JP3064133U - ビニ―ルバッグ・ホルダ― - Google Patents

ビニ―ルバッグ・ホルダ―

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JP3064133U
JP3064133U JP1999004535U JP453599U JP3064133U JP 3064133 U JP3064133 U JP 3064133U JP 1999004535 U JP1999004535 U JP 1999004535U JP 453599 U JP453599 U JP 453599U JP 3064133 U JP3064133 U JP 3064133U
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JP
Japan
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upper casing
plastic bag
casing
bag holder
attached
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Application number
JP1999004535U
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English (en)
Inventor
和彦 佐伯
Original Assignee
株式会社エム・アート
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  • Auxiliary Apparatuses For Manual Packaging Operations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】生ゴミを収容するための大型のビニールバッグ
を、所望の物体に固定し、必要に応じて袋の口を開閉
し、また容易に取外すことのできるビニールバッグ・ホ
ルダーを提供すること。 【解決手段】 この考案のビニールバッグ・ホルダーは
固定部材12を取付けた上部ケーシング14と、上部ケ
ーシング14の下方に取付ける下部ケーシング16と、
前記上部ケーシング14の後端に枢着したクランプ部材
18と、上部ケーシング14と下部ケーシング16との
内部中間に滑動可能に配置した可動棒部材32と、可動
棒部材32の前端に一端を枢着し他端を開閉することが
できるように取付けた1対のアーム20と、可動棒部材
32の後端にコイルバネ36を配置したこととから成
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案はビニールバッグ・ホルダー、より詳細には、例えば家庭等の塵埃を 廃棄処理するのに使用するビニールバッグを固定して保持する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、家庭その他で発生する生ゴミは、これを公共の施設で焼却処理するた めに、ビニールバッグに収容し、満杯になった時点で塵埃収集用の車両に搭載さ れる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
特に、大型のビニールバッグを使用する場合には、ゴミ類を袋の開口に入れる のに不便であり、また、満杯になるまで放置するのに不都合であり、さらに袋の 口が開いていると、内容物から発生する異臭のために困惑するという不利益があ った。
【0004】 このような問題点を考慮して、この考案の主目的は、生ゴミを収容するための 大型のビニールバッグを、所望の物体に固定し、必要に応じて袋の口を開閉し、 また容易に取外すことのできるビニールバッグ・ホルダーを提供することにある 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、この考案のビニールバッグ・ホルダーは他の物体 に固定するホルダーに、長手軸線方向にバネによって押圧されるように可動棒部 材を配置し、この可動棒部材の先端に可動棒部材が前方に押圧されているときに は開放状態を保つ1対のアームを取付け、開放する1対のアームをバネに抗して 後退させると開放しているアームを閉塞するようにしてある。
【0006】
【実施例】
この考案の好ましい実施態様を図面について詳細に説明する。図1はこの考案 のビニールバッグ・ホルダー10(以下「ホルダー」という)を適当な物体、例 えば流し台S等に固定した状態を示す。
【0007】 図1に示すように、ホルダー10は固定部材12,上部ケーシング14、下部 ケーシング16、クランプ部材18及び1対のアーム20とから構成してある。
【0008】 固定部材12はホルダー10を、例えば家具等、所望の物体Sの平坦面に固定 するもので、例えば合成樹脂製の公知の吸盤とすることができ、上部ケーシング 14の後端に固定してあり、またクランプ部材18は上部ケーシング14の後端 の上方突出部分22の上端に第一のピン24で枢着してある。
【0009】 クランプ部材18の前端の下面には短い歯牙状部材26が固定してあり、クラ ンプ部材18を第一のピン24を中心に回動して、図1に示す開いた状態にする ことができるようにしてある。なお、上部ケーシング14の上面には、歯牙状部 材26に該当する位置に、クランプ部材18を閉塞したときに嵌入する凹所28 が設けてある。
【0010】 上部ケーシングと下部ケーシング14、16の前端の側面は半円形の凹面30 (図2)に形成してあって、可動棒部材32が上部及び下部ケーシング14,1 6の中央部に装架され、可動棒部材32の前端は半円形の凹面30の空所に伸長 し、可動棒部材32の後端と下部ケーシング16の後壁34との間に設けたコイ ルバネ36によりケーシング14,16内を長手軸線方向に滑動することができ るようにしてある。
【0011】 上部及び下部ケーシング14,16の半円形の凹面30の空所に伸長する可動 棒部材32の前端には1対の半円形のアーム20の隣接する後端部が短軸38で 枢着して、アーム20の隣接する前端を開放するようにしてある。すなわち、そ のために、上部及び下部ケーシング14,16の内部中央に可動棒部材32の滑 動を案内する溝を形成するガイド壁40が形成してある。
【0012】 下部ケーシング16のガイド壁40には可動棒部材32が滑動する長さを規定 するための切欠部42が形成してあり、可動棒部材32の後端の両外側に切欠部 42の前方端44及び後方端46と接触する外方突出部48が設けてある。
【0013】 可動棒部材32の先端に短軸38で枢着してある1対のアーム20のそれぞれ の外周縁に、ほぼ楕円形の開口50を有するリング部52が一体に構成してあっ て、このリング部52には上部ケーシング14の該当部位から下方に伸長する突 起54が挿入されて、可動棒部材32がコイルバネ36によって前方に押圧され ているときには、1対のアーム20が、図2に示すように、開放した状態を保持 する。
【0014】 この考案のホルダー10の開放しているアーム20を手で後方に押し込むと、 可動棒部材32はコイルバネ36の押圧力に抗して後方に移動し、1対のアーム 20が閉塞する。この閉塞位置を保持するために、ストッパー機構56が設けて ある。
【0015】 ストッパー機構56は、図2に示すように、上部及び下部ケーシング14,1 6の側壁に第二のピン58で枢着したレバー60からなり、レバー60の先端は 上部及び下部ケーシング14,16の側壁に設けた窓62より外方に顔を出す ヘッド部64にしてあり、レバー60の後端66は可動棒部材32の後端に設け た外方突出部48の前面に接触して可動棒部材32を後方に押圧された位置に係 止する。
【0016】 ストッパー機構56が可動棒部材32の前記係止位置を維持することができる ように、U字形のバネ68を下部ケーシング16の内側壁に設けた突片70とレ バー60に設けた突片72と協働させている。
【0017】
【考案の作用と効果】
この考案のビニールバッグ・ホルダー10は、以上に詳細に述べたとおりに構 成してあるので、生ゴミ等を破棄するためにビニールバッグBを調理場あるいは 家庭の台所などに用意する場合には、例えば流し台などの物体Sの側壁に固定部 材12によって簡単に固定することができる。
【0018】 次に、ビニールバッグBの口Mを開いた状態でホルダ10に取り付けるには、 上部ケーシング14の上方のクランプ部材18を、図1に示すように第一のピン 24を中心として上方に開き、バッグBの一方の側壁を上部ケーシング14の上 面とクランプ部材18の下面との間に挿入した後、図5に示すように、クランプ 部材18を閉塞位置にして両者の間に挟み込む。とくに挟み込まれたバッグBの 一方の側壁は歯牙状部材26と凹所28とによって確実に固定される。従って、 開口したビニールバッグBに生ゴミ等を投入することは容易である。
【0019】 また、バッグBの口Mを閉塞した状態でホルダー10に固定するには、バッグ Bの口元を開放しているアーム20にあてがって、そのまま後方に押し込むと、 可動棒部材32が後退し、U字形のバネ68で押圧されているレバー60の後端 66と可動棒部材32の後端の突出部48と係合してアーム20を閉塞し、図6 に示すように、バッグBを抱え込んで保持する。
【0020】 バッグBを閉塞したアーム20から取出すには、ストッパー機構56のヘッド 部64を窓62の内方に向かって僅かに押し込めば、可動棒部材32の突出部4 8と係合していたレバー60の後端66が離脱して、可動棒部材32がコイルバ ネ36によって復元する。
【0021】 以上に述べたように、この考案によれば、何かと厄介視される生ゴミのビニー ルバッグBを、常時、必要とする場所に用意することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のビニールバッグ・ホルダーの側面図
である。
【図2】図1の上部ケーシングを取外し内部構造を示す
平面図である。
【図3】この考案のビニールバッグ・ホルダーのアーム
が閉じた状態を示す平面図である。
【図4】図3の上部ケーシングを取外し内部構造を示す
平面図である。
【図5】この考案のビニールバッグ・ホルダーのクラン
プ部材にバッグを取付けた場合を示す略側面図である。
【図6】この考案のビニールバッグ・ホルダーにバッグ
を取付けた場合を示す略側面図である。
【符号の説明】
10 ビニールバッグ・ホルダー 12 固定部材 14 上部ケーシング 16 下部ケーシング 18 クランプ部材 20 アーム 22 14の上方突出部分 24 第一のピン 26 歯牙状部材 28 凹所 30 半円形の凹面 32 可動棒部材 34 16の後壁 36 コイルバネ 38 短軸 40 ガイド壁 42 切欠部 44 42の前方端 46 42の後方端 48 突出部 50 楕円形開口 52 リング部 54 突起 56 ストッパー機構 58 第二のピン 60 レバー 62 窓 64 60のヘッド部 66 60の後端 68 U字形のバネ 70,72 突片

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定部材(12)を取付けた上部ケーシン
    グ(14)と、前記上部ケーシング(14)の下方に取
    付ける下部ケーシング(16)と、前記上部ケーシング
    (14)の後端に枢着したクランプ部材(18)と、前
    記上部ケーシング(14)と前記下部ケーシング(1
    6)との内部中間に滑動可能に配置した可動棒部材(3
    2)と、前記可動棒部材(32)の前端に一端を枢着し
    他端を開閉することができるように取付けた1対のアー
    ム(20)と、前記可動棒部材(32)の後端にコイル
    バネ(36)を配置したこととから成るビニールバッグ
    ・ホルダー。
  2. 【請求項2】前記クランプ部材(18)を前記上部ケー
    シング(14)の後端の上方突出部分(22)にピン
    (24)で枢着した請求項1に記載のビニールバッグ・
    ホルダー。
  3. 【請求項3】前記クランプ部材(18)の前端の下面に
    歯牙状部材(26)を固定し、前記上部ケーシング(1
    4)の上面の該当位置に前記歯牙状部材(26)が嵌入
    する凹所(28)を設けてなる請求項1に記載のビニー
    ルバッグ・ホルダー。
  4. 【請求項4】前記上部ケーシング(14)と前記下部ケ
    ーシング(16)の先端の側面を半円形の凹面(30)
    とした請求項1に記載のビニールバッグ・ホルダー。
  5. 【請求項5】前記1対のアーム(20)の各々を半円形
    とし、両者の一方の端部を短軸(38)で前記上部ケー
    シング(14)と前記下部ケーシング(16)の先端の
    半円形の凹面(30)内において前記可動棒部材(3
    2)の前端に枢着してなる請求項1に記載のビニールバ
    ッグ・ホルダー。
  6. 【請求項6】前記1対のアーム(20)の各々の外周縁
    に楕円形の開口(50)を有するリング部(52)を設
    け、前記開口(50)に前記上部ケーシング(14)の
    該当部位から下方に伸長する突起(54)を挿入するよ
    うにした請求項1に記載のビニールバッグ・ホルダー。
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