JP2001036510A - 制御装置の二重化方式および装置間回線二重化方式 - Google Patents

制御装置の二重化方式および装置間回線二重化方式

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JP2001036510A
JP2001036510A JP11203739A JP20373999A JP2001036510A JP 2001036510 A JP2001036510 A JP 2001036510A JP 11203739 A JP11203739 A JP 11203739A JP 20373999 A JP20373999 A JP 20373999A JP 2001036510 A JP2001036510 A JP 2001036510A
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JP11203739A
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Kenichi Igarashi
賢一 五十嵐
Toshiharu Oguchi
俊治 大口
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 制御装置の二重化及び制御装置と被制御装置
間の回線を二重化し、二重化時のデータの受信・分配及
び選択をハードにて行うことにより、システムの簡素化
を図り、かつ二重化に伴うソフト処理負荷を軽減する。 【解決手段】 制御装置10Aと、この制御装置10A
とデータ回線12−1A〜12−NAにより接続された
被制御装置11−1〜11−Nを有するシステムにおい
て、制御装置10Aと同一の機能を有する別の制御装置
10Bを設け、制御装置10Bと被制御装置11−1〜
11−N間を別のデータ回線12−1B〜12−NBに
より接続し、制御装置の立ち上げ時、一方の制御装置1
0Aが現用として起動して被制御装置とデータの送受信
を行うとともに、他方の制御装置10Bが予備としてス
タンバイ状態に入って被制御装置とデータの送受信を行
うように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御装置と有線ま
たは無線により接続される被制御装置を有する制御装置
の二重化方式および制御装置と被制御装置間回線の二重
化方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、無線通信システムにける基地局の
監視・制御などを行う制御局のような制御装置は、通常
二重化されていない。
【0003】ところで、制御装置に故障などが発生して
も被制御装置の制御を中断することなく行うことができ
るように、制御装置の外部に他の装置を接続し、この他
の装置からの制御により二重化を実現するようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の制御装置は、外部装置にて二重化する方式である
ため、構造が複雑になり、かつソフト処理負荷も増大す
るという問題があるほか、制御装置および被制御装置が
自立的に二重化切替えできる構成になっておらず、シス
テム制御の信頼性も低いという問題がある。
【0005】本発明は、このような課題を解決するため
になされたもので、システム内の制御装置を二重化し、
かつ被制御装置との装置間回線を二重化することによ
り、システムの信頼性を高めるとともに、制御装置及び
被制御装置の二重化を自立的に行うことでシステムの簡
素化を図り、かつ二重化に伴うソフト処理負荷を軽減で
きる制御装置の二重化方式および装置間回線二重化方式
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、制御装置と、この制御装置に制御される少
なくとも1つの被制御装置を有するシステムにおいて、
制御装置の二重化及び制御装置と被制御装置間の回線を
二重化し、二重化時のデータの受信・分配及び選択をハ
ードにて行うことにより、システムの簡素化を図り、か
つ二重化に伴うソフト処理負荷を軽減するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、制御装置と、この制御装置とデータ回線により接続
された少なくとも1つの被制御装置を有するシステムに
おいて、前記制御装置と同一の機能を有する別の制御装
置を設け、前記別の制御装置と前記被制御装置間は前記
データ回線と別のデータ回線により接続され、前記制御
装置の立ち上げ時、一方の制御装置が現用として起動し
て前記被制御装置とデータの送受信を行うとともに、他
方の制御装置が予備としてスタンバイ状態に入って前記
被制御装置とデータの送受信を行うように構成され、前
記送受信用のデータは、フレーム同期ワードと状態通知
データを含むフレーム構成であることを特徴とするもの
であり、制御装置を二重化することによりシステムの信
頼性が向上でき、かつデータをフレーム同期ワードと状
態通知データを含むフレーム構成とすることにより同期
検出・監視を行うことができるという作用を有する。
【0008】請求項2に記載の発明は、制御装置及び被
制御装置が、この両者間を前記回線を介してデータの送
受が可能なように相互接続する装置間インタフェース部
を備え、前記装置間インタフェースは、二重化したデー
タの送信時にその送信データを現用系と予備系のデータ
回線に分配してそれぞれのデータ回線上へ送出する分配
装置と、データ回線を介して受信される二重化データを
受信する受信装置と、前記受信装置で受信した一方の受
信デーを受信選択するとともにクロック、フレーム同期
状態を監視して、クロック同期・フレーム同期の確立状
態を表示する受信選択・同期捕捉回路を備えるものであ
り、二重化したデータの受信・分配及び選択をハードで
行うことによりデータのソフト処理量を半減できるとい
う作用を有する。
【0009】請求項3に記載の発明は、二重化時に実際
に選択している制御装置とのデータ回線は設定により選
択されることを特徴とするものであり、データ回線を任
意に選択できるという作用を有する。
【0010】請求項4に記載の発明は、一方の制御装置
の運用状態をフレーム内の状態通知データ領域に状態通
知データとして書き込み、この運用状態通知データを被
制御装置を介して他方の制御装置に通知するように構成
されていることを特徴とするものであり、一方の制御装
置の動作状態を被制御装置を介して他方の制御装置に対
し通知することができるという作用を有する。
【0011】請求項5に記載の発明は、現用として動作
する一方の制御装置のデータをフレーム内の状態通知デ
ータ領域に書き込み、この状態通知データ領域を利用し
て前記データを被制御装置を介して予備として動作する
他方の制御装置に転送できるように構成されていること
を特徴とするものであり、現用制御装置のデータを予備
制御装置に対して自動的に転送できるという作用を有す
る。
【0012】請求項6に記載の発明は、現用として動作
する一方の制御装置と予備として動作する他方の制御装
置との同期をとるために一方の制御装置と同期確立して
いる被制御装置からのフレーム同期信号を他方の制御装
置が受け取り、これにより他方の制御装置を一方の制御
装置に従属同期させることを特徴とするものであり、回
線異常が起きても複数の回線にて予備制御装置が常に現
用制御装置とフレーム同期を確立させ得るという作用を
有する。
【0013】請求項7に記載の発明は、一方の制御装置
と他方の制御装置間が、互いの動作状態を監視する監視
用回線により接続されていることを特徴とするものであ
り、両制御装置が互いの動作状態を検知可能になるとい
う作用を有する。
【0014】請求項8に記載の発明は、現用として動作
する一方の制御装置及び予備として動作する他方の制御
装置は監視用回線を介して接続される装置間インタフェ
ースを備え、この装置間インタフェースにより前記現用
制御装置のデータを前記予備制御装置に転送するように
構成されているものであり、現用制御装置のデータを予
備制御装置に対して自動的に転送できるという作用を有
する。
【0015】請求項9に記載の発明は、制御装置と、こ
の制御装置に制御される少なくとも1つの被制御装置間
を二重化したデータ回線により接続してデータの送受信
を可能にするとともに、前記送受信用のデータは、フレ
ーム同期ワードと状態通知データを含むフレーム構成と
し、かつ前記制御装置と被制御装置間を前記二重化した
データ回線を介してデータの送受が可能なように相互接
続する装置間インタフェース部を備え、前記装置間イン
タフェースは、二重化したデータの送信時にその送信デ
ータを現用系と予備系のデータ回線に分配してそれぞれ
のデータ回線上へ送出する分配装置と、データ回線を介
して受信される二重化データを受信する受信装置と、前
記受信装置で受信した一方の受信デーを受信選択すると
ともにクロック、フレーム同期状態を監視して、クロッ
ク同期・フレーム同期の確立状態を表示する受信選択・
同期捕捉回路を備えるものであり、装置間回線の二重化
により、信頼性の高い、簡素でかつ低コストのシステム
を提供できるという作用を有する。
【0016】(実施の形態1)図1ないし図6により本
発明の実施の形態1について説明する。
【0017】図1は本発明の実施の形態1における制御
装置の二重化方式の構成を示すブロック図、図2は本発
明の実施の形態1における制御装置と被制御装置の内部
の主要構成を示すブロック図、図3は本発明の実施の形
態1における制御装置及び被制御装置の装置間インタフ
ェース部の内部構成を示すブロック図、図4は本発明の
実施の形態1における装置間インタフェース部の二重化
装置の構成を示すブロック図、図5は本発明の実施の形
態1における装置間の送受信データのフレーム構成図で
ある。
【0018】図1において、10A及び10Bは、例え
ば無線通信システムの制御局などに相当する制御装置で
あり、この制御装置10A及び10Bの一方が現用とし
て機能し、他方が予備用として機能する構成になってい
る。また、11−1〜11−Nは、例えば無線通信シス
テムの基地局などに相当する被制御装置であり、この被
制御装置11−1〜11−Nはデータ回線12−1A〜
12−NAにより制御装置10Aに接続され、さらに、
データ回線12−1B〜12−NBを介して制御装置1
0Bにも接続されている。
【0019】このように構成された制御装置10Aと制
御装置10Bの初期立ち上げ時は、制御装置10Aが現
用として起動し、これにより、制御装置10Aと各被制
御装置11−1〜11−N間で図5に示す同期フレー
ム、状態通知データ及び音声・非音声・制御データの授
受を行う。また、制御装置10Bは予備としてスタンバ
イ状態に入り、この制御装置10Bと各被制御装置11
−1〜11−N間で同期フレーム及び状態通知データの
授受を行う。
【0020】次に、現用または予備として機能する制御
装置10A及び10Bと被制御装置11−1の概略的内
部構成及び両者間の接続関係を図2を用いて説明する。
なお図2では被制御装置11−1のみしか示していない
が、他の被制御装置(〜11−N)についても同様な構
成及び接続関係になっているので、これら被制御装置の
構成及び接続関係の説明は省略する。
【0021】図2において、制御装置10Aは、全体を
制御する主制御部21と、この主制御部21に接続され
制御装置10Aと被制御装置11−1間をデータの送受
が可能なように相互に接続する装置間インタフェース部
22を備え、この装置間インタフェース部22はデータ
回線12−1Aを介して被制御装置11−1に接続され
ている。また、制御装置10Bは、制御装置10Aと同
様に全体を制御する主制御部23と、この主制御部23
に接続され制御装置10Bと被制御装置11−1間をデ
ータの送受が可能なように相互に接続する装置間インタ
フェース部24を備え、この装置間インタフェース部2
4はデータ回線12−1Bを介して被制御装置11−1
に接続されている。
【0022】また、被制御装置11−1は、全体を制御
する主制御部25と、この主制御部25に接続され被制
御装置11−1と制御装置10Aおよび10B間をデー
タの送受が可能なように相互に接続する装置間インタフ
ェース部26と、図示省略の移動局等と無線通信を行う
無線部27を備え、この装置間インタフェース部26は
制御装置10Aおよび10Bの装置間インタフェース部
22および装置間インタフェース部24にそれぞれのデ
ータ回線12−1Aおよび12−1Bを介して接続され
ている。
【0023】次に、制御装置10A、10Bの装置間イ
ンタフェース部22と24、及び被制御装置の装置間イ
ンタフェース部26の内部構成について図3を用いて説
明する。これらの各装置間インタフェース部22、2
4、26は、CPU32と二重化装置33とレベル変換
部34および装置間回線と接続される入出力部35を備
える。CPU32は他ユニットとのデータ線および二重
化装置33に接続され、二重化装置33はレベル変換部
34と接続され、またレベル変換部34は入出力部35
を介して装置間回線と接続されている。
【0024】次に、上記二重化装置33の内部構成につ
いて図4を用いて説明する。この図4において、二重化
装置33は、CPU32からシリアルに送出される送信
データSD1を回線A系の送信データSD1Aと回線B
系の送信データSD1Bに分配する分配装置42と、回
線A系の入出力部35Aおよび回線B系の入出力部35
Bを通して受信される回線A系の受信データRD1Aお
よび回線B系の受信データRD1Bを受信する受信装置
43と、この受信装置43で受信した受信データRD1
Aおよび受信データRD1Bを受信選択するとともにク
ロック、フレーム同期状態を監視して、クロック同期・
フレーム同期の確立状態を表示する受信選択・同期捕捉
回路44を備え、また、この受信選択・同期捕捉回路4
4は受信選択した受信データRD1AおよびRD1Bの
一方を受信データRD1としてCPU32へ伝送するよ
うに構成されている。
【0025】次に、制御装置と被制御装置間で送受され
るデータの構成について、図5を用いて説明する。この
図5において、装置間で送受されるデータは、フレーム
同期信号51と、音声・非音声・制御データ52および
他装置の状態を表す状態通知データ53とから構成さ
れ、これを1フレームとしている。
【0026】次に、上記のように構成された本発明の実
施の形態1における制御装置の二重化システムの動作に
ついて、図4〜図6を参照して説明する。
【0027】まず、被制御装置におけるデータの分配・
受信について説明する。図4に示すように、二重化デー
タの送信時は、二重化装置33内の分配回路42により
送信データSD1を回線A系の送信データSD1Aと回
線B系の送信データSD1Bに分配する。分配された回
線A系の送信データSD1Aはレベル調整された後、入
出力部35Aを通してA系のデータ回線上に送出され
る。また、回線B系の送信データSD1Bはレベル調整
された後、入出力部35Bを通してB系のデータ回線上
に送出される。この送信データSD1AとSD1Bの出
力のイネーブルおよびディスエーブルは設定により可能
である。
【0028】また、二重化データの受信時に、入出力部
35Aおよび35Bを通して受信される回線A系の受信
データRD1Aと回線B系の受信データRD1Bは二重
化装置33に取り込まれ、受信装置43により受信す
る。そして、二重化装置33内の受信選択・同期捕捉回
路44では、受信データRD1A、RD1Bのクロック
およびフレーム同期状態を監視し、クロック同期・フレ
ーム同期の確立状態を表示する。さらに、受信選択・同
期捕捉回路44では、受信データRD1AおよびRD1
Bの一方を設定に従って選択し、装置間回線からCPU
32への受信データRD1としてCPU32の同期シリ
アルに対して出力する。
【0029】受信回線の切り替えはハードウェア制御以
外にソフトウェアによる制御装置との同期確立シーケン
スが実行されるため、受信データの選択はハードウエア
では行わず、ソフトウェア選択によるレジスタ設定で切
り替え時の誤動作のないようにすることが可能になる。
ここでは、CPU33からみると一重系のデータを入出
力し、二重化装置33にて二重化の変換を行うため、ソ
フトウェア的にはCPUのシリアル処理を半分の負荷で
済ますことができる。
【0030】このように装置間データの受信・分配をハ
ードウェアで行うため、ソフトウェアのデータ処理量を
半減させることができる。
【0031】本実施の形態における二重化システムの装
置で扱う送信・受信データは、図5に示すように、フレ
ーム同期信号51、音声・非音声・制御データ52およ
び状態通知データ53から構成されているため、二重化
装置33内の受信選択・同期捕捉回路44では受信デー
タの1フレームの先頭にあるフレーム同期信号51を検
出することにより同期データを監視している。したがっ
て、回線異常時は同期外れにより認識可能である。ま
た、この送信・受信データは、フレーム内の規定の位置
に他の装置の状態通知データ(8ビット)53を備えて
いる。
【0032】同期及び同期外れは、前のフレーム同期信
号を受信した後、規定のクロック数を受信した後に再び
フレーム同期信号があることで同期確立を認識するよう
にしている。また、同期外れは、フレーム同期信号が3
フレーム外れたことにより、受信選択・同期捕捉回路4
4にてハード的に認識し、1または2フレーム程度のフ
レーム同期信号が検出できない場合は同期外れとしない
構成になっている。
【0033】同期の確立、失敗は図3のCPU32が二
重化装置33内に設けたレジスタの内容を読み込むこと
により、装置間回線毎(A系、B系個別)に確認できる
構成になっている。
【0034】このように二重化システムの装置で扱う送
信・受信データをフレーム同期信号51、音声・非音声
・制御データ52および状態通知データ53から構成す
ることにより、同期検出・監視を行うことができる。
【0035】次に、二重化時に実際に選択している制御
装置とのデータ回線を設定により選択する場合について
説明する。
【0036】この場合は、図1に示すデータ通信回線A
系、B系に対する回線の選択を設定により行う。これに
伴い、図4に示す二重化装置33では、上記設定によ
り、回線A系、回線B系ともに正常な時は(回線A、回
線Bの同期ビットに「1」が立っている)、回線A系、
回線B系のいずれかを選択する。ここで、回線A系が選
択されている時、この回線A系に異常が発生した場合
(回線A系の同期ビットが「0」)、回線B系が正常で
あれば、回線B系が選択される。また、この回線B系に
切り替える時は、データの欠落を防止するために、デー
タの再送信開始をフレームの先頭に合わせて行うように
なっている。
【0037】このように二重化時に実際に選択している
制御装置とのデータ通信回線を設定により任意に選択す
ることが可能になる。
【0038】次に、図1に示す構成の二重化制御装置に
おいて、被制御装置11−1から制御装置10Aの運用
状態を制御装置10Bに通知する他系運用状態通知の動
作について説明する。ここでは、図5に示す状態通知デ
ータを用いて各被制御装置から制御装置に対して他系制
御装置の同期状態を通知する場合について、図6を参照
して述べる。
【0039】図6はチャネル毎の状態通知データの送受
信を模式的に示した説明図であり、制御装置10A、1
0Bの二重化装置および被制御装置11−1の二重化装
置は、装置間回線毎に、すなわち1〜4チャネルと5〜
8チャネル毎に状態送信/受信レジスタと受信SYNC
(同期)レジスタをそれぞれ備えている。
【0040】この図6において、状態通知データのレジ
スタへの設定はソフトおよびハード制御により行われ
る。
【0041】ハード制御選択時は、制御装置10A、1
0Bの状態送信レジスタは固定値となり、被制御装置1
1−1の二重化装置は各制御装置10A、10Bの受信
同期状態を監視している。このため、その同期状態は、
被制御装置11−1の二重化装置内の受信SYNCレジ
スタに反映されると同時に、状態通知データを被制御装
置11−1の状態送信レジスタに書き込む。ここで、状
態通知データは回線同期の時F5、同期外れの時FAと
する。この他系制御装置の同期状態通知データの値は制
御装置10A、10Bにより受信された後、その二重化
装置内の状態受信レジスタにハード的に書き込み、その
レジスタの参照を可能にする。
【0042】ソフト制御選択時は、制御装置10A、1
0Bおよび被制御装置11−1とも状態通知データを状
態送信レジスタに8ビットのデータとして書き込むこと
で、フレームの規定の位置に配置され、装置間回線上に
送出される。被制御装置11−1の受信側では、この状
態通知データを二重化装置が被制御装置11−1の状態
受信レジスタにハード的に書き込むので、そのレジスタ
をソフトにて参照可能であり、そして、制御装置10
A、10Bに対する状態送信レジスタに同期状態を示す
8ビットのデータを書き込むことにより、フレームの規
定位置に配置され、装置間回線上に送出される。制御装
置10A、10Bの受信側では、この状態通知データを
二重化装置が被制御装置11−1の状態受信レジスタに
ハード的に書き込むので、そのレジスタはソフトにて参
照可能である。
【0043】したがって、ハード設定時、ソフト設定時
とも制御装置10A、10Bでは被制御装置11−1
(〜11−N)から送られた状態通知データの状態受信
レジスタを参照することで、他系制御装置の動作状態を
確認することが可能になる。また、この状態により、そ
れぞれの制御装置10A、10Bは自系が現用か、予備
のいずれとして動作するかを判断できる。
【0044】このようにして、状態通知データを用いて
各被制御装置から制御装置に対し他系制御装置の同期状
態を通知することができる。
【0045】次に、被制御装置を経由した現用制御装置
のデータを予備制御装置へ転送する場合について、図6
を参照して説明する。
【0046】上述したソフト制御選択時では、現用制御
装置10Aの状態通知データを被制御装置11−1(〜
11−N)経由で予備の制御装置10Bへ伝送する場合
について説明したが、フレーム内の状態通知用として規
定した位置の8ビットにソフトで現用制御装置10Aの
任意のデータを書き込むことにより、このデータを被制
御装置11−1(〜11−N)を介して予備制御装置1
0Bへ転送し現用制御装置10Aと通信することが可能
になる。
【0047】また、フレーム内の通常のデータ部につい
ても被制御装置11−1(〜11−N)にて制御装置1
0Aからの受信データを制御装置10Bに送信すること
により、制御装置10Aと制御装置10B間の通信が可
能になり、現用制御装置のデータを予備制御装置へ自動
的に転送することができる。
【0048】次に、制御装置のフレーム従属同期につい
て、図1を参照して説明する。
【0049】図1において、制御装置10Aが現用の場
合、この制御装置10Aはフレーム同期信号を規定の位
置に挿入した同期フレームを作り出し自走する。この
時、制御装置10Bは予備となるが、同期フレームの位
置関係を保つために制御装置10Bを制御装置10Aに
対してフレーム従属同期させる。
【0050】ここで、制御装置10Bが受け取るフレー
ムは、制御装置10Aと同期確立している各被制御装置
からの装置間回線に乗っているフレーム同期信号のいず
れから再生される。この場合、図2に示す制御装置10
Bの主制御部23は装置間インタフェース部24の装置
間回線同期状態を参照する。そして、各被制御装置から
のデータ中の状態通知データを参照し、現用制御装置と
同期確立している回線を選択する。
【0051】ここで、同期確立している装置間回線が複
数ある場合は、被制御装置番号の小さいものを選択し、
その同期ワードから再生したフレームを制御装置10B
内部のフレームとする。また、自系が予備の場合は上記
のように現用制御装置とフレーム同期を確立させる。ま
た、自系が予備制御装置から現用制御装置に切り替わっ
た場合は、それまで使用していたフレームを基に自走を
始める。そして、被制御装置は制御装置切り替え時に再
びフレーム同期する。
【0052】このようにして、現用制御装置10Aと予
備制御装置10Bの同期をとるために被制御装置から同
期フレームを受け取り、予備制御装置10Bを現用制御
装置10Aに従属同期させることにより、回線異常が起
きても複数の回線にて予備制御装置は常に現用制御装置
とのフレーム同期の確立が可能になる。
【0053】したがって、上記のような本実施の形態1
によれば、制御装置の二重化を自立的に行うことでシス
テムの簡素化を図り、かつ信頼の高い制御装置を得るこ
とができるとともに、二重化に伴うソフト処理負荷を軽
減できる。
【0054】(実施の形態2)図7〜図10により本発
明の実施の形態2における装置間回線の二重化方式につ
いて説明する。
【0055】図7は、制御装置と被制御装置間の回線を
二重化した場合の構成図を示すもので、制御装置71と
被制御装置72間は、送信A系およびB系のデータ回線
SD−A、SD−Bと、受信A系およびB系のデータ回
線RD−A、RD−Bにより接続されている。
【0056】図8は、制御装置71および被制御装置7
2の概略的内部構成および両者間の接続関係を示すブロ
ック図であり、制御装置71は、全体を制御する主制御
部81と、制御装置71と被制御装置72間をデータの
送受が可能なように相互に接続する装置間インタフェー
ス部82を備え、この装置間インタフェース部82はA
系とB系の二重化データ回線83を介して被制御装置7
2に接続されている。
【0057】また、被制御装置72は、全体を制御する
主制御部84と、この主制御部84に接続され被制御装
置72と制御装置71間をデータの送受が可能なように
相互に接続する装置間インタフェース部85と、図示省
略の移動局等と無線通信を行う無線部86を備え、この
装置間インタフェース部85は制御装置71の装置間イ
ンタフェース部82に二重化データ回線83を介して接
続されている。
【0058】なお、制御装置71には、図10に示すよ
うに、複数の被制御装置72−1〜72−Nが二重化さ
れたA系およびB系の回線1A、1B〜回線NA、NB
を介して接続されている。
【0059】また、上記回線二重化時においても上述し
た制御装置の二重化時と同様に、制御装置71の装置間
インタフェース部82および被制御装置71の装置間イ
ンタフェース部85は図3に示す構成の各要素を備え、
さらに、その二重化装置も図4に示す構成要素を備えて
いる。また、この回線二重化方式に用いられるデータも
図5に示すフレーム構成になっている。
【0060】次に、図7および図8に示す回線二重化装
置の動作について説明する。
【0061】まず、データの受信・送信において、二重
化データの送信時は、図4に示すように二重化装置33
内の分配装置42にてCPUから装置間回線への送信デ
ータSD1を分配し、A系の送信データSD1Aおよび
B系の送信データSD1Bとして装置間の回線上に送出
する。また、二重化データの受信時はA系の受信データ
RD1AおよびB系の受信データRD1Bを二重化装置
33に取り込み、受信装置44にて受信する。そして、
二重化装置33内の受信選択・同期捕捉回路44では、
受信データRD1A、RD1Bのクロック及びフレーム
同期状態を監視し、クロック同期レジスタ、フレーム同
期レジスタに同期確立状態を表示する。また受信選択・
同期捕捉回路44では、受信データRD1AおよびRD
1Bの一方をレジスタ設定に従って選択し、装置間回線
からCPU32への受信データRD1としてCPU32
の同期シリアルに対して出力する。
【0062】受信回線の切り替えはハードウェア制御以
外にソフトウェアによる制御装置との同期確立シーケン
スが実行されるため、受信データの選択はハードウエア
では行わず、ソフトウェア選択によるレジスタ設定で切
り替え時の誤動作のないようにすることが可能になる。
【0063】また、同期監視において、図4に示す装置
間の二重化装置33は図5に示すフレームの先頭に挿入
されたフレーム同期信号を検出することにより、同期デ
ータの監視を行っているため、回線異常時は同期外れに
よって認識可能である。そして、同期・同期外れは前の
同期ワードを受信した後、規定のクロック数を受信後に
再び同期ワードがあることで同期確立とし、また、同期
外れは同期フレームが3フレーム外れたことによって二
重化装置33内の受信選択・同期捕捉回路44にてハー
ド的に認識し、1〜2フレーム程度同期捕捉に失敗した
時は同期外れとしない構成になっている。
【0064】また、同期確立、失敗は図3に示すCPU
32が二重化装置33内のレジスタの内容を読み取るこ
とにより回線毎(A系、B系個別)に確認できる。ま
た、回線の選択については、上記実施の形態1で述べた
方法により、制御装置71、被制御装置72がA系、B
系の回線を監視した結果を基にして回線選択を行う。
【0065】図9は、上述した回線二重化時の制御装置
71と被制御装置72間でチャネル毎に、すなわち1〜
4チャネルと5〜8チャネル毎にデータの送受信の状態
を模式的に示すた説明図である。
【0066】このように、装置間データのハードウェア
による分配・受信機能、同期ワードを持つデータから同
期検出・監視機能、及び使用回線の選択機能を備えるこ
とにより、信頼性の高い装置間回線の二重化を低コスト
で実現することができる。
【0067】(実施の形態3)図11および図12によ
り本発明の実施の形態3における制御装置間の監視方式
について説明する。
【0068】図11は本発明の実施の形態3における制
御装置間の監視を可能にした二重化方式の制御装置と被
制御装置との接続関係を示すブロック図、図12は本発
明の実施の形態3における制御装置および被制御装置の
内部の主要構成を示すブロックである。
【0069】図11において、図1と同一の構成要素に
は同一符号を付して説明すると、無線通信システムの制
御局などに相当する制御装置10Aと10B間は監視用
回線111により接続されている。この制御装置10A
および10Bの一方が現用として機能し、他方が予備用
として機能するものである。また、現用として動作する
制御装置10Aには、無線通信システムの基地局などに
相当する複数の被制御装置11−1〜11−Nがデータ
回線12−1A〜12−NAを介して接続され、さらに
予備用として動作する制御装置10Bには被制御装置1
1−1〜11−Nがデータ回線12−1B〜12−NB
を介して接続されている。
【0070】図12において、制御装置10Aは、図2
に示す場合と同様な主制御部21及び装置間インタフェ
ース部22を備えるとともに、制御装置10Aと10B
間をデータの送受が可能なように相互に接続する装置間
インタフェース部112を新たに備えている。また、制
御装置10Bは、図2に示す場合と同様な主制御部23
及び装置間インタフェース部24を備えるとともに、制
御装置10Aと10B間をデータの送受が可能なように
相互に接続する装置間インタフェース部113を新たに
備えており、この装置間インタフェース部113と制御
装置10Aの装置間インタフェース部112間は監視用
回線111により接続されている。
【0071】また、被制御装置11−1は、図2に示す
場合と同様な主制御部25、装置間インタフェース部2
6および無線部27を備え、装置間インタフェース部2
6は制御装置10Aおよび10Bの装置間インタフェー
ス部22および装置間インタフェース部24にそれぞれ
のデータ回線12−1Aおよび12−1Bを介して接続
されている。
【0072】このように構成された実施の形態3におけ
る制御装置10Aと10Bは、監視用回線111を介し
て装置間インタフェース部112と113により、相互
監視を行う。すなわち、図5に示す同期ワードと状態通
知データを持つフレーム構造のデータを送受することに
より、同期フレーム、データの交換を可能にする。
【0073】そして、制御装置10A、10Bでは、こ
の監視用回線111の同期状態およびデータの交換によ
り、他系制御装置の状態を監視することができ、かつ制
御データの授受を行うことにより、被制御装置からの状
態通知に加えることで制御装置の信頼性を高めることが
できる。
【0074】また、現用として動作する制御装置は予備
として動作する制御装置に対して、監視用回線の制御デ
ータとして制御装置の管理情報を付加することにより、
定期的に管理情報のバックアップを行う。これによっ
て、制御装置10Aから制御装置10Bに切り替わった
時、初期設定ではなく、直前まで制御装置10Aにて運
用されていた管理情報によりシステムを運用することが
できる。
【0075】このように実施の形態3によれば、他系制
御装置の監視機能とデータ転送機能を備えることによ
り、信頼性の高い、簡素で低コストの装置を提供するこ
とができる。
【0076】
【発明の効果】以上のように本発明の制御装置の二重化
方式および装置間回線二重化方式によれば、システム内
の制御装置を二重化し、かつ被制御装置との装置間回線
を二重化することにより、システムの信頼性を高めると
ともに、制御装置及び被制御装置の二重化を自立的に行
うことでシステムの簡素化を図り、かつ二重化のデータ
をハードにて受信・分配することにより、ソフト処理負
荷を軽減することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における制御装置二重化
方式の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1における制御装置と被制
御装置の内部の主要構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態1における制御装置及び被
制御装置の装置間インタフェース部の内部構成を示すブ
ロック図
【図4】本発明の実施の形態1における装置間インタフ
ェース部の二重化装置の構成を示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態1における装置間の送受信
データのフレーム構成図
【図6】本発明の実施の形態1におけるチャネル毎の送
受信を模式的に示す説明図
【図7】本発明の実施の形態2における制御装置と被制
御装置間の回線を二重化した場合の構成図
【図8】本発明の実施の形態2における制御装置および
被制御装置の概略的内部構成および両者間の接続関係を
示すブロック図
【図9】本発明の実施の形態2における回線二重化時の
制御装置と被制御装置間でチャネル毎のデータの送受信
の状態を模式的に示すた説明図
【図10】本発明の実施の形態2における回線二重化時
の制御装置と複数の被制御装置との接続関係を示す系統
【図11】本発明の実施の形態3における制御装置間の
監視回線系統を示すブロック図
【図12】本発明の実施の形態3における制御装置と被
制御装置の内部の主要構成を示すブロック図
【符号の説明】
10A,10B 制御装置 11−1〜11−N 被制御装置 12−1A〜12−NA,12−1B〜12−NB デ
ータ回線 21,23,25 主制御部 24,26 装置間インタフェース部 27 無線部 32 CPU 33 二重化装置 34 レベル変換部 35,35A,35B 入出力部 42 分配装置 43 受信装置 44 受信選択・同期捕捉回路 51 フレーム同期信号 52 音声・非音声・制御データ 53 状態通知データ 71 制御装置 72 被制御装置 SD−A,SD−B,D−A,RD−B データ回線 81,84 主制御部 82,85 装置間インタフェース部 86 無線部 111 監視用回線 112,113 装置間インタフェース部
フロントページの続き Fターム(参考) 5B034 BB02 BB17 CC01 CC05 DD02 5K014 AA01 CA03 CA06 EA07 FA01 5K030 GA12 HB15 KA14 LB08 MA01 MA08 MB08 MD02 5K047 AA12 BB04 GG06 HH01 KK04 KK18 9A001 CC03 CC05 CC07 LL02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御装置と、この制御装置とデータ回線
    により接続された少なくとも1つの被制御装置を有する
    システムにおいて、前記制御装置と同一の機能を有する
    別の制御装置を設け、前記別の制御装置と前記被制御装
    置間は前記データ回線と別のデータ回線により接続さ
    れ、前記制御装置の立ち上げ時、一方の制御装置が現用
    として起動して前記被制御装置とデータの送受信を行う
    とともに、他方の制御装置が予備としてスタンバイ状態
    に入って前記被制御装置とデータの送受信を行うように
    構成され、前記送受信用のデータは、フレーム同期ワー
    ドと状態通知データを含むフレーム構成であることを特
    徴とする制御装置の二重化方式。
  2. 【請求項2】 制御装置及び被制御装置は、この両者間
    を前記回線を介してデータの送受が可能なように相互接
    続する装置間インタフェース部を備え、前記装置間イン
    タフェースは、二重化したデータの送信時にその送信デ
    ータを現用系と予備系のデータ回線に分配してそれぞれ
    のデータ回線上へ送出する分配装置と、データ回線を介
    して受信される二重化データを受信する受信装置と、前
    記受信装置で受信した一方の受信デーを受信選択すると
    ともにクロック、フレーム同期状態を監視して、クロッ
    ク同期・フレーム同期の確立状態を表示する受信選択・
    同期捕捉回路を備えることを特徴とする請求項1記載の
    制御装置の二重化方式。
  3. 【請求項3】 二重化時に実際に選択している制御装置
    とのデータ回線は設定により選択されることを特徴とす
    る請求項1記載の制御装置の二重化方式。
  4. 【請求項4】 一方の制御装置の運用状態をフレーム内
    の状態通知データ領域に状態通知データとして書き込
    み、この運用状態通知データを被制御装置を介して他方
    の制御装置に通知するように構成されていることを特徴
    とする請求項1記載の制御装置の二重化方式。
  5. 【請求項5】 現用として動作する一方の制御装置のデ
    ータをフレーム内の状態通知データ領域に書き込み、こ
    の状態通知データ領域を利用して前記データを被制御装
    置を介して予備として動作する他方の制御装置に転送で
    きるように構成されていることを特徴とする請求項1記
    載の制御装置の二重化方式。
  6. 【請求項6】 現用として動作する一方の制御装置と予
    備として動作する他方の制御装置との同期をとるために
    一方の制御装置と同期確立している被制御装置からのフ
    レーム同期信号を他方の制御装置が受け取り、これによ
    り他方の制御装置を一方の制御装置に従属同期させるこ
    とを特徴とする請求項1記載の制御装置の二重化方式。
  7. 【請求項7】 一方の制御装置と他方の制御装置間は、
    お互いの動作状態を監視する監視用回線により接続され
    ていることを特徴とする請求項1記載の制御装置の二重
    化方式。
  8. 【請求項8】 現用として動作する一方の制御装置及び
    予備として動作する他方の制御装置は監視用回線を介し
    て接続される装置間インタフェースを備え、この装置間
    インタフェースにより前記現用制御装置のデータを前記
    予備制御装置に転送するように構成されていることを特
    徴とする請求項7記載の制御装置の二重化方式。
  9. 【請求項9】 制御装置と、この制御装置に制御される
    少なくとも1つの被制御装置間を二重化したデータ回線
    により接続してデータの送受信を可能にするとともに、
    前記送受信用のデータは、フレーム同期ワードと状態通
    知データを含むフレーム構成とし、かつ前記制御装置と
    被制御装置間を前記二重化したデータ回線を介してデー
    タの送受が可能なように相互接続する装置間インタフェ
    ース部を備え、前記装置間インタフェースは、二重化し
    たデータの送信時にその送信データを現用系と予備系の
    データ回線に分配してそれぞれのデータ回線上へ送出す
    る分配装置と、データ回線を介して受信される二重化デ
    ータを受信する受信装置と、前記受信装置で受信した一
    方の受信デーを受信選択するとともにクロック、フレー
    ム同期状態を監視して、クロック同期・フレーム同期の
    確立状態を表示する受信選択・同期捕捉回路を備えるこ
    とを特徴とする装置間回線二重化方式。
JP11203739A 1999-07-16 1999-07-16 制御装置の二重化方式および装置間回線二重化方式 Withdrawn JP2001036510A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011136632A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Hitachi Ltd 鉄道保安システム
JP2016082250A (ja) * 2014-10-09 2016-05-16 富士通株式会社 情報処理システム、プログラム、及び情報処理方法

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