JP3216190U - 辛味噌付き焼菓子製品 - Google Patents

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中原 康敏
康敏 中原
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Abstract

【課題】辛味噌を組み合わせたビスケットを、味と食感がよい状態で手軽に賞味できる辛味噌付き焼菓子製品を提供する。【解決手段】辛味噌付き焼菓子製品1は、ビスケット類の焼菓子2を包装したパッケージ5に、焼菓子に組み合わせて使用する辛味噌3を充填した容器4を添付したことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は、辛味噌を組み合わせたビスケット類の焼菓子に関する。
従来から、焼菓子の一種としてビスケットが広く知られており、このビスケットに各種の具材を塗布するかまたは挟みこんだ食品も種々存在している。
ビスケット等の焼菓子に組み合わせる具材としては、ジャムやクリームのような甘みのある具材を使用することが多い。しかし、例えば特許文献1のように、大麦粉末を含む生地を焼成したウエハースの間に、味噌、香辛料を含む群から選択された1種を挟むことも提案されている。
国際公開2014/136873号公報
本考案者は、新規な食品の案出に創意工夫を重ねた結果、ビスケットに組み合わせる具材として、辛味噌が好適であることを見出した。
辛味噌を塗布するかまたは挟んだビスケットは、ビスケットの控え目な甘味によって辛味噌の辛味が引き立てられることで全体の味わいが複層的なものとなる。また、上記のビスケットは、粘性が高くねっとりした辛味噌の食感と、乾燥してさくさくしたビスケットの食感が対照的であり、相互の食材が補完しあうことで心地よい食感が得られる。上記のビスケットは、辛味噌を少しずつ手軽に賞味できる点でも優れている。
さらに、ビスケットと辛味噌の組み合わせは意外性に富んでおり目新しく、ソーシャルネットワークサービス等においての話題性も期待しうる。
ところが、ビスケットに辛味噌を接触させると、ビスケットが辛味噌の水分を吸って湿っていく一方で、辛味噌は水分が抜けて乾いていく。しかも、時間とともに辛味噌の風味は周囲に飛んでしまう。
したがって、ビスケットに辛味噌を接触させた状態におくと、時間の経過に伴って味と食感が大きく低下してしまう。このような理由から、辛味噌を塗布するかまたは挟んだビスケットをそのまま製品として流通過程におくことは実際には困難である。
以上より、本考案は、辛味噌を組み合わせたビスケットを、味と食感がよい状態で手軽に賞味できる手段を提供することを目的とする。
本考案の辛味噌付き焼菓子製品は、ビスケット類の焼菓子を包装したパッケージに、焼菓子に組み合わせて使用する辛味噌を充填した容器を添付したことを特徴とする。
辛味噌を充填した容器は、パッケージに同封または外付けされていてもよい。
ビスケット類の焼菓子は、ビスケット、クッキー、クラッカーのいずれかであってもよい。
本考案においてはビスケット類の焼菓子のパッケージに、辛味噌を充填した容器を添付し、ビスケットおよび空気に触れない状態で辛味噌を保存する。したがって、本考案によれば、ビスケットおよび辛味噌の保存状態を流通過程において良好に保つことができ、パッケージの開封時において辛味噌を組み合わせたビスケットを味と食感がよい状態で賞味できる。
しかも、ビスケットと、辛味噌を充填した容器がセットで提供されるため、ビスケットおよび辛味噌を別々に準備しなくとも、辛味噌を組み合わせたビスケットを手軽に賞味できる。
本考案の実施形態に係る焼菓子製品を示す図である。 焼菓子製品における食べ方の例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本考案の実施形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態の焼菓子製品1においては、ビスケット2と、辛味噌3を充填した容器4とが、焼菓子製品のパッケージ5である包装袋に同封されている。パッケージ5は包装袋に限定されず、例えば紙箱などであってもよい。
また、図1では、辛味噌3を充填した容器4をビスケット2とともにパッケージ5に同封している。パッケージ5内のビスケット2および容器4を、図1において破線で示す。しかし、辛味噌3を充填した容器4を、接着、溶着、テープ留め、ステープル留め等の手段でパッケージ5に外付けで添付してもよい(この場合の図示は省略する)。
パッケージ5を開封してビスケット2を食べる際には、容器4に充填された辛味噌3をビスケット2の片面に塗布するか、あるいは2枚のビスケット2,2の間に辛味噌3を挟み込む。食べ方の一例として、ビスケット2の一面に辛味噌3を塗布したものを図2(A)に示し、2枚のビスケット2,2の間に辛味噌3を挟み込んだものを図2(B)に示す。
[ビスケット2]
本実施形態のビスケット2は、ビスケット類の表示に関する公正競争規約の規定で定義されたビスケットを含む。上記の公正競争規約において、ビスケットは、「小麦粉、糖類、食用油脂及び食塩を原料とし、必要により澱粉、乳製品、卵製品、膨脹剤、食品添加物等の原材料を配合し、又は添加したものを混合機、成型機及びビスケットオーブンを使用して製造した食品をいう。」と規定されている。
ただし、本考案において辛味噌に組み合わせる焼き菓子はビスケット2に限らず、上記の公正競争規約および同施行規則に規定されるクッキー、クラッカーに該当するものであってもよい。本考案では、これらのビスケット、クッキー、クラッカーを総称してビスケット類の焼菓子とも称する。
ここで、上記の公正競争規約の施行規則によれば、ビスケットのうち、「手づくり風」の外観を有し、糖分、脂肪分の合計が重量百分比で40%以上のもので、嗜好に応じ、卵、乳製品、ナッツ、乾果、蜂蜜等により製品の特徴づけをおこなって風味よく焼きあげたものがクッキーとされている。
また、上記の公正競争規約において、クラッカーは、「小麦粉、糖類、食用油脂及び食塩を原料とし、必要により澱粉、乳製品、卵製品、イースト、酵素、膨脹剤、食品添加物等の原材料を配合し、又は添加したものを混合機、成型機及びビスケットオーブンを使用して製造した食品をいう。」と規定されている。
ビスケット2は、一口大の食べやすいサイズに形成されている。一例として、ビスケット2は、直径5cm程度の円形または5cm四方程度の矩形に形成される。なお、ビスケット2の形状は棒状であってもよい。
また、1つのパッケージ5に含まれるビスケット2の数は適宜設定できる。図1においては、辛味噌3を充填した容器4とともにビスケット2の全量を1つの包装袋でまとめて包装している例を示す。しかし、辛味噌3を充填した容器4とともに1枚または所定枚数ずつビスケット2を小分けに包装し、これらを大袋等で包装してもよい。
[辛味噌3および容器4]
辛味噌3は、例えば、赤味噌、白味噌、八丁味噌などの味噌に、唐辛子粉、豆板醤、コチュジャンの少なくともいずれかを調合したペースト状または液状の辛味調味料である。辛味噌3には、必要に応じて、砂糖、みりん、酒、だし汁、摺りおろしたにんにくや生姜などをさらに加えてもよい。
上記の辛味噌3は、容器4に充填されており、ビスケット2および空気に触れない状態で保存される。
本実施形態の容器4は、図1に示すように、例えば、アルミニウムフィルム、プラスチックフィルム、蒸着フィルム等によるレトルトパウチ包装である。または、容器4は、蓋付きのプラスチック容器であってもよい。また、カップ状の樹脂製容器に辛味噌3を充填し、樹脂製容器の開口面をフィルム等でシールして容器4を構成してもよい。なお、容器4には、辛味噌3とともに窒素等の不活性ガスが充填されていてもよい。
容器4への辛味噌3の充填量は、パッケージ5のビスケット2を食べる際に、辛味噌3に過不足が生じないように適宜設定される。特に限定するものではないが、一例として、20枚のビスケットに対して、20g程度の辛味噌を充填した容器が添付される。
なお、図1に示すように、パッケージ5内に容器4を複数添付してもよい。
以下、本実施形態の焼菓子製品1の効果を述べる。
本実施形態の焼菓子製品1は、ビスケット2に組み合わせて使用する辛味噌3を容器4に充填し、ビスケット2および空気に触れない状態で辛味噌3が保存される。パッケージ5の中ではビスケット2と辛味噌3が接触しないので、ビスケット2が辛味噌3の水分を吸って湿ることはない。また、辛味噌3は容器4に充填されて空気と接触しないので、空気やビスケット2との接触による辛味噌3の乾燥や、辛味噌3と空気の接触による風味の劣化も抑制される。
このように、辛味噌3を塗布するかまたは挟んだビスケット2を保存する場合と比べると、本実施形態の焼菓子製品1はビスケット2および辛味噌3の品質がいずれも劣化しにくい。したがって、本実施形態の焼菓子製品1は、ビスケット2および辛味噌3の保存状態を流通過程において良好に保つことができる。
本実施形態においては、パッケージ5の開封時に、容器4に充填された辛味噌3をビスケット2に塗布する(図2(A))か、あるいはビスケット2,2の間に辛味噌3を挟み込む(図2(B))。本実施形態によれば、上記のようにビスケット2および辛味噌3の保存状態は流通過程において良好に保たれているので、パッケージ5の開封時において辛味噌3を組み合わせたビスケット2を味と食感がよい状態で賞味できる。
辛味噌3を組み合わせたビスケット2は、ビスケット2の控え目な甘味によって辛味噌3の辛味が引き立てられることで全体の味わいが複層的なものとなる。また、上記のビスケット2は、粘性が高くねっとりした辛味噌3の食感と、乾燥してさくさくしたビスケット2の食感が対照的であり、相互の食材が補完しあうことで心地よい食感が得られる。上記のビスケット2は、辛味噌3を少しずつ手軽に賞味できる点でも優れている。
また、本実施形態の焼菓子製品1は、ビスケット2と、辛味噌3を充填した容器4がセットで提供されるため、ビスケット2および辛味噌3を別々に準備しなくとも辛味噌3を組み合わせたビスケット2を手軽に賞味できる。
また、容器4への辛味噌3の充填量はビスケット2の枚数に応じて設定される。したがって、開封後にビスケット2および辛味噌3のいずれかが過剰に余って処分に困る事態を避けることもできる。
なお、本実施形態の焼菓子製品1は、気分によってはビスケット2または辛味噌3を単独で賞味することも可能である。
上記以外にも、本考案の主旨を逸脱しない限り、上記実施形態で挙げた構成を取捨選択することや、他の構成に適宜変更することが可能である。
1 焼菓子製品
2 ビスケット
3 辛味噌
4 容器
5 パッケージ

Claims (3)

  1. ビスケット類の焼菓子を包装したパッケージに、前記焼菓子に組み合わせて使用する辛味噌を充填した容器を添付したことを特徴とする辛味噌付き焼菓子製品。
  2. 前記辛味噌を充填した容器は、前記パッケージに同封または外付けされる、請求項1に記載の辛味噌付き焼菓子製品。
  3. 前記ビスケット類の焼菓子は、ビスケット、クッキー、クラッカーのいずれかである、請求項1または請求項2に記載の辛味噌付き焼菓子製品。
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