JP3068276U - 自動車用ティシュペ―パ―収納容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は自動車内に設けられるボックスなど
に配置できる薄型のティシュペーパー収納容器を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 本考案は、その一部が重合された状態で
積重されるティシュペーパー８を収納する容器におい
て、その形状が長さ約２５ｃｍ、幅約１２ｃｍ、高さ約
２．５〜３．０cmの長方体とした容器本体１の長手方向
の一側面２に、ティシュペーパー８を順次取り出すため
の開口部３を設けた構成とするものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案が属する技術分野】

本考案は自動車内に設けられるボックスなどに配置できる薄型のティシュペー パー収納容器に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来よりティシュペーパーは図６に示すように、長さ約２５cm、幅約１２cm、 高さ約７cmの長方体の紙容器ａ内に収納されるものである。

【０００３】 この紙容器ａの上面にはミシン目ｂによって蓋部ｃが形成され、同蓋部ｃを剥 ぎ取ることで開口部ｃが現出する。

【０００４】 この開口部ｃにはティシュペーパーを抜き取るための切り目ｅを入れたビニー ルｄによって覆着されており、上記ビニールｄの切れ目ｅよりティシューペーパ ーを順次抜き取っていく構成とするものである。

【０００５】 即ち上記紙容器ａ内に折り畳んで収納されるティシュペーパー（図示せず。） は、その一部分が重合した状態で積重されることから1枚のティシュペーパーを 抜き取るごとに、 2枚目のティシュペーパーが上記ビニールｄの切り目ｅより突出することになり 、順次ティシュペーパーの抜き取りが可能となる。

【０００６】

【考案が解決しようとする課題】

このような紙容器ａを自動車内に載置する場合、同形状の紙容器ａを収納する ボックスや載置個所が無いために、その殆どが後部座席や後部座席とリアガラス との間、又は前部座席間に載置しており、車両の揺れなどによって落下したり移 動することにより使用時には非常な不便性を生じる問題がある。

【０００７】 本考案では上記問題点を解消するために、自動車内のドア内側の収納ボックス や前部座席裏面に設けられる収納袋に収納可能な厚さにしたティシュペーパー収 納用容器を提供することを目的とするものである。

【０００８】

【課題を解決するための手段】

本考案の上記目的は次の如き構成の収納用容器によって達成できる。即ちその 要旨はその一部が重合された状態で積重されるティシュペーパーを収納する容器 において、その形状が長さ約２５ｃｍ、幅約１２ｃｍ、高さ約２．５〜３．０cm の長方体とした容器本体の長手方向の一側面に、ティシュペーパーを順次取り出 すための開口部を設けたことを特徴とする自動車用ティシュペーパー収納容器で ある。

【０００９】

【考案の実施の形態】

以下本考案に係る実施の形態を、その実施例を示す図面を参酌しながら詳述す る。 図１に示すように、容器本体１は紙製、又は合成樹脂素材などによって形成さ れるものであり、その形状を長さ約２５cm、幅約１２cm、高さ約２．５〜３．０ cmの長方体とするものである。

【００１０】 そして上記容器本体１の長手方向の両側面２、２のどちらか一方の側面２に対 して、開口部３を設けるものである。

【００１１】 この開口部３は、容器本体１内のティシュペーパー（図示せず。）を順次支障 なく取り出すために側面２の上、下どちらか一方よりに開設するものである。

【００１２】 そして上記開口部３をビニール４によって覆着し、同ビニール４中央に開口部 ３長手方向に沿って切り目部５を貫設した構成とするものである。

【００１３】 又上記開口部３には図２に示すように、ミシン目６によって覆着された蓋部７ を設けることによって使用開始時に上記蓋部７をミシン目６に沿って剥ぎ取るこ とにより開口部３を形成できるものとする。

【００１４】 以上の構成より成る本考案では図３に示すように、容器本体1内に折り畳んで 収納されるティシュペーパー８の最初の1枚を開口部３に覆着したビニール４の 切り目部５より引き出し、使用の際に抜き取るごとに、その一部が重合した状態 で積重されるティシュペーパー８の二枚目が上記切り目部５より引き出され、連 続したティシュペーパー８の抜き取りが可能となる。

【００１５】 従って図４に示すように本考案の容器本体１の形状により自動車のドアＡの内 側に設けられる収納ボックスＢ内や、図５に示すように前部座席裏に設けられる 収納袋Ｃ内にも収納でき、かつ支障なくティシュペーパー８の抜き取りができる 構成とするものである。

【００１６】

【考案の効果】

以上述べて来た如く本考案によれば、従来のティシュペーパーの大きさを変え ずに、容器本体の厚み（高さ）を自動車内に設けられる収納部に合った長さとす ることにより嵩張らず、又開口部を容器本体の側面に設けることでティシュペー パーの抜き取りが支障なく連続して行えるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の全体説明図である。

【図２】本考案の部分説明図である。

【図３】本考案の使用状態を示す説明図である。

【図４】本考案の自動車内での設置例を示す説明図であ
る。

【図５】本考案の自動車内での設置例を示す説明図であ
る。

【図６】従来のティシュペーパーの収納容器を示す説明
図である。

【符号の説明】

１ 容器本体 ２ 側面 ３ 開口部 ４ ビニール ５ 切り目部 ６ ミシン目 ７ 蓋部 ８ ティシュペーパー

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 その一部が重合された状態で積重される
   ティシュペーパーを収納する容器において、その形状が
   長さ約２５ｃｍ、幅約１２ｃｍ、高さ約２．５〜３．０
   cmの長方体とした容器本体の長手方向の一側面に、ティ
   シュペーパーを順次取り出すための開口部を設けたこと
   を特徴とする自動車用ティシュペーパー収納容器。