JP3138707U

JP3138707U - 郵送用カードホルダー

Info

Publication number: JP3138707U
Application number: JP2007008352U
Authority: JP
Inventors: 正和徳永
Original assignee: 正和徳永
Priority date: 2007-10-30
Filing date: 2007-10-30
Publication date: 2008-01-17
Anticipated expiration: 2017-10-30

Abstract

【課題】名刺等のカード類が安価に郵送できると共に、使い勝手のよい郵送用カードホルダーを提供する。
【解決手段】外形の厚み寸法が１センチメートル以内のケース本体を設け、ケース本体内に、カードを複数枚重ねて入れるカード収納部１ａを、複数箇所に分けて設けたことを特徴とする郵送用カードホルダーから構成され、ケース本体は、一枚のシート材Ｙで形成したものであり、また、カードとは、名刺、トランプ、花札から選ばれたものである郵送用カードホルダーである。
【選択図】図１

Description

この考案は、郵送用カードホルダーに関する。

従来、名刺は、通常、１００枚単位で印刷され、１００枚入りの紙製、あるいはプラスチック製の箱に入れ、依頼者に配達したり、あるいは、郵便により配送されている。

しかし、１００枚入りの箱では、厚み寸法が高くなり、一箱だけを郵送する際にも、大型封筒に入れて郵送しななければならず、従って、郵送費が高くなるという欠点があり、さらには、週刊誌等の本に比べて持ち運びにも不便なものであった。

そこで、この考案は、名刺等のカード類が安価に郵送できると共に、使い勝手のよい郵送用カードホルダーを開発、提供することにある。

この考案による課題を解決するための手段としては、カードホルダーの厚みを、１センチメートル以内に形成し、その分、カード収納部も複数箇所に分けて形成することにより、郵送費を安価にすることを目的とする郵送用カードホルダーを開発・提供するものである。

この考案によると、ケース本体（１）の外形の厚み寸法（α）を１センチメートル以内に形成するため、該ケース本体（１）内に、カード（Ｘ）を複数枚重ねて入れるカード収納部（１ａ）を、複数箇所に分けて設け、これらカード収納部（１ａ）内にカード（Ｘ）を分散して収納することにより、郵送費を安価に抑えることができ、しかも、カードホルダーは一枚のシート材から形成できるため、カードホルダーも安価に製造出来る等極めて有益なる効果を奏するものである。

以下、この考案の好適な実施の形態について、ケース本体（１）の外形の厚み寸法を１センチメートル以内に形成し、該ケース本体（１）内に、カード（Ｘ）を複数枚重ねて入れるカード収納部（１ａ）を、複数箇所に分散して設けたことを特徴とする郵送用カードホルダーである。

この考案の一実施例を図１及び図２に基づいて詳細に説明すると、外形の厚み寸法（α）が１センチメートル以内のケース本体（１）を設け、該ケース本体（１）内に、カード（Ｘ）を複数枚重ねて入れるカード収納部（１ａ）を、３箇所に分けて設けてなる郵送用カードホルダーから構成されるものである。尚、（２）は、外蓋部であり、（３）は、内蓋部である。

また、ケース本体（１）は、一枚のシート材（Ｙ）で形成したものであり、本体部（Ａ）の上下方向に、厚み代（Ｂ）を介して、それぞれ外蓋部（２）と内蓋部（３）とを連続して設け、また、本体部（Ａ）の左右方向に、厚み代（Ｂ）を介して、それぞれ収納枠材（４）（４）を一体に設けたものである。

さらに、（５）は、外蓋部（２）に設けた開封用の帯であり、該帯（５）を摘んで引っ張ることにより、開封されるよう構成している。

また、３箇所に設けるカード収納部（１ａ）のうち、２箇所は、シート材（Ｙ）で形成された，本体部（Ａ）とそれぞれの厚み代（Ｂ）と収納枠材（４）（４）で囲まれた箇所であり、他の１箇所は、両隣の収納枠材（４）（４）の間で、本体部（Ａ）と内蓋部（３）に囲まれた箇所を利用して形成したものである。

さらに、カード収納部（１ａ）は、上記実施例では３箇所に設けたものを開示したが、この個数に限定されることはなく、また、カード（Ｘ）とは、名刺をはじめとし、トランプ、花札等、カードであればよく、特に、名刺に限定されることはない。

この考案を用いて、カード（Ｘ）を収納する場合には、先ず、ケース本体（１）を開き、ケース本体内部のカード収納部（１ａ）に、それぞれ、カード（Ｘ）を複数枚（厚み代の範囲内の厚みに限定される。）を束ねて３箇所に入れる。そして、内蓋部（３）で抑えて、その上から外蓋部（２）を重ね、該外蓋部（２）の先端から前記開封用の帯（５）までの間に接着剤等で外蓋部（２）と内蓋部（３）とを固定し、ケース本体（１）内に収納するものである。

そして、ケース本体（１）より、カード（Ｘ）を取り出す場合には、先ず、ケース本体（１）の外蓋部（２）に設けられた開封用の帯（５）を一端部から引き剥がし、外蓋部（２）を開くと、カード（Ｘ）が複数枚、３箇所のカード収納部（１ａ）に挿入されており、これからカード（Ｘ）を引き抜いて使用するものである。

さらに、ケース本体（１）の外周部には、コマーシャルメッセージのスペースに利用することもできる。

この考案の郵送用カードホルダーの技術を確立し、実施・販売することにより、産業上利用できるものである。

この考案の一実施例を示す斜視図である。この考案の一実施例を示す一部欠截正面図である。この考案の一実施例を示す側面図である。

符号の説明

１ケース本体（１）
１ａカード収納部
２外蓋部
３内蓋部
４収納枠材
５開封用の帯
α 外形の厚み寸法
Ａ本体部
Ｂ厚み代
Ｘカード
Ｙシート材

Claims

外形の厚み寸法（α）が１センチメートル以内のケース本体（１）を設け、該ケース本体（１）内に、カード（Ｘ）を複数枚重ねて入れるカード収納部（１ａ）を、複数箇所に分けて設けたことを特徴とする郵送用カードホルダー。
ケース本体（１）が、一枚のシート材（Ｙ）で形成したものであることを特徴とする請求項１記載の郵送用カードホルダー。
カード（Ｘ）が、名刺、トランプ、花札から選ばれたものであることを特徴とする請求項１記載の郵送用カードホルダー。