JP3066902U - 佃煮入りの菓子 - Google Patents

佃煮入りの菓子

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JP3066902U
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Inventor
一成 佃
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佃食品株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 佃煮を軽食用として提供する。 【解決手段】 二つ折りしたワッフル11の間に佃煮1
2を挟む。佃煮12は、ワッフル11とともに洋菓子風
の食材としてそのまま食することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、軽食用として好適な佃煮入りの菓子に関する。
【0002】
【従来の技術】
佃煮は、砂糖、みりん、醤油、味噌等の調味料を使用する風味のよい保存食品 である。
【0003】 佃煮は、原料を調味料と合わせ、念入りに炊き上げて製造する。なお、佃煮は 、容器から皿等に小分けし、米等の主食とともに副食として食するのが普通であ る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
かかる従来技術によるときは、佃煮は、食するときに皿等に盛り付ける必要が ある上、副食としてはよいとしても、そのまま軽食用として食するには、味付け が濃く、必ずしも適しないという問題があった。
【0005】 そこで、この考案の目的は、かかる従来技術の問題に鑑み、二つ折りしたワッ フルの間に佃煮を挟むことによって、あらゆる年齢層の消費者により軽食用とし て広く受け入れられる佃煮入りの菓子を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するためのこの考案の構成は、小麦粉、卵、砂糖を主原料と する二つ折りしたワッフルの間に佃煮を挟むことをその要旨とする。
【0007】 なお、ワッフルは、みりん、牛乳、醤油、飴の少なくともいずれかを副原料と してもよい。
【0008】 また、ワッフルは、内面側を外面側より軽く焼いてもよく、高温時に外縁部分 を閉じて佃煮を包み込んでもよい。
【0009】 なお、佃煮は、くるみを主原料としてもよく、くるみ、しろうお、海老を主原 料としてもよく、しらすを主原料としてもよい。
【0010】
【作用】
かかる考案の構成によるときは、佃煮は、ワッフルに挟まれているから、その まま素手で持つことができ、ワッフルとともに洋菓子風の食材として美味に食す ることができる。なお、ワッフルは、小麦粉、卵、砂糖を主原料としているから 、佃煮の濃い味付けを緩和させ、軽食用としてそのまま食することができる。
【0011】 ワッフルは、みりん、牛乳、醤油、飴の少なくともいずれかを副原料とするこ とにより、佃煮に見合う味付けを得ることができ、佃煮とともに一層美味に食す ることができる。なお、副原料は、佃煮の味ごとに適切に選択し、適量を主原料 に混合すればよい。
【0012】 ワッフルは、内面側を外面側より軽く焼くことにより、風味が一層良好である 。また、軽く焼いた内面側は、高温時に閉じることにより簡単に密着し、佃煮を 包み込むことができる。
【0013】 くるみを主原料とする佃煮は、くるみの独特の風味を生かし、ワッフルととも に香ばしい食感を得ることができる。なお、くるみは、味噌、砂糖、飴と合わせ て練り上げることにより、味噌風味の佃煮を作ることができ、きくらげ、鰹節、 鯖節とともに、醤油、砂糖、白胡麻、みりん、水飴、米酢、寒天等を合わせて醤 油風味の佃煮を作ることができる。
【0014】 佃煮は、くるみ、しろうお、海老を主原料とすることにより、全体の栄養バラ ンスを向上させ、多岐の歯応えを得ることができる。すなわち、くるみ、しろう お、海老は、白胡麻、砂糖、水飴、醤油、みりん、米酢、寒天等を合わせて炊き 上げることにより、それぞれ個別の堅さに仕上げることができる。なお、海老は 、川海老を使用することが好ましい。
【0015】 主原料をしらすとする佃煮は、栄養価が高く、極めて食べ易く、風味も良好で ある。
【0016】
【考案の実施の形態】
以下、図面を以って考案の実施の形態を説明する。
【0017】 佃煮入りの菓子10は、二つ折りしたワッフル11の間に佃煮12を挟んでな る(図1、図2)。
【0018】 ワッフル11は、小麦粉、卵、砂糖を主原料とし、みりん、牛乳、醤油、飴の 少なくともいずれかを副原料として焼き加工し、二つ折りに折り畳んで形成され ている。また、ワッフル11は、上下2枚を折り重ねる外縁部分が密着して閉じ られている。
【0019】 佃煮12は、くるみや、海老、しろうお、しらす等の主原料を味噌や醤油、み りん、寒天等の調味料によって風味を整え、ワッフル11により、全体が包み込 まれている。
【0020】 菓子10は、包装材13によって個別に包装して長期保存することができる。 なお、包装材13は、熱シール可能な透明プラスチックフィルムを使用すること が好ましく、窒素、二酸化炭素を介して内部をガス置換処理し、脱酸素剤14と ともに菓子10を収納して密封包装することにより、菓子10の劣化を有効に防 止する。また、菓子10は、包装材13を開封して取り出し、そのまま軽食用と して食することができる。
【0021】 かかる佃煮入りの菓子10は、図3の製造工程に従って製造する。
【0022】 すなわち、小麦粉をふるいに掛けて粒度を整えておき、ミキサを使用して卵白 を泡立ててメレンゲを作る。次に、メレンゲに砂糖を少量ずつ投入しながら混合 し、卵黄、小麦粉の他、みりん、牛乳、醤油、飴等の副原料を投入して混合し、 生地を作る。
【0023】 生地は、約180℃程度に加熱した焼台上に約40gを拡げ、直径10〜12 cm程度の円形に整えて焼き、上面側から気泡が噴出すると、表裏反転して軽く焼 き、ワッフル11を作る。つづいて、ワッフル11の軽く焼いた面を内面側とし 、中心部に約5g程度の佃煮12を載せ、ワッフル11を二つ折りに折り畳み、 外縁部分を重ね合わせて閉じ、菓子10として完成させる。なお、ワッフル11 は、高温時に閉じることにより、格別なのり剤等を使用しなくても、外縁部分の 内面側を密着させて接着することができる。
【0024】 次いで、菓子10は、室温にまで冷却し、脱酸素剤14とともに包装材13に 収納し、ガス充填包装機を介して包装材13内をガス置換し、包装材13を密封 し、商品として完成する。
【0025】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、二つ折りしたワッフルの間に佃煮を 挟むことによって、佃煮は、ワッフルとともに洋菓子風の食材としてそのまま美 味に食することができるから、あらゆる年齢層の消費者により軽食用として広く 受け入れられるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体構成説明図
【図2】 図1のX−X線矢視相当断面図
【図3】 製造工程図
【符号の説明】
10…菓子 11…ワッフル 12…佃煮

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小麦粉、卵、砂糖を主原料とする二つ折
    りしたワッフルの間に佃煮を挟んでなる佃煮入りの菓
    子。
  2. 【請求項2】 前記ワッフルは、みりん、牛乳、醤油、
    飴の少なくともいずれかを副原料とすることを特徴とす
    る請求項1記載の佃煮入りの菓子。
  3. 【請求項3】 前記ワッフルは、内面側を外面側より軽
    く焼くことを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    佃煮入りの菓子。
  4. 【請求項4】 前記ワッフルは、高温時に外縁部分を閉
    じて前記佃煮を包み込むことを特徴とする請求項3記載
    の佃煮入りの菓子。
  5. 【請求項5】 前記佃煮は、くるみを主原料とすること
    を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか記載の
    佃煮入りの菓子。
  6. 【請求項6】 前記佃煮は、くるみ、しろうお、海老を
    主原料とすることを特徴とする請求項1ないし請求項4
    のいずれか記載の佃煮入りの菓子。
  7. 【請求項7】 前記佃煮は、しらすを主原料とすること
    を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか記載の
    佃煮入りの菓子。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0518461U (ja) * 1991-08-16 1993-03-09 平八郎 入江 車輪付ゴミ取器

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