重構造となってい
る。水槽2は、運転中の振動を吸収するため、ばねによ
り外箱1に吊り下げられており、洗濯液やすすぎ液を貯
えかつ排出する機能を有している。ドラム4は、その周
壁全体に洗濯時の給水、脱水時の排水および乾燥時の通
風を通過させるために多数の小孔5が整列して形成され
ている。
【0004】水槽2の前面には、ドラム4の開口6に連
通する出し入れ口7が形成され、外箱1の正面には、洗
濯物を出し入れするためのドア8が開閉自在に取り付け
られ、このドア8は水槽2の出し入れ口7との間をパッ
キン9により密閉する構造となっており、運転中は自動
的にロックされて開かないようになっている。また、外
箱1の正面上部には、操作キーや表示部を備えた操作パ
ネル10が設けられており、この裏側に制御回路が取り
付けられている。
【0005】水槽2の下面には、正逆転可能なモータ1
1が取り付けられ、モータプーリ12と水平軸3に固定
された従動プーリ13との間にベルト14が掛巻され、
これらによってドラム4を回転させる駆動装置が構成さ
れ、モータ11の駆動力がドラム4に伝達されて、ドラ
ム4は正反転される。
【0006】水槽2の上方には、給水装置として給水弁
15が介装された給水路16が配され、給水路16は水
槽3の後面に沿って水槽3の下部に連通している。水槽
3の最下部に、パイプ17を介して水位センサ18が接
続され、水位の上下に応じて変動するパイプ17内の圧
力変動によって水位を検出している。また、給水路16
は給水弁15直近の下流から分岐されており、水槽2の
上部に連通した温風ダクト19が形成され、この温風ダ
クト19中に乾燥用空気を温めるための乾燥用ヒータ2
0および温風を循環させるための送風機21とが配設さ
れ、温風ダクト19から水槽2を経て給水路16を上昇
して再び温風ダクト19に至る循環路となっている。
【0007】水槽2の下面には、排水孔22が形成され
ており、排水孔22に機外に通じた排水路23が接続さ
れている。排水路23中には、糸屑フィルタ24、開閉
弁25、排水ポンプ26が順に介装され、排水装置が構
成されている。糸屑フィルタ24は着脱自在とされ、外
箱1の前面下部から取り外すことができる。なお、図
中、27は洗濯水を加熱して温水洗濯を行うための洗濯
用ヒータ、28は洗濯物に洗濯液やすすぎ液を噴射する
噴射ノズル、29は糸屑フィルタ24の目詰まり状態を
検出するセンサである。
【0008】洗い行程では、ドラム4内に洗濯物を入
れ、容量センシングおよび布質センシングにより洗濯物
の重さや布質を検出し、検出されたデータに基づいて洗
濯条件が設定される。そして、洗剤を溶かした洗濯液を
噴射ノズル28から噴射したり、あるいは給水路16か
ら流し込んで洗濯物に含ませ、設定された水位まで給水
してからドラム4を低速回転させる。ドラム4内の洗濯
物は、ドラム4の回転による遠心力とバッフル(図示せ
ず)とでドラム4内の頂上付近まで持ち上げられた後、
自重により落下する(これをタンブリングと称する)。
このタンブリングを繰り返すことにより、洗濯物は落下
時の衝撃力でたたき洗いされる。すすぎ行程も同様にし
て行われる。
【0009】脱水行程では、ドラム4を高速回転させ、
その遠心力を利用して洗濯物をドラム4の周壁内面に押
し付ける。このとき、水はドラム4の小孔5から飛ばさ
れ、水槽2の内面を伝ってその下部に導かれ、排水ポン
プ26により排水路23を通って機外に排出される。
【0010】乾燥行程では、乾燥用ヒータ20により加
熱され高温となった空気を送風機21でドラム4内に吹
き込みながら、ドラム4を低速回転させる。乾燥用ヒー
タ20により加熱され高温となった水槽2内の空気は、
ドラム4の回転により撹拌され、洗濯物を含む水槽2内
部全体の温度を上昇させて、洗濯物に含まれる水分を蒸
発させる。この高温多湿状態の空気は給水路16を通っ
て温風ダクト19に達するまでの間に、給水路16を流
れる冷却水と直接接触して水分が凝縮され、その水分を
機外に排出することで除湿が行われる。除湿後の空気が
再び乾燥用ヒータ20により加熱されるというサイクル
を繰り返すことにより洗濯物は乾燥される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のドラム式洗濯乾
燥機では、洗濯物の種類によって標準コースやウールコ
ース、デリケートコース等複数のコースが選択できるよ
うになっている。しかしながら、毛布を洗濯、乾燥する
ためのコースが設定されておらず、標準コースで毛布を
洗った場合には仕上がりが悪く、ウールコースで洗う場
合には中間脱水が入らず、すすぎも不十分になる等の問
題があった。
【0012】また、ドラム式洗濯乾燥機における毛布の
洗濯、乾燥に関する提案は少なく、特に脱水を含め、乾
燥までを処理するための改善についてはほとんど検討さ
れていないのが現状である。特開平5−200187号
公報には寝具等の損傷を小さくして洗濯、脱水、乾燥を
行うための提案がなされているが、ドラム内部にカゴ状
の構造物を入れて洗濯物の動きを規制する方法を取って
いるため、洗濯物がドラム内で固定され洗いやすすぎが
不十分になる。また、カゴ状構造物をドラム内に入れる
ため洗濯、乾燥が可能な毛布等の大きさが著しく制限さ
れ、特に家庭用あるいは洗濯容量が10Kg以下の小型
のドラム式洗濯乾燥機では大半の毛布は処理できないこ
とになる等の問題がある。その他に、毛布の洗濯や乾燥
には触れていないもののドラム式洗濯機での仕上がりを
改善するための提案として特公昭63−12639号公
報がある。この提案では、ドラムを1回転以内の反転往
復回転によって洗濯物を洗浄液とともに遊動させること
が中心となっており、洗濯水位やすすぎ、中間脱水等に
関しては一切考慮されていない。また、ドラムの回転を
360度以内としているため、洗剤が十分に溶けない等
の問題も存在する。なお、これは従来からドラム式洗濯
機に採用されているウールコースとほぼ同様の内容とな
っている。
【0013】一方、全自動洗濯機では従来より毛布コー
スを有するものが商品化されているが、毛布洗濯用のネ
ット(一例として特開平4−144592号公報)を用
いる必要があり、また垂直軸を中心に脱水回転を行うた
め脱水時の振動低減に対する構造等がドラム式洗濯乾燥
機とは異なり、そのままドラム式洗濯乾燥機に適用する
ことはできない。さらには、全自動洗濯機には乾燥機能
がなく、別に乾燥機を用いる等の作業が必要となり、煩
雑となる。
【0014】上記の如く、洗濯から乾燥までの一連の行
程で毛布の仕上がり状態をよくできるものはなく、本発
明は、毛布の仕上がり状態のよい洗濯、乾燥を行うこと
ができるドラム式洗濯乾燥機の提供を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、図1,2の如く、外箱1に内装された水槽2と、
該水槽2内に水平軸3を介して回転自在に支持され周壁
に多数の小孔5を有するドラム4とを備え、脱水時のア
ンバランスを検知するアンバランス検知手段と、洗濯物
の布質を検出する布質検知手段と、洗濯物の重さを検出
する布量検出手段とを有し、毛布の洗い、すすぎ、脱
水、乾燥を行う毛布コースを設け、水位を標準水位より
高くして前記ドラム4の回転を低下させる、すなわち洗
いおよびすすぎ時にドラム4を2回転以内で正反転さ
せ、かつドラム4の正反転の間の休止時間をドラム4の
回転時間以上としたものである。
【0016】すすぎ時には、給水しながらすすぎを行
い、オーバーフロー口40からあふれ出た水だけを機外
に排出し、また洗いおよびすすぎの終了後に行う中間脱
水時にアンバランス量を検知してアンバランス量が小さ
い回転方向を選択して脱水を行い、そして吸水率に基づ
いて検出された毛布の布質に応じて脱水後に乾燥を連続
して行うかあるいは一時停止してから乾燥を行うかを判
別するが、毛布の布量が所定値以下の場合は毛布の材質
に関係なく洗いから乾燥まで連続運転するように制御す
るものである。
【0017】
【作用】上記課題解決手段において、毛布をドラム4内
に入れて、毛布の重さおよび布質を判定する。これによ
り、毛布コースにおける洗いおよびすすぎの水位や運転
時間等の運転条件が設定される。その後、洗い行程に移
行し、標準コースのときよりも高い水位まで給水が行わ
れ、ドラム4を低速で正転方向に2回転させてドラム4
内の毛布をタンブリングによりたたき洗いする。この回
転時間より長い休止時間だけドラム4を停止させ、ドラ
ム4を反転方向に2回転させて再び長い休止時間をと
る。かさの高い毛布は十分洗濯液になじみ、さらに正反
転の間の休止時間を長くとることにより、毛布に与える
衝撃が少なくなり、傷みを低減できる。
【0018】洗い行程が終了すると、排水をしてから低
速で両回転方向で予備脱水を行い、この時のアンバラン
ス量を検出し、アンバランス量の小さい回転方向で中間
脱水を行う。この中間脱水によって、毛布に含まれる洗
濯液が排出され、次行程のすすぎにかかる負担が減り、
また脱水振動も低減される。
【0019】すすぎ行程では、給水しながらすすぎを行
い、オーバーフロー口40からあふれ出た水は機外に排
出する。注水すすぎを行うことにより、泡切れがよくな
ってすすぎ不足も生じない。すすぎが終了すると排水
後、洗い行程の後の中間脱水と同じように中間脱水を行
い、引き続いて高速回転で脱水を行う。こうすると、毛
布に含まれていた水はある程度排出され、毛布はドラム
4の内壁に張り付いた状態になっているので、毛布の偏
りが少なくなっており、ドラム4を高速回転させて脱水
を行ってもアンバランスによる振動の発生を抑制するこ
とができる。
【0020】乾燥行程では、毛布が毛足の短い綿、また
は毛足の長い化学繊維でも重量が所定値以下であれば、
自動的に乾燥運転に移行しても、乾燥時の毛倒れや風合
いの変化が少なく乾燥できる。一方、毛布が毛足の長い
化学繊維であってしかも所定値以上の重量を有する場合
は、一時運転を停止する。この状態で毛布を取り出し、
絡みをほぐしたりして形を整えてから再びドラム4内に
入れて、乾燥運転を行う。これによって、毛布全体の乾
燥が促進され、乾燥後の良好な仕上がり状態を確保でき
る。したがって、あらゆる毛布に対して、洗濯、乾燥す
る場合の性能が向上し、良好な仕上がり状態が得られる
とともに、脱水を行う場合の振動も低減される。
【0021】
【実施例】本実施例のドラム式洗濯乾燥機を図1に示す
が、基本構成は図9に示した従来のドラム式洗濯乾燥機
と同じとなっている。以下、本発明の毛布の洗濯、乾燥
にかかわる機構、制御を中心に説明を行う。
【0022】本実施例のドラム式洗濯乾燥機では、水槽
2の後面にオーバーフロー口40が設けられており、出
し入れ口7の下端より少し高い位置にあり、流出路41
を介して排水路23の開閉弁25と排水ポンプ26との
間に接続されている。そして、洗濯物の重さを検出する
布量検出手段と、洗濯物の布質を検出する布質検知手段
と、脱水時のアンバランスを検知するアンバランス検知
手段とを有し、これらの検出信号に基づいてモータ1
1、排水ポンプ26、循環ポンプ、乾燥用ヒータ20、
洗濯用ヒータ27、開閉弁25、給水弁15を駆動制御
する制御回路42を備えている。
【0023】前記布量検出手段は、ドラム4に洗濯物を
入れて給水前に回転させたとき、モータ11の立ち上が
りの回転数が所定値に達するまでの時間により判定する
ものであり、洗濯物の布量が多くなるほど時間が長くな
る。これによって、短時間で布量を判断することができ
る。
【0024】前記布質検知手段は、ドラム4に洗濯物を
入れて一定水位まで給水をして短時間のタンブリングを
行い、水位の変化を検出する。そして、再度短時間のタ
ンブリングを行い、水位の変化を検出する。以上2回の
水位変化量と検出された容量とから布質を推定する。例
えば、綿ならば吸水性が大きいので、水位変化量が大き
くなり、ポリエステル、綿・ポリエステル混紡等の化学
繊維ならば吸水性がそれほど大きくないので、水位変化
量も大きくならない。また、他の方法として、洗濯物を
入れてドラム4を回転させて停止させたとき、ドラム4
の慣性によりモータ11も回転して起電力が発生する。
この起電力が洗濯物の重さにより変化することを利用し
て、まず洗濯物の吸水前の重さを検出し、次に吸水させ
た洗濯物の重さを検出し、両者から吸水度が算出され、
これが洗濯物の布質を表している。この方法では、一度
に洗濯物の布量と布質を検知することができる。
【0025】前記アンバランス検知手段は、水槽2の外
壁に取り付けられた振動センサ43を用い、脱水回転時
のアンバランス量を検出するもので、振動センサ43と
して、加速度ピックアップ等の加速度センサ、圧電式等
の変位センサ、距離センサを利用でき、コスト、周波数
領域の点から見て加速度ピックアップが適している。
【0026】前記制御回路42は、図2の如く、CP
U,ROM,RAMを有したマイクロコンピュータチッ
プ45と、電源スイッチ46を介して交流電源に接続さ
れた電源トランス47,整流回路48,電圧レギュレー
タ49の電源回路部と、各駆動機器に駆動信号を出力す
るドライバー50およびリレー51,トライアック52
と、水位センサ18,ドアスイッチ53からの検出信号
を変換する処理回路54とから構成されている。また、
制御回路42には、図3に示す操作パネル10に設けら
れた電源スイッチ46、スタート一時停止キー55、洗
濯乾燥コース設定用キー56、時間予約キー57等の各
キースイッチが接続され、その設定された内容に応じて
表示部60の蛍光表示管61が駆動されて点灯する。表
示部60は、図4の如く、設定されたコースや時間等の
各種情報を表示するようになっている。
【0027】そして、制御回路42は、従来からある各
洗濯コースを実行させる機能の他に、毛布コースが設け
られており、毛布を洗濯、乾燥させるために以下に示す
機能を有している。すなわち、洗い行程開始前に毛布の
重さを検出する容量センシング機能と、毛布の布質を検
出する布質センシング機能と、洗いおよびすすぎ行程に
おいて洗濯物の容量から決定される標準水位よりも高い
水位に設定するとともにドラム4を2回転以内で正反転
させ、かつドラム4の正反転の間の休止時間をドラム4
の回転時間以上とするドラム駆動制御機能と、給水しな
がらすすぎを行う機能と、開閉弁25を閉じて排水ポン
プ26を駆動してオーバーフロー口40からあふれ出た
水だけを排水する排水機能と、この給水時に給水弁15
を間欠的に開閉する給水量調節機能と、洗いおよびすす
ぎ行程の終了後に最終の脱水回転数より低い回転数で中
間脱水を行う中間脱水機能と、脱水時に中間脱水回転数
より低い回転数で正反転の各回転方向に一定時間づつ予
備脱水を行い、それぞれのアンバランス量を検知してア
ンバランス量の小さい回転方向で脱水を行う脱水運転機
能と、毛布の布質に応じて脱水後に乾燥を連続して行う
かあるいは一時停止してから乾燥を行うかを判別する乾
燥運転制御機能と、毛布の容量が所定値以下の場合は毛
布の材質に関係なく洗いから乾燥まで連続運転する連続
運転制御機能とである。
【0028】前記乾燥運転制御機能は、毛布コースで洗
濯から乾燥までの連続運転が設定されているとき、毛布
が化学繊維と判定された場合、最終すすぎ後の中間脱水
が終了した時点でドアロックを解除して一時停止を行う
とともに、ドア8の開閉が検知された後、乾燥行程に移
行するものである。ただし、ドア8の開閉が検知されな
いときでも一定時間経過したら自動的に乾燥行程に移行
するようになっている。また、毛布が綿であると判定さ
れた場合は、洗濯から乾燥までを一時停止することなく
自動的に連続運転するように制御される。
【0029】上記構成において、毛布コース以外のコー
スが選択された場合は、従来技術と同様に洗い行程から
乾燥行程に至る運転が実行される。毛布コースが選択さ
れた場合の動作を図6,7のフローチャートおよび図8
の運転タイミングチャートに基づいて説明する。まず、
ドア8を開けて、毛布をドラム4内に入れる。毛布をド
ラム4内に投入する場合のたたみ方としては、図5に示
す2通りの方法が考えられる。図5の(A)は屏風折り
と呼ばれるもので毛布を縦長方向に4つに折り、さらに
小さくたたんでいく方法であり、(B)はロール巻きと
呼ばれる方法で毛布を縦長方向に4つに折り、その後ロ
ール状にまるめる方法であり、毛布の大きさやドアの開
口部の大きさ等でたたみ方を選定すればよい。そして、
電源スイッチ46をオンすると、電源が入り表示が初期
設定される。そこで、洗いだけ、洗いから脱水まで、洗
いから乾燥までというように予め設定されている運転コ
ースの中からコースを選び、スタートキー55を押すと
運転が開始される。
【0030】ドラム4を回転させて、モータ11の立ち
上がりの回転数が所定値に達するまでの時間を測定し
て、毛布の重さを判定する。この容量センシングが終了
してから給水弁15を開けて、自動洗剤投入装置等によ
り洗剤とともに水を流し込む。このとき、開閉弁25は
閉じ、排水ポンプ26は停止している。水位が一定水位
に達したことが水位センサ18により検知されると、ド
ラム4を回転させて短時間のタンブリングを行い、水位
の変化を検出して記憶させる。次に、再度短時間のタン
ブリングを行い、水位の変化を検出して記憶させる。こ
の2回の水位変化量と先程検出した毛布の重さから布質
の推定を行う。これにより、洗いおよびすすぎの水位や
運転時間等の運転条件が自動的に設定される。
【0031】その後、洗い行程に移行し、標準コースの
ときよりも高い水位まで給水が行われ、ドラム4を低速
で正転方向に2回転させてドラム4内の毛布をタンブリ
ングによりたたき洗いする。ドラム4を停止させ、この
回転時間より長い休止時間が経過すると、ドラム4を反
転方向に2回転させて再び長い休止時間をとる。これを
設定された時間だけ繰り返す。高い水位とすることによ
り、かさの高い毛布は十分洗濯液になじみ、さらに正反
転の間の休止時間を長くとることにより、毛布に与える
衝撃が少なくなり、傷みを低減できる。
【0032】洗い行程が終了すると、ドラム4の回転は
停止され、開閉弁25が開いて排水ポンプ26が駆動さ
れ、洗濯液を機外に排出する。洗濯液は水槽2の排水孔
22から糸屑フィルタ24を経て、排水ポンプ26に至
る。このとき、洗濯液に含まれる糸屑は糸屑フィルタ2
4で捕捉され、排水路23、排水ポンプ26等が糸屑で
塞がれることを防止する。排水が完了すると、まず10
0rpm以下の低速で右回りに予備脱水を一定時間行
い、この時のアンバランス量を検出し、記憶しておく。
次に同じ回転数で左回りに予備脱水を行い、右回りの場
合と同様にアンバランス量を検出し記憶する。予備脱水
が終わると、記憶されたアンバランス量の比較を行い、
アンバランス量の小さい方向に標準コースの脱水回転数
(一般的に1000〜2000rpm)より低い回転数
で中間脱水が行われる。この中間脱水の回転数は、アン
バランスが発生しても木造家屋の床が共振しない回転数
である700rpm以下が適当である。この中間脱水に
よって、毛布に含まれる洗濯液が排出され、次行程のす
すぎにかかる負担が減り、すすぎ性能がよくなるので、
すすぎ行程の時間短縮を図れる。また、毛布をドラム4
に投入するときの毛布のたたみ方やタンブリングによる
偏りによって脱水回転方向で脱水振動に差が出てアンバ
ランスが発生するが、毛布のアンバランスは一般衣類に
比べて大きく、修正が困難である。そのため、脱水前に
ドラム4の回転方向をアンバランス量が小さい方向に選
択されるので、脱水振動を低減できる。
【0033】脱水終了後、設定された水位まで給水が行
われ、すすぎ行程が開始される。毛布を洗濯するとき一
般の衣類を洗濯する場合に比べてドラム4内での動きを
小さく押さえるため、洗剤の泡切れが悪くなる。そこ
で、給水完了後に開閉弁25を閉め、給水弁15を間欠
的に開閉してドラム4を低速で回転させ、洗濯液を含ま
ない水を毛布に含ませて給水しながらタンブリングを行
う。オーバーフロー口40からあふれた水は排水路23
に流れ、排水ポンプ26の駆動により排出される。所定
時間のすすぎが終了すると排水後、洗い行程の後の中間
脱水と同じように中間脱水を行う。この給水、すすぎ、
排水、中間脱水の一連の動作を2〜3回繰り返して、す
すぎ行程が終了する。このように、注水すすぎを行うこ
とにより、泡切れがよくなってすすぎ不足も生じず、す
すぎ性能の向上を図ることができる。しかし、給水しな
がらすすぎを行うと、給水量が必要以上に多くなって使
用水量が少ないというドラム式洗濯乾燥機の利点が損な
われるので、給水弁15を間欠的に開閉することによっ
て、給水量を制限し適性水量を確保することができる。
しかも、特別に部品を追加することなく、低コストで高
機能化を図ることができる。
【0034】そして、最後の中間脱水が終了すると、脱
水行程が開始され、中間脱水の回転数よりやや高い回転
数で中速脱水が行われる。このとき、ドラム4の回転方
向は、前の中間脱水のときと同じ回転方向にするか、あ
るいは再び各回転方向でのアンバランス量を検知して回
転方向を設定してもよい。ドラム4は高速回転して、遠
心力により毛布に含まれていた水はドラム4の小孔5か
ら飛ばされ、水槽2の内面を伝ってその下部に導かれ、
排水路23を通って排水ポンプ26により機外に強制的
に排出される。すすぎの後の中間脱水により毛布に含ま
れていた水はある程度排出され、毛布はドラム4の内壁
に張り付いた状態になっているので、毛布の偏りが少な
くなっており、ドラム4を高速回転させてもアンバラン
スによる振動の発生を抑制することができる。
【0035】脱水行程が終了すると、乾燥行程が設定さ
れていない場合はドアロックを解除し、毛布をドラム4
から取り出して運転が終了する。乾燥行程が設定されて
いる場合は、最初に行った容量センシングおよび布質セ
ンシングの結果を呼び出し、毛布が綿、または化学繊維
で重量が所定値A以下であれば自動的に乾燥運転に移行
する。乾燥用ヒータ20により加熱され高温となった空
気を送風機21でドラム4内に吹き込みながら、ドラム
4を低速回転させる。また、乾燥運転時に毛布から蒸発
した水分は温風とともに給水路16内に流れ、給水弁1
5から供給される冷却水と接触することにより水分は凝
縮して除去される。この冷却水は、ドラム4から排出さ
れる温風と接触したとき温風内に含まれる細かな糸屑
(綿ぼこり状のもの)を捕捉しながら、排水孔22から
排水路23を経て排水ポンプ26により機外に排出され
る。このとき、捕捉された糸屑は糸屑フィルタ24によ
り回収される。そして、乾燥が終了すればドアロックを
解除し運転を終了する。
【0036】一方、毛布が化学繊維であってしかも所定
値A以上の重量を有すると判定された場合は、ドアロッ
クを解除し、一時運転を停止する。この状態でドア8を
開けて、毛布を取り出し、絡みをほぐしたりして形を整
えてから再びドラム4内に入れて、ドア8を閉める。そ
して、ドアスイッチ53によりドア8の閉状態が検知さ
れると、ドアロックして乾燥運転が自動的に行われる。
このようにすることによって、毛布全体に温風を当てる
ことが可能となり、乾燥が促進され、仕上がり状態がよ
くなる。また、ドア8が開閉されない場合でも一定時間
経過したら、ドアロックをして乾燥運転に自動的に移行
し、乾燥運転が終了した時点で再度ドアロックを解除し
運転を終了する。
【0037】以上のように乾燥運転を制御する理由とし
て、化学繊維の毛布では、一般に綿の毛布に比べて毛足
が長いため、洗いすすぎ時についたくせを直さず、その
まま乾燥を行うと毛倒れ等仕上がり状態の悪化を招くこ
とになる。そのため、乾燥前に一時停止させて、毛布の
ドラム4内における状態を整えるようにすることで、乾
燥後の良好な仕上がり状態を確保できる。ただし、化学
繊維であっても形状の小さいもの(すなわち重量の軽い
もの)であれば、乾燥時のドラム4内でのタンブリング
が良好になり仕上がりもよくなるため、ドラム容積に対
する毛布重量の割合が所定値以下であれば自動的に乾燥
に移行するようにすることで、良好な仕上がり状態を確
保した上で利便性の向上を図ることができる。また、綿
の毛布では一般的に毛足が短く、材質的にも風合の劣化
が少ないため、一時停止させることなく自動的に乾燥に
移行しても良好な仕上がり状態を確保できる。したがっ
て、あらゆる毛布に対して、洗濯、乾燥する場合の性能
が向上し、良好な仕上がり状態が得られるとともに、脱
水を行う場合の振動も低減できる。
【0038】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明の
請求項1,2によると、水位を標準水位より高くして、
洗いおよびすすぎ時にドラムを2回転以内で正反転さ
せ、かつドラムの正反転の間の休止時間をドラムの回転
時間以上とした毛布の洗い、すすぎを行うことにより、
適切な水位、運転条件が設定することが可能となり、一
般の衣類の洗濯、乾燥と同じ運転条件では得られない仕
上がり状態を確保することができ、使用性の優れた洗濯
乾燥機を提供することができる。しかも、かさの高い毛
布でも十分に洗濯液やすすぎ液になじませることがで
き、洗いむらやすすぎむらの発生がなくなるとともに、
毛布の傷みを低減することができる。
【0040】請求項3によると、給水しながらすすぎを
行い、オーバーフロー口からあふれ出た水だけを機外に
排出しているので、洗剤の泡切れをよくでき、すすぎ不
足もなく、すすぎ性能を向上させることができる。
【0041】請求項4によると、洗いおよびすすぎの終
了後に行う中間脱水時にアンバランス量を検知してアン
バランス量が小さい回転方向を選択して脱水を行うの
で、アンバランスによる振動の発生を低減できる。その
ため、中間脱水が可能となり、毛布に含まれる洗濯液が
排出されてすすぎの効率がよくなったり、毛布がドラム
に均一に張り付いて脱水時の振動が低減したりして、次
行程での負担を緩和でき、全体的に見て時間短縮、すす
ぎ性能、乾燥性能の向上を図ることができる。
【0042】請求項5,6によると、毛布の布質に応じ
て脱水後に乾燥を連続して行うかあるいは一時停止して
から乾燥を行うかを判別しているので、毛足の長い毛布
に対しては一時停止させて毛布のドラム内での状態を整
えることにより、良好な仕上がり状態を確保できる。ま
た、毛足の短い毛布あるいは布量が所定値以下の毛布に
対しては洗いから乾燥まで連続運転させることにより、
手間をかけずに良好な仕上がり状態を維持することがで
き、利便性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すドラム式洗濯乾燥機の
構成図
【図2】制御回路のブロック図
【図3】操作パネルを示す図
【図4】操作パネルの表示部の拡大図
【図5】毛布の折りたたみ方の説明図
【図6】毛布コースの運転フローチャート
【図7】毛布コースの運転フローチャート
【図8】洗い行程から脱水行程までの運転タイミングチ
ャート
【図9】従来のドラム式洗濯乾燥機の構成図
【図10】ドラム式洗濯乾燥機の斜視図
【符号の説明】
1 外箱 2 水槽 3 水平軸 4 ドラム 5 小孔 11 モータ 15 給水弁 18 水位センサ 20 乾燥用ヒータ 25 開閉弁 26 排水ポンプ 40 オーバーフロー口 43 振動センサ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外箱に内装された水槽と、該水槽内に水
    平軸を介して回転自在に支持され周壁に多数の小孔を有
    するドラムと、該ドラムを回転させる駆動装置と、給水
    装置および排水装置とを備え、洗濯から乾燥までを前記
    ドラム内で行うドラム式洗濯乾燥機において、水位を標
    準水位より高くして前記ドラムの回転を低下させて洗
    い、すすぎを行う毛布洗濯手段が設けられたことを特徴
    とするドラム式洗濯乾燥機。
  2. 【請求項2】 洗いおよびすすぎ時にドラムを2回転以
    内で正反転させ、かつドラムの正反転の間の休止時間を
    ドラムの回転時間以上とするドラム駆動制御手段が設け
    られたことを特徴とする請求項1記載のドラム式洗濯乾
    燥機。
  3. 【請求項3】 水槽にオーバーフロー口を設け、給水し
    ながらすすぎを行うとき前記オーバーフロー口からあふ
    れ出た水だけを機外に排出する排出手段が設けられたこ
    とを特徴とする請求項2記載のドラム式洗濯乾燥機。
  4. 【請求項4】 脱水時のアンバランスを検知するアンバ
    ランス検知手段が設けられ、洗いおよびすすぎの終了後
    に行う中間脱水時にアンバランス量を検知してアンバラ
    ンス量が小さい回転方向を選択して脱水を行う中間脱水
    運転手段が設けられたことを特徴とする請求項1記載の
    ドラム式洗濯乾燥機。
  5. 【請求項5】 ドラム内に毛布を入れて一定水位まで給
    水をして短時間のタンブリングを行って水位の変化を検
    出すると共に再度短時間のタンブリングを行って水位の
    変化を検出し、その水位変化量と検出された容量とから
    吸水率を検出して毛布の布質を検出する布質検出手段、
    若しくは毛布の吸水前の重さを検出すると共に吸水させ
    た毛布の重さを検出し、両者から吸水率を算出して毛布
    の布質を検出する布質検出手段が設けられ、その布質検
    出手段により検出された毛布の布質の吸水率が低い場合
    脱水後に乾燥を連続して行うとともに吸水率が高い場
    合は脱水後絡みをほぐしたりして形を整えるために一時
    停止し、その後乾燥を行う乾燥運転制御手段が設けられ
    たことを特徴とする請求項1記載のドラム式洗濯乾燥
    機。
  6. 【請求項6】 洗濯物の重さを検出する布量検出手段が
    設けられ、毛布の布量が所定値以下の場合は毛布の材質
    に関係なく洗いから乾燥まで連続運転する連続運転制御
    手段が設けられたことを特徴とする請求項5記載のドラ
    ム式洗濯乾燥機。
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