JP3064486U - 映像プリント遊戯装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像プリント遊戯装置において、撮像手段に
よって撮像した画像の中に、撮像手段によって撮像した
画像を縮小して装飾用の画像として嵌め込み合成するこ
とを可能にする。 【解決手段】 ＣＣＤによって撮像した画像を縮小して
ＲＡＭに記憶しておき（Ｓ２１乃至Ｓ２３）、タッチペ
ンによって表示画面上の任意点が指定されると（Ｓ２
７：ＹＥＳ）、その位置にこの縮小画像を嵌め込み合成
する（Ｓ２８）。そして、この位置からタッチペンが所
定量移動する毎に（Ｓ３０：ＹＥＳ）、タッチペンの移
動に追従して上記縮小画像を次々に嵌め込み合成する
（Ｓ２８）。これにより、プリント画像の装飾の幅を拡
げることができると共に、画像装飾作業に娯楽性を持た
せることができるため、利用者の増加を図ることができ
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、映像プリント遊戯装置に関し、特に、撮像手段によって撮像した遊 戯者の画像に、装飾用の画像を合成する技術に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来から、装置本体前面に位置する遊戯者を被写体として撮影し、その被写体 像をシールにプリントして利用者に提供する映像プリント遊戯装置が知られてい る。このような映像プリント遊戯装置としては、実際に撮像した被写体像をプリ ントして提供するだけでなく、予め用意している複数の装飾用の画像（フレーム 画像）の中から遊戯者が所望の画像を選択し、選択された装飾用の画像を被写体 像に合成してプリントする装置が知られている（例えば、特開平１０−３０７９ ０３号公報等参照）。また、遊戯者の画像を透明なシールにプリントすることに よって、シールを貼り付けた壁等の美観を損なわないようにする装置も提案され ている（例えば、特開平１０−２４５０２２号公報等参照）。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、上記のような従来の映像プリント遊戯装置によれば、遊戯者が 選択可能な装飾用の画像は、予め用意されている画像に限定されるため、画像の 装飾は在り来たりのものになり、遊戯者がすぐに飽きを感じてしまうことも多か った。また、装飾用の画像を合成する作業は、所望の装飾用の画像を選択するだ けの作業であり、画像を合成する作業自体を遊戯者が楽しむことはできなかった 。また、透明なシールにプリントする装置では、シールを貼り付けた壁等の美観 を損なわないものの、上記の問題を解決することはできなかった。

【０００４】 本考案は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、撮像手段に よって撮像した画像の中に、撮像手段によって撮像した画像を縮小して嵌め込み 合成可能とすることで画像の装飾にバリエーションを持たせることができ、しか も、画像合成作業に娯楽性を持たせ、遊戯者が画像合成作業を遊戯として楽しむ ことができる映像プリント遊戯装置を提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために請求項１に記載の考案は、遊戯者を撮像する撮像手 段と、この撮像手段によって撮像された画像に装飾用の画像を合成する合成手段 と、撮像手段によって撮像された画像又は合成手段による合成画像を表示する表 示手段と、この表示手段に表示された画像をシール等の記録媒体にプリントする プリント手段とを有する映像プリント遊戯装置において、合成手段は、撮像手段 によって撮像された画像内に、撮像手段によって撮像した画像を縮小して前記装 飾用の画像として嵌め込み合成するものである。

【０００６】 上記構成においては、撮像手段によって撮像した画像を装飾用の画像として使 用するため、遊戯者は、予め用意された画像データの中から装飾用の画像に限ら れることなく、遊戯中に撮像される遊戯者自身の画像を装飾用の画像として嵌め 込み合成することができる。

【０００７】 また、請求項２に記載の考案は、請求項１に記載の映像プリント遊戯装置であ って、合成手段は、表示手段によって表示されている画像内に、該表示画像と同 じ画像を縮小して前記装飾用の画像として嵌め込み合成するものである。

【０００８】 上記構成においては、表示手段に表示されている内容をそのまま縮小して、装 飾用の画像として嵌め込み合成するため、合成手段による画像合成後の画像を装 飾用の画像として用いることができる。これにより、撮像手段によって撮像され た画像を装飾用の画像として嵌め込んだ画像を、更に装飾用の画像として嵌め込 むことができる。

【０００９】 また、請求項３に記載の考案は、請求項２に記載の映像プリント遊戯装置であ って、表示手段に表示されている画像を任意の大きさに縮小する画像縮小手段と 、画像縮小手段によって縮小された画像を一時的に記憶する記憶手段とを有し、 合成手段は、表示手段に表示されている画像に、記憶手段に記憶されている縮小 画像を前記装飾用の画像として合成するものである。

【００１０】 上記構成においては、画像縮小手段が表示手段に表示されている画像を縮小し 、この縮小画像が装飾用の画像として記憶手段に記憶され、合成手段は、記憶手 段に記憶されている画像を、表示手段に表示されている画像に嵌め込み合成する 。これにより、予め装置に備えられている装飾用の画像データを嵌め込み合成す る場合と同様の処理によって、表示手段に表示されている画像を装飾用の画像と して用いることができる。

【００１１】 また、請求項４に記載の考案は、請求項３に記載の映像プリント遊戯装置であ って、表示手段に表示されている画像上で任意点を指定することが可能な指定手 段と、表示手段に表示されている画像上における指定手段の位置を検出する位置 検出手段とを有し、合成手段は、位置検出手段による検出結果に基づいて、指定 手段が所定量移動する毎に、表示手段に表示されている画像に前記縮小画像を連 続して合成するものである。

【００１２】 上記構成においては、指定手段が所定量移動する毎に前記縮小画像を連続して 合成するため、表示手段に表示されている画像上で遊戯者が指定手段を移動させ れば、指定手段の移動に追従して前記縮小画像が表示手段に次々に表示される。 そのため、遊戯者が指定手段を表示手段の画像上で操作することで、スタンプを 連続して押すような間隔で前記縮小画像を嵌め込んでいくことができ、遊戯者に 与えるアミューズメント性が高まる。

【００１３】 また、請求項５に記載の考案は、請求項２乃至請求項４のいずれかに記載の映 像プリント遊戯装置であって、記憶手段は複数の縮小画像を記憶することが可能 であり、合成手段は、記憶手段に記憶されている複数の画像の中から遊戯者によ って選択された縮小画像を、表示手段に表示されている画像に合成するものであ る。

【００１４】 上記構成においては、撮像手段によって複数回の撮影が行われると、その各画 像が記憶手段に記憶され、遊戯者はその中から所望の画像を選択して、表示手段 に表示されている画像に嵌め込み合成することができる。

【００１５】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の一実施形態に係る映像プリント遊戯装置について図面を参照し て説明する。図１に本映像プリント遊戯装置による画像嵌め込み合成時の表示画 面を示し、図２にこの画像嵌め込み合成時の処理の流れを示す。本映像プリント 遊戯装置は、図１に示すように、ＣＣＤ等のカメラによって撮像した画像Ｐの中 に、これと同一画像（又はＣＣＤによって撮像した他の画像）を縮小した画像Ｐ １を嵌め込み合成することが可能である。この画像嵌め込み合成時の大まかな手 順は次の通りである。遊戯者が、撮像された画像を装飾するためのフレーム画像 を予め用意された画像の中から選択すると（Ｓ１）、その後、カメラによる撮影 が実行される（Ｓ２）。そして、撮影した画像が適当な大きさ（スタンプサイズ ）に縮小され、ＲＡＭ７（記憶手段、図３参照）に記憶される（Ｓ３）。ＲＡＭ ７に記憶された縮小画像Ｐ１は、映像プリント遊戯装置の表示画面６０の嵌め込 み用画像表示部６１に表示され、スタンプとして使用可能であることが遊戯者に 対して示される。遊戯者は、この嵌め込み用画像表示部６１に表示された縮小画 像Ｐ１を所定の操作で指定すると、縮小画像Ｐ１が表示画面中に嵌め込み合成さ れ、あたかも表示画面６０に縮小画像Ｐ１をスタンプとして押したかのような感 覚で使用される（Ｓ４）。

【００１６】 画像装飾時の表示画面について説明する。本映像プリント遊戯装置は、表示画 面６０上での操作によって、カメラによって撮像された画像に様々な加工を施す ことが可能である。表示画面６０には、タッチパネル１０（指定手段、位置検出 手段、図３参照）が取り付けられており、不図示のタッチペンで任意位置を指定 することによって、撮像した画像Ｐの中に線や絵を描き込んだり、縮小画像Ｐ１ を嵌め込むことができるようになっている。表示画面６０には、撮像画像Ｐ及び 嵌め込み用画像表示部６１の他、描く線の太さを設定するためのボタン６２，６ ３，６４、描いた線等を消すためのボタン６５、描く線の色を設定するためのボ タン群６６、更に、直前の操作を取り消すための取り消しボタン６７、加工した 画面を初期画面に戻すための初期画面ボタン６８、及び表示画面６０の印刷を実 行するためのプリントボタン６９が表示される。タッチペンにより表示画面６０ 上で各ボタンを押下すると、その押下された位置の座標値がタッチパネル１０に よって検出され、座標値に応じた処理が施されるようになっている。

【００１７】 図３に本考案の一実施形態に係る映像プリント遊戯装置の概略構成を示す。映 像プリント遊戯装置１は、装置全体の動作制御を司るＣＰＵ２を有している。制 御部２は、ＲＯＭ３に記憶されたメインプログラムに基づいて上述した画像嵌め 込み合成処理等及び装置全体の動作を制御する。また、ＣＰＵ２は、描画処理部 ４及びＬＣＤドライブ回路５を介してディスプレイとして機能するＬＣＤ（表示 手段）６を制御する。この描画処理部４には、ＲＡＭ（記憶手段）７に記憶され た縮小画像Ｐ１のデータ等がＣＰＵ２から送られ、描画処理部４は縮小画像Ｐ１ のデータをディスプレイ表示可能な形式に処理する。ＬＣＤドライブ回路５は、 描画処理部４からのデータに基づいてＬＣＤ６の動作を制御する。

【００１８】 ＣＰＵ２には、タッチパネル制御回路９を介してタッチパネル１０が接続され ている。タッチパネル１０は抵抗被膜等がＬＣＤ６のパネル上に取り付けられて なり、ＬＣＤ６の表示画面上で押下された位置を検出し、その位置の座標値をＣ ＰＵ２に出力するようになっている。ＲＯＭ３には、タッチパネル１０による押 下用のボタンとして表示される画像をマスクパターンで作成したデータ、及び座 標値に対応する処理の内容も記憶されており、ＣＰＵ２はタッチパネル１０から 座標値を得ると、この座標値に対応する処理をＲＯＭ３から読み出して実行する 。ＬＣＤ６の表示画面上での座標値を指定するための押下は、先端に丸みを持た せた専用のタッチペンによって行う。

【００１９】 また、映像プリント遊戯装置１には、遊戯者を被写体として撮像するためのＣ ＣＤ（撮像手段）１５が設けられている。このＣＣＤ１５によって撮像された画 像はＲＡＭ７に一時的に記憶され、描画処理部４に送られてＬＣＤ６に表示され る。また、ＣＣＤ１５によって撮像した画像は画像処理部（合成手段、画像縮小 手段）１７にも送られ、画像処理部１７によって上記スタンプサイズに縮小され た後、縮小画像Ｐ１としてＲＡＭ７に記憶される。ＲＡＭ７に記憶された縮小画 像は、描画処理部４に送られ、嵌め込み用画像表示部６１に表示される。画像処 理部１７は、ＬＣＤ６に表示された画像Ｐへの縮小画像Ｐ１の嵌め込み合成も行 う。画像処理部１７は、上記タッチペンによりタッチパネル１０上の任意座標値 が指定され、タッチペンが当該座標値から所定距離（予め設定しておいた任意距 離であり、例えば、縮小画像の横幅と同等の距離など）だけ移動したことが、タ ッチパネル１０から送られてくる座標値によって認識されると、その座標値の位 置（タッチペンが所定距離だけ移動した位置）に縮小画像Ｐ１を嵌め込み合成す る処理を行う。なお、映像プリント遊戯装置１には、ＬＣＤ６の表示画面６０を プリントするために、プリンタドライバ１８及びプリンタ（プリント手段）１９ が備えられている。

【００２０】 次に、タッチペンの移動に伴う縮小画像の嵌め込み合成処理について図４を参 照して説明する。図４はこの縮小画像嵌め込み合成時の処理の流れを示すフロー チャートである。プリント遊戯が開始され、遊戯者が被写体像として撮影される と（Ｓ２１）、その撮影画像Ｐ１は嵌め込み合成用にスタンプサイズに縮小され （Ｓ２２）、縮小画像Ｐ１としてＲＡＭ７に記憶される（Ｓ２３）。この縮小画 像Ｐ１は、嵌め込み合成の候補としてＬＣＤ６の嵌め込み用画像表示部６１に表 示される（Ｓ２４）。更に、別の嵌め込み合成用の縮小画像を作成するときは、 Ｓ２１からＳ２４までの処理が繰り返される。複数の縮小画像を作成した場合は 、それらの縮小画像は全て嵌め込み用画像表示部６１に表示され、装飾用として 用いることが可能であることが示される。

【００２１】 次に、遊戯者によりタッチペンを用いてＬＣＤ６の嵌め込み用画像表示部６１ に表示された縮小画像の中から所望の画像が指定され（Ｓ２６：ＹＥＳ）、タッ チペンを用いて表示画面６０上で嵌め込み合成を開始する位置が指定されると（ Ｓ２７：ＹＥＳ）、指定された位置に縮小画像が嵌め込み合成される（Ｓ２８） 。タッチパネル１０から入力される座標値に基づいて（Ｓ２９：ＹＥＳ）、タッ チペンによる指定位置が所定距離移動したことが確認されると（Ｓ３０：ＹＥＳ ）、所定距離だけ移動した位置に更に縮小画像が嵌め込み合成される（Ｓ２８） 。嵌め込み合成される縮小画像は、その中心点がタッチペンによって指定された 座標値に一致する位置に合成される。この縮小画像嵌め込み合成は、タッチペン の移動に伴って次々に行われ、タッチペンが表示画面６０に非接触となったとき 、すなわち、タッチパネル１０から座標値の入力がなくなった時に（Ｓ２９：Ｎ Ｏ）、画像嵌め込み合成処理が終了する。このような処理によって縮小画像を嵌 め込み合成することで、遊戯者がタッチペンでＬＣＤ６の表示画面６０をなぞっ てやれば、タッチペンの移動に追従して所定間隔毎に縮小画像が次々に連続して 表示されていくことになる。これにより遊戯者は、表示画面にスタンプを連続し て押しているかのような感覚で縮小画像を表示させることができ、画像嵌め込み 作業を娯楽として楽しむことができる。

【００２２】 このように、本実施形態の映像プリント遊戯装置１によれば、ＣＣＤ１５によ って撮像された遊戯者の画像の中に、ＣＣＤ１５によって撮像した画像を縮小し て嵌め込むことができるため、撮像した画像の装飾用に予め用意しておいた画像 （フレーム画像等）に限定されることなく、遊戯時に撮像した新たな画像を装飾 用の画像として用いることができ、装飾の幅を拡げることができる。また、遊戯 者は、表示画面６０にスタンプを連続して押しているかのような感覚で縮小画像 を次々に表示させることができ、画像装飾時の作業に娯楽性が生まれることから 、映像プリント遊戯装置１の利用者数の増加を図ることが可能になる。

【００２３】 なお、本考案は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。例 えば、上記実施の形態では、ＣＣＤ１５によって撮像された画像の中に、この画 像と同じ画像を縮小して嵌め込み合成するものを示したが、ＬＣＤ６の表示画面 ６０に表示されている画面自体を、嵌め込み用の縮小画像とすることができるよ うにしてもよい。この場合は、ＣＣＤ１５によって撮像された画像を何重にも重 ねて合成・表示できることになるため、画像の装飾の幅を更に拡げることができ る。また、上記実施の形態では、タッチペンの移動に追従して縮小画像を嵌め込 み合成するようにしているが、タッチペンによって任意の２点を指定し、その２ 点間に所定間隔毎に縮小画像を嵌め込み合成するように処理を行うものであって もよい。

【００２４】 また、上記実施の形態では、嵌め込み用の画像として、ＣＣＤ１５によって撮 像された複数の画像を用いることができるものを示したが、嵌め込み用の画像と して一の画像しか嵌め込み合成することができないものであっても構わない。ま た、上記実施の形態では、縮小画像を嵌め込む位置の指定を、タッチパネル１０ 及びタッチペンによって行うものとしているが、遊戯者が指先を直接表示画面に 触れることで指定するものや、マウスを用いて指定するもの等であってもよい。

【００２５】

【考案の効果】

以上のように請求項１に記載の考案によれば、予め用意されている装飾用の画 像に限られることなく、遊戯中に新たに撮像した遊戯者自身の画像を装飾用の画 像として使用することができる。これにより、プリント画像の装飾の幅を拡げる ことができ、遊戯の娯楽性を高めることができるため、遊戯者に与える娯楽性が 高まり、利用者の増加を図ることができる。

【００２６】 また、請求項２に記載の考案によれば、表示手段に表示されている内容を、装 飾用の画像として嵌め込み合成することが可能であるため、撮像手段によって撮 像した画像を合成した後の画像を装飾用の画像として用いることができる。これ により、撮像手段によって撮像された画像を何重にも重ねて合成できることにな るため、プリント画像の装飾の幅を更に拡げることができ、遊戯の娯楽性も更に 高めることができる。

【００２７】 また、請求項３に記載の考案によれば、装飾用に縮小した画像を記憶手段に記 憶し、この画像を表示手段に表示されている画像に嵌め込み合成するため、予め 装置に備えられている装飾用の画像データを嵌め込み合成する場合と同様の処理 でもって、撮像手段によって撮像された画像を装飾用の画像として用いることが できる。

【００２８】 また、請求項４に記載の考案によれば、遊戯者が指定手段を表示手段の画像上 で操作することによって、指定手段の移動に追従して前記縮小画像が表示手段に 次々に表示されるため、遊戯者は、スタンプを連続して押すような感覚で前記縮 小画像を嵌め込み合成することができる。これにより、遊戯者による画像を装飾 する作業に娯楽性を持たせることができるため、利用者の増加を図ることができ る。

【００２９】 また、請求項５に記載の考案によれば、撮像手段によって撮像した複数の画像 の中から、遊戯者が所望の画像を選択して、表示手段に表示されている画像に嵌 め込み合成することができるため、プリント画像の装飾の幅を更に拡げることが できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施形態に係る映像プリント遊戯装
置の画像嵌め込み合成時における表示画面を示す図であ
る。

【図２】上記画像嵌め込み合成時の処理の流れを示すフ
ローチャートである。

【図３】上記映像プリント遊戯装置の概略構成を示すブ
ロック図である。

【図４】縮小画像嵌め込み合成時の処理の流れを示すフ
ローチャートである。

【符号の説明】

１ 映像プリント遊戯装置 ６ ＬＣＤ（表示手段） ７ ＲＡＭ（記憶手段） １０ タッチパネル（指定手段、位置検出手段） １５ ＣＣＤ（撮像手段） １７ 画像処理部（合成手段、画像縮小手段） １９ プリンタ（プリント手段）

フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ 7/18 Ｖ

Claims (5)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 遊戯者を撮像する撮像手段と、この撮像
   手段によって撮像された画像に装飾用の画像を合成する
   合成手段と、撮像手段によって撮像された画像又は合成
   手段による合成画像を表示する表示手段と、この表示手
   段に表示された画像をシール等の記録媒体にプリントす
   るプリント手段とを有する映像プリント遊戯装置におい
   て、 前記合成手段は、前記撮像手段によって撮像された画像
   内に、前記撮像手段によって撮像した画像を縮小して前
   記装飾用の画像として嵌め込み合成することを特徴とす
   る映像プリント遊戯装置。
2. 【請求項２】 前記合成手段は、前記表示手段によって
   表示されている画像内に、該表示画像と同じ画像を縮小
   して前記装飾用の画像として嵌め込み合成することを特
   徴とする請求項１に記載の映像プリント遊戯装置。
3. 【請求項３】 前記表示手段に表示されている画像を任
   意の大きさに縮小する画像縮小手段と、 前記画像縮小手段によって縮小された画像を一時的に記
   憶する記憶手段とを有し、 前記合成手段は、前記表示手段に表示されている画像
   に、前記記憶手段に記憶されている縮小画像を前記装飾
   用の画像として合成することを特徴とする請求項２に記
   載の映像プリント遊戯装置。
4. 【請求項４】 前記表示手段に表示されている画像上で
   任意点を指定することが可能な指定手段と、 前記表示手段に表示されている画像上における前記指定
   手段の位置を検出する位置検出手段とを有し、 前記合成手段は、前記位置検出手段による検出結果に基
   づいて、前記指定手段が所定量移動する毎に、前記表示
   手段に表示されている画像に前記縮小画像を連続して合
   成することを特徴とする請求項３に記載の映像プリント
   遊戯装置。
5. 【請求項５】 前記記憶手段は複数の縮小画像を記憶す
   ることが可能であり、前記合成手段は、前記記憶手段に
   記憶されている複数の画像の中から遊戯者によって選択
   された縮小画像を、前記表示手段に表示されている画像
   に合成することを特徴とする請求項２乃至請求項４のい
   ずれかに記載の映像プリント遊戯装置。