JP3063492B2 - 洗濯機 - Google Patents
洗濯機Info
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- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
Description
いたときまたはアンバランス異常時に動作を停止させ、
安全性を確保する洗濯機に関する。
洗濯機においても、より一層安全性を向上することが求
められている。
示すように構成していた。以下、その構成について説明
する。
に攪拌翼2を回転自在に設けており、減速機構3を介し
てモータ4からの駆動力を減速し、洗濯時には攪拌翼2
に駆動力を伝達し、脱水時には洗濯兼脱水槽1に伝達す
る。このときの脱水と洗濯の切り換えは、排水弁5を駆
動することにより行われ、排水弁5を駆動すると、洗濯
水を排水するとともに減速機構3のクラッチが切り換わ
り脱水運転が行われる。
畳み構造としており、洗濯機本体7の上面開口部を覆う
もので、蓋検知スイッチ8は、洗濯槽蓋6の軸受け部6
a近くに設けられたレバー6bにより、洗濯槽蓋6の開
閉に応じて接点を開閉するようにしている。制御装置9
は、洗濯機本体7の上部前面の操作表示部10に配設さ
れ、洗濯、すすぎ、脱水の一連の行程を逐次制御するよ
うにしている。
洗濯槽蓋6の閉時にはレバー6bによりスイッチレバー
80が矢印A方向に押し上げられ、可動体81を介して
接点82a、82bを閉じる構成となっている。また、
レバー83は脱水運転中に洗濯兼脱水槽1が大きく振動
すると、B方向に押され、スイッチレバー80により閉
じている接点82a、82bを可動体81を押して開放
させるようにしている。
9に脱水運転の設定が入力されたり、または全自動運転
で脱水行程に入ると、制御装置9は、排水弁5、モータ
4を駆動し、減速機構3を経由して洗濯兼脱水槽1を回
転駆動する。この脱水運転中に使用者が洗濯槽蓋6を開
けると、レバー6bにより押さえられ閉じていた蓋検知
スイッチ8の接点82a、82bが開き、制御装置9に
蓋開放の信号が入力され、制御装置9はモータ4の回転
を停止するとともに排水弁5の駆動を停止する。排水弁
5の駆動を停止すると、減速機構3内のブレーキ機構が
働き洗濯兼脱水槽1は減速停止する。
水槽1内の衣類が偏っていたりすると洗濯兼脱水槽1は
左右に揺れ、洗濯機本体7が振動してしまう。このと
き、洗濯兼脱水槽1の振動により、蓋検知スイッチ8の
レバー83が押され、接点82a、82bから、図9に
示すように、Pw=50〜200msec程度のパルス
信号が出力され、制御装置9に入力される。制御装置9
は、この信号により脱水運転中のアンバランスを検知し
て脱水運転を停止し、洗濯兼脱水槽1に給水した後、攪
拌翼2で衣類を攪拌し偏りを修正した後、再び排水し脱
水を継続する。
機では、洗濯槽蓋6の閉時の蓋検知スイッチ8の接点8
2a、82bのオン時の接点圧力の確保や、レバー83
の脱水アンバランス時の検知感度など、複数の要因を満
足させなくてはならず、蓋検知スイッチ8駆動用のレバ
ー6bが洗濯槽蓋6の軸受け部6bに近いこともあり、
接点82a、82bの開放時の洗濯槽蓋6の角度は10
度程度になる。このときの洗濯槽蓋6と操作表示部10
との距離は5cm前後になり、場合によっては指など
が、回転している洗濯兼脱水槽1に触れ、怪我などが発
生する危険性を有していた。
などして、蓋がやや開き、蓋検知スイッチ8が一時的に
オフし、誤ってアンバランス検知してしまうことがあっ
た。本発明はこの課題を解決するもので、使用者の動作
による異常振動の誤検知を防止することを第1の目的と
している。
度などの条件を満足しながら、洗濯槽蓋の開放検知角度
を低くすることにより、洗濯槽蓋をわずかに開けたたけ
で洗濯兼脱水槽を停止し、より一層の安全性の向上を図
ることを第2の目的としている。
を達成するために、洗濯、すすぎ、脱水の一連の行程を
制御する制御手段と、洗濯機本体上面部に配設されたプ
リント配線板に実装され洗濯槽蓋に装着された磁石によ
り応動する第1の蓋検知手段と、前記洗濯槽蓋の閉時に
オンしかつ洗濯兼脱水槽の異常振動時にはオフする第2
の蓋検知手段とを備え、前記制御手段は、第1の蓋検知
手段がオンし、かつ第2の蓋検知手段が 所定時間以下の
一時的なオフ動作をした場合に洗濯兼脱水槽が異常振動
していると判定するようにしたことを第1の課題解決手
段としている。
第1の課題解決手段の制御手段は、前記第1の蓋検知手
段または第2の蓋検知手段のいずれか一方がオフしたと
きに、洗濯槽蓋が開いていると判定するようにしたこと
を第2の課題解決手段としている。
第1の蓋検知手段がオンし、かつ第2の蓋検知手段が所
定時間以下の一時的なオフ動作をした場合に洗濯兼脱水
槽が異常振動していると判定し、脱水中のアンバランス
を検知するため、たとえば使用者が不用意に洗濯槽蓋を
さわるなどして、誤って脱水中のアンバランス検知して
しまうことがなくなる。
蓋検知手段の感度と磁石の強さにより調整された距離
で、洗濯槽蓋の開放時の検知角度を設定することができ
るため、洗濯槽蓋の開放検知角度を低くすることができ
る。また、第1の蓋検知手段または第2の蓋検知手段の
いずれか一方がオフするだけで蓋開と判定するため安全
性を一層向上できる。
しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同
一符号を付して説明を省略する。
向性サイリスタなどで構成したパワースイッチング手段
12を介して、モ−タ4、排水弁5、給水弁13などを
制御して、洗濯、すすぎ、脱水の一連の行程を制御する
ものである。操作表示手段14は、洗濯、すすぎ、脱水
などの運転設定などを入力し、運転状態を表示するもの
である。水位検知手段15は、洗濯兼脱水槽1内の水位
を検知し、その出力を制御手段11に入力し、所定水位
まで給水できるようにしている。
は、洗濯機本体7の上面部に配設された制御装置17の
プリント配線板18に実装されており、洗濯槽蓋6の先
端部に取り付けられた磁石19が近づくと、オンし離れ
るとオフする。蓋検知スイッチ(第2の蓋検知手段)8
は、洗濯槽蓋6の閉時にオンし、かつ洗濯兼脱水槽1の
異常振動時にはオフする。
ぎ、脱水の一連の行程を制御し、さらに、リードスイッ
チ16または蓋検知スイッチ8のいずれか一方がオフし
たときに、洗濯槽蓋6が開いていると判定するようにし
ている。また、リードスイッチ16がオンし、かつ蓋検
知スイッチ8が所定時間以下の一時的なオフ動作をした
場合に、洗濯兼脱水槽1が異常振動していると判定する
ようにしている。
ント配線板18上に、制御手段11を構成するマイクロ
コンピュータ(図示せず)、操作表示手段14を構成す
る表示用発光ダイオード20およびスイッチ21、抵抗
23、コンデンサ23を実装するとともに、リードスイ
ッチ16を実装しており、洗濯槽蓋6の閉時に磁石19
と対向するように位置している。図4はリードスイッチ
16の構成図で、樹脂製のケース24にガラス管のリー
ドスイッチ本体25を嵌着している。
表示手段14のスイッチ21より脱水運転の設定が入力
されたり、または全自動運転で脱水行程に入ると、制御
手段11は、パワースイッチング手段12を介して排水
弁5、モータ4を駆動し、減速機構3を経由して洗濯兼
脱水槽1が回転する。このとき、洗濯槽蓋6は閉じてい
るので、蓋検知スイッチ8とリードスイッチ16はオン
している。
けると、図5(a)に示すように、まずリードスイッチ1
6がオフし、つづいて、図5(b)に示すように、蓋検知
スイッチ8がオフする。制御手段11は、図5のC点で
洗濯槽蓋6が開いていると判断し、モータ4の回転を停
止するとともに、排水弁5の駆動を停止する。排水弁5
の駆動を停止すると減速機構3内のブレーキ機構が働
き、洗濯兼脱水槽1は減速停止する。
磁石19とリードスイッチ16との間の距離と、オフす
る距離は、リードスイッチ16の感動値、開放値、磁石
19の磁束密度により決定することができ、たとえば、
オン距離10mm、オフ距離30mmに設定することができ
る。
衣類が偏っている場合は、図6(a)に示すように、リー
ドスイッチ16がオンし、かつ洗濯兼脱水槽1の振動に
より、図6(b)に示すように、蓋検知スイッチ8だけが
Pw=50〜200ms程度オフする。制御手段11
は、この条件のときのみ脱水のアンバランスと判定し、
脱水運転を停止し、洗濯兼脱水槽1に給水した後、攪拌
翼2で衣類を攪拌し偏りを修正した後、再び排水し脱水
を継続する。
は、リードスイッチ16により構成しているが、ホール
素子など洗濯槽蓋6に装着した磁石により応動するもの
であればよいことはいうまでもない。
によれば、洗濯、すすぎ、脱水の一連の行程を制御する
制御手段と、洗濯機本体上面部に配設されたプリント配
線板に実装され洗濯槽蓋に装着された磁石により応動す
る第1の蓋検知手段と、前記洗濯槽蓋の閉時にオンしか
つ洗濯兼脱水槽の異常振動時にはオフする第2の蓋検知
手段とを備え、前記制御手段は、第1の蓋検知手段がオ
ンし、かつ第2の蓋検知手段が所定時間以下の一時的な
オフ動作をした場合に洗濯兼脱水槽が異常振動し ている
と判定するようにしたから、たとえば、使用者が不用意
に洗濯槽蓋をさわるなどして、誤って脱水中のアンバラ
ンス検知してしまうことがなくなる。
または第2の蓋検知手段のいずれか一方がオフしたとき
に、洗濯槽蓋が開いていると判定するようにしたから、
洗濯槽蓋の開放検知角度を小さくすることができ、洗濯
機運転中の安全性を一層向上することができ、第1の蓋
検知手段は、制御装置のプリント配線板上に実装してい
るため、第1の蓋検知手段から制御手段までの配線、コ
ネクタなどが不要になり、コストの低減、各種耐ノイズ
対策の低減を図ることができる。また、第1の蓋検知手
段または第2蓋検知手段のいずれか一方がオフするだけ
で蓋開と判定するため安全性をさらに向上できる。
号のタイムチャート
のタイムチャート
チャート
Claims (2)
- 【請求項1】 洗濯、すすぎ、脱水の一連の行程を制御
する制御手段と、洗濯機本体上面部に配設されたプリン
ト配線板に実装され洗濯槽蓋に装着された磁石により応
動する第1の蓋検知手段と、前記洗濯槽蓋の閉時にオン
しかつ洗濯兼脱水槽の異常振動時にはオフする第2の蓋
検知手段とを備え、制御手段は、第1の蓋検知手段がオ
ンし、かつ第2の蓋検知手段が所定時間以下の一時的な
オフ動作をした場合に洗濯兼脱水槽が異常振動している
と判定するようにした洗濯機。 - 【請求項2】 制御手段は、前記第1の蓋検知手段また
は第2の蓋検知手段のいずれか一方がオフしたときに、
洗濯槽蓋が開いていると判定するようにした請求項1記
載の洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5274197A JP3063492B2 (ja) | 1993-11-02 | 1993-11-02 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5274197A JP3063492B2 (ja) | 1993-11-02 | 1993-11-02 | 洗濯機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07124380A JPH07124380A (ja) | 1995-05-16 |
JP3063492B2 true JP3063492B2 (ja) | 2000-07-12 |
Family
ID=17538391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5274197A Expired - Fee Related JP3063492B2 (ja) | 1993-11-02 | 1993-11-02 | 洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3063492B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030060572A (ko) * | 2002-01-10 | 2003-07-16 | 삼성전자주식회사 | 세탁기 |
JP2017153834A (ja) * | 2016-03-04 | 2017-09-07 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 洗濯機 |
-
1993
- 1993-11-02 JP JP5274197A patent/JP3063492B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH07124380A (ja) | 1995-05-16 |
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