JP3063415B2 - 印刷配線板の計算機支援設計装置 - Google Patents

印刷配線板の計算機支援設計装置

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JP3063415B2
JP3063415B2 JP4234458A JP23445892A JP3063415B2 JP 3063415 B2 JP3063415 B2 JP 3063415B2 JP 4234458 A JP4234458 A JP 4234458A JP 23445892 A JP23445892 A JP 23445892A JP 3063415 B2 JP3063415 B2 JP 3063415B2
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Japan
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pattern
land
pad
circuit
center
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真 長尾
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NEC Corp
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NEC Corp
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷配線板の計算機支援
設計装置に関し、特に印刷(プリント)配線板の格子上
に無いランドまたはパッドの中心にパターンを補正でき
る配線設計装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のプリント配線板の計算機
支援設計装置は、指定された端点間を接続する配線が直
線的に順次連結されるように入力しているが、これら配
線の一本一本個々にその移動量をキーボードから入力
、また、連結された配線を修正する場合にも同様の処
理により修正していた。また、連結されたこれら配線一
本一本個々に、その中心を算出し、この中心からパター
ンを引出してパターンを接続する修正を行っていた。ま
た、ランドまたはパッドに引込むパターン(第1のパタ
ーン)、またはこの引込む第1のパターンと連結される
次(一本手前のパターン(第2のパターン)の角度が
90°方向または45°方向と制限されていた。また、
配線のランドまたはパッドのピッチと合う格子を設定し
てパターンを補正していた。またラインを1本選出し、
ランドまたはパッドを指示することにより、ランドまた
はパッドの中心を算出し、この中心に引込む補正をして
いた。さらに、予めランドまたはパッドの中心に、ピン
情報などの他の情報を作成しておき、そのデータに引込
む補正をしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の計算機
支援設計装置では、配線の1本1本に補正を行っていた
ので、修正時間に多大な時間を必要とし、データを表示
している表示装置を長時間占有するので、平行処理能力
が低下し、また長時間表示装置を見るため視力の低下を
招く問題があった。さらに、配線の中心を認識するため
の他の情報を作成しておく必要があり、キーボードとマ
ウス等で複数の入力とその移動量を入力する必要があ
り、操作性が劣る等の問題点があった。
【0004】本発明の目的は、これらの問題点を解決
し、配線パターンの補正を一括して短時間で処理できる
ようにした印刷配線板の支援設計装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の計算機支援設計
装置の構成は、印刷配線板の配線パターンを複数の直線
パターンである少なくとも第1,第2のパターンの連結
パターンとして表しこの第1のパターンの端部になる
点を第1の座標値として指定する端点指示回路と、前記
第1のパターンの端点をパターンメモリに記憶する記憶
手段と、前記印刷配線板に実装される部品のランド・パ
ッドおよびパッドの位置をランド・パッドパターンであ
る第3のパターンとしてランド・パッドメモリに記憶す
る記憶手段と、前記第1の座標値に接続した第1のパタ
ーンと前記ランド・パッドの第3のパターンとからその
交点判別しその交点を求める交点算出回路と、前記交点
があった場合に前記第3のパターンの中心座標を第2の
座標値として求めるランド・パッド中心算出回路と、前
記ランド・パッド中心に補正する前記第1,第2のパタ
ーンの角度をそれぞれ求める角度算出回路と、前記第2
の座標値と前記第1のパターンの角度および前記第1の
座標値とから前記第2の座標値に前記第1のパターンを
平行移動させる補正量を算出し、この平行移動した第1
のパターンの延長線と前記第2のパターンの延長線との
交点を第3の座標値として計算し、この第3の座標値ま
で前記第1のパターンの長さを調節する補正量を計算
し、前記第3の座標値まで前記第2のパターンの長さを
調節する補正量を計算するパターン移動量算出回路と、
前記補正量と前記第3の座標値を出力する端点算出回路
と、この端点算出回路の端点を登録する端点登録回路と
を備え、前記印刷配線板ランド・パッドがその印刷配
線板の所定格子上になく、このランド・パッドに接続さ
れる配線パターンがそのランド・パッドの中心からずれ
て作成された時にそのずれを補正しその中心座標に接続
する場合、この補正すべき複数の端点を一括指定して一
度に補正できるようにしたことを特徴とする。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例を説明するブロック
図である。本実施例において、端点指示回路1は、ラン
ドまたはパッドの中心に補正するパターンの端点を複数
指定する。端点読込み回路2は、端点指示回路1で指示
された1つの端点(第1の座標値)をパターン・メモリ
回路10より読み出す。次に、ランドおよびパッド読込
み回路3は、ランドおよびパッドメモリ回路11より1
座標読込む。
【0007】次に、交点算出回路3は、端点読込み回路
2で読込んだ第1の座標値とランドおよびパッド読込み
回路3で読込んだ座標値から、交点があるかどうか判別
し、交点を求める。ここで交点が存在しない場合は、ラ
ンドおよびパッド読込み回路3にもどり、次のランドお
よびパッドの情報を読出す処理へジャンプする。次に交
点が存在した場合は、ランド,パッド中心座標算出回路
5でランドまたはパッドのデータ作成種類別で、中心座
(第2の座標値)を求める。
【0008】次に、パターンの角度算出回路6は、ラン
ドまたはパッドの中心に補正する第1のパターンの角度
と、この中心に補正する第1のパターンと連結される次
1本手前)の第2のパターンの角度をそれぞれ算出し
求める。パターンの移動量算出回路7は、ランド,パッ
ド中心算出回路5で求めた中心座標と、パターンの角度
算出回路6で求めた中心に補正するラインの角度と座標
値とから、ランドまたはパッドの中心に補正する補正量
を算出し、またランドの中心に補正した第1のパターン
第2のパターンの交点とを求め、第2のパターンの補
正量を算出する。
【0009】次に端点算出回路8は、パターンの移動量
算出回路7で求めたパターンの移動量に従い、新しい端
点位置(第3の座標値)を算出する。また端点登録回路
9では、端点算出回路8で求めた新しい端点の位置(第
3の座標値)でパターンメモリ回路10へ登録する。
【0010】図2は図1の実施例のプリント配線板用C
ADシステムの処理手順を説明するフロー図である。図
に示すように、まずシーケンス1(以下S1とし、他の
シーケンスも同様とする)では、一度にランドまたはパ
ッドの中心に補正するためのパターンの端点を複数指定
する。次に、S2ではS1で指定した複数の端点の中か
ら1つ(第1の座標値)を読込む。この時S1で指定し
た端点の処理が全て終了した場合は、この処理シーケン
スから抜けてメインシーケンスへもどる。S2でデータ
が読込めた場合は、次のシーケンスへ進む。
【0011】次にS3では、S2で読込んだ第1の座標
値の近辺に存在するランドまたはパッドデータを1つ読
込む。次のS4では、S3で読込んだランドまたはパッ
ドのデータから交点が存在するか判別を行う。ここで交
点が無い場合は、S3へ戻り、ランドまたはパッドデー
タを読込み、交点の存在するランドまたはパッドを探
す。また交点が有る場合は次のシーケンスへジャンプす
る。
【0012】次にS5では、S4で探した交点のあるラ
ンドまたはパッドの情報から、中心座標(すなわち、補
正を行うための目標座標値である第2の座標値)を算出
する。ただし、ランドまたはパッドの情報の作成の仕方
により、算出方法を変えて求める。次に、S6では、S
2で読込んだ第1のパターンデータの角度を求め、また
ランドまたはパッドの中心に補正する第1のパターン
連結接続される次(1本手前)の第2のパターンの角度
を求める。
【0013】次にS7では、S5で求めたランドまたは
パッドの中心の第2の座標値とS6で求めたパターンの
角度とにより、ランドまたはパッドの中心にパターンを
補正するための移動量を求め、またランドまたはパッド
の中心に補正する第1のパターンと中心に補正する第1
パターンと連結接続される次(一本手前)の第2の
ターンの移動量を求める。
【0014】次にS8では、S7で求めた移動量に従い
新しい端点位置(第3の座標値)、すなわちランドまた
はパッドの中心に補正した座標値を求める。次にS9で
は、S8で求めたランドまたはパッドの中心に補正した
座標値のパターンデータを登録する。この登録がS9で
終了した後、S2にもどり次の端点処理を行う。
【0015】図3は図1の処理を行うシステムの最小構
成を示すブロック図である。すなわち、演算または処理
をするための中央処理装置15と、データを記憶する記
憶装置18と、データ,コマンド等を入力する入力装置
17と、データを表示する表示装置19と、結果を出力
するための出力装置16とから構成される。
【0016】図4は図1の実施例を説明する平面図であ
る。ここでパッド20は、補正前の第1のパターン2
1,第2のパターン22(実線)が接続されている。本
実施例に従ってパターン21,22はパターン23,2
4(点線)のように補正される。
【0017】図5は本発明の第2の実施例を説明するブ
ロック図である。本実施例は、第1の実施例の図1に対
して、ランドおよびパッド比較回路12と、ランドおよ
びパッド指標回路13とが追加されたものである。これ
ら以外は図1と同じである。
【0018】ランドおよびパッド比較回路12は、ラン
ドおよびパッド読込み回路3で読込んだランドまたはパ
ッドのデータに対しランドおよびパッド指標回路13で
指示されたデータであるか否かを比較し、これらが一致
しなかった場合にはランドおよびパッド読込み回路3へ
戻り、これらが一致した場合には、交点算出回路4へジ
ャンプする。
【0019】図6は図5の実施例を説明するフロー図で
ある。この場合も第1の実施例のフロー図に対しS10
が新たに追加されているだけで、これ以外は図2と同じ
である。
【0020】S10では、S3で読込んだランドまたは
パッドデータが指標で指示されたデータと一致している
かどうか判別を行い、これが一致していない場合はS3
へジャンプし、これが一致している場合はS4へジャン
プする。
【0021】図7は図5の実施例の処理を説明する平面
図である。ランド25の周囲に面パターン26が有り、
補正前の第1のパターン21およびこの第1のパターン
と連結接続される(1本手前の)第2のパターン22
(実線)が接続されている。本実施例に従ってランド2
5を指標としてパターン21,22は、パターン23,
24(点線)に補正される。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、プリント
配線板に実装する部品のランド・パッドが格子上にな
く、このランド・パッドに接続するパターンがランド・
パッドの中心以外で作成され、ランド・パッドの中心に
パターンを接続する補正を行う場合、補正する端点を複
数指定し一括して補正することにより、修正時間および
リードタイムが短くなり、表示位置の占有時間が短くな
り、平行処理能力が上がる。また、中心座標を自動的に
算出するので、データ量が少なくてすみ、またその情報
作成時間を短縮できる。さらに、ランド・パッドの中心
に補正する第1のパターンの角度およびこの補正パター
と連結接続される(1本手前)の第2のパターンの角
度を45°,90°の倍数で規定していないため、修正
時間が短縮できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明するブロック図。
【図2】図1の実施例の処理を説明するフロー図。
【図3】図1を用いたシステムの基本構成を示すブロッ
ク図。
【図4】図1の実施例の動作を説明する平面図。
【図5】本発明の第2の実施例を説明するブロック図。
【図6】図5の実施例の処理をするフロー図。
【図7】図5の実施例の動作を説明する平面図。
【符号の説明】
1 端点指示回路 2 端点読込み回路 3 ランドおよびパッド読込み回路 4 交点算出回路 5 ランド,パッド中心算出回路 6 パターンの角度算出回路 7 パターンの移動量算出回路 8 端点算出回路 9 端点登録回路 10 パターンメモリ回路 11 ランドおよびパッドメモリ回路 12 ランドおよびパッド比較回路 13 ランドおよびパッド指標回路 15 中央処理装置 16 出力装置 17 入力装置 18 記憶装置 19 表示装置 20 パッド 21 パターンA(補正前) 22 パターンB(補正前) 23 パターンA(補正後) 24 パターンB(補正後) 25 ランド 26 面パターン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷配線板の配線パターンを複数の直線
    パターンである少なくとも第1,第2のパターンの連結
    パターンとして表しこの第1のパターンの端部になる
    点を第1の座標値として指定する端点指示回路と、前記
    第1のパターンの端点をパターンメモリに記憶する記憶
    手段と、前記印刷配線板に実装される部品のランド・パ
    ッドおよびパッドの位置をランド・パッドパターンであ
    る第3のパターンとしてランド・パッドメモリに記憶す
    る記憶手段と、前記第1の座標値に接続した第1のパタ
    ーンと前記ランド・パッドの第3のパターンとからその
    交点判別しその交点を求める交点算出回路と、前記交点
    があった場合に前記第3のパターンの中心座標を第2の
    座標値として求めるランド・パッド中心算出回路と、前
    記ランド・パッド中心に補正する前記第1,第2のパタ
    ーンの角度をそれぞれ求める角度算出回路と、前記第2
    の座標値と前記第1のパターンの角度および前記第1の
    座標値とから前記第2の座標値に前記第1のパターンを
    平行移動させる補正量を算出し、この平行移動した第1
    のパターンの延長線と前記第2のパターンの延長線との
    交点を第3の座標値として計算し、この第3の座標値ま
    で前記第1のパターンの長さを調節する補正量を計算
    し、前記第3の座標値まで前記第2のパターンの長さを
    調節する補正量を計算するパターン移動量算出回路と、
    前記補正量と前記第3の座標値を出力する端点算出回路
    と、この端点算出回路の端点を登録する端点登録回路と
    を備え、前記印刷配線板ランド・パッドがその印刷配
    線板の所定格子上になく、このランド・パッドに接続さ
    れる配線パターンがそのランド・パッドの中心からずれ
    て作成された時にそのずれを補正しその中心座標に接続
    する場合、この補正すべき複数の端点を一括指定して一
    度に補正できるようにしたことを特徴とする印刷配線板
    の計算機支援設計装置。
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