JPH0245541Y2 - - Google Patents

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JPH0245541Y2
JPH0245541Y2 JP4712385U JP4712385U JPH0245541Y2 JP H0245541 Y2 JPH0245541 Y2 JP H0245541Y2 JP 4712385 U JP4712385 U JP 4712385U JP 4712385 U JP4712385 U JP 4712385U JP H0245541 Y2 JPH0245541 Y2 JP H0245541Y2
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JP
Japan
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casing
disks
rod
stationary
rotating
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JP4712385U
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JPS61162631U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、抵抗円板間のクリアランスを変える
ことにより減衰力を任意に調整し得るようにした
多板式粘性ダンパーに関するものである。
(従来の技術) 多板式粘性ダンパーは、ケーシング内に静止円
板と回転円板を交互に配設するとともに、粘性流
体を封入し、回転円板の回転によつて生ずる粘性
流体の剪断抵抗に基づいて所要の減衰力を発生さ
せるものである。即ち、回転円板の周速度をu、
静止円板と回転円板との間のクリアランスをΔh、
粘性流体の粘性係数をμとし、Δhが小さく、周
速度uがクリアランスΔh方向に直線的に変化す
るものとすれば、粘性流体の剪断応力γは次にて
表される。
γ=μu/Δh ……(1) (考案が解決しようとする問題点) ところで、従来の多板式粘性ダンパーにあつて
は、クリアランスΔhが不要であつたが、回転円
板の回転数(周速度u)が一定の場合、減衰力
(即ち剪断応力γ)を変えるには、上式より明ら
かな如く粘性流体の粘性係数uを変える以外に方
法はなく、このことは即ち粘性流体自体を交換す
ることを意味し、実際には容易なことではなかつ
た。
(問題を解決するための手段) 上記問題を解決すべく本考案は、静止円板をケ
ーシング内に軸方向に移動自在に設けられたシリ
ンダに遊嵌し、回転円板をケーシングに回転自在
に支承されたロツドの外周に遊嵌するとともに、
各回転円板間及び静止円板間に弾性体を介設し
た。
(作用) 而して、各回転円板間及び静止円板間にはそれ
ぞれの弾性体を介設したため、これら各円板を軸
方向へ押圧すれば、弾性体の変形によつて円板間
のクリアランスが変化し、前記式より明らかな如
く剪断応力γが変化する。
(実施例) 以下に本考案の一実施例を添付図面に基づいて
説明する。
第1図は本考案に係る多板式粘性ダンパーの半
截断面図、第2図及び第3図は同ダンバー要部の
拡大破断面図である。
第1図に示す多板式粘性ダンパー1において、
2はケーシングであり、これの一端開口部はヘツ
ドカバー3にて閉塞されている。そして、このケ
ーシング2内にはロツド4が図中、左方より臨
み、これはベアリング5,6にて回転自在に支承
されている。尚、ヘツドカバー3のロツド4が貫
通する部分にはロツド4外周に摺接するオイルシ
ール7が環装される。
而して、ロツド4の外周にはこれの軸方向に複
数枚(図示例では7枚)の回転円板8…が、間に
弾性リング9…を介在して且つ所定隙間を設けて
遊嵌されている。
一方、ケーシング2内にはシリンダ10が軸方
向(図中、左右方向)に移動自在に設けられてお
り、これの内周部には複数枚(図示例では7枚)
の静止円板11…が、間に弾性リング12…を介
して、且つ前記回転円板8…間の隙間に位置する
ように遊嵌されており、従つて、回転円板8…と
静止円板11…とは交互に配されている。又、こ
のシリンダ10の一端部には断面矩形のリング1
3が保持されており、他端部外周はケーシング2
の一端部に回転自在に保持されたアジヤストボル
ト14の内周部に螺合している。尚、このシリン
ダ10にはこれの移動時に粘性流体を通過せしめ
る通孔10aが穿設されている。
又、上記アジヤストボルト14の外端部には調整
ダイアル15が結着されており、これらアジヤスト
ボルト14と調整ダイアル15とは一体に回動する。
而して、ケーシング2内には所定の粘度の粘性
流体が充填されている。尚、第1図中、16はア
キユームレータ、17,18はリングである。
次に本多板式粘性ダンパー1の作用を説明す
る。
第1図及び第2図に示す如く弾性リング9…及
び12…が変形しないでその断面が真円状を呈す
るときは、各回転円板8と静止円板11間のクリ
アランスΔh1は最大値を示す。
而して、ロツド4が回転すれば、これと一体に
回転円板8…が回転し、これら回転円板8…に接
する粘性流体は該回転円板8…の周速度uと同一
速度で回り、他方、静止円板11…に接する粘性
流体はこれらに付着して運動しない。従つて、各
クリアランスΔh1間にはu/Δh1の速度勾配が生
じ、粘性流体の粘性係数をμすれば、各円板8,
11間には次式にて表される剪断応力γ1が発生
し、この応力γ1に基づいてダンパー1内には所要
の減衰力が発生する。
γ1=μu/Δh1 ……(2) 上式において、Δh1は最も大きく、従つて発生
する減衰力は最も低いものとなる。
次に調整ダイアル15を回せば、これと一体に
アジヤストボルト14が回動し、該アジヤストボ
ルト14に螺合するシリンダ10が移動する。こ
こで、シリンダ10を前進(第1図中、左動)さ
せれば両円板8…,11…は軸方向に押圧され、
これらの間に介在する弾性リング9…,12が第
3図に示す如く楕円断面を呈して変形し、この結
果、各円板8,11間のクリアランスはΔh以前
の値Δh1(第2図参照)より小さくなり(Δh2
Δh1)、次式にて表される剪断応力γ2は、前記(2)
式にて表わされる値γ1よりも大きくなり、結果的
に減衰力が高められる。
γ=μu/Δh2 ……(3) 以上の実施例では回転円板8及び静止円板11
間の隙間を調整する手段として弾性リング9,1
2を用いたが、第4図に示す如くこれに代えて皿
ばね29,22を用いてもよい。尚、第4図にお
いては、第1図と同一の要素には同一番号を付し
ている。
(考案の効果) 以上の説明で明らかな如く本考案によれば、円
板間のクリアランスを可変にしてこの間に介在す
る粘性流体の速度勾配を変えるようにしたため、
該粘性流体の剪断抵抗によつて発生する減衰力を
任意、且つ容易に変えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る多板式粘性ダンパーの半
截断面図、第2図及び第3図は同ダンパー要部の
拡大破断面図、第4図は変更実施例に係る第1図
と同様の図である。 尚、図面中1は多板式粘性ダンパー、2はケー
シング、4はロツド、8は回転円板、9,12は
弾性リング、11は静止円板、14はアジヤスト
ボルト、15は調整ダイヤルである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーシング内にロツドを回転自在に支承し、該
    ロツドの外周には複数枚の回転円板を軸方向に所
    定隙間を設けて固定し、これら回転円板の間にケ
    ーシング側に固定された静止円板を配して構成さ
    れる多板式粘性ダンパーにおいて、前記静止円板
    をケーシング内に軸方向に移動自在に設けられた
    シリンダに遊嵌し、前記回転円板をロツド外周に
    遊嵌するとともに、各回転円板間及び静止円板間
    に弾性体を介設したことを特徴とする多板式粘性
    ダンパー。
JP4712385U 1985-03-29 1985-03-29 Expired JPH0245541Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4712385U JPH0245541Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4712385U JPH0245541Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

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Publication Number Publication Date
JPS61162631U JPS61162631U (ja) 1986-10-08
JPH0245541Y2 true JPH0245541Y2 (ja) 1990-12-03

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ID=30562164

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JP4712385U Expired JPH0245541Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

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JP (1) JPH0245541Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63318337A (ja) * 1987-06-22 1988-12-27 Sugatsune Ind Co Ltd 粘性流体を用いた回転多板式ダンパ−
JPH0235234A (ja) * 1988-07-22 1990-02-05 Sugatsune Ind Co Ltd 粘性流体を用いたダンパー
JPH02209641A (ja) * 1989-02-03 1990-08-21 Sugatsune Ind Co Ltd 粘性流体を用いた多板式ダンパーの抵抗力調整方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61162631U (ja) 1986-10-08

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