JPH11313012A - 基地局の送信システム - Google Patents
基地局の送信システムInfo
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- JPH11313012A JPH11313012A JP11007080A JP708099A JPH11313012A JP H11313012 A JPH11313012 A JP H11313012A JP 11007080 A JP11007080 A JP 11007080A JP 708099 A JP708099 A JP 708099A JP H11313012 A JPH11313012 A JP H11313012A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 基地局における同期補償部のうちの1つに障
害が生じて予備の同期補償部が稼働しているときに、さ
らに他の同期補償部に障害が生ずると、システムは運用
不能になってしまう。 【解決手段】 同期補償部7(SYS3)に障害が生じ
予備の同期補償部10が、同期補償部7に代わってSY
S3系統の同期補償処理を行っているときに、同期補償
部8(SYS4)に障害が生じたときには、予備の同期
補償部10の他方のシステムデコーダ部がSYS4のデ
ータを取り込む。さらに、予備の同期補償部10の出力
接続制御部が、一出力−SYS3の送信装置13に至る
出力、他の出力−SYS4の送信装置14に至る出力と
接続されるように設定される。
害が生じて予備の同期補償部が稼働しているときに、さ
らに他の同期補償部に障害が生ずると、システムは運用
不能になってしまう。 【解決手段】 同期補償部7(SYS3)に障害が生じ
予備の同期補償部10が、同期補償部7に代わってSY
S3系統の同期補償処理を行っているときに、同期補償
部8(SYS4)に障害が生じたときには、予備の同期
補償部10の他方のシステムデコーダ部がSYS4のデ
ータを取り込む。さらに、予備の同期補償部10の出力
接続制御部が、一出力−SYS3の送信装置13に至る
出力、他の出力−SYS4の送信装置14に至る出力と
接続されるように設定される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動無線システム
等における基地局の送信システムに関する。
等における基地局の送信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の基地局の送信システムを
示すブロック図である。各基地局には、中央局からの1
〜nシステム分の多重データ信号がディジタル回線また
はアナログ専用線を介して入力される。そして、冗長性
を確保するために、中央局と各基地局との間は、2系統
の回線が設けられている。通常時に運用されている現用
回線に障害が発生しても、通常時には待機している予備
回線に切り替えられることによって、システム全体とし
て運用不能状態になることが防止される。
示すブロック図である。各基地局には、中央局からの1
〜nシステム分の多重データ信号がディジタル回線また
はアナログ専用線を介して入力される。そして、冗長性
を確保するために、中央局と各基地局との間は、2系統
の回線が設けられている。通常時に運用されている現用
回線に障害が発生しても、通常時には待機している予備
回線に切り替えられることによって、システム全体とし
て運用不能状態になることが防止される。
【0003】中央局からの多重データ信号は、基地局に
おいて、多重信号デコード部300,400を介して各
同期補償部105〜109および予備の同期補償部(S
PA)110に入力される。各同期補償部105〜10
9および予備の同期補償部110は監視制御部101の
監視を受けるとともに、GPS受信装置2からの時刻情
報を入力する。また、各同期補償部105〜109から
の同期のとれたデータ信号は各送信装置11〜15に供
給される。各送信装置11〜15は、データ変調を行っ
て移動端末等に信号を送信する。予備の同期補償部11
0は、同期補償部105〜109のいずれかに障害が生
じたときに、その同期補償部に代わって同期補償動作を
行う。同期補償部105〜109の数がn、すなわちシ
ステム中にn個の系統があるとすると、1つの予備の同
期補償部110が設けられているこのような方式を、n
+1方式と呼ぶことにする。
おいて、多重信号デコード部300,400を介して各
同期補償部105〜109および予備の同期補償部(S
PA)110に入力される。各同期補償部105〜10
9および予備の同期補償部110は監視制御部101の
監視を受けるとともに、GPS受信装置2からの時刻情
報を入力する。また、各同期補償部105〜109から
の同期のとれたデータ信号は各送信装置11〜15に供
給される。各送信装置11〜15は、データ変調を行っ
て移動端末等に信号を送信する。予備の同期補償部11
0は、同期補償部105〜109のいずれかに障害が生
じたときに、その同期補償部に代わって同期補償動作を
行う。同期補償部105〜109の数がn、すなわちシ
ステム中にn個の系統があるとすると、1つの予備の同
期補償部110が設けられているこのような方式を、n
+1方式と呼ぶことにする。
【0004】図6は、多重信号デコード部300の構成
を示すブロック図である。なお、図6には多重信号デコ
ード部300の構成が示されているが、多重信号デコー
ド部400の構成も同じである。多重信号デコード部3
00において、回線入力インタフェース部311は、デ
ィジタル回線またはアナログ専用線を介して入力された
ディジタル信号またはアナログ信号を内部ディジタル信
号に変換する。そして、多重信号変換部312は、内部
ディジタル信号から必要なデータ部分を取り出し、シー
ムレスな、すなわち連続的なデータ信号として出力す
る。なお、多重信号デコード部300,400は、一方
が現用で他方が待機用であるが、ともに常時動作してい
る。
を示すブロック図である。なお、図6には多重信号デコ
ード部300の構成が示されているが、多重信号デコー
ド部400の構成も同じである。多重信号デコード部3
00において、回線入力インタフェース部311は、デ
ィジタル回線またはアナログ専用線を介して入力された
ディジタル信号またはアナログ信号を内部ディジタル信
号に変換する。そして、多重信号変換部312は、内部
ディジタル信号から必要なデータ部分を取り出し、シー
ムレスな、すなわち連続的なデータ信号として出力す
る。なお、多重信号デコード部300,400は、一方
が現用で他方が待機用であるが、ともに常時動作してい
る。
【0005】図7は、従来の同期補償部105〜109
および予備の同期補償部110の構成を示すブロック図
である。各同期補償部105〜109において、システ
ムデコーダ部111,112は、現用回線に接続されて
いる場合には、入力されたデータ信号から自系統のデー
タを取り出して、対応する同期補償用メモリ113,1
14に書き込む。同期補償用メモリ113,114の内
容は、GPS受信装置2からの時刻情報にもとづくタイ
ミングで出力される。回線選択部115は、出力された
データを選択する。そして、システム接続制御部116
は、回線選択部115からのデータを、自系統の送信装
置11〜15に出力する。
および予備の同期補償部110の構成を示すブロック図
である。各同期補償部105〜109において、システ
ムデコーダ部111,112は、現用回線に接続されて
いる場合には、入力されたデータ信号から自系統のデー
タを取り出して、対応する同期補償用メモリ113,1
14に書き込む。同期補償用メモリ113,114の内
容は、GPS受信装置2からの時刻情報にもとづくタイ
ミングで出力される。回線選択部115は、出力された
データを選択する。そして、システム接続制御部116
は、回線選択部115からのデータを、自系統の送信装
置11〜15に出力する。
【0006】次に動作について説明する。以下、第1の
回線(Line1)が現用回線であって、第2の回線
(Line2)が予備回線になっているとする。また、
ここでは、同期補償部105(SYS1)を例にとって
動作説明を行う。同期補償部105におけるシステムデ
コーダ部111は、多重信号デコード部300を介して
多重データ信号を入力し、自系統の送信装置11(SY
S1)に供給されるべきデータを取り出して同期補償用
メモリ113に書き込む。同期補償用メモリ113に書
き込まれたデータは、GPS受信装置2からの時刻情報
にもとづいて作成されたタイミングで読み出される。こ
のような制御によって、回線の遅延分が吸収され、全基
地局で同期のとれたデータ送出を行うことが可能にな
る。
回線(Line1)が現用回線であって、第2の回線
(Line2)が予備回線になっているとする。また、
ここでは、同期補償部105(SYS1)を例にとって
動作説明を行う。同期補償部105におけるシステムデ
コーダ部111は、多重信号デコード部300を介して
多重データ信号を入力し、自系統の送信装置11(SY
S1)に供給されるべきデータを取り出して同期補償用
メモリ113に書き込む。同期補償用メモリ113に書
き込まれたデータは、GPS受信装置2からの時刻情報
にもとづいて作成されたタイミングで読み出される。こ
のような制御によって、回線の遅延分が吸収され、全基
地局で同期のとれたデータ送出を行うことが可能にな
る。
【0007】回線選択部115は、監視制御部101に
よって、同期補償用メモリ113の出力を選択するよう
に設定されている。また、システム接続制御部116
は、監視制御部101によって、データを送信装置11
に出力するように設定されている。従って、現用回線か
らのデータは、同期がとられて送信装置11に出力され
る。この状態で、第1の回線に障害が生ずると、監視制
御部101は、システムデコーダ部112および同期補
償用メモリ114をアクティブにするとともに、同期補
償用メモリ114の出力を選択するように回線選択部1
15を切り替える。よって、第1の回線に障害が生じて
も、第2の回線からデータを受信して、同期のとれたデ
ータを送信装置11に出力することができる。
よって、同期補償用メモリ113の出力を選択するよう
に設定されている。また、システム接続制御部116
は、監視制御部101によって、データを送信装置11
に出力するように設定されている。従って、現用回線か
らのデータは、同期がとられて送信装置11に出力され
る。この状態で、第1の回線に障害が生ずると、監視制
御部101は、システムデコーダ部112および同期補
償用メモリ114をアクティブにするとともに、同期補
償用メモリ114の出力を選択するように回線選択部1
15を切り替える。よって、第1の回線に障害が生じて
も、第2の回線からデータを受信して、同期のとれたデ
ータを送信装置11に出力することができる。
【0008】いずれかの同期補償部105〜109に障
害が生ずると、監視制御部101は、その同期補償部の
出力を停止するとともに、予備の同期補償部110を起
動する。例えば、同期補償部105に障害が生じた場合
には、監視制御部101は、同期補償部105のシステ
ム接続制御部116の出力をディスエーブル状態に設定
するとともに、データを送信装置11に出力するように
予備の同期補償部110のシステム接続制御部116を
設定する。
害が生ずると、監視制御部101は、その同期補償部の
出力を停止するとともに、予備の同期補償部110を起
動する。例えば、同期補償部105に障害が生じた場合
には、監視制御部101は、同期補償部105のシステ
ム接続制御部116の出力をディスエーブル状態に設定
するとともに、データを送信装置11に出力するように
予備の同期補償部110のシステム接続制御部116を
設定する。
【0009】このようにして、ある同期補償部105〜
109に障害が生じた場合にも、システムが運用不能に
ならないように制御される。また、現用回線に障害が発
生した場合には、各同期補償部105〜110は、多重
信号デコード部400からの多重信号を入力するように
切り換えられる。
109に障害が生じた場合にも、システムが運用不能に
ならないように制御される。また、現用回線に障害が発
生した場合には、各同期補償部105〜110は、多重
信号デコード部400からの多重信号を入力するように
切り換えられる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、同期補償部1
05〜109のうちの1つに障害が生じて予備の同期補
償部110が稼働しているときに、さらに他の同期補償
部105〜109に障害が生ずると、システムは運用不
能になってしまう。また、保守等の理由で予備の同期補
償部110が任意の系統で用いられていたときに同期補
償部105〜109のうちの1つに障害が生じた場合に
も、システムは運用不能に陥ってしまう。さらに、現用
回線に障害が発生して予備回線に切り換える場合、切換
時点において、データの不連続が生じたりデータの欠落
が生じたりする場合がある。
05〜109のうちの1つに障害が生じて予備の同期補
償部110が稼働しているときに、さらに他の同期補償
部105〜109に障害が生ずると、システムは運用不
能になってしまう。また、保守等の理由で予備の同期補
償部110が任意の系統で用いられていたときに同期補
償部105〜109のうちの1つに障害が生じた場合に
も、システムは運用不能に陥ってしまう。さらに、現用
回線に障害が発生して予備回線に切り換える場合、切換
時点において、データの不連続が生じたりデータの欠落
が生じたりする場合がある。
【0011】そこで、本発明は、複数の同期補償部で障
害が生じたとしても、システムが運用不能に陥ることが
なく、かつ、現用回線から予備回線への切換時にデータ
損失等を生じさせない基地局の送信システムを提供する
ことを目的とする。
害が生じたとしても、システムが運用不能に陥ることが
なく、かつ、現用回線から予備回線への切換時にデータ
損失等を生じさせない基地局の送信システムを提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による基地局の送
信システムは、それぞれが2系統の信号処理手段を有す
る複数の現用の同期補償部と予備の同期補償部とを備
え、現用の同期補償部における1系統が使用不能になる
と、他の現用の同期補償部における予備系統に切り替え
る監視制御部を含むものである。
信システムは、それぞれが2系統の信号処理手段を有す
る複数の現用の同期補償部と予備の同期補償部とを備
え、現用の同期補償部における1系統が使用不能になる
と、他の現用の同期補償部における予備系統に切り替え
る監視制御部を含むものである。
【0013】監視制御部は、現用の同期補償部における
1系統が使用不能になると、まず予備の同期補償部への
切替制御を行い、予備の同期補償部が稼働中の場合に他
の現用の同期補償部における予備系統に切り替える構成
であってもよい。
1系統が使用不能になると、まず予備の同期補償部への
切替制御を行い、予備の同期補償部が稼働中の場合に他
の現用の同期補償部における予備系統に切り替える構成
であってもよい。
【0014】現用の同期補償部と予備の同期補償部装置
とは、中央局からのいずれの回線も各系統に接続可能な
2×2マトリクス回線選択部を有する構成であってもよ
い。
とは、中央局からのいずれの回線も各系統に接続可能な
2×2マトリクス回線選択部を有する構成であってもよ
い。
【0015】そして、現用の同期補償部と予備の同期補
償部装置とは、各系統出力を後段の任意の送信装置に接
続可能な2×nマトリクスシステム接続制御部を有する
構成であってもよい。
償部装置とは、各系統出力を後段の任意の送信装置に接
続可能な2×nマトリクスシステム接続制御部を有する
構成であってもよい。
【0016】また、基地局の送信システムは、回線から
の信号を入力してディジタル多重化信号を各同期補償部
に供給する複数の多重信号デコード部とGPS受信装置
とを備え、多重信号デコード部が、GPS受信装置から
の時刻情報にもとづいて同期した信号を出力する同期用
メモリを含む構成であってもよい。
の信号を入力してディジタル多重化信号を各同期補償部
に供給する複数の多重信号デコード部とGPS受信装置
とを備え、多重信号デコード部が、GPS受信装置から
の時刻情報にもとづいて同期した信号を出力する同期用
メモリを含む構成であってもよい。
【0017】ここで、同期用メモリは、GPS受信装置
からの時刻情報にもとづいて作成されたタイミングでデ
ータを出力するように構成されていてもよい。
からの時刻情報にもとづいて作成されたタイミングでデ
ータを出力するように構成されていてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明による基地局の送
信システムを示すブロック図である。図に示すように、
中央局からの多重データ信号は、基地局において、多重
信号デコード部3,4を介して各同期補償部5〜9およ
び予備の同期補償部10に入力される。各同期補償部5
〜9および予備の同期補償部10は監視制御部1の監視
を受けるとともに、GPS受信装置2からの時刻情報を
入力する。また、各同期補償部5〜9からの同期のとれ
たデータ信号は各送信装置11〜15に供給される。
を参照して説明する。図1は、本発明による基地局の送
信システムを示すブロック図である。図に示すように、
中央局からの多重データ信号は、基地局において、多重
信号デコード部3,4を介して各同期補償部5〜9およ
び予備の同期補償部10に入力される。各同期補償部5
〜9および予備の同期補償部10は監視制御部1の監視
を受けるとともに、GPS受信装置2からの時刻情報を
入力する。また、各同期補償部5〜9からの同期のとれ
たデータ信号は各送信装置11〜15に供給される。
【0019】図2は、多重信号デコード部3の構成を示
すブロック図である。なお、図2には多重信号デコード
部3の構成が示されているが、多重信号デコード部4の
構成も同じである。多重信号デコード部3において、回
線入力インタフェース部301は、ディジタル回線また
はアナログ専用線を介して入力されたディジタル信号ま
たはアナログ信号を内部ディジタル信号に変換する。そ
して、多重信号変換部302は、内部ディジタル信号か
ら必要なデータ部分を取り出し、シームレスな、すなわ
ち連続的なデータ信号として出力する。
すブロック図である。なお、図2には多重信号デコード
部3の構成が示されているが、多重信号デコード部4の
構成も同じである。多重信号デコード部3において、回
線入力インタフェース部301は、ディジタル回線また
はアナログ専用線を介して入力されたディジタル信号ま
たはアナログ信号を内部ディジタル信号に変換する。そ
して、多重信号変換部302は、内部ディジタル信号か
ら必要なデータ部分を取り出し、シームレスな、すなわ
ち連続的なデータ信号として出力する。
【0020】さらに、FIFOメモリによる回線遅延量
吸収用メモリ303は、多重信号変換部302からのデ
ータ信号を入力し、GPS受信装置2からの時刻情報を
もとにデータ出力を行う。
吸収用メモリ303は、多重信号変換部302からのデ
ータ信号を入力し、GPS受信装置2からの時刻情報を
もとにデータ出力を行う。
【0021】図3は、各同期補償部5〜9および予備の
同期補償部10の構成を示すブロック図である。各同期
補償部5〜9において、第1の回線(Line1)およ
び第2の回線(Line2)からの多重データ信号は、
2×2マトリクス回線選択部31を介して、システムデ
コーダ部32,33のいずれにも接続可能になってい
る。なお、第1の回線(Line1)および第2の回線
(Line2)からの多重データ信号は、多重信号デコ
ード部3,4を介して2×2マトリクス回線選択部31
に入力されている。
同期補償部10の構成を示すブロック図である。各同期
補償部5〜9において、第1の回線(Line1)およ
び第2の回線(Line2)からの多重データ信号は、
2×2マトリクス回線選択部31を介して、システムデ
コーダ部32,33のいずれにも接続可能になってい
る。なお、第1の回線(Line1)および第2の回線
(Line2)からの多重データ信号は、多重信号デコ
ード部3,4を介して2×2マトリクス回線選択部31
に入力されている。
【0022】システムデコーダ部32,33は、入力さ
れたデータ信号から、監視制御部1が指定した系統のデ
ータを取り出して、対応する同期補償用メモリ34,3
5に書き込む。通常は、現用回線に接続されているシス
テムデコーダ部が自系統の送信装置に供給されるべきデ
ータを取り出す。
れたデータ信号から、監視制御部1が指定した系統のデ
ータを取り出して、対応する同期補償用メモリ34,3
5に書き込む。通常は、現用回線に接続されているシス
テムデコーダ部が自系統の送信装置に供給されるべきデ
ータを取り出す。
【0023】同期補償用メモリ34,35の内容は、G
PS受信装置2からの時刻情報にもとづくタイミングで
2×nマトリクスシステム接続制御部36に出力され
る。2×nマトリクスシステム接続制御部36は、出力
されたデータを選択し、監視制御部1が指定した系統の
送信装置11〜15に出力する。通常は、自系統の送信
装置にデータを出力する。
PS受信装置2からの時刻情報にもとづくタイミングで
2×nマトリクスシステム接続制御部36に出力され
る。2×nマトリクスシステム接続制御部36は、出力
されたデータを選択し、監視制御部1が指定した系統の
送信装置11〜15に出力する。通常は、自系統の送信
装置にデータを出力する。
【0024】次に動作について説明する。図4は、n=
5のシステムを示すブロック図である。まず、全ての同
期補償部5〜9が正常動作しているとする。この状態で
は、監視制御部1は、全ての同期補償部5〜9の2×2
マトリクス回線選択部31を、A−1、B−2と接続す
るように設定する。すなわち、第1の回線はシステムデ
コーダ部32に接続され、第2の回線はシステムデコー
ダ部33に接続される。そして、第1の回線が現用回線
であるとすると、監視制御部1は、2×nマトリクスシ
ステム接続制御部36を、A−自系統の送信装置に至る
出力、B−未接続と接続されるように設定する。
5のシステムを示すブロック図である。まず、全ての同
期補償部5〜9が正常動作しているとする。この状態で
は、監視制御部1は、全ての同期補償部5〜9の2×2
マトリクス回線選択部31を、A−1、B−2と接続す
るように設定する。すなわち、第1の回線はシステムデ
コーダ部32に接続され、第2の回線はシステムデコー
ダ部33に接続される。そして、第1の回線が現用回線
であるとすると、監視制御部1は、2×nマトリクスシ
ステム接続制御部36を、A−自系統の送信装置に至る
出力、B−未接続と接続されるように設定する。
【0025】以下、同期補償部7(SYS3)を例にと
って説明する。SYS3のシステムデコーダ部32は、
多重信号入力部3および2×2マトリクス回線選択部3
1を介して多重データ信号を入力し、自系統の送信装置
13(SYS3)に供給されるべきデータを取り出して
同期補償用メモリ34に書き込む。同期補償用メモリ3
4に書き込まれたデータは、GPS受信装置2からの時
刻情報にもとづいて作成されたタイミングで読み出され
る。読み出されたデータは、2×nマトリクスシステム
接続制御部36を介して送信装置13に供給される。
って説明する。SYS3のシステムデコーダ部32は、
多重信号入力部3および2×2マトリクス回線選択部3
1を介して多重データ信号を入力し、自系統の送信装置
13(SYS3)に供給されるべきデータを取り出して
同期補償用メモリ34に書き込む。同期補償用メモリ3
4に書き込まれたデータは、GPS受信装置2からの時
刻情報にもとづいて作成されたタイミングで読み出され
る。読み出されたデータは、2×nマトリクスシステム
接続制御部36を介して送信装置13に供給される。
【0026】この状態で、同期補償部7(SYS3)に
障害が生じたとする。すると、監視制御部1は、予備の
同期補償部10を稼働状態にする。すなわち、予備の同
期補償部10の2×2マトリクス回線選択部31を、A
−1、B−2と接続するように設定する。また、予備の
同期補償部10のシステムデコーダ部33,34に対し
てSYS3のデータを取り込むように指示する。さら
に、2×nマトリクスシステム接続制御部36を、A−
SYS3の送信装置13に至る出力、B−未接続と接続
されるように設定する。また、同期補償部7の2×nマ
トリクスシステム接続制御部36を、A−未接続に設定
する。よって、予備の同期補償部10が、同期補償部7
に代わってSYS3系統の同期補償処理を行う。
障害が生じたとする。すると、監視制御部1は、予備の
同期補償部10を稼働状態にする。すなわち、予備の同
期補償部10の2×2マトリクス回線選択部31を、A
−1、B−2と接続するように設定する。また、予備の
同期補償部10のシステムデコーダ部33,34に対し
てSYS3のデータを取り込むように指示する。さら
に、2×nマトリクスシステム接続制御部36を、A−
SYS3の送信装置13に至る出力、B−未接続と接続
されるように設定する。また、同期補償部7の2×nマ
トリクスシステム接続制御部36を、A−未接続に設定
する。よって、予備の同期補償部10が、同期補償部7
に代わってSYS3系統の同期補償処理を行う。
【0027】さらに、同期補償部8(SYS4)に障害
が生じたとする。すると、監視制御部1は、予備の同期
補償部10の2×2マトリクス回線選択部31を、A−
1、A−2と接続するように設定する。よって、現用回
線からのデータ信号が、システムデコーダ部33,34
の双方に入力される。
が生じたとする。すると、監視制御部1は、予備の同期
補償部10の2×2マトリクス回線選択部31を、A−
1、A−2と接続するように設定する。よって、現用回
線からのデータ信号が、システムデコーダ部33,34
の双方に入力される。
【0028】また、監視制御部1は、予備の同期補償部
10のシステムデコーダ部33に対してSYS4のデー
タを取り込むように指示する。さらに、予備の同期補償
部10の2×nマトリクスシステム接続制御部36を、
A−SYS3の送信装置13に至る出力、B−SYS4
の送信装置14に至る出力と接続されるように設定す
る。また、同期補償部8の2×nマトリクスシステム接
続制御部36を、A−未接続に設定する。よって、予備
の同期補償部10におけるシステムデコーダ部32およ
び同期補償用メモリ34が、同期補償部7に代わってS
YS3系統の同期補償処理を行うとともに、予備の同期
補償部10におけるシステムデコーダ部33および同期
補償用メモリ35が、同期補償部8に代わってSYS4
系統の同期補償処理を行う。以上のような制御によっ
て、2つの同期補償部に障害が生じても、システムが運
用不能に陥ることはない。
10のシステムデコーダ部33に対してSYS4のデー
タを取り込むように指示する。さらに、予備の同期補償
部10の2×nマトリクスシステム接続制御部36を、
A−SYS3の送信装置13に至る出力、B−SYS4
の送信装置14に至る出力と接続されるように設定す
る。また、同期補償部8の2×nマトリクスシステム接
続制御部36を、A−未接続に設定する。よって、予備
の同期補償部10におけるシステムデコーダ部32およ
び同期補償用メモリ34が、同期補償部7に代わってS
YS3系統の同期補償処理を行うとともに、予備の同期
補償部10におけるシステムデコーダ部33および同期
補償用メモリ35が、同期補償部8に代わってSYS4
系統の同期補償処理を行う。以上のような制御によっ
て、2つの同期補償部に障害が生じても、システムが運
用不能に陥ることはない。
【0029】さらに、同期補償部9(SYS5)に障害
が生じたとする。この状態では、予備の同期補償部10
における2系統がともに稼働中になっているので、予備
の同期補償部10は、同期補償部9に代わることはでき
ない。そこで、監視制御部1は、正常動作している現用
の同期補償部に、同期補償部9に代わってSYS5系統
の同期補償処理を行わせるように制御する。例えば、同
期補償部6(SYS2)を使用する。その場合、監視制
御部1は、同期補償部6の2×2マトリクス回線選択部
31を、A−1、A−2と接続するように設定する。ま
た、システムデコーダ部33に対してSYS5のデータ
を取り込むように指示する。システムデコーダ部32に
はSYS2のデータを取り込むような指示が既になされ
ている。
が生じたとする。この状態では、予備の同期補償部10
における2系統がともに稼働中になっているので、予備
の同期補償部10は、同期補償部9に代わることはでき
ない。そこで、監視制御部1は、正常動作している現用
の同期補償部に、同期補償部9に代わってSYS5系統
の同期補償処理を行わせるように制御する。例えば、同
期補償部6(SYS2)を使用する。その場合、監視制
御部1は、同期補償部6の2×2マトリクス回線選択部
31を、A−1、A−2と接続するように設定する。ま
た、システムデコーダ部33に対してSYS5のデータ
を取り込むように指示する。システムデコーダ部32に
はSYS2のデータを取り込むような指示が既になされ
ている。
【0030】さらに、同期補償部6の2×nマトリクス
システム接続制御部36を、B−SYS5の送信装置1
5に至る出力と接続されるように設定する。A−SYS
2の送信装置12に至る出力と接続する指示は既になさ
れている。また、同期補償部9の2×nマトリクスシス
テム接続制御部36を、A−未接続に設定する。
システム接続制御部36を、B−SYS5の送信装置1
5に至る出力と接続されるように設定する。A−SYS
2の送信装置12に至る出力と接続する指示は既になさ
れている。また、同期補償部9の2×nマトリクスシス
テム接続制御部36を、A−未接続に設定する。
【0031】このように、同期補償部6(SYS2)の
他方の系統のシステムデコーダ部33および同期補償用
メモリ35が、同期補償部9に代わってSYS5系統の
同期補償処理を行うので、3つの同期補償部に障害が生
じても、システムが運用不能に陥ることはない。
他方の系統のシステムデコーダ部33および同期補償用
メモリ35が、同期補償部9に代わってSYS5系統の
同期補償処理を行うので、3つの同期補償部に障害が生
じても、システムが運用不能に陥ることはない。
【0032】以上のように、この実施の形態では、現用
の同期補償部5〜9のうちのいずれかに障害が発生する
と、予備の同期補償部10に切り替わって運用が続行さ
れる。また、さらに現用の同期補償部5〜9において障
害が発生すると、予備の同期補償部10が有する他の系
統に切り替わって運用が続行される。さらに現用の同期
補償部5〜9において障害が発生した場合には、稼働し
ている現用の同期補償部5〜9が有する他の系統に切り
替わって運用が続行される。従って、現用の同期補償部
がn個あって予備の同期補償部が1個設けられているn
+1方式の場合、nが奇数であれば(n/2)+1個ま
で、nが偶数であれば(n+1)/2個までの同期補償
部に障害が発生しても、システムは運用不能にならな
い。
の同期補償部5〜9のうちのいずれかに障害が発生する
と、予備の同期補償部10に切り替わって運用が続行さ
れる。また、さらに現用の同期補償部5〜9において障
害が発生すると、予備の同期補償部10が有する他の系
統に切り替わって運用が続行される。さらに現用の同期
補償部5〜9において障害が発生した場合には、稼働し
ている現用の同期補償部5〜9が有する他の系統に切り
替わって運用が続行される。従って、現用の同期補償部
がn個あって予備の同期補償部が1個設けられているn
+1方式の場合、nが奇数であれば(n/2)+1個ま
で、nが偶数であれば(n+1)/2個までの同期補償
部に障害が発生しても、システムは運用不能にならな
い。
【0033】例えば、同期補償部の故障率が1%、多重
信号デコード部の故障率が1%である場合には、現用数
が5であるシステムにおける運用不能状態になる確率
(データ損失状態を含む。)は、従来システムでは0.
01%である。それに対して、本発明によれば、0.0
0000001%まで改善される。そして、現用数が多
くなればなるほど、改善効果は顕著になる。
信号デコード部の故障率が1%である場合には、現用数
が5であるシステムにおける運用不能状態になる確率
(データ損失状態を含む。)は、従来システムでは0.
01%である。それに対して、本発明によれば、0.0
0000001%まで改善される。そして、現用数が多
くなればなるほど、改善効果は顕著になる。
【0034】なお、送信装置11〜15についても、2
系統の入力選択部および予備の送信装置を設ければ、複
数系統において障害が生じても、システムが運用不能に
なることはない。
系統の入力選択部および予備の送信装置を設ければ、複
数系統において障害が生じても、システムが運用不能に
なることはない。
【0035】次に、現用回線から予備回線に切り換える
場合の動作を説明する。外部からの入力回線がN−IS
DNの場合を例にする。すると、各多重信号デコード部
3,4において、回線入力インタフェース部301は、
DSU(ディジタルサービスユニット)およびTA(タ
ーミナルアダプタ)を搭載している。DSUにおいてU
−S/T変換が行われ、その後段のTAでS/T−R変
換が行われて64kbpsのディジタル多重信号が抽出
される。多重信号変換部302は、ディジタル多重信号
から必要なデータを取り出して、シームレスな多重信号
に変換する。
場合の動作を説明する。外部からの入力回線がN−IS
DNの場合を例にする。すると、各多重信号デコード部
3,4において、回線入力インタフェース部301は、
DSU(ディジタルサービスユニット)およびTA(タ
ーミナルアダプタ)を搭載している。DSUにおいてU
−S/T変換が行われ、その後段のTAでS/T−R変
換が行われて64kbpsのディジタル多重信号が抽出
される。多重信号変換部302は、ディジタル多重信号
から必要なデータを取り出して、シームレスな多重信号
に変換する。
【0036】そして、多重信号変換部302は、多重信
号に含まれるフレームパルス信号に同期してデータを回
線遅延量吸収用メモリ303に書き込む。また、回線遅
延量吸収用メモリ303のデータは、GPS受信装置2
からの時刻情報もとづくタイミングで読み出される。以
上の動作は、多重信号デコード部3,4の双方において
実行されている。従って、双方の多重信号デコード部
3,4から、ずれのない同じ信号が出力される。
号に含まれるフレームパルス信号に同期してデータを回
線遅延量吸収用メモリ303に書き込む。また、回線遅
延量吸収用メモリ303のデータは、GPS受信装置2
からの時刻情報もとづくタイミングで読み出される。以
上の動作は、多重信号デコード部3,4の双方において
実行されている。従って、双方の多重信号デコード部
3,4から、ずれのない同じ信号が出力される。
【0037】ここで、同期補償部6(SYS2)を例に
とって説明を進める。同期補償部6において、2×2マ
トリクス回線選択部31がA−1、A−2と接続され、
2×nマトリクスシステム接続制御部36が、A−SY
S2の送信装置12に至る出力と接続され、また、B−
SYS5の送信装置15に至る出力と接続されるように
設定されているとする。
とって説明を進める。同期補償部6において、2×2マ
トリクス回線選択部31がA−1、A−2と接続され、
2×nマトリクスシステム接続制御部36が、A−SY
S2の送信装置12に至る出力と接続され、また、B−
SYS5の送信装置15に至る出力と接続されるように
設定されているとする。
【0038】この状態で現用回線(Line1)から予
備回線(Line2)に切り換えるために、2×2マト
リクス回線選択部31がB−1、B−2と接続されたと
する。上述したように、多重信号デコード部3,4か
ら、同期のとれた同一の信号が出力されている。よっ
て、2×2マトリクス回線選択部31において、切換が
行われるときに、シームレスな切換が行われる。すなわ
ち、データの連続性が保たれ、データ損失は生じない。
なお、従来の多重信号デコード部300,400の各出
力は相互の同期が保証されていないので、切換時にデー
タの欠落等が生ずる可能性がある。
備回線(Line2)に切り換えるために、2×2マト
リクス回線選択部31がB−1、B−2と接続されたと
する。上述したように、多重信号デコード部3,4か
ら、同期のとれた同一の信号が出力されている。よっ
て、2×2マトリクス回線選択部31において、切換が
行われるときに、シームレスな切換が行われる。すなわ
ち、データの連続性が保たれ、データ損失は生じない。
なお、従来の多重信号デコード部300,400の各出
力は相互の同期が保証されていないので、切換時にデー
タの欠落等が生ずる可能性がある。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、基地局
の送信システムを、現用の同期補償部における1系統が
使用不能になると、他の現用の同期補償部における予備
系統に切り替える監視制御部を含む構成にしたので、複
数系統において障害が生じても、システムが運用不能に
ならないという効果がある。
の送信システムを、現用の同期補償部における1系統が
使用不能になると、他の現用の同期補償部における予備
系統に切り替える監視制御部を含む構成にしたので、複
数系統において障害が生じても、システムが運用不能に
ならないという効果がある。
【0040】また、現用の同期補償部における1系統が
使用不能になると、まず予備の同期補償部への切替制御
を行い、予備の同期補償部が稼働中の場合に他の現用の
同期補償部における予備系統に切り替えるように構成さ
れている場合には、現用の同期補償部がn個あって予備
の同期補償部が1個設けられているときに、nが奇数で
あれば(n/2)+1個まで、nが偶数であれば(n+
1)/2個までの同期補償部に障害が発生しても、シス
テムは運用不能にならない。
使用不能になると、まず予備の同期補償部への切替制御
を行い、予備の同期補償部が稼働中の場合に他の現用の
同期補償部における予備系統に切り替えるように構成さ
れている場合には、現用の同期補償部がn個あって予備
の同期補償部が1個設けられているときに、nが奇数で
あれば(n/2)+1個まで、nが偶数であれば(n+
1)/2個までの同期補償部に障害が発生しても、シス
テムは運用不能にならない。
【0041】多重信号デコード部が、GPS受信装置か
らの時刻情報にもとづいて同期した信号を出力する同期
用メモリを含むように構成されている場合には、各多重
信号デコード部から同期のとれた同一の信号が出力され
ているので、回線切換を行うときにシームレスな切換を
行うことができ、データの連続性が保たれてデータ損失
が生じない効果がある。
らの時刻情報にもとづいて同期した信号を出力する同期
用メモリを含むように構成されている場合には、各多重
信号デコード部から同期のとれた同一の信号が出力され
ているので、回線切換を行うときにシームレスな切換を
行うことができ、データの連続性が保たれてデータ損失
が生じない効果がある。
【図1】 本発明による基地局の送信システムを示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】 多重信号デコード部の構成を示すブロック図
である。
である。
【図3】 同期補償部の構成を示すブロック図である。
【図4】 現用数n=5のシステムを示すブロック図で
ある。
ある。
【図5】 従来の基地局の送信システムを示すブロック
図である。
図である。
【図6】 従来の多重信号デコード部の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図7】 従来の同期補償部の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
1 監視制御部 2 GPS受信部 3,4 多重信号デコード部 5〜9 同期補償部 10 予備の同期補償部 11〜15 送信装置 31 2×2マトリクス回線選択部 32,33 システムデコーダ部 34,35 同期補償用メモリ 36 2×nマトリクスシステム接続制御部 301 回線入力インタフェース部 302 多重信号変換部 303 回線遅延量吸収用メモリ(同期用メモリ)
Claims (6)
- 【請求項1】 中央局からデータ信号を受信して移動端
末にデータ送信を行う基地局の送信システムにおいて、 それぞれが2系統の信号処理手段を有する複数の現用の
同期補償部と予備の同期補償部とを備え、 前記現用の同期補償部における1系統が使用不能になる
と、他の現用の同期補償部における予備系統に切り替え
る監視制御部を含むことを特徴とする基地局の送信シス
テム。 - 【請求項2】 監視制御部は、現用の同期補償部におけ
る1系統が使用不能になると、まず予備の同期補償部へ
の切替制御を行い、予備の同期補償部が稼働中の場合に
他の現用の同期補償部における予備系統に切り替える請
求項1記載の基地局の送信システム。 - 【請求項3】 中央局からの回線が二重化され、 現用の同期補償部と予備の同期補償部装置とは、中央局
からのいずれの回線も各系統に接続可能な2×2マトリ
クス回線選択部を有する請求項1または請求項2記載の
基地局の送信システム。 - 【請求項4】 現用の同期補償部と予備の同期補償部装
置とは、各系統出力を後段の任意の送信装置に接続可能
な2×nマトリクスシステム接続制御部を有する請求項
1、2または3記載の基地局の送信システム。 - 【請求項5】 回線からの信号を入力してディジタル多
重化信号を各同期補償部に供給する複数の多重信号デコ
ード部とGPS受信装置とを備え、 各多重信号デコード部は、前記GPS受信装置からの時
刻情報にもとづいて同期した信号を出力する同期用メモ
リを含む請求項1ないし4記載の基地局の送信システ
ム。 - 【請求項6】 同期用メモリは、GPS受信装置からの
時刻情報にもとづいて作成されたタイミングでデータを
出力する請求項5記載の基地局の送信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11007080A JP3120799B2 (ja) | 1998-02-25 | 1999-01-13 | 基地局の送信システム |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10-60451 | 1998-02-25 | ||
JP6045198 | 1998-02-25 | ||
JP11007080A JP3120799B2 (ja) | 1998-02-25 | 1999-01-13 | 基地局の送信システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11313012A true JPH11313012A (ja) | 1999-11-09 |
JP3120799B2 JP3120799B2 (ja) | 2000-12-25 |
Family
ID=26341332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11007080A Expired - Fee Related JP3120799B2 (ja) | 1998-02-25 | 1999-01-13 | 基地局の送信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3120799B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6768912B2 (en) | 2000-03-01 | 2004-07-27 | Nec Corporation | Radio base station apparatus with inter-shelf communication |
-
1999
- 1999-01-13 JP JP11007080A patent/JP3120799B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6768912B2 (en) | 2000-03-01 | 2004-07-27 | Nec Corporation | Radio base station apparatus with inter-shelf communication |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3120799B2 (ja) | 2000-12-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |