JP3068172U - 収容箱用上蓋の滑り止め装置 - Google Patents

収容箱用上蓋の滑り止め装置

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JP3068172U
JP3068172U JP1999007755U JP775599U JP3068172U JP 3068172 U JP3068172 U JP 3068172U JP 1999007755 U JP1999007755 U JP 1999007755U JP 775599 U JP775599 U JP 775599U JP 3068172 U JP3068172 U JP 3068172U
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lock piece
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Expired - Lifetime
Application number
JP1999007755U
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Inventor
英明 折田
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株式会社光文書院
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ロック片を備えた収容箱の美観を損なわなない
で確実に滑り止め機能が得られる滑り止め装置を提供す
ること。 【解決手段】収容箱本体3を塞ぐ上蓋4の両側に、上下
に揺動可能に軸着され且つ該収容箱本体と係合する係合
部7を備えた板状のロック片8を夫々設けて該上蓋と該
収容箱本体をロックする上蓋に於いて、該ロック片の外
面8cに、該外面及び該上蓋の上面4bよりも隆起した
滑り止め部材14を設けたこと。滑り止め部材は、上蓋
の上面を下方にして載置面上に載置したとき、該載置面
と接触して該上蓋を滑り止めする。滑り止め部材は、ロ
ック片の外面に一体に層状に成形し、その層面に凹溝1
7を形成する。収容箱本体に中皿を着脱自在に設け、ロ
ック片に該中皿及び収容箱本体に係合する係合部を設け
てもよい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、収容箱を塞いでロックされる上蓋の滑り止め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、弁当箱や児童が学校で使用する裁縫箱などを、合成樹脂製の収容箱本体 と上蓋とから成る収容箱で構成し、これら収容箱本体と上蓋とをロック装置によ り分離しないようにロックすることが行われており、このロック装置として、該 上蓋の両側に上下に揺動自在に板状のロック片を軸着し、該ロック片に該収容箱 本体と係合する係合部を設けた構成のものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記構成の例えば裁縫箱を学校の授業で使用する場合、机上が狭いときには該 上蓋の内面を上にして机上に置き、その上に収容箱本体を重ねて載せ、裁縫の授 業を受けることが多くあり、この場合、児童の体や衣服が裁縫箱に当たると机上 を滑って落下し易く、箱の中身が床に散開するとそのリカバリーのため当人の授 業が停滞したり道具を紛失するなどの不都合があった。こうした滑落は、該上蓋 に滑り止めを設けることで防止できるが、上蓋に絵柄や模様が施されていること が多く、その美観を損なわないように滑り止めを設けることは難しい。
【0004】 本考案は、上記のようなロック片を備えた収容箱の美観を損なわなないで確実 に滑り止め機能が得られる滑り止め装置を提供することを目的とするものである 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案では、収容箱本体を塞ぐ上蓋の両側に、上下に揺動可能に軸着され且つ 該収容箱本体と係合する係合部を備えた板状のロック片を夫々設けて該上蓋と該 収容箱本体をロックする上蓋に於いて、該ロック片の外面に、該外面及び該上蓋 の上面よりも隆起した滑り止め部材を設けることにより、上記の目的を達成する ようにした。該滑り止め部材は、該上蓋の上面を下方にして載置面上に載置した とき、該載置面と接触して該上蓋の滑り止めとなる。該滑り止め部材は、該ロッ ク片の外面に一体に層状に成形し、その層面に凹溝を形成した構成とすることが 好ましい。該収容箱本体に中皿を着脱自在に設け、該ロック片に該中皿及び収容 箱本体に係合する係合部を設けて三者をロックする構成とすることも可能である 。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案を中皿付の裁縫箱に適用した実施の形態を図面に基づき説明すると、図 1及び図2に於いて符号1は合成樹脂製の裁縫箱を構成する収容箱を示す。該収 容箱1は、上方に開口2を有する合成樹脂製の収容箱本体3と、該開口2を塞ぐ 上蓋4を備え、図示のものでは該収容箱本体3内に中皿5を着脱自在に設けた。 該中皿5には鋏みや針などの小物を収容し、その下の該中皿5と収容箱本体3と の空間には型紙や生地などが収容される。
【0007】 該上蓋4の両側には、該上蓋4の上方と下方の上下に揺動可能に支軸6、6で 該上蓋4に軸着され且つ該収容箱本体3と係合する係合部7を内面8aに突設し た合成樹脂製の板状のロック片8、8を夫々設け、該ロック片8を下方に揺動さ せたとき該係合部7が該収容箱本体3の側面に設けた一対の突起9に係合して該 上蓋4が収容箱本体3にロックされ、この状態から該ロック片8を上方へ揺動さ せると、該係合部7が突起9から外れて上蓋4を開くことが可能になる。各ロッ ク片8は、略J字状の断面を有し、その曲がり部8bの両側に上蓋4に形成した 軸孔10に嵌合する支軸6を夫々設けた。該ロック片8は、上蓋4の両側に形成 した凹部11内に取り付けした。尚、各ロック片8の内面8aには、図3に見ら れるように、該係合部7と平行する第2係合部12を突設し、該ロック片8の揺 動で該第2係合部12が中皿5の下端縁5aと係合して該中皿5も上蓋4にロッ クされるようにした。
【0008】 該収容箱本体3から取り外した上蓋4は、図4に示すように、上蓋4の内面4 aを上に向けて机などの載置面13上に載置され、通常の使用状態では上蓋4の 上に収容箱本体3が重ねて載せられるが、前記したように体などが触れると上蓋 4が合成樹脂製で滑りやすいため載置面13から滑落する不都合がある。これを 防ぐため、本考案では該ロック片8の外面8cに、ゴムからなる滑り止め部材1 4をその外面8cよりも隆起し且つ上蓋4の上面4bよりも隆起させて設け、図 4のように上蓋4を載置したとき、該滑り止め部材14が該載置面13に接触し て上蓋4の滑りが防止されるようにした。
【0009】 該滑り止め部材14は外面8c及び上面4bよりも隆起しているため、これら の面8c、4bは載置面13に接触することがなく、滑り止め部材14のみで載 置面13と接触するから確実な滑り止め機能を発揮し、ロック片8の外面8cに 設けるので、上面4bに施される絵や模様などのデザインを損なうことがない。
【0010】 該滑り止め部材14はモールド成型などで該外面8cに層状に形成され、その 形成の際、該ロック片8の内外面を貫通して形成した貫通孔15にも該滑り止め 部材14の材料を進入させてその付着性を確実にし、該滑り止め部材14の表面 に凹溝17を設けて良好な滑り止め機能が得られるようにした。尚、該ロック片 8の適当な位置に、該上蓋4と係合する第3の係合片16を設け、該ロック片8 を該上蓋4の側面に沿わせた状態で固定し、図4のように上蓋4を載置したとき のロック片8の遊動を防止した。
【0011】 図示のものは、ロック片8を跳ね上げて収容箱本体3及び中皿5から外し、上 蓋4をその内面4aを上向きにして載置面13上に置き、中皿5と共に収容箱本 体3を内面4a上に重ねて使用され、このとき該ロック片8の滑り止め部材14 のみが載置面13に接触するため、該上蓋4や収容箱本体3に体などが触れても 載置面13上を滑ることがなく、安全性が良好になり、該上蓋4に施された模様 などを損なうこともない。以上の実施例では裁縫箱に適用した例を説明したが、 書道箱や弁当箱など各種の収容箱に本考案を適用することが可能である。
【0012】
【考案の効果】
以上のように本考案によるときは、収容箱本体を塞ぐ上蓋の両側に揺動可能に 設けた外面に、該外面及び該上蓋の上面よりも隆起した滑り止め部材を設けたの で、上蓋の滑落を確実に防止できて安全になり、ロック片に設けたので上蓋のデ ザイン性を損なうこともない等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態を示す斜視図
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】ロック片の内面図
【図4】使用状態の断面図
【符号の説明】
1 収容箱、2 開口、3 収容箱本体、4 上蓋、4
b 上面、5 中皿、6支軸、7 係合部、8 ロック
片、8a 内面、8c 外面、12 係合部、13 載
置面、14 滑り止め部材、17 凹溝、

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】収容箱本体を塞ぐ上蓋の両側に、上下に揺
    動可能に軸着され且つ該収容箱本体と係合する係合部を
    備えた板状のロック片を夫々設けて該上蓋と該収容箱本
    体をロックする上蓋に於いて、該ロック片の外面に、該
    外面及び該上蓋の上面よりも隆起した滑り止め部材を設
    けたことを特徴とする収容箱用上蓋の滑り止め装置。
  2. 【請求項2】上記滑り止め部材は、上記上蓋の上面を下
    方にして載置面上に載置したとき、該載置面と接触して
    該上蓋を滑り止めすることを特徴とする請求項1に記載
    の収容箱用上蓋の滑り止め装置。
  3. 【請求項3】上記滑り止め部材を、上記ロック片の外面
    に一体に層状に成形し、その層面に凹溝を形成したこと
    を特徴とする請求項1に記載の収容箱用上蓋の滑り止め
    装置。
  4. 【請求項4】上記収容箱本体に中皿を着脱自在に設け、
    上記ロック片に該中皿及び収容箱本体に係合する係合部
    を設けたことを特徴とする請求項1に記載の収容箱用上
    蓋の滑り止め装置。
JP1999007755U 1999-10-13 1999-10-13 収容箱用上蓋の滑り止め装置 Expired - Lifetime JP3068172U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012025487A (ja) * 2010-07-26 2012-02-09 Farm Chalk Investment Ltd 食品容器のためのすべり抵抗蓋および食品容器

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