JP3064576B2 - 現像器のギャップ保持装置 - Google Patents

現像器のギャップ保持装置

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JP3064576B2
JP3064576B2 JP3279786A JP27978691A JP3064576B2 JP 3064576 B2 JP3064576 B2 JP 3064576B2 JP 3279786 A JP3279786 A JP 3279786A JP 27978691 A JP27978691 A JP 27978691A JP 3064576 B2 JP3064576 B2 JP 3064576B2
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photosensitive drum
gap
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茂樹 長岡
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真装置における
感光ドラムとその感光ドラムの表面に対向配置される現
像器のマグネットロールとの近接点におけるギャップを
所定間隔に保持させる現像器のギャップ保持装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真装置は、図3に示される
ように、感光ドラム31の周りにその感光ドラム31の
回転方向に沿って、この感光ドラム31の表面に電荷を
帯電させる帯電部32と、この帯電部32にて帯電され
た感光ドラム31の表面に静電潜像をつくる光学部33
と、この光学部33にて形成された静電潜像に現像剤を
つける現像部34と、この現像部34にて感光ドラム3
1の表面につけられた現像剤を用紙に写す転写部35
と、感光ドラム31の表面の残存現像剤を取るクリーナ
36と、感光ドラム31の表面の帯電を取る除電部37
とが順次配設されている。
【0003】このような電子写真装置では、印字品質に
大きな影響を及ぼす感光ドラム31と現像部34のマグ
ネットロール38とのギャップを常に所定間隔に保持す
ることが要求されている。そこで、この現像部34に
は、例えば特開昭63−271281号公報に記載され
ているような間隙(ギャップ)保持装置39が付設され
ている。
【0004】このギャップ保持装置39は、現像部34
の支持台40の後部に設けられるカムレバー41の回転
動作により、マグネットロール38が感光ドラム31に
対してガイドローラ42を介して当接、もしくは離間さ
せられる。また、マグネットロール38は、支持台40
が前後および回転方向に可動となるようにその支持台4
0の前部に配設される支持軸43と、この支持台40の
後部を吊り上げる弾性部材44と、現像部34を感光ド
ラム31側に付勢する弾性部材45とにより感光ドラム
31に対して常に水平方向に付勢される。したがって、
現像部34のマグネットロール38はガイドローラ42
を介して感光ドラム31に押し当てられ、回転する感光
ドラム31の表面に追随される。この結果、感光ドラム
31とマグネットロール38とのギャップが感光ドラム
31の真円度の精度等の影響を受けることなく常に所定
間隔に保持される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述さ
れたギャップ保持装置39は、長期にわたる使用に際し
ては、弾性部材44,45等が初期の性能を保つことが
できないため、感光ドラム31とマグネットロール38
とのギャップ精度が落ちるという問題点がある。また、
装置自体が大掛かりなものになるという問題点がある。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを目的として、簡便かつ確実に感光ドラムとマグネッ
トロールとのギャップ精度を保持することができる現像
器のギャップ保持装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による現像器のギ
ャップ保持装置は、前述されたような目的を達成するた
めに、図1の発明原理図に示されているように、感光ド
ラムとその感光ドラムの表面にギャップコロを介して対
向配置されるマグネットロールとの近接点におけるギャ
ップを所定間隔に保持する現像器のギャップ保持装置で
あって、電子写真装置に前記感光ドラム側の一端側が下
方となるように所定角度傾斜されて配設される支持部材
と、現像器に前記支持部材の傾斜面上を移動可能に配設
され、該傾斜により前記ギャップコロを介して前記感光
ドラムへマグネットロールを近接させる移動部材とを具
えることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明による現像器のギャップ保持装置は、電
子写真装置に感光ドラム側の一端側が下方となるように
所定角度傾斜されて配設される支持部材(1)の傾斜面
上を、現像器(2)に配設される移動部材(3)が移動
可能とされているため、現像器(2)は移動部材(3)
を介して支持部材(1)の傾斜面上を自重により移動し
ようとする。この結果、現像器(2)のマグネットロー
ルは、ギャップコロを介して現像器(2)の自重に相当
する荷重のうち、支持部材(1)の傾斜面に対して平行
に働く分力に相当する荷重により感光ドラムに近接さ
れ、この近接点における感光ドラムとマグネットロール
とのギャップが所定間隔に保持される。
【0009】
【実施例】次に、本発明による現像器のギャップ保持装
置の具体的な一実施例について、図面を参照しつつ説明
する。なお、本発明による現像器のギャップ保持装置が
適用される電子写真装置において、現像部以外の構成は
前述された従来の電子写真装置と同一であるため、同一
符号を付すに留め説明を省略する。
【0010】図2に示されるように、本発明による現像
器のギャップ保持装置11は、現像器12の両外側面の
下部にそれぞれ支持部材13を介して2個のローラ1
4,14が配設されている。また、図示されない電子写
真装置の両内側面には、ガイドレール15がそれぞれ固
定具16,16を介して感光ドラム31側が下方となる
ように水平面に対して、例えば20°傾斜されて配設さ
れ、このガイドレール15上にローラ14,14が転支
されている。
【0011】前記感光ドラム31の表面に対向配置され
る現像器12のマグネットロール17は、軸線が感光ド
ラム31の軸線に対して平行とされ、これらマグネット
ロール17および感光ドラム31の軸線を含む平面が水
平面に対して、例えば20°傾斜されている。また、マ
グネットロール17の両端部には、そのマグネットロー
ル17の軸線と同一軸線で回動自在とされるフレーム1
8が配設され、このフレーム18にギャップコロ19,
19が支持されている。これらギャップコロ19,19
が感光ドラム31の表面に当接されることにより、感光
ドラム31とマグネットロール17との間に所定間隔の
ギャップが形成される。このように、マグネットロール
17が感光ドラム31の表面においてギャップコロ1
9,19により二点支持されているため、感光ドラム3
1の表面におけるマグネットロール17の配置安定性が
向上される。なお、感光ドラム31の感光面は、例えば
アモルファスシリコンにより形成されている。
【0012】なお、現像器12は公知のものであって、
20はトナーホッパ、21は現像剤ボトル、22,23
は攪拌パドル、24,25は現像剤搬送スクリュー、2
6は流れ規制板、27はドクターブレード、28は回収
マグネットロール、29はブレード、30は現像剤回収
ボトルである。
【0013】このように構成された現像器のギャップ保
持装置11によれば、ガイドレール15が水平面に対し
て20°傾斜されて配置されているため、現像器12は
ローラ14,14を介してガイドレール15上を自重に
より下方に移動しようとする。この結果、現像器12の
マグネットロール17は、ギャップコロ19,19を介
して現像器12の自重に相当する荷重のうち、ガイドレ
ール15の傾斜面に対して平行に働く分力に相当する荷
重により感光ドラム31に近接され、感光ドラム31と
マグネットロール17とのギャップが所定間隔に保持さ
れる。なお、現像器12の重さを、例えば15kgとす
ると、マグネットロール17は約5.1kgの荷重で感
光ドラム31の表面に近接される。
【0014】前述されたガイドレール15の傾斜角度
は、現像器12の感光ドラム31に対する配設位置によ
り決定されるものである。すなわち、本実施例において
は、マグネットロール17の軸線は感光ドラム31の軸
線に対して平行とされ、これら軸線を含む平面が水平面
に対して20°傾斜しているため、ガイドレール15が
前記平面と同様に20°傾斜して配置されている。この
結果、現像器12の自重に相当する荷重が効率良く感光
ドラム31の表面に負荷される。なお、ガイドレール1
5の傾斜角度は、現像器12がローラ14を介して少な
くとも移動し得る角度とされ、また、このガイドレール
15の傾斜角度と前記平面の傾斜角度とは、できるだけ
同一角度とするのが好ましい。
【0015】なお、本発明による現像器のギャップ保持
装置11は、感光ドラム31の表面に配設されるととも
に、感光ドラム31とのギャップ精度を保持する必要の
あるものについても使用することができる。
【0016】なお、本実施例におけるガイドレール15
は本発明における支持部材(1)に、現像器12は現像
器(2)に、ローラ14は移動部材(3)にそれぞれ対
応する。
【0017】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、簡便かつ確実に感光ドラムとマグネットロールとの
ギャップ精度を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による現像器のギャップ保持装置の原理
構成を示す発明原理図である。
【図2】本発明の実施例の現像器のギャップ保持装置が
適用される電子写真装置の要部概略図である。
【図3】従来の現像器のギャップ保持装置が適用される
電子写真装置の要部概略図である。
【符号の説明】
1 支持部材 2,12 現像器 3 移動部材 11 現像器のギャップ保持装置 14 ローラ 15 ガイドレール 17 マグネットロール 19 ギャップコロ 31 感光ドラム

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光ドラムとその感光ドラムの表面にギ
    ャップコロを介して対向配置されるマグネットロールと
    の近接点におけるギャップを所定間隔に保持する現像器
    のギャップ保持装置であって、 電子写真装置に前記感光ドラム側の一端側が下方となる
    ように所定角度傾斜されて配設される支持部材と、現像
    器に前記支持部材の傾斜面上を移動可能に配設され、該
    傾斜により前記ギャップコロを介して前記感光ドラムへ
    マグネットロールを近接させる移動部材とを具えること
    を特徴とする現像器のギャップ保持装置。
JP3279786A 1991-10-25 1991-10-25 現像器のギャップ保持装置 Expired - Fee Related JP3064576B2 (ja)

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