JP3066644B2 - プログラム連携装置 - Google Patents

プログラム連携装置

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JP3066644B2 JP63046512A JP4651288A JP3066644B2 JP 3066644 B2 JP3066644 B2 JP 3066644B2 JP 63046512 A JP63046512 A JP 63046512A JP 4651288 A JP4651288 A JP 4651288A JP 3066644 B2 JP3066644 B2 JP 3066644B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 サブシステム間で応用プログラムが相互に連携するプ
ログラム連携装置に関し、 応用プログラムから独立した論理宛先を設け、これに
データを書き込み、必要に応じて相手の応用プログラム
を起動、待機させ、相手先の応用プログラムがこれから
データを取り出して連携することにより、サブシステム
間の連携を実現することを目的とし、 サブシステム間で他の応用プログラムと連携するため
に、サブシステムとは独立に設けたデータを格納する論
理宛先域と、この論理宛先域にデータが格納されたこと
を契機として、相手の応用プログラムを起動するプログ
ラム起動手段と、相手の応用プログラムに対し、データ
を待ち合わさせるデータ待合せ手段とを備え、上記論理
宛先域にデータが格納されたことに対応して、必要に応
じて上記プログラム起動手段によって相手の応用プログ
ラムを起動させ、および上記データ待合せ手段によって
相手の応用プログラムを待ち合わせさせるようにし、相
手の応用プログラムが上記自己宛の論理宛先域からデー
タを取り出して連携処理を行い得るように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、サブシステム間で応用プログラムが相互に
連携するプログラム連携装置に関するものである。
〔従来の技術と発明が解決しようとする問題点〕
従来、AIM(Advanced Information Manager)、TSS、
バッチなどのサブシステムは、第3図に示すように、夫
々のサブシステム内で応用プログラムの連携が実現され
ている。
しかし、異なるサブシステム間における連携は実現さ
れていないという問題点があった。これは、例えばTSS
のオンラインプログラムはデータをメッセージとして相
手に渡すが、一方、バッチプログラムへはデータをファ
イルとして渡す必要があり、データ受け渡しのインタフ
ェースが異なるために、サブシステム間の連携が実現さ
れていなかった。また、オンラインプログラムは予め起
動されてデータの発生を待機するのが一般的であるが、
一方、バッチシステムはデータ発生後に起動するしかな
く、サブシステムごとにデータを受け渡す相手プログラ
ムの状態が異なっていた。
本発明は、応用プログラムから独立した論理宛先を設
け、これにデータを書き込み、必要に応じて相手の応用
プログラムを起動、待機させ、相手先の応用プログラム
がこれからデータを取り出して連携することにより、サ
ブシステム間の連携を実現することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図を参照して問題点を解決するための手段を説明
する。
第1図において、論理宛先域2−1は、サブシステム
から独立に設けられており、サブシステムの応用プログ
ラムに対応づけた論理宛先を格納するものである。
プログラム起動機能(プログラム起動手段)2−2
は、相手の応用プログラムが起動されていない場合に、
これを起動するものである。
データ待合せ機能(データ待合せ手段)2−3は、相
手の応用プログラムが起動中である場合に、停止しない
ように待機させるものである。
APLAないしAPLFは、応用プログラムである。
〔作用〕
本発明は、第1図に示すように、サブシステムのAPLA
ないしFのうちのいずれかが、論理宛先域2−1中の連
携しようとする応用プログラムに対応する論理宛先Aな
いしFのいずれかに対してデータを書き込むと、相手の
応用プログラムがこの自己宛の論理宛先からデータを取
り出して連携するようにしている。この際、相手の応用
プログラムが起動されていない場合にはプログラム起動
機能(プログラム起動手段)2−2がこれを起動し、相
手の応用プログラムが自己宛の論理宛先からデータを取
り出して連携するようにしている。また、相手の応用プ
ログラムが起動中の場合には、データ待合せ機能(デー
タ待合せ手段)2−3が相手の応用プログラムが停止し
ないように指示し、自己宛の論理宛先からデータを即時
に取り出して連携するように待機させるようにしてい
る。
従って、サブシステムの応用プログラムから独立に論
理宛先を設け、これにデータを書き込んで相手の応用プ
ログラムに取り出させて連携処理を行い、必要に応じて
相手の応用プログラムを起動、待機させることにより、
サブシステム間にまたがった一連の連携処理を行うこと
が可能となる。
〔実施例〕
次に、第1図および第2図を用いて本発明の1実施例
の構成および動作を順次詳細に説明する。
第1図において、計算機システム1は、サブシステム
であるAIM3、TSS4、バッチ5および本発明に係わるサブ
システム間の連携機能2などから構成されている。
連携機能2は、相手の応用プログラムの論理宛先を格
納する論理宛先域2−1、相手の応用プログラムを起動
するプログラム起動機能2−2、相手の応用プログラム
を待機させるデータ待合せ機能2−3、同一データを複
数の相手の応用プログラムに読み取らせて連携する同報
機能2−4、および論理宛先域2−1を管理する連携管
理機能2−5などから構成されている。この連携管理機
能2−5は、論理宛先へのデータの格納と論理宛先から
のデータの取り出しとを制御する論理宛先管理機能、お
よびACM(Asynchronous Communication Message)ファ
イル6というサブシステム間で共通に使用するファイル
を管理するファイル管理機能などから構成されている。
APLAないしAPLFは、各サブシステムにおける応用プロ
グラムである。
次に、第2図を用いて第1図構成の具体例の動作を詳
細に説明する。第2図は、送信元の応用プログラム
(0)が、サブシステムの応用プログラム(1)(バッ
チ)、応用プログラム(2)(TSS)、および応用プロ
グラム(3)(AIM)に対して連携処理依頼する動作を
示す。
第2図において、図中は、送信元の応用プログラム
(0)がOPEN(ACM)″を連携機能2に発行する。これ
により、論理宛先などを格納したACMファイル6がオー
プンされる。
図中は、WRITE(ACM,LD1)″命令を連携機能2に発
行する。これにより、ACMファイル6中の論理宛先LD1″
にデータ(連携するために必要なデータ)が書き込まれ
る。この論理宛先LD1″にデータが書き込まれたことに
対応して、この論理宛先LD1″に対応する応用プログラ
ム(1)(バッチ)が起動されていない場合は、プログ
ラム起動機能2−2がこの相手の応用プログラム(1)
(バッチ)を起動する。起動されていた場合には、応用
プログラム(1)(バッチ)がOPEN(ACM)″を連携機
能2に発行してACMファイル6をオープンし、次にREAD
(ACM,LD1)″を発行し、自己宛の論理宛先LD1″からデ
ータを取り出し、CLOSE(ACM)″によってACMファイル
6をクローズした後、所定の連携処理を行うようにして
いる。その結果を送信元の応用プログラム(0)に返答
する必要がある場合には、逆の手順によって戻すように
している。また、相手の応用プログラム(1)(バッ
チ)が処理を終了し、停止状態になってしまわないよう
に、連携機能2を構成するデータ待合せ機能2−3が当
該相手の応用プログラム(1)(バッチ)に指示して待
機状態にさせるようにする。これにより、起動処理が完
了するまで待つことなく、即時にデータを取り出して連
携処理を行うことが可能となる。
図中、は、送信元の応用プログラム(0)がWRIT
E(ACM,LD2)″、WRITE(ACM,LD3)″を連携機能2に発
行する。これにより、図中と同様に、ACMファイル6
の該当する論理宛先LD2″およびLD3″にデータが夫々書
き込まれ、応用プログラム(2)(TSS)、応用プログ
ラム(3)(AIM)がREAD(ACM,LD2)″、READ(ACM,LD
3)″を連携機能2に発行することにより、これが取り
出されて応用プログラム(2)(TSS)、応用プログラ
ム(3)(AIM)に通知される。そして、連携処理を行
うようにしている。
以上の処理によって、応用プログラムは、他のサブシ
ステムの応用プログラムに対して、独立に設けたACMフ
ァイル6中の論理宛先に連携データを書き込み、本発明
に係わるプログラム起動機能2−2、データ待合せ機能
2−3および同報機能2−4などが相手の応用プログラ
ムを起動、待機、複数の相手に同一データを読み取らせ
るようにすることにより、異なるサブシステム間で応用
プログラムが相互に連携処理を行うことが可能となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、サブシステム
から独立に論理宛先を設け、これに応用プログラムがデ
ータを書き込んで相手の応用プログラムに取り出させて
連携処理を行うと共に、必要に応じて相手の応用プログ
ラムを起動、待機、同一データを同報させる構成を採用
しているため、サブシステム間にまたがった一連の連携
処理を実現することができる。これにより、サブシステ
が異なっても、同じインタフェースによって容易に応用
プログラムを開発することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例構成図、第2図は本発明の具
体例、第3図は従来の応用プログラム連携機能例を示
す。 図中、2は本発明に係わる連携機能、2−1は論理宛先
を格納する論理宛先域、2−2はプログラム起動機能、
2−3はデータ待合せ機能、2−4は同報機能、3ない
し5はサブシステムであるAIM、TSS、バッチ、6はACM
ファイルを表す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−108424(JP,A) 特開 昭58−2939(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サブシステム間で応用プログラムが相互に
    連携する連携装置において、 サブシステム間で他の応用プログラムと連携するため
    に、サブシステムとは独立に設けたデータを格納する論
    理宛先域と、 この論理宛先域にデータが格納されたことを契機とし
    て、相手の応用プログラムを起動するプログラム起動手
    段と、 相手の応用プログラムに対し、データを待ち合わさせる
    データ待合せ手段とを備え、 上記論理宛先域にデータが格納されたことに対応して、
    必要に応じて上記プログラム起動手段によって相手の応
    用プログラムを起動させ、および上記データ待合せ手段
    によって相手の応用プログラムを待ち合わさせるように
    し、相手の応用プログラムが上記自己宛の論理宛先域か
    らデータを取り出して連携処理を行い得るように構成し
    たことを特徴とする応用プログラム連携装置。
JP63046512A 1988-02-29 1988-02-29 プログラム連携装置 Expired - Fee Related JP3066644B2 (ja)

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