JP3063403U - ストラップの結合構造 - Google Patents

ストラップの結合構造

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JP3063403U
JP3063403U JP1999002851U JP285199U JP3063403U JP 3063403 U JP3063403 U JP 3063403U JP 1999002851 U JP1999002851 U JP 1999002851U JP 285199 U JP285199 U JP 285199U JP 3063403 U JP3063403 U JP 3063403U
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JP
Japan
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coupling
strap
hole
hand
held
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JP1999002851U
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Inventor
正弘 鹿野
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Morito Co Ltd
Original Assignee
Morito Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成を簡素化し、且つ確実な連結状態を得る
ことができるストラップの結合構造を提供する。 【解決手段】 環状細紐からなる掛着部1と、帯環状の
手提げ部2とを結合するストラップの結合構造におい
て、筒状に形成されて一方が開口(3a)し、他方に掛
着部1を通し止める止め穴5を有した第一の結合部3
と、第一の結合部3の開口3aに嵌合し得るように外周
に嵌合凸部6を有して形成され、且つ、手提げ部2に形
成された結合穴8に通して係止する係止片7を一体に有
した第二の結合部4とを備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主として、携帯電話機、ポケットベル、カメラ等の携帯品に取り付 ける吊下げ紐として用いるストラップにかかり、特に帯環状の手提げ部と、携帯 品側に取り付けられる環状細紐をなす掛着部の結合構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のストラップとしては、図4及び図5に示すようなものがある。このスト ラップは、革製、合成樹脂製、金属製等からなる帯状体を環状にした手提げ部1 02に対し、携帯品側に取り付ける細紐を環状にした掛着部101を結合してい る。
【0003】 結合構造としては、環状とした掛着部101を止める止め穴105を有した結 合部メス103と、ジョイント部110を有して結合部メス103と螺着連結で きる結合部オス104とからなる。ジョイント部110は、挿通穴111を有し ており、該挿通穴111には、係止ピン107が挿通される。また、帯環状の手 提げ部102には、ジョイント部110が挿通できる結合穴108を設けておく 。そして、結合穴108にジョイント部110を通し、ジョイント部110の挿 通穴111に係止ピン107を通すことで、結合穴108にジョイント部110 を係止させ、手提げ部102と掛着部101の結合をなし得ている。係止ピン1 07においては、挿通穴111の内径と略同等の外径をなし、その中央部が若干 細径に形成された係止部107aをなして、容易に挿通穴111から抜けないよ うに設計されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のストラップの結合構造では、主に、結合部メス 103と、結合部オス104と、係止ピン107とで構成されている。また、結 合部メス103と結合部オス104とは螺着によって連結される。さらに、手提 げ部102への結合には、ジョイント部110の挿通穴111に係止ピン107 を通している。また、上記結合構造は極めて小型である。このことから、小型の 部品点数が多くなり、且つ結合部メス103と結合部オス104の連結作業が難 しく、さらに係止ピン107の挿通作業も難しいという問題がある。
【0005】 また、係止ピン107が、ジョイント部110の挿通穴111に通されいるだ けなので、その中央部に係止部107aがあっても、挿通穴111から抜け落ち る可能性がある。さらに、結合部メス103と結合部オス104とが螺着によっ て連結されているため、手提げ部102側が螺着の緩む方向に回転すると、結合 構造が分解してしまうという問題がある。このように、従来の連結構造では、確 実な連結状態が得られたとは言えない。
【0006】 そこで本考案は、上記課題を解消するために、構成を簡素化し、且つ確実な連 結状態を得ることができるストラップの結合構造を提供することを目的としてい る。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案による請求項1に記載のストラップの結合構造 は、環状細紐からなる掛着部と、帯環状の手提げ部とを結合するストラップの結 合構造において、 筒状に形成され、その一方が開口し、他方に前記掛着部を通し止める止め穴を 有した第一の結合部と、 該第一の結合部の開口に嵌入し得るように形成され、且つ、前記手提げ部に形 成された結合穴に通して係止する係止片を有した第二の結合部と、 を備えたことを特徴とする。
【0008】 請求項2に記載のストラップの結合構造は、環状細紐からなる掛着部と、帯環 状の手提げ部とを結合するストラップの結合構造において、 筒状に形成され、その一方が開口し、他方に前記掛着部を通し止める止め穴を 有した第一の結合部と、 該第一の結合部の開口に嵌合し得るように外周に嵌合凸部を有して形成され、 且つ、前記手提げ部に形成された結合穴に通して係止する係止片を一体に有した 第二の結合部と、 を備えたことを特徴とする。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面を参照して具体的に説明する。 図1は本考案のストラップの結合構造を採用したストラップを示す斜視図、図 2は本考案のストラップの結合構造を示す断面図である。
【0010】 本考案の結合構造を採用したストラップは、環状細紐からなる掛着部1と帯環 状の手提げ部2とを有している。掛着部1は、例えば携帯電話機、ポケットベル 、カメラ等の携帯品の環状部に対して通して掛着される部位である。また、手提 げ部2は、革製、合成樹脂製、金属製等からなり、手指を通して携帯品Kの使用 時あるいは携帯時に携帯品の落下を防止したり、携帯品における一種のアクセサ リとしてなる部位である。
【0011】 これら掛着部1と手提げ部2は、以下の結合構造によって結合される。この結 合構造は、第一の結合部3と、第二の結合部4からなる。
【0012】 第一の結合部3は、筒状に形成され、その一方に開口3aをなす。また、その 他方は、閉塞された端面3bに環状細紐である掛着部1が挿通できるように止め 穴5がある。止め穴5は、掛着部1の一部に止め部1aをなすことによって、掛 着部1の抜止めをする。止め部1aは、掛着部1の一部を結んだり、玉状に成形 することによって形成できる。
【0013】 第二の結合部4は、第一の結合部3の開口3aに嵌挿できるように形成されて いる。即ち、第二の結合部4は、開口3aの内径寸法に対し、略同等の外径寸法 をなし、互いに嵌め合いの構造をなす。本実施の形態では、この嵌め合いを確実 にするために、第二の結合部4の外周に嵌合凸部6を形成している。
【0014】 また、第二の結合部4には、係止片7が一体に形成されている。係止片7は、 第二の結合部4の一側から略T字状に突設されている。この係止片7は、手提げ 部2に穿設された結合穴8から、第二の結合部2の他側(第一の結合部3の開口 3aに嵌挿される側)を突出させて、略T字状の両袖7aを結合穴8の周縁に掛 け止める如く構成されている。
【0015】 以下、図3の分解斜視図を参照して、上記ストラップの組み立てを説明する。 まず、第一の結合部3の開口3a側から止め穴5に掛着部1を通しておく。次 に、第二の結合部4を展開された手提げ部2の結合穴8に通しておく。次に、第 一の結合部3の開口3aに第二の結合部4の他側を嵌合させる。最後に手提げ部 2を環状に形成する。なお、手提げ部2を環状にする場合、図示の如く両端を合 わせてリベット9等でかしめて止めたり、その他、両端を合わせて溶着したり、 両端を合わせて接着したりする種々の構造が考えられるが、それぞれ手提げ部2 をなす材質によって適した構造を用いるとよい。
【0016】 このように構成されたストラップの結合構造では、その部品点数が第一の結合 部3と第二の結合部4とからなるのみで、従来と比較して少なくなる。
【0017】 また、ストラップを組み立てる際には、掛着部1を第一の結合部3に、手提げ 部2を第二の結合部4に装着して、これら第一の結合部3と第二の結合部4とを 嵌合させればよく、容易な作業となる。
【0018】 また、手提げ部2を係止する係止片が、第二の結合部4に一体に形成されてお り、且つ、第一の結合部3と第二の結合部4が嵌め込みによって結合するので、 ストラップが容易に分解することがない。
【0019】 また、第二の結合部4の外周に嵌合凸部6を形成すれば、第一の結合部3と第 二の結合部4の嵌合が確実になされる。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によるストラップの結合構造は、環状細紐からなる 掛着部と、帯環状の手提げ部とを結合するため、掛着部を通し止める第一の結合 部と、手提げ部に形成された結合穴に係止する係止片を一体に備えた第二の結合 部を備えて、第一の結合部に第二の結合部を嵌挿できるように構成したので、部 品点数を減らして構成を簡素化し、且つ確実な連結状態を得ることができる。
【0021】 また、第二の結合部の外周に嵌合凸部を設ければ、さらに確実な連結状態を得 ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のストラップの結合構造を採用したスト
ラップを示す斜視図。
【図2】本考案のストラップの結合構造を示す断面図。
【図3】同ストラップの組み立てを示す分解斜視図。
【図4】従来のストラップの結合構造を採用したストラ
ップを示す斜視図。
【図5】従来のストラップの結合構造を示す図。
【符号の説明】
1…掛着部、2…手提げ部、3…第一の結合部、3a…
開口、3b…端面、4…第二の結合部、5…止め穴、6
…嵌合凸部、7…係止片、8…結合穴、9…リベット。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状細紐からなる掛着部と、帯環状の手
    提げ部とを結合するストラップの結合構造において、 筒状に形成され、その一方が開口し、他方に前記掛着部
    を通し止める止め穴を有した第一の結合部と、 該第一の結合部の開口に嵌入し得るように形成され、且
    つ、前記手提げ部に形成された結合穴に通して係止する
    係止片を有した第二の結合部と、 を備えたことを特徴とするストラップの結合構造。
  2. 【請求項2】 環状細紐からなる掛着部と、帯環状の手
    提げ部とを結合するストラップの結合構造において、 筒状に形成され、その一方が開口し、他方に前記掛着部
    を通し止める止め穴を有した第一の結合部と、 該第一の結合部の開口に嵌合し得るように外周に嵌合凸
    部を有して形成され、且つ、前記手提げ部に形成された
    結合穴に通して係止する係止片を一体に有した第二の結
    合部と、 を備えたことを特徴とするストラップの結合構造。
JP1999002851U 1999-04-27 1999-04-27 ストラップの結合構造 Expired - Lifetime JP3063403U (ja)

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