JP3065845B2 - パッケージ型固体電解コンデンサーの製造方法 - Google Patents
パッケージ型固体電解コンデンサーの製造方法Info
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- JP3065845B2 JP3065845B2 JP5066610A JP6661093A JP3065845B2 JP 3065845 B2 JP3065845 B2 JP 3065845B2 JP 5066610 A JP5066610 A JP 5066610A JP 6661093 A JP6661093 A JP 6661093A JP 3065845 B2 JP3065845 B2 JP 3065845B2
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- cathode lead
- anode
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型大容量化を図った
タンタル固体電解コンデンサー又はアルミ固体電解コン
デンサーのうち、コンデンサー素子の部分を合成樹脂製
のモールド部にてパッケージして成る固体電解コンデン
サーの製造する方法に関するものである。
タンタル固体電解コンデンサー又はアルミ固体電解コン
デンサーのうち、コンデンサー素子の部分を合成樹脂製
のモールド部にてパッケージして成る固体電解コンデン
サーの製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のパッケージ型固体電解コ
ンデンサーは、例えば、特開昭60−220922号公
報等に記載され、且つ、図6に示すように、コンデンサ
ー素子1におけるチップ片1aから突出する陽極棒1b
を、左右一対のリード端子2′,3′のうち一方の陽極
リード端子2′の上面に対して溶接等にて接合する一
方、前記両リード端子2′,3′のうち他方の陰極リー
ド端子3′の一端部3a′を、チップ片1aの下面に沿
わせるように屈曲して、この一端部3a′の上面に、チ
ップ片1aの下面を半田ペースト又は銀ペースト4′に
て接合したのち、これらの全体を合成樹脂製のモールド
5′にてパッケージすると言う構成にしている。
ンデンサーは、例えば、特開昭60−220922号公
報等に記載され、且つ、図6に示すように、コンデンサ
ー素子1におけるチップ片1aから突出する陽極棒1b
を、左右一対のリード端子2′,3′のうち一方の陽極
リード端子2′の上面に対して溶接等にて接合する一
方、前記両リード端子2′,3′のうち他方の陰極リー
ド端子3′の一端部3a′を、チップ片1aの下面に沿
わせるように屈曲して、この一端部3a′の上面に、チ
ップ片1aの下面を半田ペースト又は銀ペースト4′に
て接合したのち、これらの全体を合成樹脂製のモールド
5′にてパッケージすると言う構成にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように、
両リード端子2′,3′のうち他方の陰極リード端子
3′の一端部3a′を、チップ片1aの下面に沿わせる
ように屈曲して、この一端部3a′の上面に、チップ片
1aの下面を半田ペースト又は銀ペースト4′にて接合
すると言う構成であると、陰極リード端子3′の途中
に、当該陰極リード端子3′の一端部3a′をチップ片
1aの下面に沿わせるように屈曲するための屈曲部3
b′を形成しなければならないから、固体電解コンデン
サーの全長L′が、前記屈曲部3b′の長さだけ長くな
るのである。
両リード端子2′,3′のうち他方の陰極リード端子
3′の一端部3a′を、チップ片1aの下面に沿わせる
ように屈曲して、この一端部3a′の上面に、チップ片
1aの下面を半田ペースト又は銀ペースト4′にて接合
すると言う構成であると、陰極リード端子3′の途中
に、当該陰極リード端子3′の一端部3a′をチップ片
1aの下面に沿わせるように屈曲するための屈曲部3
b′を形成しなければならないから、固体電解コンデン
サーの全長L′が、前記屈曲部3b′の長さだけ長くな
るのである。
【0004】しかも、チップ片1aの下面と、モールド
部5′の下面との間の高さ寸法H1′を、前記陰極リー
ド端子3′における一端部3a′の厚さ及び半田ペース
ト又は銀ペースト4′の厚さだけ大きくしなければなら
ないから、固体電解コンデンサーの全高さH′がこの分
だけ高くなるのである。すなわち、従来の固体電解コン
デンサーにおいては、その全長L′及び全高さH′を大
きくしなければならないから、大型化と、重量の増大と
を招来すると言う問題があった。
部5′の下面との間の高さ寸法H1′を、前記陰極リー
ド端子3′における一端部3a′の厚さ及び半田ペース
ト又は銀ペースト4′の厚さだけ大きくしなければなら
ないから、固体電解コンデンサーの全高さH′がこの分
だけ高くなるのである。すなわち、従来の固体電解コン
デンサーにおいては、その全長L′及び全高さH′を大
きくしなければならないから、大型化と、重量の増大と
を招来すると言う問題があった。
【0005】また、従来における固体電解コンデンサー
には、図7に示すように、コンデンサー素子1における
チップ片1aから突出する陽極棒1bを、左右一対のリ
ード端子2″,3″のうち一方の陽極リード端子2″の
下面に対して溶接等にて接合する一方、前記両リード端
子2″,3″のうち他方の陰極リード端子3″の一端部
3a″を、チップ片1aの上面に沿わせるように屈曲し
て、この一端部3a″の上面に、チップ片1aの下面を
半田ペースト又は銀ペースト4″にて接合したのち、こ
れらの全体を合成樹脂製のモールド5″にてパッケージ
すると言う構成にしたものもある。
には、図7に示すように、コンデンサー素子1における
チップ片1aから突出する陽極棒1bを、左右一対のリ
ード端子2″,3″のうち一方の陽極リード端子2″の
下面に対して溶接等にて接合する一方、前記両リード端
子2″,3″のうち他方の陰極リード端子3″の一端部
3a″を、チップ片1aの上面に沿わせるように屈曲し
て、この一端部3a″の上面に、チップ片1aの下面を
半田ペースト又は銀ペースト4″にて接合したのち、こ
れらの全体を合成樹脂製のモールド5″にてパッケージ
すると言う構成にしたものもある。
【0006】しかし、この場合においても、固体電解コ
ンデンサーの全長L″が、陰極リード端子3″の途中に
設ける屈曲部3b″の長さだけ長くなると共に、チップ
片1aの上面と、モールド部5″の上面との間の高さ寸
法H1 ″を、前記陰極リード端子3″における一端部3
a″の厚さ及び半田又は銀ペースト4″の厚さだけ大き
くしなければならず、固体電解コンデンサーの全高さ
H″がこの分だけ高くなるから、大型化と、重量の増大
とを招来するのである。
ンデンサーの全長L″が、陰極リード端子3″の途中に
設ける屈曲部3b″の長さだけ長くなると共に、チップ
片1aの上面と、モールド部5″の上面との間の高さ寸
法H1 ″を、前記陰極リード端子3″における一端部3
a″の厚さ及び半田又は銀ペースト4″の厚さだけ大き
くしなければならず、固体電解コンデンサーの全高さ
H″がこの分だけ高くなるから、大型化と、重量の増大
とを招来するのである。
【0007】更にまた、前記従来のように、陰極リード
端子3′,3″の一端部3a′,3a″を、チップ片1
aの上面又は下面に沿わせると言う構成であると、この
一端部3a′,3a″を、半田ペースト又は銀ペースト
にてチップ片1aに対して接合するに際して、その全体
を加熱するようにしなければならないから、この接合の
速度が遅いと共に、コンデンサー素子に対する加熱によ
るダメージが大きくなって、不良品の発生率が高いと言
う問題もあった。
端子3′,3″の一端部3a′,3a″を、チップ片1
aの上面又は下面に沿わせると言う構成であると、この
一端部3a′,3a″を、半田ペースト又は銀ペースト
にてチップ片1aに対して接合するに際して、その全体
を加熱するようにしなければならないから、この接合の
速度が遅いと共に、コンデンサー素子に対する加熱によ
るダメージが大きくなって、不良品の発生率が高いと言
う問題もあった。
【0008】本発明は、これらの問題を解消した固体電
解コンデンサーの製造方法を提供することを技術的課題
とするものである。
解コンデンサーの製造方法を提供することを技術的課題
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明の製造方法は、「左右一対のサイドフレー
ムのうち一方のサイドフレームから内向きに突出する陽
極リード端子と、他方のサイドフレームから内向きに突
出する陰極リード端子とを、長手方向に沿って適宜ピッ
チの間隔で造形して成るリードフレームにおいて、この
リードフレームをその長手方向に移送する途中に、前記
各陽極リード端子と各陰極リード端子との間に、コンデ
ンサー素子を、当該コンデンサー素子におけるチップ片
の一端面から突出する陽極棒が陽極リード端子に、チッ
プ片にお ける他端面が陰極リード端子の先端に各々接当
するように供給し、前記陽極棒を陽極リード端子に溶接
等にて接合する一方、前記陰極リード端子の先端とチッ
プ片の他端面との間に、金属ペースト又は導電性樹脂ペ
ートを塗着し、この金属ペースト又は導電性樹脂ペート
に対するレーザビームの照射によって、前記陰極リード
端子をチップ片に対して接合し、次いで、合成樹脂製の
モールド部にてパッケージしたのち、前記リードフレー
ムから切り離すことを特徴とする。」ものである。
るため本発明の製造方法は、「左右一対のサイドフレー
ムのうち一方のサイドフレームから内向きに突出する陽
極リード端子と、他方のサイドフレームから内向きに突
出する陰極リード端子とを、長手方向に沿って適宜ピッ
チの間隔で造形して成るリードフレームにおいて、この
リードフレームをその長手方向に移送する途中に、前記
各陽極リード端子と各陰極リード端子との間に、コンデ
ンサー素子を、当該コンデンサー素子におけるチップ片
の一端面から突出する陽極棒が陽極リード端子に、チッ
プ片にお ける他端面が陰極リード端子の先端に各々接当
するように供給し、前記陽極棒を陽極リード端子に溶接
等にて接合する一方、前記陰極リード端子の先端とチッ
プ片の他端面との間に、金属ペースト又は導電性樹脂ペ
ートを塗着し、この金属ペースト又は導電性樹脂ペート
に対するレーザビームの照射によって、前記陰極リード
端子をチップ片に対して接合し、次いで、合成樹脂製の
モールド部にてパッケージしたのち、前記リードフレー
ムから切り離すことを特徴とする。」ものである。
【0010】
【発明の作用・効果】 このように、陰極リード端子を、
コンデンサー素子におけるチップ片の両端面のうち陽極
棒が突出する一端面と反対側の他端面に対して接合する
ことにより、前記陰極リード端子の途中に、前記従来の
ような屈曲部を設けることを省略することができるか
ら、この分だけ、固体電解コンデンサーにおける全長を
短くすることができるのであり、しかも、コンデンサー
素子におけるチップ片の上面又は下面に、前記従来のよ
うに陰極リード端子の一端部を沿わせることを省略でき
るから、この分だけ、固体電解コンデンサーにおける全
高さを低くすることができるのである。
コンデンサー素子におけるチップ片の両端面のうち陽極
棒が突出する一端面と反対側の他端面に対して接合する
ことにより、前記陰極リード端子の途中に、前記従来の
ような屈曲部を設けることを省略することができるか
ら、この分だけ、固体電解コンデンサーにおける全長を
短くすることができるのであり、しかも、コンデンサー
素子におけるチップ片の上面又は下面に、前記従来のよ
うに陰極リード端子の一端部を沿わせることを省略でき
るから、この分だけ、固体電解コンデンサーにおける全
高さを低くすることができるのである。
【0011】特に、本発明の製造方法は、陰極リード端
子の先端とチップ片の他端面との間に、金属ペースト又
は導電性樹脂ペーストを塗着し、この金属ペースト又は
導電性樹脂ペーストに対するレーザビームの照射によっ
て、前記陰極リード端子をチップ片に対して接合するも
のであることにより、コンデンサー素子におけるチップ
片に対する陰極リード端子の金属ペースト又は導電性樹
脂ペーストによる接合を、レーザビームの照射によって
高速度で行うことができると共に、加熱する部分を必要
最小限にとどめて、コンデンサー素子に対する加熱によ
るダメージを小さくできて、ひいては、不良品の発生率
を小さくできるから、製造コストを大幅に低減できる効
果を有する。
子の先端とチップ片の他端面との間に、金属ペースト又
は導電性樹脂ペーストを塗着し、この金属ペースト又は
導電性樹脂ペーストに対するレーザビームの照射によっ
て、前記陰極リード端子をチップ片に対して接合するも
のであることにより、コンデンサー素子におけるチップ
片に対する陰極リード端子の金属ペースト又は導電性樹
脂ペーストによる接合を、レーザビームの照射によって
高速度で行うことができると共に、加熱する部分を必要
最小限にとどめて、コンデンサー素子に対する加熱によ
るダメージを小さくできて、ひいては、不良品の発生率
を小さくできるから、製造コストを大幅に低減できる効
果を有する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面について説明
する。図1及び図2は、本発明の実施例による固体電解
コンデンサーを示すものであり、コンデンサー素子1の
チップ片1aにおける一端面1a′から突出する陽極棒
1bを、左右一対のリード端子2,3のうち一方の陽極
リード端子2の下面に対して溶接等にて接合する一方、
前記両リード端子2,3のうち他方の陰極リード端子3
の一端部3aを、前記チップ片1aにおける他端面1
a″に対して接当して、半田ペースト又は銀ペースト等
の金属ペースト4、或いは、銀又はニッケル粒子を含む
エポキシ樹脂等の導電性樹脂ペーストにて接合したの
ち、これらの全体を合成樹脂製のモールド5にてパッケ
ージすると言う構成にする。
する。図1及び図2は、本発明の実施例による固体電解
コンデンサーを示すものであり、コンデンサー素子1の
チップ片1aにおける一端面1a′から突出する陽極棒
1bを、左右一対のリード端子2,3のうち一方の陽極
リード端子2の下面に対して溶接等にて接合する一方、
前記両リード端子2,3のうち他方の陰極リード端子3
の一端部3aを、前記チップ片1aにおける他端面1
a″に対して接当して、半田ペースト又は銀ペースト等
の金属ペースト4、或いは、銀又はニッケル粒子を含む
エポキシ樹脂等の導電性樹脂ペーストにて接合したの
ち、これらの全体を合成樹脂製のモールド5にてパッケ
ージすると言う構成にする。
【0013】また、本発明における第2実施例において
は、図3に示すように、コンデンサー素子1のチップ片
1aにおける一端面1a′から突出する陽極棒1bを、
陽極リード端子2の上面に対して溶接等によって接合す
るようにしても良い。このように、陰極リード端子3
を、コンデンサー素子1におけるチップ片1aの両端面
1a′,1a″のうち陽極棒1bが突出する一端面1
a′と反対側の他端面1a″に対して接合することによ
り、前記陰極リード端子3の途中に、前記従来のような
屈曲部3b′、3b″を設けることを省略することがで
きるから、この分だけ、固体電解コンデンサーにおける
全長Lを、短くすることができるのであり、しかも、コ
ンデンサー素子1におけるチップ片1aの上面又は下面
に、前記従来のように陰極リード端子の一端部3a′,
3a″を沿わせることを省略できるから、この分だけ、
固体電解コンデンサーにおける全高さHを、低くするこ
とができるのである。
は、図3に示すように、コンデンサー素子1のチップ片
1aにおける一端面1a′から突出する陽極棒1bを、
陽極リード端子2の上面に対して溶接等によって接合す
るようにしても良い。このように、陰極リード端子3
を、コンデンサー素子1におけるチップ片1aの両端面
1a′,1a″のうち陽極棒1bが突出する一端面1
a′と反対側の他端面1a″に対して接合することによ
り、前記陰極リード端子3の途中に、前記従来のような
屈曲部3b′、3b″を設けることを省略することがで
きるから、この分だけ、固体電解コンデンサーにおける
全長Lを、短くすることができるのであり、しかも、コ
ンデンサー素子1におけるチップ片1aの上面又は下面
に、前記従来のように陰極リード端子の一端部3a′,
3a″を沿わせることを省略できるから、この分だけ、
固体電解コンデンサーにおける全高さHを、低くするこ
とができるのである。
【0014】図4は、前記本発明による固体電解コンデ
ンサーの製造方法を示すものである。すなわち、この製
造方法においては、セクションバーA3 にて互いに連結
された左右一対のサイドフレームA1 ,A2 のうち一方
のサイドフレームA1 から内向きに突出する陽極リード
端子2と、他方のサイドフレームA2 から内向きに突出
する陰極リード端子3とを、長手方向に沿って適宜ピッ
チの間隔で造形して成るリードフレームAを用意し、こ
のリードフレームAを、矢印Bで示すように、その長手
方向に移送する途中における先ず第1のステージにおい
て、前記各陽極リード端子2と各陰極リード端子3との
間に、コンデンサー素子1を、当該コンデンサー素子1
におけるチップ片1aの一端面1a′から突出する陽極
棒1bが陽極リード端子2に、チップ片1aにおける他
端面1a″が陰極リード端子3の先端に各々接当するよ
うに供給する。
ンサーの製造方法を示すものである。すなわち、この製
造方法においては、セクションバーA3 にて互いに連結
された左右一対のサイドフレームA1 ,A2 のうち一方
のサイドフレームA1 から内向きに突出する陽極リード
端子2と、他方のサイドフレームA2 から内向きに突出
する陰極リード端子3とを、長手方向に沿って適宜ピッ
チの間隔で造形して成るリードフレームAを用意し、こ
のリードフレームAを、矢印Bで示すように、その長手
方向に移送する途中における先ず第1のステージにおい
て、前記各陽極リード端子2と各陰極リード端子3との
間に、コンデンサー素子1を、当該コンデンサー素子1
におけるチップ片1aの一端面1a′から突出する陽極
棒1bが陽極リード端子2に、チップ片1aにおける他
端面1a″が陰極リード端子3の先端に各々接当するよ
うに供給する。
【0015】次いで、第2のステージにおいて、前記陽
極棒1bを陽極リード端子2に対して溶接等にて接合し
たのち、第3のステージにおいて、前記陰極リード端子
3の先端とチップ片1aの他端面1a″との間の部分
に、半田ペースト又は銀ペースト等の金属ペースト4又
は導電性樹脂ペーストを塗着する。なお、この場合、前
記金属ペースト4又は導電性樹脂ペーストは、陰極リー
ド端子3の上面のみに塗着しても良いが、陰極リード端
子3の表裏両面に塗着するようにしても良い。
極棒1bを陽極リード端子2に対して溶接等にて接合し
たのち、第3のステージにおいて、前記陰極リード端子
3の先端とチップ片1aの他端面1a″との間の部分
に、半田ペースト又は銀ペースト等の金属ペースト4又
は導電性樹脂ペーストを塗着する。なお、この場合、前
記金属ペースト4又は導電性樹脂ペーストは、陰極リー
ド端子3の上面のみに塗着しても良いが、陰極リード端
子3の表裏両面に塗着するようにしても良い。
【0016】そして、第4のステージにおいて、前記金
属ペースト4又は導電性樹脂ペーストに対してレーザビ
ームを照射することによって、前記陰極リード端子3を
チップ片1aに対して接合し、次いで、第5のステージ
において、合成樹脂製のモールド部5にてパッケージし
たのち、第6のステージにおいて、前記リードフレーム
Aから切り離すのである。
属ペースト4又は導電性樹脂ペーストに対してレーザビ
ームを照射することによって、前記陰極リード端子3を
チップ片1aに対して接合し、次いで、第5のステージ
において、合成樹脂製のモールド部5にてパッケージし
たのち、第6のステージにおいて、前記リードフレーム
Aから切り離すのである。
【0017】なお、陰極リード端子3を、コンデンサー
素子1のチップ片1aにおける他端面1a″に対して接
合するに際しては、図5に示すように、陰極リード端子
3の先端に折り曲げ部3aを設けて、この折り曲げ部3
aを、コンデンサー素子1のチップ片1aにおける他端
面1a″に対して、金属ペースト4又は導電性樹脂ペー
ストの塗着及びレーザビームの照射によって接合するよ
うに構成しても良いのである。
素子1のチップ片1aにおける他端面1a″に対して接
合するに際しては、図5に示すように、陰極リード端子
3の先端に折り曲げ部3aを設けて、この折り曲げ部3
aを、コンデンサー素子1のチップ片1aにおける他端
面1a″に対して、金属ペースト4又は導電性樹脂ペー
ストの塗着及びレーザビームの照射によって接合するよ
うに構成しても良いのである。
【図1】本発明の実施例による固体電解コンデンサーの
縦断正面図である。
縦断正面図である。
【図2】図1のII−II視断面図である。
【図3】本発明の他の実施例による固体電解コンデンサ
ーの縦断正面図である。
ーの縦断正面図である。
【図4】本発明の製造方法を示す斜視図である。
【図5】本発明の別の製造方法を示す斜視図である。
【図6】従来における固体電解コンデンサーの縦断正面
図である。
図である。
【図7】従来における別の固体電解コンデンサーの縦断
正面図である。
正面図である。
1 コンデンサー素子 1a チップ片 1a′ チップ片の一端面 1a″ チップ片の他端面 2 陽極リード端子 3 陰極リード端子 4 金属ペースト 5 モールド部 A リードフレーム A1 ,A2 サイドフレーム A3 セクションバー
Claims (1)
- 【請求項1】左右一対のサイドフレームのうち一方のサ
イドフレームから内向きに突出する陽極リード端子と、
他方のサイドフレームから内向きに突出する陰極リード
端子とを、長手方向に沿って適宜ピッチの間隔で造形し
て成るリードフレームにおいて、このリードフレームを
その長手方向に移送する途中に、前記各陽極リード端子
と各陰極リード端子との間に、コンデンサー素子を、当
該コンデンサー素子におけるチップ片の一端面から突出
する陽極棒が陽極リード端子に、チップ片における他端
面が陰極リード端子の先端に各々接当するように供給
し、前記陽極棒を陽極リード端子に溶接等にて接合する
一方、前記陰極リード端子の先端とチップ片の他端面と
の間に、金属ペースト又は導電性樹脂ペーストを塗着
し、この金属ペースト又は導電性樹脂ペーストに対する
レーザビームの照射によって、前記陰極リード端子をチ
ップ片に対して接合し、次いで、合成樹脂製のモールド
部にてパッケージしたのち、前記リードフレームから切
り離すことを特徴とするパッケージ型固体電解コンデン
サーの製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5066610A JP3065845B2 (ja) | 1993-03-25 | 1993-03-25 | パッケージ型固体電解コンデンサーの製造方法 |
US08/428,421 US5559668A (en) | 1993-03-25 | 1996-04-25 | Package-type solid electrolytic capacitor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5066610A JP3065845B2 (ja) | 1993-03-25 | 1993-03-25 | パッケージ型固体電解コンデンサーの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06283392A JPH06283392A (ja) | 1994-10-07 |
JP3065845B2 true JP3065845B2 (ja) | 2000-07-17 |
Family
ID=13320848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5066610A Expired - Fee Related JP3065845B2 (ja) | 1993-03-25 | 1993-03-25 | パッケージ型固体電解コンデンサーの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3065845B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002025852A (ja) * | 2000-07-07 | 2002-01-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電子部品 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0432751Y2 (ja) * | 1985-12-25 | 1992-08-06 | ||
JPS6411528U (ja) * | 1987-07-10 | 1989-01-20 |
-
1993
- 1993-03-25 JP JP5066610A patent/JP3065845B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06283392A (ja) | 1994-10-07 |
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