JP3066816U - 音響用駆動源 - Google Patents

音響用駆動源

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JP3066816U
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case
piezoelectric ceramic
shaft structure
sound
ceramic element
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Inventor
勝吉 黒崎
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勝吉 黒崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この考案は、圧電セラミックスを軸構造と一
体化したケースに効率よく振動エネルギーを伝達する音
響用駆動源に関するものである。 【解決手段】 金属板に同心的に張り付けた圧電セラミ
ックスの、中央部分に該当する位置に貫通孔を設け、ケ
ースと一体化した軸構造に固着し、圧電セラミックス素
子の周辺部を自由に振動させる。そして、この振動エネ
ルギーは、圧電セラミック素子の慣性モーメントで中心
部の軸構造を介して振動体であるケースに伝達される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、圧電セラミックスを軸構造と一体化したケースに固着し、効率よ く振動エネルギーを伝達する音響用駆動源に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
圧電セラミックスによる発音体は、これまで圧電セラミックスを金属板に張り 付け、該金属板の周囲を円筒状の支持具23に固定した図2のような構造が知ら れている。 しかし、この方法によれば発音体の面積は金属板の面積以下となってしまうの で、周波数帯域が狭く、ブザー音のような単一周波数用の発音体としての利用が ほとんどだった。 また、高い音圧を得るためケースに窓(穴又はスリット)24を設ける必要が あり、防水性等に問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
圧電セラミックス発音体は、振幅は小さいが大きなエネルギーで広い周波数帯 域で振動している。 本案は、このエネルキーを効率よく外部に伝達する方法を開発しようとするも のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、金属板に同心的に張り付けた圧電セラミックスの中央部分に該当す る位置に貫通孔を設け、ケースと一体化した軸構造に固着した圧電セラミックス 素子の周辺部を自由に振動させることを特徴とする。
【0005】
【考案の実施の形態】
圧電セラミック素子に交流電界を加えると、円周部が上下運動を開始する。こ の振動エネルギーは、圧電セラミック素子の慣性モーメントで中心部の軸構造を 介して振動体であるケースに伝達される。
【0006】 ケースの構造は平面性は要求されないので、複雑な曲面を持ったものでも可能 で、ケースの材質も金属及びプラスティックなど任意である。
【0007】 また、圧電セラミック素子の形状は円型または多角形でよく、金属板の片面に 圧電セラミックスを接着したモノモルフ構造、両面に接着したバイモルフ構造、 または、これを多層に張り合わせた積層構造とするのも有効である。
【0008】 圧電セラミックスと軸構造の取付方法には、 (イ)焼き潰し (ロ)接着 (ハ)挟み込み (ニ)ネジ止め などがある。
【0009】
【考案の効果】
このような簡単な構造だが、振動板の形状、材質を任意に選択できるので、音 質、再生帯域、音圧などの音響的利用範囲が大きい。 特に玩具等の広いプラスティックケース面を持つ構造では、従来の実施形態より 高い音圧を得ることができるので、電源の低電圧化が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の正面図
【図2】従来の実施の形態
【図3】本考案の実施例を示す斜視図
【符号の説明】
1、21はバイモルフ型圧電セラミックス素子 2、22は固着部 3は軸構造 4はケース 23は周辺固定用座金 24は音圧取り出し窓

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケースと一体化した軸構造に中心部を固着
    した圧電セラミック素子の周辺部に発生した振動を、慣
    性力を利用して振動板であるケースに伝達することを特
    徴とする音響用駆動源。
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