JP3066630B2 - 製品高さ可変型包装装置 - Google Patents

製品高さ可変型包装装置

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JP3066630B2
JP3066630B2 JP7107620A JP10762095A JP3066630B2 JP 3066630 B2 JP3066630 B2 JP 3066630B2 JP 7107620 A JP7107620 A JP 7107620A JP 10762095 A JP10762095 A JP 10762095A JP 3066630 B2 JP3066630 B2 JP 3066630B2
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秀一 小野
正美 真壁
勝 水戸
俊夫 梶谷
良和 井上
英憲 阿武
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレホンカードなどの
薄板状又は枚葉状のカードを複数枚積み重ねた、高さ寸
法が可変である直方体形状の製品を、包装紙又は包装フ
ィルム(以下、これらを一纏めにして包装材と呼ぶ)で
包み込む製品高さ可変型包装装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の包装装置による包装方法を図1
に示す。図1(a),(b)に示すように、包装される
製品1はまず包装材2で胴巻きされる。その後、図1
(c),(d)に示すように、包装材2の両側の開口端
3,4を順次折り込んで製品1は包装される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような包装におい
て、製品1の外形寸法が変化するとその都度包装装置の
調整や包装材2の寸法変更が必要となる。例えば、包装
材2の寸法に関しては、図1(a)に於いて製品1の縦
(長さ)Lp が変化した場合には、包装材2の長さLf
の変更が必要となり、包装材がロール状に巻かれたもの
(以下、これを包装ロールと呼ぶ)から供給される場合
にはその切断長さを変える必要がある。又、製品1の横
(幅)Wp や高さHp が変わる場合は、包装材2の長さ
f と共に幅Wf を同時に変える必要が生じ、その都度
幅Wf の違う包装ロールに交換する必要があった。又、
同時に包装装置についても、胴巻きや折り込みの為の機
構部も製品1の寸法に合わせて人手による操作で調整し
ていた。
【0004】例えば、特開平5−65113号公報(以
下、先行技術1と呼ぶ)には、箱状内容物(製品)の高
さ変更に対応して内容物供給部と耳折りに使用されるガ
イドを同時に高さ調整する「包装装置」が開示されてい
る。この先行技術1では、人手により調整部を操作して
前板が上下動することにより、下から2個目の箱状内容
物の下面近くに前板の下端とが位置合わせされて、最下
位の箱状内容物の前方のみが開口すると同時に、耳折り
に使用されるガイドと移送路上の箱状内容物の上面とが
位置合わせされる。
【0005】また、特開平5−65117号公報参照
(以下、先行技術2と呼ぶ)には、箱状内容物(製品)
の前後幅変更に対応して内容物供給部と胴折り工程を同
時に幅調整する「包装装置」が開示されている。この先
行技術2では、人手により調整部を操作することによ
り、位置決め枠の前後間隔と、エレベータの前後寸法
と、胴折りガイドの前後間隔とが同時に変化して、夫々
箱状内容物の前後寸法と位置合わせされる。
【0006】いずれにしても、先行技術1および2にお
いては、手動による調整作業が必要である。
【0007】さて、例えばチュウインガムやトランプカ
ード等のような、薄板状又は枚葉状の製品1は、図1に
示すように包装材2で包装される場合が多い(例えば、
包装技術便覧、日本包装技術協会編、第1362頁〜第
1369頁参照)。これら製品1は一定の枚数を連続し
て包装するため、包装材2の寸法、特に包装ロールの幅
f を変更する必要は殆どない。
【0008】一方、テレホンカードなどは出荷先の要求
により数十枚から百枚程度の単位で包装し出荷される
が、その包装枚数は様々である。その為、包装品(製
品)1の高さHp も包装毎に変える必要がある。しかし
ながら、その都度包装ロールを交換することは作業効率
を著しく損ない、又、何種類もの幅Wf の包装ロールを
準備すること等と併せ、包装枚数即ち製品高さHp の任
意の変化に対応して自動包装を行うことは実質的に不可
能であった。
【0009】そこで本発明の技術的課題は、上述のよう
な包装枚数即ち製品高さHp の任意の変化に対して、包
装ロールを交換することなく自動的に適当な包装材を供
給できる包装装置を提供することにある。
【0010】本発明の他の技術的課題は、製品高さHp
の任意の変化に対して、胴巻きや折り込みの為の機構部
を自動的に調整できる包装装置を提供することにある。
【0011】本発明の技術的課題は、製品高さHp の任
意の変化に対して、包装ロールを交換することなく自動
的に包装を行える包装装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、縦及び
横が一定であるが高さが可変である直方体形状の製品
を、該製品全体を覆えるような長さと幅をもつ平面形状
の包装材で包装する製品高さ可変型包装装置において、
前記製品の包装を開始する前に、前記製品の高さを測定
する高さ計測手段と、該高さ計測手段で測定した高さに
基づいて、前記包装材の長さと幅を求める包装材寸法演
算手段と、予め必要な最大幅をもつウエブ状包装材を、
前記包装材寸法演算手段で求めた長さと幅とでもって切
断して前記包装材を得、該得られた包装材を製品の包装
を開始する包装開始位置まで供給する包装材切断供給手
段とを有することを特徴とする製品高さ可変型包装装置
が得られる。
【0013】また、本発明によれば、縦及び横が一定で
あるが高さが可変である直方体形状の製品を、該製品全
体を覆えるような長さと幅をもつ平面形状の包装材で包
装する製品高さ可変型包装装置において、前記製品の包
装を開始する前に、前記製品の高さを測定する高さ計測
手段と、前記製品をその底面と上面とで挟持するための
挟持間隔が可変で、該製品の底面と上面を搬送速度が等
しい2つのベルトコンベアーで挟持する事により、前記
製品を包装材で包み込みながら搬送する挟持間隔可変型
ベルトコンベアー装置と、前記挟持間隔を前記高さ計測
手段で測定した製品高さの値に合わせて自動調整する調
整手段とを有する製品高さ可変型包装装置が得られる。
【0014】さらに、本発明によれば、縦及び横が一定
であるが高さが可変である直方体形状の製品を、該製品
全体を覆えるような長さと幅をもつ平面形状の包装材で
包装する製品高さ可変型包装装置において、前記製品の
包装を開始する前に、前記製品の高さを測定する高さ計
測手段と、該高さ計測手段で測定した高さに基づいて、
前記包装材の長さと幅を求める包装材寸法演算手段と、
予め必要な最大幅をもつウエブ状包装材を、前記包装材
寸法演算手段で求めた長さと幅とでもって切断して前記
包装材を得、該得られた包装材を製品の包装を開始する
包装開始位置まで供給する包装材切断供給手段と、前記
製品をその底面と上面とで挟持するための挟持間隔が可
変で、該製品の底面と上面を搬送速度が等しい2つのベ
ルトコンベアーで挟持する事により、前記製品を包装材
で包み込みながら搬送する挟持間隔可変型ベルトコンベ
アー装置と、前記挟持間隔を前記高さ計測手段で測定し
た製品高さの値に合わせて自動調整する調整手段とを有
することを特徴とする製品高さ可変型包装装置が得られ
る。
【0015】
【作用】図1に示すように、製品1の縦(長さ)、横
(幅)、および高さをそれぞれLp 、Wp 、およびHp
とし、これを包装する包装材2の長さおよび幅をそれぞ
れLf およびWf とし、また製品1を包装材2で包装し
たときの包装材2の重なり量(のりしろ部)をt(但
し、Hp ≧t)としたとき、包装材2の寸法(長さLf
および幅Wf )は下記の数式2で表される。
【0016】
【数2】
【0017】このように、製品1の高さHp により包装
材2の寸法を変更する必要がある。本発明では、予め必
要な最大幅をもつウエブ状包装材を包装材供給部(包装
ロール)に装填しておく。製品1の高さHp を包装の都
度測定し、上記数式2に従って包装材2の長さLf およ
び幅Wf を求める。包装材供給部から繰り出されたウエ
ブ状包装材を長さLf および幅Wf に切断する。切断し
て得られた包装材2を、製品1を胴巻き包装する所定の
包装開始位置まで移送する。測定された製品1の高さH
p に合わせて製品移送機構の間隔、胴巻き機構の間隔、
及び両側耳折り機構の高さを自動的に調整する。その
後、製品1に対して包装材2による胴巻き及び両側耳折
りを行い包装する。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。
【0019】図2は本発明の一実施例による包装装置の
主要な構成を示すブロック図であり、図3は同実施例に
よる包装装置の外観図である。尚、本実施例では製品1
がテレホンカードなどの薄板状又は枚葉状のカードを複
数枚積み重ねた、高さ寸法が可変である直方体形状のも
のであり、また、包装材2の包装材料としてフィルム
(包装フィルム)を使用した場合について説明する。カ
ードは、図1に示すような、一定の縦(長さ)Lp と横
(幅)Wp を持つ。
【0020】図2に示されるように、本実施例による包
装装置は、カードを任意枚数又は所定枚数だけ集積し
て、カード集積体である製品1を保持するするカード集
積部21と、製品1の高さHp を測定する高さ計測部2
2aを備えると共に、カード集積部21から移された製
品1を包装材2へ向けて押し出す製品押し出し部22
と、後述するように、ウエブ状フィルムを切断して包装
フィルム2を得、それを所定の包装開始位置まで供給す
るフィルム切断供給部23と、後述するように、製品1
に対して包装フィルム2により胴巻き及び両側耳折りを
行う胴巻き折込部24と、高さ計測部22aで測定され
た製品高さHp に基づいて、後述するように、包装フィ
ルム2の寸法(長さLf および幅Wf )や各種制御量を
求めるフィルム寸法演算部25と、これらを制御する制
御部26とを有する。
【0021】図3を参照すると、フィルム切断供給部2
3は、予め必要な最大幅をもつウエブ状フィルムが巻か
れたフィルムロール(包装ロール)23aと、このフィ
ルムロール23aから繰り出されたウエブ状フィルムを
その長手方向へ送り出すためのフィルム長さ送りロール
23bと、ウエブ状フィルムを長さLf で切断するため
のフィルム長さ切断用カッター23cと、バックアップ
ロール23dと、ウエブ状フィルムを幅Wf で切断する
ためのフィルム幅切断用回転刃23eと、切断して得ら
れた包装フィルム2を所定の包装開始位置にセットする
ためのガイドローラ23g、23hとを有する。
【0022】胴巻き折込部24は、セットされた包装フ
ィルム2の面と直交する方向へ製品1を搬送するための
下部コンベアー機構24aと上部コンベアー機構24b
とからなる搬送用ベルトコンベアー装置(製品移送機
構)と、製品1に対して包装フィルム2による胴巻きを
行う胴巻き機構24cおよび24dと、製品1に対して
包装フィルム2による両側耳折りを行う両側耳折り機構
24eと、胴巻き機構24cおよび24dにより胴巻き
された部分をシールするための胴巻きシールヒーター2
4fと、両側耳折り機構24eにより耳折りされた部分
をシールするための両側耳折りシールヒーター24gと
を有する。
【0023】図2に戻って、太線矢印31、32は包装
される製品1の移動方向を示し、中太線矢印33は包装
フィルム2の移動方向を示し、細線矢印34〜38は計
測・制御情報の伝達方向を示している。以下、図2を参
照して、本包装装置の働きについて説明する。
【0024】制御部26から細線矢印38に沿って転送
される起動信号に応答して、移送手段(図示せず)はカ
ード集積部21に任意枚数又は所定枚数だけ集積された
カード集積体(製品)1(図1)を太線矢印31に沿っ
て製品押し出し部22に移す。製品押し出し部22には
製品1の高さHp を測定するセンサー(図示せず)を持
つ高さ計測部22aが設けられており、製品1が製品押
し出し部22に移された後、直ちに製品1の高さHp
測定される。この計測データHp は細線矢印34に沿っ
てフィルム寸法演算部25に転送される。フィルム寸法
演算部25は、下記の数式3に従って包装フィルム2
(図2)の寸法(長さLf および幅Wf )を求める。
【0025】
【数3】
【0026】また、フィルム寸法演算部25は胴巻き折
込部24において必要となる各種制御量(製品移送機構
24a,24bの間隔、胴巻き機構24c,24dの間
隔、および両側耳折り機構24eの高さ等)を決定す
る。包装フィルム2の寸法と上記各種制御量とは細線矢
印35を経由して制御部26に伝えられる。制御部26
は、必要な包装フィルム2を供給するため、細線矢印3
6を介してフィルム切断供給部23の動作を制御するた
めの制御信号を送出する。この制御信号に応答して、フ
ィルム切断供給部23はウエブ状フィルムを所定の長さ
f と幅Wf に切断して包装フィルム2を得ると共に、
包装フィルム2の長さLf に応じた所定の包装開始位置
まで包装フィルム2を搬送しセットする。
【0027】一方、制御部26は上記各種制御量を細線
矢印37を経由して胴巻き折込部24へ送って、搬送用
ベルトコンベアー装置(製品移送機構)24a,24b
の間隔、胴巻き機構24c,24dの間隔、および両側
耳折り機構24eの高さ等を所定の位置に制御する。
【0028】これらの動作が完了した後、製品押し出し
部22に移されていた製品1は、製品押し出し部22に
より、太線矢印32に沿って上記所定の包装開始位置ま
で搬送セットされた包装フィルム2に巻き込まれるよう
に胴巻き折込部24側へ押し出され、胴巻き折込部24
の搬送用ベルトコンベアー装置24a,24b(図3)
で搬送されながら、胴巻き機構24c,24dおよび両
側耳折り機構24e(図3)によって、図1(b)〜
(d)に示すように、胴巻きおよび開口端両側耳折りが
行われ、包装作業が完了する。
【0029】以上のように、本包装装置全体の構成と各
部の機能について説明したが、次に、図4〜図7を参照
して、本包装装置の動作について詳細に説明する。
【0030】図4を参照して、カード受入コンベアー2
1aにより矢印21bの方向から搬送されてきたカード
20aはカード集積部21に集積されるが、カード20
aがカード集積部21に任意枚数又は所定枚数集積され
ると、カード集積体である製品1は移送手段(図示せ
ず)により製品押し出し部22に移され、ここで高さ計
測部22aにより製品1の高さHp が測定される。この
計測データHp に基づき、上述したようにフィルム切断
供給部23及び胴巻き折込部24がそれぞれ調整され
る。詳細に説明すると、制御部26(図2)は、上部コ
ンベアー機構24bに対し下部コンベアー機構24aと
の間隔を製品1の高さHp に合わせ調整すると共に、両
側耳折り機構24eの高さも、上部コンベアー機構24
bの高さ調整量の半分の量、即ち、上部コンベアー機構
24bと下部コンベアー機構24aの間隔の中間位置に
なるように調整する。又、フィルム切断供給部23で
は、初めにウエブ状フィルムを包装フィルム2の幅Wf
に切断するフィルム幅切断用回転刃23eの位置を調整
する。
【0031】この部分について図8を参照してさらに詳
細に説明する。ウエブ状フィルムを、充分な硬さを持つ
バックアップロール23dとこれに押し付けられたフィ
ルム幅切断用回転刃23eとの間に通すことによって、
ウエブ状フィルムは所定の幅Wf に切断される。このよ
うなウエブ状フィルムの幅切りを行うためにフィルム幅
切断用回転刃23eは左右に2枚あり、それぞれのフィ
ルム幅切断用回転刃23e、23eはネジ軸54に取り
付けられたアーム55a、55bに回転自在に取り付け
られている。このネジ軸54は右半分が右ネジ54a、
左半分が左ネジ54bとなっており、このネジ軸54は
パルスモータ56で駆動されている。パルスモータ56
によるネジ軸54の回転駆動により、左右のフィルム幅
切断用回転刃23e,23eの間隔が変えられる。勿
論、フィルム幅切断用回転刃23e,23eの間隔を変
更するときは、図4に示すように、フィルム幅切断用回
転刃23eとバックアップロール23dとは離れた状態
で行われる。
【0032】さて、フィルム幅切断用回転刃23eの間
隔、即ち、フィルム切断幅Wf (図1)の調整が出来る
と、図5に示すように、フィルムロール23aから繰り
出されたウエブ状フィルムは、フィルム長さ送りロール
23bにニップされながら所定の長さLf (図1)だけ
送り出され、フィルム長さ切断用カッター23cおよび
フィルム幅切断用回転刃23eにより切断される。
【0033】更に図6に示すように、包装フィルム2は
ガイドローラ23g、23hにより製品1に対して上下
等しくなる包装開始位置まで引き上げ搬送される。
【0034】次に、図7に示すように、製品1は製品押
し出し部22により包装フィルム2を巻き込みながら胴
巻き折込部24に押し出され、更に搬送用ベルトコンベ
アー装置24a,24bで挟持搬送されて、胴巻き機構
24d,24cにより胴巻きされ、更に右方向へ搬送さ
れながら両側耳折り機構24eにより開口端両側耳折り
され、包装作業が完了する。
【0035】尚、上記実施例では、製品高さに合わせた
機構部の調整方法として、胴巻き折込部24に設けてい
る、製品1を上下から挟持して搬送する搬送用ベルトベ
ルトコンベアー装置の下部コンベアー機構24aと上部
コンベアー機構24bとの挟持間隔については、下部コ
ンベアー機構24aを固定し、上部コンベアー機構24
bの上下動によって行うようにしており、又これに合わ
せて両側耳折り機構24eも上部コンベアー機構24b
の調整量の半分の量だけ上下動させて行うように構成し
ている。これにより、両側耳折り機構24eの高さを下
部コンベアー機構24aと上部コンベアー機構24bと
の挟持間隔の中間位置にしている。したがって、両側耳
折り機構24eを固定し、下部コンベアー機構24aと
上部コンベアー機構24bとを互いに逆向きに等量移動
させても高さ調整が達成できる事は明らかである。又、
この場合、図3の胴巻きシールヒーター24fおよび両
側耳折りシールヒーター24gのシール時の高さも一定
で調整不要となる等、機構上の利点もある。
【0036】また、包装材2の包装材料はフィルムに限
定せず、紙などの他の包装材料を使用しても良いのは勿
論である。
【0037】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、包装
の都度製品高さが変化しても、包装ロールの交換や包装
装置の人手による再調整をせずに連続して自動的に包装
作業を行うことが出来る。このため、テレホンカードな
どの枚葉状のもので包装枚数が頻繁に変化する製品も自
由に包装が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の包装装置による包装原理を説明するた
めの包装工程図である。
【図2】本発明の一実施例による包装装置の構成を示す
ブロック図である。
【図3】(a)は同実施例による包装装置の外観を示す
平面図、(b)は同実施例による包装装置の外観を示す
正面図である。
【図4】同実施例の包装装置において、カードをカード
集積部に集積し、カード集積体(製品)を製品押し出し
部に移すまでの工程および製品の高さを測定する工程を
示す正面図である。
【図5】同実施例の包装装置において、ウエブ状フィル
ムを所定寸法の包装フィルムに切断する工程を示す正面
図である。
【図6】同実施例の包装装置において、包装フィルムを
所定の包装開始位置まで搬送する工程を示す正面図であ
る。
【図7】同実施例の包装装置において、製品を包装フィ
ルムで胴巻きし、開口端両側耳折りする工程を示す正面
図である。
【図8】ウエブ状フィルムを所定の幅に切断する際にフ
ィルム幅切断用回転刃の位置を調整する機構を示す平面
図である。
【符号の説明】
1 製品 2 包装材(包装フィルム) 3,4 開口端 21 カード集積部 22 製品押し出し部 22a 高さ計測部 23 フィルム切断供給部 23a フィルムロール(包装ロール) 23b フィルム長さ送りロール 23c フィルム長さ切断用カッター 23d バックアップローラ 23e フィルム幅切断用回転刃 23g,23h ガイドローラ 24 胴巻き折込部 24a 下部コンベアー機構 24b 上部コンベアー機構 24c,24d 胴巻き機構 24e 両側耳折り機構 24f 胴巻きシールヒーター 24g 両側耳折りシールヒーター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 真壁 正美 宮城県仙台市太白区郡山六丁目7番1号 株式会社トーキン内 (72)発明者 水戸 勝 宮城県仙台市太白区郡山六丁目7番1号 株式会社トーキン内 (72)発明者 梶谷 俊夫 宮城県仙台市太白区郡山六丁目7番1号 株式会社トーキン内 (72)発明者 井上 良和 東京都品川区勝島一丁目1番1号 株式 会社エヌ・ティ・ティ・テレカ内 (72)発明者 阿武 英憲 東京都品川区勝島一丁目1番1号 株式 会社エヌ・ティ・ティ・テレカ内 (56)参考文献 特開 平4−6013(JP,A) 特開 平5−65113(JP,A) 実開 昭51−139165(JP,U) 実公 昭54−16784(JP,Y2)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦(Lp )及び横(Wp )が一定である
    が高さ(Hp )が可変である直方体形状の製品(1)
    を、該製品(1)全体を覆えるような長さ(Lf )と幅
    (Wf )をもつ平面形状の包装材(2)で包装する製品
    高さ可変型包装装置において、 前記製品(1)の包装を開始する前に、前記製品(1)
    の高さ(Hp )を測定する高さ計測手段(22a)と、 該高さ計測手段で測定した高さ(Hp )に基づいて、前
    記包装材の長さ(Lf)と幅(Wf )を求める包装材寸
    法演算手段(25)と、 予め必要な最大幅をもつウエブ状包装材を、前記包装材
    寸法演算手段で求めた長さ(Lf )と幅(Wf )とでも
    って切断して前記包装材(2)を得、該得られた包装材
    (2)を製品(1)の包装を開始する包装開始位置まで
    供給する包装材切断供給手段(23)とを有することを
    特徴とする製品高さ可変型包装装置。
  2. 【請求項2】 前記包装材切断供給装置(23)は、前
    記包装材寸法演算手段で求めた長さ(Lf )と幅
    (Wf )とでもって前記ウエブ状包装材を切断して前記
    包装材(2)を得る切断手段(23c,23e)と、該
    切断手段による切断で得られた前記包装材(2)を前記
    包装開始位置へセットするセット手段(23g,23
    h)とを有する請求項1記載の製品高さ可変型包装装
    置。
  3. 【請求項3】 前記包装材寸法演算手段(25)は、前
    記包装材ののりしろ部をtとすると、前記包装材の長さ
    (Lf )と幅(Wf )とを下記の数式1 【数1】 に従って求める請求項1記載の製品高さ可変型包装装
    置。
  4. 【請求項4】 縦及び横が一定であるが高さ(Hp )が
    可変である直方体形状の製品(1)を、該製品(1)全
    体を覆えるような長さ(Lf )と幅(Wf )をもつ平面
    形状の包装材(2)で包装する製品高さ可変型包装装置
    において、 前記製品(1)の包装を開始する前に、前記製品(1)
    の高さ(Hp )を測定する高さ計測手段(22a)と、 前記製品(1)をその底面と上面とで挟持するための挟
    持間隔が可変で、該製品(1)の底面と上面を搬送速度
    が等しい2つのベルトコンベアーで挟持する事により、
    前記製品(1)を包装材(2)で包み込みながら搬送す
    る挟持間隔可変型ベルトコンベアー装置(24a,24
    b)と、 前記挟持間隔を前記高さ計測手段(22a)で測定した
    製品高さ(Hp )の値に合わせて自動調整する調整手段
    (25,26)とを有する製品高さ可変型包装装置。
  5. 【請求項5】 前記調整手段(25,26)は、前記挟
    持間隔を専ら前記挟持間隔可変型ベルトコンベアー装置
    (24a,24b)の一方のベルトコンベアーのみの上
    下動により調整する請求項4記載の製品高さ可変型包装
    装置。
  6. 【請求項6】 上下方向に調整可能で、前記挟持間隔可
    変型ベルトコンベアー装置(24a,24b)の側面部
    に配置された両側耳折り機構(24e)と、 該両側耳折り機構(24e)を前記一方のベルトコンベ
    アーの上下移動量の1/2だけ同方向に上下動する手段
    (25,26)とを有する請求項5記載の製品高さ可変
    型包装装置。
  7. 【請求項7】 前記調整手段(25,26)は、前記挟
    持間隔を前記挟持間隔可変型ベルトコンベアー装置(2
    4a,24b)の上下の各ベルトコンベアーが各々等し
    い移動量を互いに逆向きに上下動する様に調整する請求
    項4記載の製品高さ可変型包装装置。
  8. 【請求項8】 縦(Lp )及び横(Wp )が一定である
    が高さ(Hp )が可変である直方体形状の製品(1)
    を、該製品(1)全体を覆えるような長さ(Lf )と幅
    (Wf )をもつ平面形状の包装材(2)で包装する製品
    高さ可変型包装装置において、 前記製品(1)の包装を開始する前に、前記製品(1)
    の高さ(Hp )を測定する高さ計測手段(22a)と、 該高さ計測手段で測定した高さ(Hp )に基づいて、前
    記包装材の長さ(Lf)と幅(Wf )を求める包装材寸
    法演算手段(25)と、 予め必要な最大幅をもつウエブ状包装材を、前記包装材
    寸法演算手段で求めた長さ(Lf )と幅(Wf )とでも
    って切断して前記包装材(2)を得、該得られた包装材
    (2)を製品(1)の包装を開始する包装開始位置まで
    供給する包装材切断供給手段(23)と、 前記製品(1)をその底面と上面とで挟持するための挟
    持間隔が可変で、該製品(1)の底面と上面を搬送速度
    が等しい2つのベルトコンベアーで挟持する事により、
    前記製品(1)を包装材(2)で包み込みながら搬送す
    る挟持間隔可変型ベルトコンベアー装置(24a,24
    b)と、 前記挟持間隔を前記高さ計測手段(22a)で測定した
    製品高さ(Hp )の値に合わせて自動調整する調整手段
    (25,26)とを有することを特徴とする製品高さ可
    変型包装装置。
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