JP3064626B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP3064626B2
JP3064626B2 JP4012777A JP1277792A JP3064626B2 JP 3064626 B2 JP3064626 B2 JP 3064626B2 JP 4012777 A JP4012777 A JP 4012777A JP 1277792 A JP1277792 A JP 1277792A JP 3064626 B2 JP3064626 B2 JP 3064626B2
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秀典 北村
三郎 梶川
日出男 大久保
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、縦型電気掃除機の内部
構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の縦型電気掃除機では、特
開昭57−112830号公報に開示された構成が一般
的であった。すなわちハンドルが本体に固着され、その
先端にON−OFFスイッチ装置が配置されている。ハ
ンドル内には、連結棒が配置されてスイッチ装置の動作
を本体内のマイクロスイッチに伝え、その結果ファンモ
ータの運転・停止を制御するものである。
【0003】また近年、非使用時にはハンドルを本体内
部に収容して小容積で保管し、一方、使用時にはハンド
ルを本体内部より引き出して利用できる縦型電気掃除機
が開発されているが、このものでは、スイッチ装置は本
体の上端部に位置していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の構成の結果、特
開昭57−112830号公報のものでは、保管時には
ハンドルを引き出したままの大きさで保管せざるを得
ず、押し入れなどの高さを規制されるところには保管で
きない欠点があった。
【0005】また後者のものでは、当然ながら縦型電気
掃除機を移動操作する持ち手部分でスイッチ操作が行え
ず、使用性を低下させていた。
【0006】本発明はこれらの課題を解消するもので、
ハンドルの伸縮が自在で、かつハンドル先端でのスイッ
チ操作の可能な使用性の高い縦型電気掃除機を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に本発明の技術的手段は、集塵室や電動送風機を内蔵す
る本体と、この本体の下部に回動自在に結合された吸込
具と、前記集塵室の背面で上下方向に摺動自在に本体に
保持される中空のハンドルパイプと、前記ハンドルパイ
プの上部に形成されたスイッチと、前記スイッチと本体
内のコントロール回路とを接続すると共にハンドルパイ
プと本体内に保持されたコードとを具備し、前記コード
は、ハンドルパイプの摺動に応じて自在に伸縮するコイ
ル状部とその下方に位置した直線状部を有し、前記コー
ドの直線状部にガイド棒を固着し、前記ハンドルパイプ
を本体に収納する際、前記コードの直線状部より上方に
位置する前記ガイド棒の部位を、前記コードのコイル状
部内に位置させるものである。
【0008】また、コードの直線状部とガイド棒との固
着部の下端部は、本体内に収納したハンドルパイプの最
下端部より下方に位置するよう形成するものである。
【0009】
【作用】上記手段により、ハンドルパイプの伸縮に応じ
てコードのコイル状部が自在に伸び縮みし、本体内部の
コントロール回路とハンドルパイプ先端に配設したスイ
ッチとを常に電気的に接続し、電動送風機の運転制御を
手元で行えることに加え、使用時にはハンドルパイプを
引き出して使い良さ長さで使用できる一方、保管する際
には保管場所に応じてハンドルパイプを本体内に収納し
てコンパクトに保管できる等、使い勝手を向上させるも
のである。
【0010】また、コードの直線状部にガイド棒を固着
し、ハンドルパイプを本体に収納する際、前記コードの
直線状部より上方に位置する前記ガイド棒の部位を、前
記コードのコイル状部内に位置させることによってハン
ドルパイプの引き出し・収納を繰り返し行っても、コ
ドのコイル状部の下方への垂れ下がりを防ぎ、ハンドル
パイプ先端と本体摺動部位間での噛み込みを無くして良
好な使用を継続させるものである。
【0011】さらに、コードの直線状部とガイド棒との
固着部の下端部を、ハンドルパイプ先端の本体収納時の
最下端部より下方に位置させることによって、ガイド棒
下端と本体摺動部位間にコードの下方の直線状部が噛み
込むことを完全に防止することができるものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1〜図5
を参照して説明する。
【0013】図1、3において、縦型電気掃除機の本体
1は、上本体2と下本体3を結合して構成されている。
中央部にはごみを集塵する紙袋4を収容する集塵室5を
有し、集塵室5の上方にはコード巻取装置6を、また集
塵室5の下方には電動送風機7を内蔵している。
【0014】8が吸込具で、上吸込具9と下吸込具10
で本体1の下端部に設けた本体軸を狭持し、これを回転
軸にして本体1に対して揺動自在に結合されている。
【0015】11は止め具12aの係止作用で摺動・固
定自在に本体1に保持されるハンドルパイプで、使用時
には図3のように上方に引き延ばし、非使用時には図1
のように本体1内に収納して全高を小さくし、押し入れ
など高さ方向で制約のある保管場所への収納保管を可能
にし、またハンドルパイプ11の上部に取着した把手1
2にはスイッチ13が配置されている。
【0016】ハンドルパイプ11の内部には、上・下端
部は直線状で、その間はコイル状に形成されたコード1
4が配置され、スイッチ13と本体1内部のコントロー
ル回路15とを電気的に接続している。図5に示すよう
に、下側の直線状部には樹脂性のガイド棒16が、コ
ド14のコイル状部の直下部と、ガイド棒16の最下端
部の2カ所でコード14にテーピングされて固着されて
いる。またガイド棒16の先端は半球面状に形成され、
ハンドルパイプ11を本体1内へ収納した時にはコード
14のコイル状部内に約50mm浸入するよう形成され
ている。
【0017】図1、4に示すように、17は下本体3に
固定されたハンドル押えで、ハンドルパイプ11を摺動
自在に保持する筒部と、下本体3に固定するため筒部よ
り左右に突き出したフランジ部からなり、ハンドルパイ
プ11を本体1から引き延ばしたとき、ハンドルパイプ
11の下方部をその筒部内に保持し、また止め具12a
を下本体3とで狭持している。18はハンドル押え17
の下方で上本体2と下本体3で形成されたパイプ通路
で、ハンドルパイプ11がスムースに摺動できるよう円
筒状に形成されている。
【0018】図1、2に示すように、ホース19は本体
1の集塵室5と吸込具8とを連通し、吸込具8で集塵し
た塵埃を、電動送風機7の運転で発生する吸気流によっ
て紙袋4内に移送し蓄積させる通路となっている。継ぎ
ホース20は、吸込具8から抜き外したホース19に接
続して、吸込具8では清掃できない狭い所や高所の清掃
を可能にする補助ホースで、本体1の外周に沿わせて取
り付けられており、また一対の車輪21は吸込具8後方
に回転自在に保持されて本縦型電気掃除機の移動を容易
にしている。
【0019】次に上記構成における動作・作用について
説明する。本縦型電気掃除機を使用する際には、ハンド
ルパイプ11を本体1から引き出し、スイッチ13を操
作して電動送風機7の運転を遠隔制御して掃除を行な
い、使用後は、保管場所に応じてハンドルパイプ11を
本体1内に収納したり、あるいはそのまま引き出した状
態で保管する。
【0020】この時コード14は、ハンドルパイプ11
を本体1から引き出したときはコイル状部が伸び、ハン
ドルパイプ11を本体1内に収納したときは、コイル状
部が元の密着状態に戻るという動作を繰り返すことによ
って、ハンドルパイプ11の本体1からの引き出し位置
に関係せず、スイッチ13とコントロール回路15とを
確実に電気接続し、使用時の持ち手部分となる把手12
でのスイッチング操作を保証するものである。またこの
結果、コード14を用いることによって、ハンドルパイ
プ11の引き出し・収納と、手元でのスイッチ操作を両
立でき、著しい使用性の向上が行える。
【0021】ところで、ガイド棒16が無い場合には、
上記コイル状部が伸びた状態から元の密着状態に戻る動
作の際、特に、ハンドルパイプ11を引き出した状態で
長時間放置し、その後ハンドルパイプ11を本体1内に
収納する時には、コード14のコイル状部が引き伸ばさ
れてクリープ変形を起こしているため、直ちに密着状態
に戻れず、コイル状部が下側の直線状部を電動送風機7
側に押し込むこととなり、逃げ場の無くなった直線状部
がパイプ通路18内で略螺旋状に変形し、ハンドルパイ
プ11の下端部とパイプ通路18の下端部との間に噛み
込み、ハンドルパイプ11が所定位置まで収納できなく
なる現象を発生させる。これに対し、ガイド棒16をコ
ード14の下側直線状部に本願のごとく固着した場合で
は、いかにクリープ変形を生じていても、ガイド棒15
の先端が順次下がってくるコイル状部に引っかかりなく
浸入し、直線状部をそのままに保持してコイル状部を下
側から支えるため、コイル状部の下端位置が密着時と同
じ位置に保たれ、噛み込みが発生せずにハンドルパイプ
11の収納を良好に、かつ確実に行えるものである。
【0022】さらに、ガイド棒16とコード14の固着
の下端部を、ハンドルパイプ11先端の本体1内への収
納時の最下端部より下方に位置させているため、ガイド
棒16下端とパイプ通路18の下端間にコード14の下
方直線部が噛み込むことを完全に防止している。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、集塵室や
電動送風機を内蔵する本体と、この本体の下部に回動自
在に結合された吸込具と、前記集塵室の背面で上下方向
に摺動自在に本体に保持される中空のハンドルパイプ
と、前記ハンドルパイプの上部に形成されたスイッチ
と、前記スイッチと本体内のコントロール回路とを接続
すると共にハンドルパイプと本体内に保持されたコード
とを具備し、前記コードは、ハンドルパイプの摺動に応
じて自在に伸縮するコイル状部とその下方に位置した直
線状部を有し、前記コードの直線状部にガイド棒を固着
し、前記ハンドルパイプを本体に収納する際、前記コー
ドの直線状部より上方に位置する前記ガイド棒の部位
を、前記コードのコイル状部内に位置させることによっ
て以下の効果が得られる。
【0024】1.ハンドルパイプの伸縮に応じてコード
のコイル状部が自在に伸縮を繰り返し、本体内部のコン
トロール回路とハンドルパイプの上部に形成したスイッ
チとを常に電気的に接続し、電動送風機の運転制御を手
元で行えるようにできる。
【0025】2.使用時にはハンドルパイプを引き出し
て使い良い長さで使用できる一方、保管する際には保管
場所に応じてハンドルパイプを本体内に収納してコンパ
クトに保管できる。
【0026】また、コードの直線状部にガイド棒を固着
し、ハンドルパイプを本体に収納する際、前記コードの
直線状部より上方に位置する前記ガイド棒の部位を、前
記コードのコイル状部内に位置させることによって、コ
ードのコイル状部の下方への垂れ下がりを防ぎ、ハンド
ルパイプ先端と本体摺動部位間でのコードの噛み込みを
無くして良好な使用を継続させ得るものであり、さらに
、コードの直線状部とガイド棒との固着部の下端部
は、本体内に収納したハンドルパイプの最下端部より下
方に位置するよう形成することによって噛み込みを完全
に防止し、恒久的な使用性の向上を図れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例で横から見た中央断面図
【図2】同前から見た中央断面図
【図3】同斜め後方より見た斜視図
【図4】同コード巻取装置部の部分断面図
【図5】同コイル状コード下方部の拡大断面図
【符号の説明】
1 本体 2 上本体 3 下本体 5 集塵室 7 電動送風機 8 吸込具 11 ハンドルパイプ 13 スイッチ 14 コイル状コード 15 コントロール回路 16 ガイド棒 18 パイプ通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平3−111254(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/32 A47L 5/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】集塵室や電動送風機を内蔵する本体と、こ
    の本体の下部に回動自在に結合された吸込具と、前記集
    塵室の背面で上下方向に摺動自在に本体に保持される中
    空のハンドルパイプと、前記ハンドルパイプの上部に
    成されたスイッチと、前記スイッチと本体内のコントロ
    ール回路とを接続すると共にハンドルパイプと本体内に
    保持されたコードとを具備し、前記コードは、ハンドル
    パイプの摺動に応じて自在に伸縮するコイル状部とその
    下方に位置した直線状部を有し、前記コードの直線状部
    にガイド棒を固着し、前記ハンドルパイプを本体に収納
    する際、前記コードの直線状部より上方に位置する前記
    ガイド棒の部位を、前記コードのコイル状部内に位置さ
    せる縦型電気掃除機。
  2. 【請求項2】コードの直線状部とガイド棒との固着部の
    下端部は、本体内に収納したハンドルパイプの最下端部
    より下方に位置してなる請求項記載の縦型電気掃除
    機。
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WO2013122267A1 (en) 2012-02-15 2013-08-22 Hitachi Koki Co., Ltd. Electric working machine
JP5877497B2 (ja) * 2012-02-15 2016-03-08 日立工機株式会社 電動作業機

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