JP2010246879A - ストラップ及び付属物の連結装置 - Google Patents

Abstract

【課題】リュックサック等に装着されるストラップや各種付属物を必要によって着脱させて、選択的に使用できるストラップ及び付属物の連結装置を提供する。
【解決手段】レールとレールの長さ方向外側縁で結合されるレール支持部とで構成されるプラグ部材と、レールが嵌合できるようにレール溝が形成され、レール溝の長さ方向一側に、レール支持部が通過できるように、長さ方向にスロットが形成されたソケット部材で構成されて、ソケット部材の長さ方向の両端のうち一側端は入口が開口され、前記レールをソケット部材のレール溝に沿って嵌合することができ、他側端は閉鎖されていることを特徴とする。
【選択図】図２１

Description

本発明は、ストラップ（ｓｔｒａｐ）及び付属物の連結装置に係り、より詳しくは、リュックサック、鞄、着衣及びヘルメット等に取付けられるストラップや各種付属物を連結して使用する、着脱可能なストラップ及び付属物の連結装置に関する。

リュックサック、鞄、帽子または着衣等には必要によって多くの付属物が装着されて使用されている。例えば、山登り用リュックサックには、図１に示すように多くの部位に多くのベルトや紐等のストラップが取付けられており、その一端は縫製されてリックサックに固定されている。これらのストラップには、さらに、調節具や掛金等の多様な形態の付属物が装着されて使用されることも多く、また固定のためのベルトや、このベルトを結束するバックル等の付属物が装着されることが多い。
また、キャンピングや山登り等の活動時には、リュックサックに、さらに多くの付属物、例えば、ランタン、コップ、杖、水差し等の多様な付属物を収納するか、またはぶら下げて携帯するようになる。

このように多くの付属物は、野外活動に必要なものを携帯するものであるが、不安定にぶら下げて携帯する様子は外見上良いとはいえず、収納状態の不安定さから行動に不具合を感じることもある。
また、リュックサックに基本的に取付けられている多数のストラップは、一端がリュックサックに縫製されて固定され、他方の端部は垂らして他のストラップや付属物を装着して使用できるようになっている。これらのストラップは、実質的に使わない場合も多く、このような場合に備え、ストラップを連結、または調節するための器具が備えられている。これらの連結や調節器具も、リュックサックの外的な美観を害する要素になるだけでなく、不規則に取付けられているストラップや付属物は、移動中に周辺の物体に引っ掛かり易く、行動に不具合を与えるか、または事故の原因になることもあった。

リュックサックや鞄等に取付けられたストラップや付属物は装着された位置に固定され、限定された機能を提供するものであって、他の機能を有する付属物との互換性がないという欠点もあった。
さらに、従来の一般的なストラップと付属物を連結する場合には、その連結手段がストラップと付属物との関係、すなわち付属物ごとにストラップを挟むスロットが一つまたは二つ以上形成されて、このスロットにストラップを多様な方法で固定した後、再び各連結器具同士の結合を行なっていた。連結器具には雌バックルと雄バックルが使われることが多く、多くのバックルがある場合、その中から結合相手のバックルをいちいち嵌め合わせて探したために、ストラップの連結が非常に不便であった。また、その連結状態も安定ではないとの問題があった。

これらのリックサックや鞄に取り付ける付属品の装着方法については、多くの工夫がなされてきた。例えば、特許文献１及び２には、ポーチ等をバックパックに取り付けるための留具が開示されている。また、特許文献３には、バックパックのショルダーベルトに取り付ける汎用取付け具が開示されている。このような従来の連結構造は、結局、付属物の増加と費用の増加になっている。それにもかかわらず、不安定な装着状態と使用上の不便さという問題を有したままである。
結局、従来のリュックサックや鞄及び着衣等に取付けられたストラップ及び各種付属物は外見が悪くても、また不必要な場合にも装着されたままの状態を維持するしかなく、移動に不具合をもたらす等の問題を内包しており、このような問題点を解消することができる技術的手段が求められていた。

特開２００６−１４１６２３号公報 特開２００２−１１９３２２号公報 特開２００２−１１２８１０号公報

本発明は、リュックサック等に取付けられるストラップや各種付属物を必要によって着脱させて、選択的に使用できるストラップ及び付属物の連結装置の提供を技術的課題とする。
本発明は、リュックサック等に取付けられるストラップや各種付属物の連結が簡単で利便性の高いストラップ及び付属物の連結装置を提供することを他の技術的課題とする。
また、本発明は、リュックサック等に取付けられる各種付属物がリュックサックの表面に直接連結されるようにすることで、付属物を整理し、搖れを防止したストラップ及び付属物の連結装置の提供をまた他の技術的課題とする。

前記の課題を解決するためになされた、本発明のストラップ及び付属物の連結装置は、レールとレールの長さ方向外側縁で結合されるレール支持部とで構成されるプラグ部材と、 レールが嵌合できるようにレール溝が形成され、レール溝の長さ方向一側に、レール支持部が通過できるように、長さ方向にスロットが形成されたソケット部材で構成されて、ソケット部材の長さ方向の両端のうち一側端は入口が開口され、前記レールをソケット部材のレール溝に沿って嵌合することができ、他側端は閉鎖されていることを特徴とする。

レール支持部の長さ方向の一側端面に結合されたレールは、長さ方向に対する垂直断面が‘Ｔ’型をなして、レールとレール支持部が結合された部位でのレールの垂直断面の幅がレール支持部の垂直断面の幅より大きく形成されることが好ましい。
レールの長さ方向の一側面にはストッパが突出形成されていて、レールが嵌合されるソケット部材の一側にレールのストッパに対応される係止溝が形成されることが好ましい。
レールとレールが嵌合するソケット部材のレール溝が長さ方向に直線または曲線でなされることが好ましい。
プラグ部材とソケット部材は、それぞれ対象物のその一端に結合されて、各対象物にはコードかけが形成されてコードによって連結されることが好ましい。
プラグ部材及びソケット部材の各一端には、それぞれコードかけが形成されて、コードによって連結されてもよい。

プラグ部材またはソケット部材は、その連結対象物としてストラップ調節具の一側端部で、一体で突出形成されていることが好ましい。このストラップ調節具は、一般に、リュックサックや鞄用のバックルまたは掛金である。
プラグ部材のレール支持部には、板型の固定板がさらに後方に延長されていて、縫製対象物と共に縫製されて固定されたプラグ部材のレールに、ソケット部材を有する対象物が連結されることが好ましい。この縫製対象物は、一般に、リュックサックや鞄に取付けられるストラップである。
ソケット部材の一面には、板型の固定板がさらに後方に延長されていて、縫製対象物と共に縫製されて固定されたソケット部材のレール溝に、プラグ部材を有する対象物が連結されることが好ましい。この縫製対象物は、一般に、リュックサックや鞄に取付けられるストラップである。

本発明は、ストラップと付属物との連結、及び、各付属物同士の連結も簡単に着脱可能に連結することができ、使用上の便宜性を提供することができる。
本発明は、リュックサック等に取付けられる各種付属物がリュックサックの表面に直接連結されるようにしたことで、付属物がリュックサック等にぶら下げられて搖れる状態を無くし、また必要な付属物だけを選択的に装着して使用することできることから、リュックサック等の外観をきれいに整理することができ、これによってリュックサック等の重さを減らすことができる。また、付属物のぶつかり合う騷音を解消することもでき、さらに、周辺の外部物品や身体との接触を少なくできる効果を提供することができる。
本発明は、リュックサックや鞄等に多様なアクセサリを簡便に装着して携帯することを可能にし、その適用対象が非常に多様であることから、リュックサックや鞄及びアクセサリ等の携帯に便宜性を提供することができる。

従来の一般的なリュックサックの一例を示す斜視図である。 本発明による連結装置の一例を示す分離斜視図である。 図２の連結装置の嵌合途中を示す斜視図である。 図２の連結装置の嵌合完了を示す斜視図である。 図２の連結装置の嵌合状態を示す断面図である。 本発明の他の実施例によるプラグ部材の側面図である。 本発明による連結装置がリュックサック用バックルに適用される例を示す斜視図である。 本発明による連結装置がプラグ部材に適用される例を示す斜視図である。 本発明による連結装置がプラグ部材に適用されたる例を示す斜視図である。 本発明による連結装置がプラグ部材に適用される例を示す斜視図である。 本発明による連結装置がプラグ部材に適用される例を示す斜視図である。 本発明による連結装置がプラグ部材に適用される例を示す斜視図である。 本発明による連結装置がプラグ部材に適用される例を示す斜視図である。 本発明による連結装置がプラグ部材に適用される例を示す斜視図である。 本発明による連結装置が適用された他の実施例の斜視図である。 本発明による連結装置にコードが適用された実施例の斜視図である。 本発明による連結装置がストラップに適用される実施例の斜視図である。 本発明による連結装置がストラップに適用される実施例の斜視図である。 本発明による連結装置がストラップに適用される実施例の斜視図である。 本発明による連結装置がストラップに適用される実施例の斜視図である。 本発明による連結装置が適用されたリュックサックの一例を示す斜視図である。

以下に、添付した図面を参照して、本発明の内容を実施例として詳しく説明する。
図２は、本発明の一実施例に係る連結装置を示す分離斜視図であり、図３及び図４は、その連結状態を示す斜視図である。図５はその連結装置の連結状態を示す断面図である。これらの図面を参照すれば、本発明は嵌め込む部分を有するプラグ部材１００と嵌め込まれる部分を有するソケット部材２００からなっている。各プラグ部材１００とソケット部材２００は、互いに異なる第１対象物１及び第２対象物２の一端にそれぞれ具備されて、互いに連結または分離するようになっている。

図２〜図５は、プラグ部材１００とソケット部材２００の連結関係を示した斜視図または断面図である。プラグ部材１００は、レール支持部１０１とレール１０２からなり、レール支持部１０１が第１対象物１に一体で形成されているものである。
長方形のレール１０２は、長方形のレール支持部１０１の長さ方向外側縁で結合されている。レール支持部１０１の長さ方向一側端面に結合されたレールは、長さ方向に対する垂直断面が‘Ｔ’型をなして、レールとレール支持部が結合された部位でのレールの垂直断面の幅がレール支持部１０１の垂直断面の幅より大きく形成される。ここでレールは、第１対象物と第２対象物の連結部であり、第１対象物または第２対象物の一方にあるレールが他方にあるレール溝に勘合されて連結される。レール１０２の長さ方向の一側面には、ストッパ１０３が突出形成されている。レール１０２は、長さ方向に直線形態をなすが、曲線形態に形成することもできる。

ソケット部材２００は、第２対象物２の一端に一体で形成されているが、このソケット部材２００は、プラグ部材１００のレール１０２が嵌合することができるように、長さ方向の断面が長方形の中空部が形成されたレール溝２０２と、レール溝２０２の長さ方向一側にレール支持部１０１が通過できるように、スロット２０５が形成されている。ソケット部材２００の長さ方向の両端のうち一側端はレール１０２がソケット部材内のレール溝に沿って嵌合するように入口２０４が開口されており、ソケット部材２００の他側端は閉鎖されている。

レール溝２０２の入口２０４は、レール１０２の幅方向の断面形状と同一な形状であることが望ましく、スロット２０５の幅は、レール溝２０２の内部幅より小さくて、レール支持部１０１が通過できるように形成される。
レールと、レールが嵌合されるソケット部材のレール溝は、長さ方向に直線または曲線で形成されている。
ソケット部材２００のレール溝２０２の内部には、レール１０２のストッパ１０３に対応する係止溝２０３が形成されて、レール１０２がレール溝２０２に嵌合を完了した時、ストッパ１０３を収容し、レール１０２とレール溝２０２の連結状態を維持するようになっている。ここで、ストッパ１０３及び係止溝２０３は、図６で一部を例示するように二ヶ所で互いに対応する位置に形成することもできる。
レール１０２が、レール溝２０２に嵌合する時、スライドしていって、ストッパ１０３と係止溝２０３が吻合する直前でストッパ１０３による抵抗力が発生し、停止する。ここでもうすこし強い力で加圧すれば、ストッパ１０３による抵抗力を克服してストッパ１０３と係止溝２０３が吻合し、連結が完了する。

一方、レール溝２０２の入口２０４の反対側端部は、閉鎖された形態で構成することができる。このように入口２０４の反対側端部が閉鎖されて遮断壁２０６を形成すれば、プラグ部材１００とソケット部材２００を嵌合する時、ストッパ１０３の抵抗に対する加圧時に入り口と反対側にレール１０２が抜け出ることを防止することができる。すなわち、遮断壁２０６はレール１０２とレール溝２０２の嵌合する際に、一方向の移動に対し、移動限界を設定して、連結位置を決定する機能を有する。

図２〜４に示すように、それぞれプラグ部材１００とソケット部材２００を有する各第１対象物１と第２対象物２としての掛金が、レール１０２とレール溝２０２の嵌合によって簡単に連結でき、また、分離の際も、嵌合の時と反対方向に加圧することによって簡単に分離することができる。掛金に別用途のストラップやその他の付属物を連結して使用することもできる。
図２〜４では、第１実施例での第１対象物１と第２対象物２は、掛金で示して説明したが、第１対象物と第２対象物は、その対象を多様なものに適用することができる。

図７〜図１４は、本発明によるプラグ部材またはソケット部材が適用された多様な対象物を例示しているが、その対象物ごとにプラグ部材またはソケット部材を自由に選択することができる。
まず、図７は、山登り用リュックサックまたは鞄またはヘルメット等の物品に取付けられるベルトや紐等と呼ばれるストラップの端部に装着されて、２本のベルトや紐が互いに連結、または分離する機能を持つバックルに、本発明が適用された例を示すものである。図面では雄バックル１１にプラグ部材１１０が具備されていることを示しているが、雌バックル１２にもプラグ部材またはソケット部材を具備することができる。雄バックル１１は他の雌バックル１２とも連結または分離できるようになっている。
プラグ部材１１０は、雄バックル１１が雌バックル１２と連結する部分の反対側端部（以下、後段部と称す）に形成されており、図２〜図４を参照して説明したように、レール１１２及びレール支持部１１１が形成されている。すなわち、雄バックル１１の後段部でレール支持部１１１が一体で延長成形されていて、このレール支持部１１１の外側縁にレール１１２が段顎をなしながら一定幅の直線区間を形成している。このレール１１２の一端にはストッパ１１３が突出形成されている。
雄バックル１１は、プラグ部材１１０と無関係に雌バックル１２と着脱することができるように連結する。プラグ部材１１０にはこのプラグ部材１１０に嵌合するソケット部材を有する別用途の対象物を選択し、連結することができる。

図８〜図１４は、本発明による連結装置として、プラグ部材が具備された実施例の斜視図を示している。これらの図面で示された対象物２１、２２、２３、２４、２５、２６、２７は、鞄や山登り用リュックサック等でベルトや紐等のストラップに主に使用される付属物の一例である。図面ではすべてプラグ部材１２０が具備された形態を示したが、プラグ部材１２０に代えてソケット部材２２０を具備することも可能である。これらは本発明が適用される実施例を示すもので、その形態や機能により多様なものに適用することができる。
特に、図１１及び図１２は、掛金にプラグ部材を適用した形態を示した。このような掛金によって多様な小品が簡便に連結することができる。図１３及び図１４に示すようなベルトや紐等のストラップの長さを調節する器具、ストラップの張力を調節する器具、またはストラップを物品に固定するための器具等、多様な機能のストラップ調節具を対象物として適用することもできる。

図１５は、多数のソケット部材２３０を連続的に具備した第１対象物３１を示した。この第１対象物３１のソケット部材２３０に対応されるプラグ部材１３０を有する任意の第２対象物３２を必要に応じて選択的に連結して携帯または保管できるようしたことを一例として示している。
図１５に示した第１対象物３１のソケット部材は、プラグ部材で形成され、第２対象物３２にソケット部材が具備されても、同様の機能をすることは明らかである。このようにソケット部材またはプラグ部材を連続的に多数個具備して小品を携帯または保管を便利することもできる。

図１６は、本発明の他の実施例を示している。これを参照すれば、互いに着脱可能に連結されるプラグ部材１４０とソケット部材２４０を有する第１対象物４１及び第２対象物４２の一側面にそれぞれコードかけ４３、４４が形成されて、このコードかけ４３、４４にコード４５が固定されている。コードかけ４３、４４は掛金形状に形成されたものでも良く、対象物の一端に形成された穴でもよい。
図１６の第１対象物４１は、ベルトに装着される雌バックル４６と連結される雄バックルであり、第２対象物４２は掛金であることを示しているが、ここでの第１対象物及び第２対象物を限定することには意味がなく、多様な対象物にコード４５を適用することができる。
このように第１対象物４１と第２対象物４２をコード４５によって連結することにより、各対象物のプラグ部材１４０とソケット部材２４０を互いに分離した状態にあっても、または偶発的に分離されたとしても、コード４５により互いに連結状態を維持して紛失の憂慮を解消することができる。

一方、前述した図２〜図１６では、本発明の連結装置が適用される対象物が付属物として示されているが、本発明の連結装置は着衣やベルトまたは山登り用リュックサックや鞄等に直接装着されて使用することができる。図１７〜図２１は、また他の実施例としてリュックサックやリュックサックに取付けられるベルトまたは紐等のストラップに本発明の連結装置が適用される例を示している。
ここで、ベルトまたは紐は前記したとおり山登り用リュックサックまたは学生用鞄等に取付けられるものであり、山登り用リュックサックの場合には、肩紐、胸紐、腰紐等多様な用途で利用されているが、以下ではベルトまたは紐とは、前記したような多様な用途のベルトをすべて含む概念としてストラップで表記する。
図１７は、本発明の連結装置としてのプラグ部材とソケット部材のまた他の実施例を示す分離斜視図であり、図１８は図１７の連結装置がストラップに縫製固定された状態を示すものである。これら図面を参照すれば、本発明の連結装置のプラグ部材１５０の一側縁で一定幅の直線区間を形成するレール１５２は、その内側に連結されるレール支持部１５１と段顎をなしている。このレール１５２の一端にはストッパ１５３が突出形成されていて、レール支持部１５１の他側端部には、薄い板型の固定板１５７が延長されている。

プラグ部材１５０に対応してソケット部材２５０はプラグ部材１５０のレール１５２を嵌合するレール溝２５２が長く形成されている。レール１５２の側面を嵌合する入口２５４がレール溝２５２の側面に形成されていて、この入口２５４の外側一端が開口されてレール溝２５２の長さと同程度の長さにスロット２５５が形成されている。
レール溝２５２の入口２５４の形状は、レール１５２の側面形状と同一であることが望ましい。スロット２５５の幅はレール溝２５２の内側の幅より小さく、レール支持部１５１が通過するための溝としての機能を果たすようになっている。
スロット２５５は、レール溝２５２の側面や上面または底面に選択的に形成することができるが、レール１５２とレール支持部１５１の連結構造に対応する形態でなければならない。

レール溝２５２の内部にはレール１５２のストッパ１５３に対応する係止溝２５３が形成されて、レール１５２がレール溝２５２に嵌合を完了した時、ストッパ１５３を収容するようになって、レール１５２とレール溝２５２の連結状態を維持するようになっている。
このようなソケット部材２５０の一面、すなわち、スロット２５５が形成された面以外のある一面には、プラグ部材１５０と同様に、薄い板形態の固定板２５７が延長形成されている。
プラグ部材１５０の固定板１５７及びソケット部材２５０の固定板２５７は、それぞれストラップの端に縫製されることで固定され、図１８に示すように、互いに異なるストラップ（Ｓ１、Ｓ２）に固定され、互いを着脱可能に連結することができる。
上記ように、互いに異なるストラップ（Ｓ１、Ｓ２）に固定されたプラグ部材１５０とソケット部材２５０によって二つのストラップ（Ｓ１、Ｓ２）を別の接続部品なしに簡単に連結することができる。

図１７でプラグ部材１５０とソケット部材２５０の各固定板１５７、２５７に形成されている穴１５８、２５８は、プラグ部材１５０とソケット部材２５０が対象物に設置された時、例えば、プラグ部材１５０はストラップに、ソケット部材２５０はバックルにそれぞれ設置された時、図１６に示すようなコードを連結することができるコードかけに該当する。
これによって、リュックサックや鞄本体に取付けられたストラップに固定された本発明の連結装置に、着脱可能に連結される付属物が、プラグ部材とソケット部材が互いに分離した状態でも、コードにより連結されるため、紛失の恐れがなくなる。
さらに、固定板に形成された穴は、他の用途で使用することもできる。図１９には、連結紐１５９を連結して携帯電話やポータブルメモリー、鍵またはその他の装身具を連結して携帯することができる実施例を示した。

図２０は、本発明の連結装置がストラップと付属物の両方に適用された実施例を示している。この図を参照すれば、互いに連結される雄バックル６１と雌バックル６２の各後段部にそれぞれソケット部材２６０とプラグ部材１６０が具備されている。雄バックル６１と雌バックル６２にそれぞれ連結されるストラップ（Ｓ３、Ｓ４）の端部に各雄バックル６１及び雌バックル６２のソケット部材２６０及びプラグ部材１６０に連結されるプラグ部材１７０及びソケット部材２７０が縫製によって固定されていて、各雄バックル６１と雌バックル６２は、本発明の連結装置によってストラップ（Ｓ３、Ｓ４）に簡単に連結される。各ストラップ（Ｓ３、Ｓ４）の他側端部にもソケット部材２８０またはプラグ部材１８０が縫製され、他のストラップや前述の対象物と連結することができ、例えば、図２１に示すようにリュックサックの腰用ベルト等に着脱可能に連結して使用することができる。

図２１は、本発明の連結装置が適用された山登り用リュックサック３００の一例を示す斜視図である。この図を参照すれば、腰用ベルトに装着されるバックル７１、７２がストラップ（Ｓ５）とプラグ部材１６０及びソケット部材２６０によって連結するようになっている。肩紐３０１には多数のプラグ部材１９０が連続的に埋め立て縫製されていて、このプラグ部材１９０にソケット部材２９０を有する胸連結用ストラップ（Ｓ６）が簡単に連結することができる。このようにリュックサック３００に装着する多様な付属物は、すべて本発明の連結装置のプラグ部材及びソケット部材によって着脱することができるので、不必要な付属物は分離しておいて、必要な付属物だけを選択的に連結して使用できる。これによってリュックサックに取付けられる付属物を減らして重さを減らすことができる。リックサックから垂れていた多くのストラップを除去してきれいな外観を提供することができるようになる。

以上、本発明の実施例を図示しながら説明したが、本発明は前記の実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲内で多様な形態への変更実施が可能である。

１、３１、４１ 第１対象物
２、３２、４２ 第２対象物
１１、６１、７１ 雄バックル
１２、４６、６２、７２ 雌バックル
２１、２２、２３、２４、２５、２６、２７ 対象物
４３，４４ コードかけ
４５ コード
１００、１１０、１２０、１３０、１４０、１５０、１６０、１７０、１８０、１９０ プラグ部材
１０１、１１１，１５１ レール支持部
１０２、１１２，１５２ レール
１０３、１１３，１５３ ストッパ
１５７、２５７ 固定板
１５８，２５８ 穴
１５９ 連結紐
２００、２１０、２２０、２３０、２４０、２５０、２６０、２７０、２８０、２９０ ソケット部材
２０２、２５２ レール溝
２０３、２５３ 係止溝
２０４、２５４ 入口
２０５、２５５ スロット
２０６ 遮断壁
３００ リュックサック
３０１ 肩紐
Ｓ、Ｓ１、Ｓ２、Ｓ３、Ｓ４、Ｓ５、Ｓ６ ストラップ

Claims (12)

1. レールと前記レールの長さ方向外側縁で結合されるレール支持部とで構成されるプラグ部材と、
   前記レールと嵌合できるようにレール溝が形成され、前記レール溝の長さ方向一側に前記レール支持部が通過できるように長さ方向にスロットが形成されたソケット部材で構成されて、
   前記ソケット部材の長さ方向の両端のうち一側端は入口が開口され、前記レールを前記ソケット部材のレール溝に沿って嵌合することができ、他側端は閉鎖されていることを特徴とするストラップ及び付属物の連結装置。
2. 前記レール支持部の長さ方向の一側端面に結合された前記レールは、長さ方向に対する垂直断面が‘Ｔ’型をなして、前記レールと前記レール支持部が結合部位での前記レールの前記垂直断面の幅が前記レール支持部の垂直断面の幅より大きく形成されることを特徴とする請求項１に記載のストラップ及び付属物の連結装置。
3. 前記レールの長さ方向の一側面にはストッパが突出形成されていて、前記レールが嵌合される前記ソケット部材の一側に前記レールの前記ストッパに対応する係止溝が形成されることを特徴とする請求項１に記載のストラップ及び付属物の連結装置。
4. 前記レールと、前記レールが嵌合する前記ソケット部材の前記レール溝が、長さ方向に直線または曲線でなされることを特徴とする請求項１に記載のストラップ及び付属物の連結装置。
5. 前記プラグ部材と前記ソケット部材は、それぞれ対象物のその一端に結合されて、前記各対象物にはコードかけが形成されてコードによって連結されるようになされたことを特徴とする請求項１に記載のストラップ及び付属物の連結装置。
6. 前記プラグ部材及び前記ソケット部材の各一端には、それぞれ前記コードかけが形成されて、前記コードによって連結されることを特徴とする請求項１に記載のストラップ及び付属物のストラップ及び付属物の連結装置。
7. 前記プラグ部材または前記ソケット部材は、その連結対象物としてストラップ調節具の一側端部で、一体で突出形成されていることを特徴とする請求項１に記載のストラップ及び付属物の連結装置。
8. 前記ストラップ調節具は、リュックサックや鞄用のバックルまたは掛金であることを特徴とする請求項７に記載のストラップ及び付属物の連結装置。
9. 前記プラグ部材の前記レール支持部には、板型の固定板がさらに後方に延長されていて、縫製対象物と共に縫製されて固定された前記プラグ部材の前記レールに、前記ソケット部材を有する対象物が連結されることを特徴とする請求項１に記載のストラップ及び付属物の連結装置。
10. 前記縫製対象物は、リュックサックや鞄に取付けられるストラップであることを特徴とする請求項９に記載のストラップ及び付属物の連結装置。
11. 前記ソケット部材の一面には、板型の固定板がさらに後方に延長されていて、縫製対象物と共に縫製されて固定された前記ソケット部材の前記レール溝に、前記プラグ部材を有する対象物が連結されることを特徴とする請求項１に記載のストラップ及び付属物の連結装置。
12. 前記縫製対象物は、リュックサックや鞄に取付けられるストラップであることを特徴とする請求項１１に記載のストラップ及び付属物の連結装置。
    

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