JP3065060B1 - 回転制御ダンパー - Google Patents

回転制御ダンパー

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JP3065060B1
JP3065060B1 JP11024182A JP2418299A JP3065060B1 JP 3065060 B1 JP3065060 B1 JP 3065060B1 JP 11024182 A JP11024182 A JP 11024182A JP 2418299 A JP2418299 A JP 2418299A JP 3065060 B1 JP3065060 B1 JP 3065060B1
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Abstract

【要約】 【課題】 回転円筒部と固定円筒部との間に空気が残留
することなくオイルのみが充填されるものを提供するこ
とにある。 【解決手段】 平歯車とその上面に設けた複数個の同心
で且つ同一高さとした回転円筒部3とからなるロータ1
と、ベースの下面に設けた前記回転円筒部と回転自在に
嵌合する複数個の同心の固定円筒部6とからなるステー
タ4とからなり、該ステータの前記固定円筒部を構成す
る中心部の軸状円筒部6A及びその外側に形成した第1
内輪円筒部6bの長さを、該第1内輪円筒部の外側に順
次形成した第2,第3内輪円筒部6C,6Dの長さより
長く形成した回転制御ダンパー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転制御ダンパ
ー、更に詳しくは、回転制御力にバラツキが少ない回転
制御ダンパーに関する。
【0002】
【従来の技術】回転制御ダンパーは、カセットテープレ
コーダのカセットテープを装着するカセットホルダや、
コンパクトディスクプレーヤのコンパクトディスクを装
着するコンパクトディスクホルダ等のように、支軸を回
転中心として開閉する回転体に付属して設けられてい
る。
【0003】この回転制御ダンパーは、図8に示すよう
に、ロータ1とステータ4とから構成されており、前記
ロータ1の外周に設けた平歯車2が、図示しないカセッ
トホルダ等の回転体の支軸近傍に設けた扇形歯車と噛合
している。そして、戻りバネで開成方向に付勢されてい
る前記回転体の回転エネルギーを前記扇形歯車と噛合し
ている前記平歯車2を介してロータ1が受け、該ロータ
1に伝達された回転エネルギーを前記ステータ4との嵌
合部間に充填したシリコングリース等のオイル9の粘性
抵抗で吸収,減衰することにより、前記回転体を緩慢に
開成させるものである。
【0004】そこで、上記のように機能する従来の回転
制御ダンパーの構成を図8乃至図12により詳細に説明
すると、図において、3は前記ロータ1を構成する回転
円筒部で、前記平歯車2の上面中央部に形成した軸受円
筒部3A,該軸受円筒部3Aの外側に向け順次設けた第
1外輪円筒部3B,第2外輪円筒部3C,第3外輪円筒
部3Dからそれぞれ構成されており、該第1外輪円筒部
3B乃至第3外輪円筒部3Dは、前記軸受円筒部3Aか
ら外側に向けてそれぞれ同一間隔だけ離間して設けられ
ているとゝもに、これら軸受円筒部3A,第1外輪円筒
部乃至第3外輪円筒部3B〜3Dからなる回転円筒部3
の上端は夫々同一平面上にある。
【0005】7は前記軸受円筒部3A内の縦穴で、この
縦穴7の深さは前記ロータ1の高さとほゞ同一大きさに
形成されている。そして、前記軸受円筒部3Aの外側に
あって、該軸受円筒部3Aと第1外輪円筒部3B,該第
1外輪円筒部3Bと第2外輪円筒部3C,該第2外輪円
筒部3Cと第3外輪円筒部Dとでそれぞれ形成される周
溝8A,8B,8Cの深さは、前記縦穴7の深さの約1
/2の大きさにそれぞれ形成されている。
【0006】一方、前記ステータ4の固定円筒部6は、
ベース5の下面中央に突出した軸状円筒部6Aと、該軸
状円筒部6Aの外側に向け順次所定の間隔を設けて形成
した第1内輪円筒部6B,第2内輪円筒部6C及び第3
内輪円筒部6Dとからそれぞれ構成されている。そし
て、前記軸状円筒部6Aの閉塞された下端は、前記第1
内輪円筒部6B乃至第3内輪円筒部6Dの下端より下方
へ突出しており、具体的には前記第1内輪円筒部6B乃
至第3内輪円筒部6Dの突出長さは前記軸状円筒部6A
の突出長さの約1/2の長さとしている。
【0007】また、前記軸状円筒部6Aの外径及び長さ
は、前記ロータ1における軸受円筒部3Aの前記縦穴7
の内径及び深さよりそれぞれやや小さく形成され、更に
前記第1内輪円筒部6B,第2内輪円筒部6C及び第3
内輪円筒部6Dの板厚は、前記前記ロータ1における周
溝8A,8B,8Cの幅及び深さよりそれぞれ小さく形
成されている。
【0008】そして、ステータ4の固定円筒部6を構成
する前記軸状円筒部6A,第1内輪円筒部6B,第2内
輪円筒部6C及び第3内輪円筒部6Dはそれぞれ、ロー
タ1の前記縦穴7,周溝8A,8B,8Cと対峙する位
置に形成されている。したがって、前記軸状円筒部6
A,第1内輪円筒部6B,第2内輪円筒部6C及び第3
内輪円筒部6Dはそれぞれ、ステータ4の前記縦穴7,
周溝8A,8B,8Cに緩く嵌合することになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで、前記構成から
なるロータ1とステータ4とを組み立てて回転制御ダン
パーを形成する場合には、図9に示すように、先ず前記
ロータ1の縦穴7内にシリコングリース9を必要量だけ
充填し、その上から前記ステータ4をその軸状円筒部6
A,第1内輪円筒部6B,第2内輪円筒部6C及び第3
内輪円筒部6Dがロータ1の前記縦穴7,周溝8A,8
B,8Cとそれぞれ対応せしめた状態で被せ、前記ステ
ータ4をロータ1方向へ押し下げる。
【0010】そして、図10に示す状態となったとき、
前記縦穴7内に充填したシリコングリース9は前記軸状
円筒部6Aの下端面で押圧され、該軸状円筒部6Aの外
周面と縦穴7の内周面との隙間を通って縦穴7の外に押
し出される。このとき、ステータ4の前記第1内輪円筒
部6B,第2内輪円筒部6C及び第3内輪円筒部6Dの
下端は、ロータ1の前記軸受円筒部3A,第1外輪円筒
部3B,第2外輪円筒部3C,第3外輪円筒部3Dの上
端と間隔Hだけ離れた上方位置にある。
【0011】その結果、前記縦穴7から前記隙間を通っ
て外に押し出されたシリコングリース9は、ロータ1の
前記軸受円筒部3A,第1外輪円筒部3B,第2外輪円
筒部3C,第3外輪円筒部3Dの方向に流出し、前記周
溝8A,8B,8Cの上方開口部を塞ぐことになる。こ
こで、この各周溝8A,8B,8C内には空気が残留し
ているので、流出した前記シリコングリース9のある程
度量は前記周溝8A,8B,8C内に流下するが、図1
0に示すように、その大部分は前記間隔H間にあって前
記周溝8A,8B,8Cの開口部に層状となって滞留す
る。
【0012】この図10に示す状態で、前記ステータ4
がロータ1の方向へ更に押し下げられると、図11に示
すように、前記間隔H間に層状をなして滞留するシリコ
ングリース9は、ステータ4の第1内輪円筒部6B,第
2内輪円筒部6C及び第3内輪円筒部6Dの下端により
押し下げられ、同時に、ロータ1の軸受円筒部3A,第
1外輪円筒部3B,第2外輪円筒部3C,第3外輪円筒
部3Dの上端により押し上げられる。
【0013】しかし、前記周溝8A,8B,8C及びス
テータ4の空間10A,10B,10C内にはそれぞれ
空気が残留しているので、シリコングリース9は圧縮さ
れたこの空気圧により前記周溝8及び空間10の深部ま
で充填されず、ステータ4とロータ1との組み立て完了
時においては、図12に示すように、回転円筒部3と固
定円筒部6との間には空気層が残る。その結果、シリコ
ングリース9の粘性抵抗係数が小さくなり、回転エネル
ギーの吸収力,減衰力が劣化するとゝもに、回転制御力
は一定とならずに個々の製品にバラツキが発生し、高品
質のものを得る事が出来ない、といった問題点がある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
従来の問題点を解決するためになされたもので、ステー
タとロータとの組み立て完了時に、回転円筒部と固定円
筒部との間に空気が残留することなくオイルのみが充填
されるものを提供することを目的としたものであり、そ
の要旨は、平歯車の上面に、軸受円筒部を中心にこれと
同心かつ同一高さの第1〜第3外輪円筒部を外側に順次
形成したロータと、該ロータの前記軸受円筒部及び第1
〜第3外輪円筒部に緩く嵌合する軸状円筒部及び第1〜
第3内輪円筒部を中心から外側に順次形成したステータ
と、前記ロータの軸受円筒部内に充填され、該ロータと
前記ステータの嵌合時に前記軸状円筒部に押し出され
て、前記第1〜第3外輪円筒部内に順次流入するオイル
とを備えた回転制御ダンパーであって、前記ステータの
軸状円筒部及び第1内輪円筒部を前記第2及び第3内輪
円筒部より長くするとともに、前記第1内輪円筒部を、
前記ロータと前記ステータの嵌合時に、前記ロータの軸
受円筒部内に充填された前記オイルが前記第1外輪円筒
部内に流入する前に、該第1外輪円筒部内に到達する長
さとし、これと同様に、前記ステータの第2及び第3内
輪円筒部を、前記ロータと前記ステータの嵌合時に、前
記ロータの第1又は第2外輪円筒部内に充填された前記
オイルが前記第2又は第3外輪円筒部内に流入する前
に、該第2又は第3外輪円筒部内に到達する長さとした
ことを特徴とする回転制御ダンパーにある。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1乃至図7に示
す実施例により詳細に説明するが、前記従来例で説明し
た図8乃至図12に示す回転制御ダンパーとは、その一
部を除いてほゞ同一構造のものであるので、同一部分は
同一の符号を付し、相違点のみについて以下詳細に説明
する。
【0016】図中1はロータで、その回転円筒部3は、
前記従来例のものと同じように、軸受円筒部3A,第1
外輪円筒部3B,第2外輪円筒部3C,第3外輪円筒部
3Dにより構成されているが、本発明における前記軸受
円筒部3Aとその外側に設けた第1外輪円筒部3Bとで
形成される周溝8aの深さは、前記軸受円筒部3A内の
縦穴7の深さとほゞ同一の深さに形成されており、その
他の構成は前記従来のものと同一である。
【0017】4はステータで、その固定円筒部6はロー
タ1の前記回転円筒部3と緩く嵌合する構造の構成とし
た点で前記従来例のものと同一であるが、本発明におい
ては前記周溝a深さに対応して、前記固定円筒部6の
構成部分中、第1内輪円筒部6bの下端を前記軸状円筒
部6Aの下端と同一平面まで延出せしめた構成、すなわ
ち、第1内輪円筒部6bの長さを前記軸状円筒部6Aの
長さと同一の長さに形成している。
【0018】そこで、前記構成からなるロータ1とステ
ータ4とを組み立てて回転制御ダンパーを形成する場合
には、図2に示すように、先ず前記ロータ1の縦穴7内
に従来と同じように、シリコングリース9を必要量だけ
充填し、その上から前記ステータ4をその軸状円筒部6
A,第1内輪円筒部6b,第2内輪円筒部6C及び第3
内輪円筒部6Dが、ロータ1の前記縦穴7,周溝8a,
8B,8Cとそれぞれ対応せしめた状態で被せ、前記ス
テータ4をロータ1方向へ押し下げる。
【0019】そして、図3に示す状態となったとき、前
記縦穴7内に充填したシリコングリース9の上方に滞留
する空気がステータ4の前記軸状円筒部6Aの下面で押
圧され、該軸状円筒部6Aの外周面と縦穴7の内周面と
の間隙を通って、前記軸状円筒部6Aと第1内輪円筒部
6b間の第1空間10a内に先ず排出される。この図3
に示す状態から前記軸状円筒部6Aを更に押し下げるこ
とによりシリコングリース9は押圧されるが、このと
き、前記第1内輪円筒部6bの下端部は前記周溝8a内
に入っているため、シリコングリース9は前記軸状円筒
部6Aの押圧力により前記間隙を通って前記第1空間1
0a内に押し出される。
【0020】この第1空間10a内に押し出されたシリ
コングリース9により、第1空間10a内の空気は軸受
円筒部3Aと第1内輪円筒部6bの間隙を通って周溝8
a内に入り、そして該周溝8a内から前記第1内輪円筒
部6bと第1外輪円筒部3Bとの間隙を通って外部に放
出される。このようにして、シリコングリース9は空気
を追い出しながら第1空間10a内に充填されるとゝも
に、軸状円筒部6Aを更に押し下げることにより、図4
に示すように、周溝8a内に入る。
【0021】そして、更に前記軸状円筒部6Aを押し下
げることにより、周溝8a内がシリコングリース9で充
填されるとゝもに、この周溝8a内の余剰なシリコング
リース9は、前記第1内輪円筒部6bと第1外輪円筒部
3Bとの間隙を通って周溝8aの外に押し出される。こ
のとき、図5に示すように、第2内輪円筒部6Cの下端
部は前記周溝8B内に入っているため、シリコングリー
ス9は第2空間10B内の空気を追い出しながら前記間
隙を通って前記第2空間10B内に入る。そして、この
第2空間10B内の余剰なシリコングリース9は前記周
溝8B内の空気を追い出しながら周溝8B内を充填す
る。
【0022】以下、同じような工程を繰り返すことによ
り、図6に示すように、第3空間10C,周溝8Cは順
次シリコングリース9で充填され、図7に示すように、
ステータ4の前記固定円筒部6とロータ1の回転円筒部
3間の隙間がシリコングリース9により充填される。こ
のようにして、ロータ1とステータ4との組み立てが完
了し、本発明に係る回転制御ダンパーを得る。
【0023】このように、縦穴7内に充填したシリコン
グリース9を外方向へ押し出し、ステータ4の前記固定
円筒部6とロータ1の回転円筒部3間の隙間を、この間
隙内の空気を押出しながら順次充填するようにしたもの
であるから、第1内輪円筒部6bの長さを軸状円筒部6
Aの長さより長く形成し、また第3内輪円筒部6Dの長
さを第2内輪円筒部6Cの長さより長く形成することに
よっても、本発明の目的を達成することができる。
【0024】
【発明の効果】本発明に係る回転制御ダンパーは、上記
のように、平歯車の上面に、軸受円筒部を中心にこれと
同心かつ同一高さの第1〜第3外輪円筒部を外側に順次
形成したロータと、該ロータの前記軸受円筒部及び第1
〜第3外輪円筒部に緩く嵌合する軸状円筒部及び第1〜
第3内輪円筒部を中心から外側に順次形成したステータ
と、前記ロータの軸受円筒部内に充填され、該ロータと
前記ステータの嵌合時に前記軸状円筒部に押し出され
て、前記第1〜第3外輪円筒部内に順次流入するオイル
とを備えた回転制御ダンパーであって、前記ステータの
軸状円筒部及び第1内輪円筒部を前記第2及び第3内輪
円筒部より長くするとともに、前記第1内輪円筒部を、
前記ロータと前記ステータの嵌合時に、前記ロータの軸
受円筒部内に充填された前記オイルが前記第1外輪円筒
部内に流入する前に、該第1外輪円筒部内に到達する長
さとし、これと同様に、前記ステータの第2及び第3内
輪円筒部を、前記ロータと前記ステータの嵌合時に、前
記ロータの第1又は第2外輪円筒部内に充填された前記
オイルが前記第2又は第3外輪円筒部内に流入する前
に、該第2又は第3外輪円筒部内に到達する長さとした
構成であるから、ステータとロータとの組み立て完了時
において、回転円筒部と固定円筒部との間に空気が残留
することがなく、オイルのみが充填される。したがっ
て、回転制御力にバラツキがなく、高品質の回転制御ダ
ンパーを得ることができる、といった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回転制御ダンパーの分解斜視図で
ある。
【図2】同回転制御ダンパーの組立時における第1作用
説明半部縦断面図である。
【図3】同組立時における第2作用説明半部縦断面図で
ある。
【図4】同組立時における第3作用説明半部縦断面図で
ある。
【図5】同組立時における第4作用説明半部縦断面図で
ある。
【図6】同組立時における第5作用説明半部縦断面図で
ある。
【図7】同組立完了時の半部縦断面図である。
【図8】従来の回転制御ダンパーの分解斜視図である。
【図9】同回転制御ダンパーの組立時における第1作用
説明半部縦断面図である。
【図10】同組立時における第2作用説明半部縦断面図
である。
【図11】同組立時における第3作用説明半部縦断面図
である。
【図12】同組立完了時の半部縦断面図である。
【符号の説明】
1 ロータ 2 平歯車 3 回転円筒部 4 ステータ 6 固定円筒部 6A 軸状円筒部 6b 第1内輪円筒部 6C 第2内輪円筒部 6D 第3内輪円筒部 7 縦穴 8 周溝 9 シリコングリース 10 空間

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平歯車の上面に、軸受円筒部を中心にこ
    れと同心かつ同一高さの第1〜第3外輪円筒部を外側に
    順次形成したロータと、該ロータの前記軸受円筒部及び
    第1〜第3外輪円筒部に緩く嵌合する軸状円筒部及び第
    1〜第3内輪円筒部を中心から外側に順次形成したステ
    ータと、前記ロータの軸受円筒部内に充填され、該ロー
    タと前記ステータの嵌合時に前記軸状円筒部に押し出さ
    れて、前記第1〜第3外輪円筒部内に順次流入するオイ
    ルとを備えた回転制御ダンパーであって、前記ステータ
    の軸状円筒部及び第1内輪円筒部を前記第2及び第3内
    輪円筒部より長くするとともに、前記第1内輪円筒部
    を、前記ロータと前記ステータの嵌合時に、前記ロータ
    の軸受円筒部内に充填された前記オイルが前記第1外輪
    円筒部内に流入する前に、該第1外輪円筒部内に到達す
    る長さとし、これと同様に、前記ステータの第2及び第
    3内輪円筒部を、前記ロータと前記ステータの嵌合時
    に、前記ロータの第1又は第2外輪円筒部内に充填され
    た前記オイルが前記第2又は第3外輪円筒部内に流入す
    る前に、該第2又は第3外輪円筒部内に到達する長さと
    したことを特徴とする回転制御ダンパー。
  2. 【請求項2】 前記ステータの第1内輪円筒部を、前記
    軸状円筒部より長くした請求項1記載の回転制御ダンパ
    ー。
  3. 【請求項3】 前記ステータの第3内輪円筒部を、前記
    第2内輪円筒部より長くした請求項1又は2記載の回転
    制御ダンパー。
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JP6837912B2 (ja) * 2017-05-19 2021-03-03 株式会社ニフコ ダンパー
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