JP3068468B2 - 無線通信システムの二重化装置 - Google Patents

無線通信システムの二重化装置

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JP3068468B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線通信システムの
二重化装置に係り、特に障害回避機能を備えた無線通信
システムの二重化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、無線通信システムの二重化装置
としては、特開平6−53902号公報のような回線二
重化方式を用いた無線通信システムがある。この無線通
信システムには、主信号分配装置の各無線基地局がそれ
ぞれ現用系または予備系の二系統の通信回線に接続さ
れ、正常時には現用系を使用して信号伝送を行い、現用
系の通信回線に障害が発生したときには、即座に予備系
に通信回線を切り替え、運用を継続することができる。
この二重化装置では、無線基地局などの増設を行う度に
通信回線を2本用意する必要があり、2n(nは1以上
の自然数)本の通信回線を必要としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これまでの無
線通信システムの二重化装置においては、主信号分配装
置、無線基地局と共に通信回線上の通信方向を切り替え
る手段などがないために、このような無線通信システム
は、物理的に通信回線を二重化することにより回線障害
などに対応していたため、回線コストが嵩むなどの点で
問題があった。
【0004】本発明の目的は、回線障害を低減すること
ができる平易な構成の無線通信システムの二重化装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明の無線通信システムの二重化装置
は、片通信方向である第1インターフェースおよび通信
方向が切り替え可能である第2のインターフェースとを
具備した主信号分配装置と、片通信方向である第1イン
ターフェースおよび第2インターフェースを具備した複
数の無線基地局と、主信号分配装置と第1無線基地局
間、主信号分配装置と第n(nは2以上の自然数)の無
線基地局間を接続する通信回線と、無線基地局間同士を
接続する通信回線とを備えたものである。
【0006】また本発明は、主信号分配装置と、この主
信号分配装置の配下に接続される複数の無線基地局をル
ープ状に接続した回線ループの二重化システムであっ
て、主信号分配装置と無線基地局との間の通信回線を主
信号分配装置からの指示により無線基地局が通信回線の
通信方向を反転する通信方向反転手段を備えたものであ
る。
【0007】従って、本発明は、主信号分配装置内の第
1のインターフェースから送出した信号が、順次、無線
基地局を経て主信号分配装置内の第2のインターフェー
スに到達する通信回線であって、第1の無線基地局と第
2の無線基地局間の通信回線に障害があるとき、主信号
分配装置は、第2インターフェースより第n(nは2以
上の自然数)の無線基地局、第2の無線基地局に対して
通信回線の通信方向指示を行った後に、主信号分配装置
は、第1および第2のインターフェースに同一の内容の
信号を送出することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施例の無線通信システ
ムの二重化装置について図面を参照して詳細に説明す
る。図1は本発明の一実施例の無線通信システムの二重
化装置の構成を示すブロック図、図2は図1の二重化装
置において通信回線に断線などの通信異常が生じたこと
を示す図である。これらの図1および図2において、交
換機10には通信回線によりを主信号分配装置11が接
続され、またこの主信号分配装置11には無線基地局1
7〜19までが通信回線により接続される。無線基地局
17〜19は図面では3つ記載されているが、3つには
限定されず無線基地局18と無線基地局19との間には
には複数個の無線基地局を設けることが可能である。
【0009】主信号分配装置11には、現用系インター
フェース12、予備系インターフェース13、通信処理
部14、インタフェース15,16が設けられている。
インターフェース15は片通信方向のみのインターフェ
ースであり、通信回線の正常時または異常時に関わらず
呼データや無線基地局17〜19に対する制御信号を常
時送信し、送信した信号に対するレースポンスを受信す
る。またインターフェース16は、第n(nは3以上の
自然数)無線基地局19に対する通信方向が可変可能な
インターフェースであり、通信回線が正常時には第n無
線基地局19を経た呼データを受信し、また通信回線の
異常時にはインターフェース16を通じてインターフェ
ース15より送信される信号と同一の信号を出力する。
【0010】無線基地局17〜19内の現用系インタフ
ェース20a〜20nは、通信回線の正常時に主信号分
配装置11内のインタフェース15より出力される信号
を受信し、受信した信号に対するレスポンスを送信す
る。また現用系インターフェース20a〜20nは、キ
ャリアを監視して無線基地局17であれば、主信号分配
装置11との通信回線107に対して回線障害の有無を
検出する。
【0011】無線基地局17〜19内の予備系インター
フェース21a〜21nは、回線の正常時に次の無線基
地局に対して当該無線基地局で受信した信号をスルーで
送信し、前無線基地局との図2に示す通信回線108に
異常がある時は、主信号分配装置11内のインターフェ
ース16より送信される主信号分配装置11内のインタ
ーフェース15と同様の信号の受信かつこの信号に対す
るレスポンスの送信を行う。メモリ23a〜23nは、
受信信号を格納する。通信回線107,110は、主信
号分配装置11と無線基地局17〜19との間の通信回
線であり、通信回線108,109は無線基地局間同士
の通信回線を示している。以上に説明した無線通信シス
テムの二重化装置は、全体として主信号分配装置11を
中心とした1重ループにより構成される。
【0012】主信号分配装置11は、上位の交換機10
および無線基地局17〜19の間に位置し、無線基地局
17〜19に対して呼データや制御信号を分配する機能
および無線基地局との通信回線を制御する機能を有し
無線基地局17〜19は主信号分配装置11より分配さ
れた呼データを任意のエア・フォーマットに変換し、送
出する機能および主信号分配装置11からの制御信号に
対応する処理を実行する機能を有する。
【0013】次に、本実施例の動作について通信回線が
正常時の動作と異常時における動作について説明する。
図1は通信回線が正常時における動作を説明する図であ
る。
【0014】主信号分配装置11は、上位装置である交
換機10より呼データを受信した時に、本装置内の通信
処理部14を経由してインタフェース15より全無線基
地局17〜19に対して呼データ分配を行うために、最
初に無線基地局17に送信する。この無線基地局17
は、現用系インタフェース15を経て主信号分配装置1
1より呼データを受信した場合、メモリ23aにデータ
を蓄積した後、予備系インタフェース21aより無線基
地局18に対して呼データをスルーして送信し、現用系
インターフェース20より主信号分配装置11に対して
呼データ受信通知を送信する。このようにして、無線基
地局18からそれ以降の無線基地局19に至るまで同様
の処理をそれぞれ実行する。
【0015】各無線基地局17〜19は、受信呼データ
に付加されているエア送出タイムスタンプを意識しつ
つ、エア・フォーマットを編集し、タイムスタンプで指
定されている時刻を受信機22a〜22nにより検出す
る。このときには、タイムスタンプ時刻以前には、エア
送出スタンバイになっていることとする。これにより、
全無線基地局17〜19は一斉にエア送出を開始するこ
とができる。
【0016】また主信号分配装置11より無線基地局制
御信号を当該無線基地局が現用系インターフェース20
bを経て受信したとき、制御処理実行後に、受信側イン
ターフェースである現用系インターフェース20aより
通信回線107を経て主信号分配装置11に対して制御
実行完了通知を送信する。
【0017】図2は、通信回線108に断線などの通信
障害が発生したときの、通信回線の異常時における動作
を示す。通信回線108における障害の検出は、通信回
108に接続されている無線基地局17と無線基地局
18のうち、無線基地局番号の大きい無線基地局18に
より行う。主信号分配措置11と無線基地局17との間
における回線障害の検出は、無線基地局17で行い、第
n無線基地局19と主信号分配装置11との間の通信回
線110における回線障害の検出は、主信号分配装置1
1により行う。
【0018】通信回線108において、回線障害が発生
した時には、無線基地局18は、現用系インターフェー
ス20bにおいてキャリア断などの検出により通信回線
108の障害と判断し、予備系インターフェース21b
を通じて通信回線108の障害の通知を主信号分配装置
11に対して無線基地局18、無線基地局19を経由し
て送信する。
【0019】主信号分配装置11は、通信回線108の
障害の通知をインターフェース16より受信すると無線
基地局18無線基地局19に対して通信方向を反転さ
せるための無線基地局の制御信号を通信回線108の障
害通知を受けた予備系インターフェース21n側より発
行する。このときには、無線基地局19から、無線基地
局18の順にスルーで流すことにより、それぞれの無線
基地局18,19は通信方向反転指示を受け、無線基地
局18,19がインターフェース16を通じてそれぞれ
通信方向反転完了の通知を主信号分配装置11に対して
送信する。
【0020】通信方向反転指示を受けた無線基地局1
8,19は反転前のインターフェース15,16の機能
も共に反転させ、主信号分配装置11についてはインタ
ーフェース16をインターフェース15の機能と同一に
する。
【0021】障害のある通信回線108に接続されてい
無線機値局17の予備系インターフェース21aおよ
び無線基地局18の現用系インターフェース20bの送
受信機能を停止し、終端の位置づけとし、通信回線10
8の復旧待ちとなる。復旧後には、通信回線108の復
旧の通知を無線基地局18の予備系インターフェース2
1bより無線基地局19を経て主信号分配装置11に対
して送信し、主信号分配装置11のインターフェース1
から折り返し、初期状態設定指示を通信方向反転状態
にあった無線基地局17〜19に送信することにより、
通信回線108を正常時の状態に戻すことができる。
【0022】本実施例では、主信号分配装置11と、こ
の主信号分配装置11の配下に接続される複数の無線基
地局17〜19をループ状に接続した回線ループを用
い、主信号分配装置11と無線基地局17〜19との間
の通信回線の通信方向を主信号分配装置11からの指示
により無線基地局17〜19が反転する。
【0023】従って、本実施例では、主信号分配装置1
1内のインターフェース15から送出した信号が、順
次、無線基地局17〜19を経て主信号分配装置11内
のインターフェース16に到達することができる。この
ため、例えば、無線基地局17と無線基地局18間の通
信回線108に障害があるときは、主信号分配装置11
がインターフェース16より無線基地局19、無線基地
局18に対して通信回線109の通信方向指示を行った
後に、主信号分配装置11がインターフェース15,1
6に同一の内容の信号を送出することができるので、通
信回線の削減に伴い、通信回線のコストを低減させるこ
とができる。
【0024】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の無線通
信システムの二重化装置は、主信号分配装置と複数の無
線基地局間をループ状に構成することにより、二重化す
ることにより回線数がn(nは2以上の自然数)+1本
でシステムを提供することができるので、通信回線数の
削減に伴い、通信回線コストを低減させることができる
などの効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の無線通信システムの二重化
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の無線通信システムの二重化装置の通信回
線に障害が発生したときの例を示す図である。
【符号の説明】 10 交換機 11 主信号分配装置 12 現用系インターフェース 13 予備系インターフェース 14 通信処理部 15 インターフェース 16 インターフェース 17〜19 無線基地局 20 現用系インターフェース 21 予備系インターフェース 22 受信機 23 メモリ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】信号を分配する主信号分配装置と複数の無
    線基地局とを一重ループの通信回線により接続する無線
    通信システムの二重化装置において、 前記主信号分配装置は、前記通信回線の一端に接続する
    第1のインターフェース手段と、前記通信回線の他端に
    接続して、通信方向が双方向に切り替え可能である第2
    のインターフェース手段とを備え、 前記通信回線の正常時には、前記第1のインターフェー
    ス手段から前記無線基地局に信号を供給し、 前記通信回線の障害時には、障害箇所と前記第2のイン
    ターフェース手段との間の無線基地局の通信方向を反転
    し、前記第2のインターフェース手段から通信方向を反
    転した無線基地局に信号を供給する ことを特徴とする無
    線通信システムの二重化装置。
  2. 【請求項2】前記無線基地局における通信回線の通信方
    向の反転は、前記主信号分配装置の指示により前記無線
    基地局が行うことを特徴とする請求項1に記載の無線通
    信システムの二重化装置。
  3. 【請求項3】前記通信方向を反転した後に、前記主信号
    分配装置は、前記第1および第2のインターフェース手
    段に同一内容の信号を供給することを特徴とする請求項
    1または2に記載の無線通信システムの二重化装置。
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