JPH09103323A - バッグ運搬用取っ手 - Google Patents

バッグ運搬用取っ手

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JPH09103323A
JPH09103323A JP8163766A JP16376696A JPH09103323A JP H09103323 A JPH09103323 A JP H09103323A JP 8163766 A JP8163766 A JP 8163766A JP 16376696 A JP16376696 A JP 16376696A JP H09103323 A JPH09103323 A JP H09103323A
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JP
Japan
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outer shell
hinge
carrying handle
bag
bag carrying
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JP8163766A
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English (en)
Inventor
Andrew P Bystrom
ピー バイストロム アンドリュー
Benjamin L Bystrom
エル バイストロム ベンジャミン
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Original Assignee
Individual
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45FTRAVELLING OR CAMP EQUIPMENT: SACKS OR PACKS CARRIED ON THE BODY
    • A45F5/00Holders or carriers for hand articles; Holders or carriers for use while travelling or camping
    • A45F5/10Handles for carrying purposes
    • A45F5/102Handles for carrying purposes with means, e.g. a hook, receiving a carrying element of the hand article to be carried
    • A45F5/1026Handles for carrying purposes with means, e.g. a hook, receiving a carrying element of the hand article to be carried the carrying element being flexible, e.g. plastic bag handle
    • A45F5/1046Handles for carrying purposes with means, e.g. a hook, receiving a carrying element of the hand article to be carried the carrying element being flexible, e.g. plastic bag handle and supported above the grip surface of the carrying handle
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45FTRAVELLING OR CAMP EQUIPMENT: SACKS OR PACKS CARRIED ON THE BODY
    • A45F5/00Holders or carriers for hand articles; Holders or carriers for use while travelling or camping
    • A45F5/10Handles for carrying purposes
    • A45F5/102Handles for carrying purposes with means, e.g. a hook, receiving a carrying element of the hand article to be carried
    • A45F2005/1066Details
    • A45F2005/1073Retaining means for controlled release of the carrying element

Abstract

(57)【要約】 【課題】構成が簡単で、再使用可能で、比較的軽量で、
かつ手提ヒモへの取付け、取外しが簡単で、握りやすい
グリップを提供すること。 【解決手段】バッグ運搬用取っ手10は、外殻12及び
ヒンジ24により構成されており、外殻12は、その両
端に1対の開口端部16、18が形成された中空な略管
状に形成されており、その内部に、開口端部16、18
間を連絡する形でポケット46、48を形成し、外殻1
2は、互いに嵌め合わせとなった外殻片20、22に分
割されており、外殻片20、22の上端部にフック3
6、切欠き40を設け、ヒンジ24は可撓性及び弾性性
状をもつ部材であり、ヒンジ24は、外殻片20、22
の下端部側において、これら外殻片20、22の内周面
とそれぞれ接続することにより、外殻片20、22を、
これらが、開放した手提ヒモ受入位置と、閉鎖した手提
ヒモ保持位置との間で動作し得るように接続して構成さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、概ね運搬手段、特に柔
軟な手提ヒモを有した運搬用バッグに対して用いられ
る、バッグ運搬用取っ手に関する。
【0002】
【従来の技術】これまで、携帯用の入れ物バッグ等を持
ち運ぶ際に役に立つ、様々なタイプの取っ手が提案され
てきた。例えば、次に示す米国特許においては、様々な
取っ手が示され説明されている。これは米国特許の第8
24,904号、第3,913,172号、第4,04
0,562号、第2,319,316号、第3,91
2,140号、第4,004,722号、第4,11
2,541号、第1,401,854号、第4,59
0,640号、第5,083,825号である。このよ
うな発明は、バッグの手提ヒモに着脱自在に接続される
ようになっている、ヒモとフックに取り付けられた取っ
手から、郵便袋等の封鎖用としてしばしば見かけられる
風変わりなグリップに至るまで色々なものが存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
な取っ手の多くは、入れ物やバッグの手提ヒモに半永久
的に取り付けられるようになっており、あまり工夫され
ておらず、取り扱いに便利でなく、構成も複雑であるよ
うに思われる。即ち、構成が簡単で、丈夫で、効果的
で、高価でなく、再使用可能なバッグ運搬用取っ手が望
まれている。そしてこの取っ手は、比較的軽量で、しか
も手提バッグの1つ以上の手提ヒモに簡単に取り付けら
れると共に、簡単に取り外すこともでき、しかも滑らな
い握りやすいグリップを提供するような取っ手であるこ
とが望まれている。
【0004】そこで本発明は上記事情に鑑み、構成が簡
単で、丈夫で、効果的で、高価でなく、再使用可能なバ
ッグ運搬用取っ手であり、しかも、比較的軽量で、かつ
手提バッグの1つ以上の手提ヒモに簡単に取り付けられ
ると共に、簡単に取り外すこともでき、更に滑らない握
りやすいグリップを提供するようなバッグ運搬用取っ手
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明によるバッグ運搬用取っ手は、手で握りや
すいように、概ね伸延した円筒状になっており、しかも
運搬が容易になるように該バッグの重量を分散させるよ
うになっている。この取っ手は、製作が簡単かつ安価で
あり、しかもバッグの1つ以上の手提ヒモに簡単に取り
付けられると共に、簡単に取り外すこともできる。該取
っ手は、その外見が装飾的であり、丈夫であり、しかも
様々な太さの手提ヒモに対して適用し得るようになって
いる。該取っ手は堅固なものであるので、非常に大きな
重量のバッグも、該取っ手が破損する危険なしに運搬す
ることができる。
【0006】この取っ手は、略管状になった伸延した外
殻を有しており、該外殻は、好ましくは略円筒状になっ
ており、しかも該取っ手の一端からその反対側の端部に
亙って伸延した、手提ヒモ受入空間を中央に形成してい
る。該外殻は、木材、金属、硬化ゴム、プラスチック、
セラミック、サーメットのような、比較的屈曲しにく
く、堅固で丈夫な材料によって組み立てられる。但し、
その他の材料やこれら材料の組み合わせも採用可能であ
る。該外殻は、間隔をあけて配置された一対のスリット
により、2つの嵌め合いとなった外殻片に分割されてい
る。
【0007】前記2つの外殻片の底部は、ゴムやプラス
チック等からなる可撓性及び弾性性状を有した弾性ヒン
ジにより半永久的に接続されており、これにより外殻が
外殻閉鎖位置から外殻開放位置の間で動作し得るように
なっている。なお、これら外殻片の下端部は、上向きの
フランジの形になっていることが好ましい。また好まし
くは、前記ヒンジは、中央において隆起し或いは半球状
になった部位を有しており、該部位はその両側の傾斜し
た側部に一体的に接続されている。この傾斜側部はヒー
トボンドやのり付け等により、間隔をあけて互いに平行
に配置された前記外殻片のフランジに対して半永久的に
接続されている。更に好ましくは、前記フランジ及びヒ
ンジは前記外殻の全長に亙って伸長している。このよう
な構造により、前記ヒンジの両側とこれらに隣接した前
記外殻片の内面とは、バッグの手提ヒモが嵌まるよう
な、間隔があいた平行な2つの側部ポケット或いは溝を
形成している。これにより、該バッグの全重量は前記ヒ
ンジの中央部に掛からず、該ヒンジの両側に分散され、
ヒンジにかかる負担は基本的に軽減される。
【0008】前記2つの外殻片の上端部は、一体的に形
成された連結手段により、互いに着脱自在に接続されて
おり、この接続手段は好ましくは、2つの外殻片のう
ち、一方の外殻片におけるフックと、他方の外殻片にお
ける嵌め合いの凹部又は切欠きの形で形成されている。
2つの外殻片を、好ましくは該取っ手の全長に亙って伸
長した前記フックと切欠きを介して、これら外殻片の上
端部付近において互いに接続することを確実にするため
に、一体的に形成された止め部が接続箇所に隣接して設
けられており、この止め部により、2つの外殻片が、適
切な接続をなすのに必要な程度を越えて重ならないよう
になっている。更にこの一体的に形成された止め部によ
り前記2つの外殻が不用意に開口しないようになってい
る。
【0009】このように、前記2つの外殻片はクラムシ
ェルの要領で、開放動作を行って該外殻の中央空間に1
つ又は複数の手提ヒモを受け入れ、その後、開放可能な
閉鎖動作を行って前記1つ又は複数の手提ヒモを該外殻
内に確実に保持するようになっている。更に追加的な封
着手段が、他方の外殻片に覆いかぶさっている一方の外
殻片の上端部における端部フラップの形で設けられても
よい。このフラップは、2つの外殻片を互いに着脱自在
に封着するだけでなく、これにより外殻の上端部位は滑
らかな外形をもつようになっている。
【0010】前記取っ手は、好ましくは、間隔をあけて
配置され長手方向に伸延した、前記外殻の外面における
複数の外部隆起部を採用することにより、手でしっかり
と握ることが容易になっている。この代わりに又はこれ
と併用して、前記外殻の外面を、特に該外殻の下方部位
を、ざらざらした粗面に形成してもよい。
【0011】本発明によるバッグ運搬用取っ手は、2部
材押し出し金型を使ったプラスチック同時押出し成型法
により簡単に製作され得る。この方法により完成した取
っ手が供給される。即ち、取っ手及びその製作は安価で
かつ簡単なものとなる。
【0012】また本発明のうち第1の発明は、少なくと
も1つの柔軟な手提ヒモ(50、50a、52、52
a)を有したバッグに対して使用されるバッグ運搬用取
っ手(10、10a)において、前記バッグ運搬用取っ
手(10、10a)は、外殻(12、12a)及びヒン
ジ(24、24a)により構成されており、前記外殻
(12、12a)は、長手方向に伸延し、その両端に1
対の開口端部(16、18)が形成された中空な略管状
に形成されており、前記外殻(12、12a)の内部
に、前記1対の開口端部(16、18)間を連絡する形
で手提ヒモ受入空間(46、48)を形成し、前記外殻
(12、12a)は、前記長手方向に伸延した、互いに
嵌め合わせとなった第1及び第2の外殻片(20、20
a、22、22a)に分割されており、前記外殻(1
2、12a)に、内周面及び外周面を形成し、前記2つ
の外殻片(20、20a、22、22a)の上端部に、
前記外殻(12、12a)の開閉用の着脱自在な連結手
段(36、40)を、前記長手方向に伸延し、かつ前記
2つの外殻片(20、20a、22、22a)と一体的
に設け、前記ヒンジ(24、24a)は、前記長手方向
に伸延した、可撓性及び弾性性状をもつ部材であり、前
記ヒンジ(24、24a)は、前記2つの外殻片(2
0、20a、22、22a)の下端部側において、これ
ら外殻片(20、20a、22、22a)の内周面とそ
れぞれ接続することにより、前記2つの外殻片(20、
20a、22、22a)を、これらが、開放した手提ヒ
モ受入位置と、閉鎖した手提ヒモ保持位置との間で動作
し得るように接続して構成される。
【0013】また本発明のうち第2の発明は、第1の発
明によるバッグ運搬用取っ手において、前記2つの外殻
片(20、20a、22、22a)の下端部は上方に折
り返され、かつ前記ヒンジ(24、24a)を介して互
いに隔離配置されており、前記ヒンジ(24、24a)
は、隆起した中央部位(26)を有し、前記手提ヒモ受
入空間(46、48)は1対の手提ヒモ受入空間(4
6、48)であると共に、これら手提ヒモ受入空間(4
6、48)は、前記ヒンジ(24、24a)及び前記2
つの外殻片(20、20a、22、22a)により、互
いに平行かつ隔離配置された形で配置されており、前記
各手提ヒモ受入空間(46、48)は、前記ヒンジの中
央部位(26)に対する前記手提ヒモ(50、50a、
52、52a)による負荷を軽減し得る形で、前記ヒン
ジ(24、24a)の側方に位置している。
【0014】また本発明のうち第3の発明は、第2の発
明によるバッグ運搬用取っ手において、前記ヒンジ(2
4、24a)は、その端面がアーチ形になっており、前
記中央部位(26)の両側には、下方向に傾斜したテー
パ状の側部(28、30)が一体的に接続されており、
前記2つの外殻片(20、20a、22、22a)の上
方に折り返された下端部は、前記手提ヒモ受入空間(4
6、48)に配置されている。
【0015】また本発明のうち第4の発明は、第1の発
明によるバッグ運搬用取っ手において、前記連結手段
(36、40)は、前記外殻片(20、20a、22、
22a)のうちの第1の外殻片(20、20a)におけ
る上端部の外周面(38)に形成された一体的なフック
(36)及び、前記外殻片(20、20a、22、22
a)のうちの第2の外殻片(22、22a)における上
端部の内周面に形成された一体的なフック受入切欠き
(40)を有している。
【0016】また本発明のうち第5の発明は、第4の発
明によるバッグ運搬用取っ手において、前記フック(3
6)及び前記フック受入切欠き(40)は、前記2つの
外殻片(20、20a、22、22a)の長さ分伸延し
ている。
【0017】また本発明のうち第6の発明は、第5の発
明によるバッグ運搬用取っ手において、前記第2の外殻
片(22、22a)は、前記上端部側に垂設された一体
的な止め部(44)を有しており、前記止め部(44)
は、前記2つの外殻片(20、20a、22、22a)
を連結する際に前記ヒンジ(24、24a)の過剰な屈
曲を防止し得る形で、少なくとも部分的には、前記第2
の外殻片(22、22a)の内周面に沿って伸延してお
り、前記一体的な止め部(44)は、前記2つの外殻片
(20、20a、22、22a)の不用意な開放を防止
し得るようになっている。
【0018】また本発明のうち第7の発明は、第1の発
明によるバッグ運搬用取っ手において、前記外殻(1
2、12a)は、硬質プラスチック部材からなり、前記
ヒンジ(24、24a)は、弾性部材からなる。
【0019】また本発明のうち第8の発明は、第1の発
明によるバッグ運搬用取っ手において、前記外殻(1
2、12a)の外形は略円筒形になっており、前記外殻
(12、12a)の外周面は、粗面状の滑り止めグリッ
プとなっている。
【0020】また本発明のうち第9の発明は、第1の発
明によるバッグ運搬用取っ手において、前記外殻(1
2、12a)の外周には、前記長手方向に伸延し、かつ
互いに隔離配置された複数の隆起部(56)が、前記バ
ッグ運搬用取っ手(10、10a)のグリップ性能を向
上させ得る形で設けられている。
【0021】また本発明のうち第10の発明は、第1の
発明によるバッグ運搬用取っ手において、前記第2の外
殻片(22、22a)の上端部には、可撓性のある端部
タブ(62)が、前記外殻(12、12a)の外周面に
対して着脱自在に付着し得る形で設けられており、前記
端部タブ(60)により、前記2つの外殻片(20、2
0a、22、22a)の連結を容易にしている。
【0022】なお、括弧内の番号等は、図面における対
応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。以下の
「作用」の欄についても同様である。
【0023】
【作用】上記した構成により本発明のうち第1の発明で
は、バッグを運搬する際には、手提ヒモ(50、50
a、52、52a)よりかかる該バッグの荷重が、バッ
グ運搬用取っ手(10、10a)を介して、これを握っ
ている手に加わる。
【0024】また本発明のうち第2の発明では、1対の
手提ヒモ受入空間(46、48)はヒンジ(24、24
a)の両側に配置され、手提ヒモ(50、50a、5
2、52a)からの負荷が直接ヒンジ(24、24a)
にかからない。
【0025】また本発明のうち第3の発明では、2つの
外殻片(20、20a、22、22a)が、開放した手
提ヒモ受入位置と、閉鎖した手提ヒモ保持位置との間で
動作する際に必要となるヒンジ(24、24a)の変形
が、そのアーチ形形状によって効果的に行われる。
【0026】また本発明のうち第4の発明では、2つの
外殻片(20、20a、22、22a)間の着脱は、フ
ック(36)とフック受入切欠き(40)の係合・係合
解除によって行う。
【0027】また本発明のうち第5の発明では、フック
(36)及びフック受入切欠き(40)は、極力広範囲
に亙って形成されている。
【0028】また本発明のうち第6の発明では、止め部
(44)により、2つの外殻片(20、20a、22、
22a)相互間の位置が不用意にずれないように保持さ
れる。
【0029】また本発明のうち第8の発明では、外殻
(12、12a)の外周面が滑り止めグリップとなって
いる。
【0030】また本発明のうち第9の発明では、隆起部
(56)により、バッグ運搬用取っ手(10、10a)
のグリップ性能が向上される。
【0031】また本発明のうち第10の発明では、端部
タブ(62)が、外殻(12、12a)の外周面に対し
て着脱自在に付着する。
【0032】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、本発明による改良されたバッグ運搬用取っ
手の、第1の好ましい実施例であり、バッグ運搬用の手
提ヒモがその中に配置され、該取っ手がバッグの運搬用
に使用されようとしている状態を示した概略側面図、図
2は、間隔をあけて配置された一対の手提ヒモ(断面を
図示)が配置された状態で、かつ閉鎖位置における図1
の取っ手の概略端面図、図3は、手提ヒモ(断面を図
示)のその中への挿入が、その取外しと同様に簡単に行
われ得る開放位置における図1の取っ手の概略端面図、
図4は、本発明による改良されたバッグ運搬用取っ手
の、第2の好ましい実施例を示した概略側面図、図5
は、間隔をあけて配置された一対の手提ヒモ(断面を図
示)を囲む閉鎖位置における図4の取っ手の概略端面図
である。
【0033】以下、図1乃至図3に従って説明する。本
発明によるバッグ運搬用取っ手の第1の好ましい実施例
が、図1乃至図3を特に参照する形で模式的に示されて
いる。即ち、外殻12を有した取っ手10が示されてお
り、該外殻12は、堅固な、従って比較的屈曲しにくい
丈夫な荷重運搬材料、例えば金属、木材、セラミック、
サーメット、好ましくはプラスチック又は硬化ゴムのよ
うなものからなっている。外殻12は略管状、即ち略円
筒状になっており、その一方の開口端部16から反対側
の開口端部18に亙って伸延した中央空間14が概ね形
成されている。外殻12は、2つの嵌め合わされた、略
半円形(即ちその端面において略半円形である)に形成
され、長手方向に伸延した形の外殻片20、22から形
成されており、これら外殻片20、22は、それらの底
部において、ヒンジ24を介して互いに接続されてい
る。該ヒンジ24は、長手方向に伸延し可撓性及び弾性
性状を有した形で形成されており、例えばプラスチック
やゴムのような弾性材料からなっている。ヒンジ24は
特別な形状をなしている。即ち、ヒンジ24は、中央に
隆起した或いは半球状になった部位26(図2及び図
3)を有しており、この部位26は、下方に傾斜したテ
ーパ状の一対の側部28、30に一体的に接続されてい
る。好ましくは、外殻片20、22の下端部は、上方に
伸延した平行なフランジ32、34の形に形成されてお
り、これらフランジ32、34は、ヒートボンドや接着
剤等によりヒンジ24の側部28、30の下部に接合さ
れている。なお、これらフランジ32、34は、側部2
8、30に接合されることにより、互いに隔離配置され
ている。また必要に応じて、部位26は、フランジ3
2、34間の隙間に挿入する形で下方に伸延し、該隙間
に封入されていてもよい。ヒンジ24により、外殻12
は、図2に示すような閉鎖した手提ヒモ保持位置と、図
3に示すような開放した手提ヒモ受入・取出し位置との
間で動作し得るようになっている。即ち、ヒンジ24に
より、外殻12は、クラムシェルのような方法で動作し
得るようになっている。
【0034】外殻片20は、その外周面38においてフ
ック36を有しており(図2及び図3)、その一方で、
外殻片22は、その内周面に形成された形で切欠き40
を有している。この切欠き40は、該内周面から垂設さ
れた形の、短い傾斜した止め部42及び、該内周面から
垂設された形の、前記止め部42よりも内方に間隔をあ
けて配置された、該止め部42より長い傾斜した第2の
止め部44により形成されている。止め部42は着脱自
在にフック36に係合するようになっており、その一方
で、止め部44は、外殻片20、22を着脱自在に連結
させる際に、ヒンジ24の過剰な屈曲や過剰な応力状態
を防止する手段として作用するようになっている。更
に、止め部44は、2つの外殻20、22が不用意に開
放しないように、係合用のフック36を保持しておくよ
うになっている。即ち、外殻片20、22は、容易に着
脱できるように互いに係合されて、取っ手10を運搬目
的に使用するための、図2に示す状態になり得るように
なっており、また、上述したような運搬の前又は後(図
3)においては、これら外殻片20、22は開放されて
1つ又は1対の手提ヒモをその中に挿入し又はその中か
ら取出し得るようになっている。
【0035】取っ手10の重要な特徴は、半球状になっ
たヒンジの部位26、傾斜したヒンジの側部28、3
0、そして外殻片20、22におけるこれらとの隣接部
位の形状にある。この形状により、長手方向に互いに平
行に伸延したポケット46、48が形成されており、該
ポケット46、48には、空間14内において手提ヒモ
50、52が着脱自在に配置されるようになっている。
ヒモ50、52に接続されたバッグの重量は、ヒンジ2
4上に直接支持されるのでなく、外殻片20、22の下
端により支持されている。これにより、ヒンジ24に対
して過剰な負荷がかかり、取っ手10が破損するような
ことは防止されている。このように、取っ手10の耐久
性は向上されており、運搬される全重量が直接可撓性及
び弾性性状を有したヒンジ24にかかる場合に運搬され
得るよりも、更に大きな重量物の運搬も、該取っ手10
を使って効果的に行い得るようになっている。運搬目的
に用いる取っ手10のグリップ性能を向上させるため
に、好ましくは、外殻12の外面、即ち外殻片20の外
周面38及び外殻片22の外周面54に、特別なグリッ
プ手段が設けられており、該グリップ手段は、外殻12
と一体的に形成され、長手方向に伸延していると共に、
互いに平行でかつ間隔をあけて配置された隆起部56で
あり、しかもこの隆起部56は、前記外殻12の外面か
ら外方向に突出した形で形成されている。更に、外周面
54のうち隆起部56が形成されていない部分には広告
を容易に取り付け得るようになっている。外殻片20、
22は、同時押出し成型法により、ヒンジ24を介して
容易にかつ安価にヒートボンドされる。
【0036】以下、図4及び図5に従って説明する。本
発明によるバッグ運搬用取っ手の第2の好ましい実施例
が、図4及び図5において模式的に示されている。即
ち、取っ手10aが示されている。取っ手10の構成要
素と類似した該取っ手10aの構成要素には、同じ数字
の部品番号が付されているが、その数字の後には「a」
の文字が加えられている。取っ手10aは以下の点を除
いて、基本的に取っ手10と同様である。a)隆起部5
6を形成する代わりに、各外殻片20a、22aの外周
面38a、54aが、微小な切込と突起60によりざら
ざらな粗面に形成されており、これは例えばサンドブラ
スティング等により形成されている。b)更に、外殻片
22aの上端部にはテーパ状のフラップ62が設けられ
ており、該フラップ62は、外周面38aに着脱自在に
くっつく形で、外殻片22aを外殻片20aに対して着
脱自在に封着している。また、フラップ62により、図
5に示すように、取っ手10aの上部の形状が滑らかに
形成されている。取っ手10aにおける上記以外の特徴
及び効果は、取っ手10に対する上述した特徴及び効果
と同様である。
【0037】本発明のバッグ運搬用取っ手或いは該取っ
手の構成要素やパラメータにおいては、様々な変形、修
正、改造、追加が可能である。「特許請求の範囲」の範
囲内における、このような修正、変形、改造、追加は全
て、本発明に属するものである。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明のうち第1の
発明は、少なくとも1つの柔軟な手提ヒモ50、50
a、52、52a等の手提ヒモを有したバッグに対して
使用される取っ手10、10a等のバッグ運搬用取っ手
において、前記バッグ運搬用取っ手は、外殻12、12
a等の外殻及びヒンジ24、24a等のヒンジにより構
成されており、前記外殻は、長手方向に伸延し、その両
端に1対の開口端部16、18等の開口端部が形成され
た中空な略管状に形成されており、前記外殻の内部に、
前記1対の開口端部間を連絡する形でポケット46、4
8等の手提ヒモ受入空間を形成し、前記外殻は、前記長
手方向に伸延した、互いに嵌め合わせとなった外殻片2
0、20a、22、22a等の第1及び第2の外殻片に
分割されており、前記外殻に、内周面及び外周面を形成
し、前記2つの外殻片の上端部に、前記外殻の開閉用の
着脱自在なフック36、切欠き40等の連結手段を、前
記長手方向に伸延し、かつ前記2つの外殻片と一体的に
設け、前記ヒンジは、前記長手方向に伸延した、可撓性
及び弾性性状をもつ部材であり、前記ヒンジは、前記2
つの外殻片の下端部側において、これら外殻片の内周面
とそれぞれ接続することにより、前記2つの外殻片を、
これらが、開放した手提ヒモ受入位置と、閉鎖した手提
ヒモ保持位置との間で動作し得るように接続して構成さ
れる。よって本発明によるバッグ運搬用取っ手は、外殻
及びヒンジから構成されるので、その構成が簡単であ
り、また簡単な構成であるが故に故障が少なく丈夫であ
る。また、バッグを運搬する際には、手提ヒモよりかか
る該バッグの荷重が、本発明によるバッグ運搬用取っ手
を介して、これを握っている手に加わるようになってい
るので、手提ヒモを直接手で握る場合と比較して、手に
対する前記荷重の作用面積が極力大きくなるようになっ
ている。つまり、手に対して加わる前記荷重が集中せず
極力分散されているので、運搬の際の手の痛み等を極力
軽減でき、従って運搬が容易になり効果的である。更
に、本発明によるバッグ運搬用取っ手は、上述したよう
に簡単な構成であるが故に、その製作が簡単で、よって
安価となる。例えば、バッグ運搬用取っ手は、2部材押
し型を使ったプラスチック同時押出し成型法により簡単
に製作され得る。また、2つの外殻片には、外殻の開閉
用の着脱自在な連結手段が設けられており、2つの外殻
片が、開放した手提ヒモ受入位置と、閉鎖した手提ヒモ
保持位置との間で動作し得るようになっていることか
ら、本発明によるバッグ運搬用取っ手はバッグの手提ヒ
モに対して着脱自在であり、従ってこのバッグ運搬用取
っ手は何度でも再使用が可能である。
【0039】また本発明のうち第2の発明は、第1の発
明によるバッグ運搬用取っ手において、前記2つの外殻
片の下端部は上方に折り返され、かつ前記ヒンジを介し
て互いに隔離配置されており、前記ヒンジは、隆起した
部位26等の中央部位を有し、前記手提ヒモ受入空間は
1対の手提ヒモ受入空間であると共に、これら手提ヒモ
受入空間は、前記ヒンジ及び前記2つの外殻片により、
互いに平行かつ隔離配置された形で配置されており、前
記各手提ヒモ受入空間は、前記ヒンジの中央部位に対す
る前記手提ヒモによる負荷を軽減し得る形で、前記ヒン
ジの側方に位置している。つまり、1対の手提ヒモ受入
空間はヒンジの両側に配置され、手提ヒモからの負荷が
直接ヒンジにかかることが防止されているので、可撓性
及び弾性性状をもつ部材からなり、よって外殻と比べて
比較的強度の小さいヒンジに不用意に大きなな負荷が加
わることが防止される。従って、第1の発明による効果
に加えて、破損が防止され都合がよい。また、バッグ運
搬用取っ手には2つの手提ヒモを、ヒンジの両側に適切
なバランスで設置することができるので、2つの手提ヒ
モを有するバッグを運搬する際には都合がよい。
【0040】また本発明のうち第3の発明は、第2の発
明によるバッグ運搬用取っ手において、前記ヒンジは、
その端面がアーチ形になっており、前記中央部位の両側
には、下方向に傾斜したテーパ状の側部28、30等の
側部が一体的に接続されており、前記2つの外殻片の上
方に折り返された下端部は、前記手提ヒモ受入空間に配
置されているので、第2の発明による効果に加えて、2
つの外殻片が、開放した手提ヒモ受入位置と、閉鎖した
手提ヒモ保持位置との間で動作する際に必要となるヒン
ジの変形が、そのアーチ形形状によって効果的に行える
ようになっており好都合である。
【0041】また本発明のうち第4の発明は、第1の発
明によるバッグ運搬用取っ手において、前記連結手段
は、前記外殻片のうちの第1の外殻片における上端部の
外周面に形成された一体的なフック36等のフック及
び、前記外殻片のうちの第2の外殻片における上端部の
内周面に形成された一体的な切欠き40等のフック受入
切欠きを有しているので、2つの外殻片間の着脱は、フ
ックとフック受入切欠きの係合・係合解除によって行
う。よって、第1の発明による効果に加えて、2つの外
殻片間の着脱が確実にかつ容易に行えて都合がよい。
【0042】また本発明のうち第5の発明は、第4の発
明によるバッグ運搬用取っ手において、前記フック及び
前記フック受入切欠きは、前記2つの外殻片の長さ分伸
延している。つまり、フック及びフック受入切欠きは、
極力広範囲に亙って形成されているので、第4の発明に
よる効果に加えて、2つの外殻片間の連結は、その分極
力確実に行われ、2つの外殻片の不用意な開放等が防止
され都合がよい。
【0043】また本発明のうち第6の発明は、第5の発
明によるバッグ運搬用取っ手において、前記第2の外殻
片は、前記上端部側に垂設された一体的な止め部44等
の止め部を有しており、前記止め部は、前記2つの外殻
片を連結する際に前記ヒンジの過剰な屈曲を防止し得る
形で、少なくとも部分的には、前記第2の外殻片の内周
面に沿って伸延しており、前記一体的な止め部は、前記
2つの外殻片の不用意な開放を防止し得るようになって
いるので、第5の発明による効果に加えて、止め部によ
り、2つの外殻片を連結する際にヒンジの過剰な屈曲が
防止され、ヒンジの破損等が防止されているので都合が
よい。また、止め部により、2つの外殻片の不用意な開
放が防止され都合がよい。
【0044】また本発明のうち第7の発明は、第1の発
明によるバッグ運搬用取っ手において、前記外殻は、硬
質プラスチック部材からなり、前記ヒンジは、弾性部材
からなるので、第1の発明による効果に加えて、手提ヒ
モからの不用意に大きな負荷に対しても外殻の破損等が
極力防止され都合がよい。
【0045】また本発明のうち第8の発明は、第1の発
明によるバッグ運搬用取っ手において、前記外殻の外形
は略円筒形になっており、前記外殻の外周面は、粗面状
の滑り止めグリップとなっているので、第1の発明によ
る効果に加えて、バッグ運搬用取っ手は略円筒形になっ
ているので手で握りやすい。また、外殻の外周面が滑り
止めグリップとなっているので、バッグ運搬用取っ手は
更に手で握りやすくなっている。
【0046】また本発明のうち第9の発明は、第1の発
明によるバッグ運搬用取っ手において、前記外殻の外周
には、前記長手方向に伸延し、かつ互いに隔離配置され
た複数の隆起部56等の隆起部が、前記バッグ運搬用取
っ手のグリップ性能を向上させ得る形で設けられている
ので、第1の発明による効果に加えて、バッグ運搬用取
っ手は手で握りやすくなっている。
【0047】また本発明のうち第10の発明は、第1の
発明によるバッグ運搬用取っ手において、前記第2の外
殻片の上端部には、可撓性のあるフラップ62等の端部
タブが、前記外殻の外周面に対して着脱自在に付着し得
る形で設けられており、前記端部タブにより、前記2つ
の外殻片の連結を容易にしているので、第1の発明によ
る効果に加えて、この端部タブにより、2つの外殻片は
互いに着脱自在に封着されるだけでなく、これにより外
殻の上端部位は滑らかな外形をもつようになるので、バ
ッグ運搬用取っ手の美観は向上される。また、この端部
タブにより、2つの外殻片における連結手段の不用意な
解除が防止され安全性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による改良されたバッグ運搬用
取っ手の、第1の好ましい実施例であり、バッグ運搬用
の手提ヒモがその中に配置され、該取っ手がバッグの運
搬用に使用されようとしている状態を示した概略側面図
である。
【図2】図2は、間隔をあけて配置された一対の手提ヒ
モ(断面を図示)が配置された状態で、かつ閉鎖位置に
おける図1の取っ手の概略端面図である。
【図3】図3は、手提ヒモ(断面を図示)のその中への
挿入が、その取外しと同様に簡単に行われ得る開放位置
における図1の取っ手の概略端面図である。
【図4】図4は、本発明による改良されたバッグ運搬用
取っ手の、第2の好ましい実施例を示した概略側面図で
ある。
【図5】図5は、間隔をあけて配置された一対の手提ヒ
モ(断面を図示)を囲む閉鎖位置における図4の取っ手
の概略端面図である。
【符号の説明】
10……バッグ運搬用取っ手(取っ手) 10a……バッグ運搬用取っ手(取っ手) 12……外殻 12a……外殻 16……開口端部 18……開口端部 20……外殻片 20a……外殻片 22……外殻片 22a……外殻片 24……ヒンジ 24a……ヒンジ 26……中央部位(部位) 28……側部 30……側部 36……連結手段、フック(フック) 40……連結手段、フック受入切欠き(切欠き) 44……止め部 46……手提ヒモ受入空間(ポケット) 48……手提ヒモ受入空間(ポケット) 50……手提ヒモ 50a……手提ヒモ 52……手提ヒモ 52a……手提ヒモ 56……隆起部 62……端部タブ(フラップ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベンジャミン エル バイストロム アメリカ合衆国 ニューヨーク州 11375 フォレスト ヒルズ バーンズストリー ト 166

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1つの柔軟な手提ヒモを有した
    バッグに対して使用されるバッグ運搬用取っ手におい
    て、 前記バッグ運搬用取っ手は、外殻及びヒンジにより構成
    されており、 前記外殻は、長手方向に伸延し、その両端に1対の開口
    端部が形成された中空な略管状に形成されており、 前記外殻の内部に、前記1対の開口端部間を連絡する形
    で手提ヒモ受入空間を形成し、 前記外殻は、前記長手方向に伸延した、互いに嵌め合わ
    せとなった第1及び第2の外殻片に分割されており、 前記外殻に、内周面及び外周面を形成し、 前記2つの外殻片の上端部に、前記外殻の開閉用の着脱
    自在な連結手段を、前記長手方向に伸延し、かつ前記2
    つの外殻片と一体的に設け、 前記ヒンジは、前記長手方向に伸延した、可撓性及び弾
    性性状をもつ部材であり、 前記ヒンジは、前記2つの外殻片の下端部側において、
    これら外殻片の内周面とそれぞれ接続することにより、
    前記2つの外殻片を、これらが、開放した手提ヒモ受入
    位置と、閉鎖した手提ヒモ保持位置との間で動作し得る
    ように接続して構成したバッグ運搬用取っ手。
  2. 【請求項2】前記2つの外殻片の下端部は上方に折り返
    され、かつ前記ヒンジを介して互いに隔離配置されてお
    り、 前記ヒンジは、隆起した中央部位を有し、 前記手提ヒモ受入空間は1対の手提ヒモ受入空間である
    と共に、これら手提ヒモ受入空間は、前記ヒンジ及び前
    記2つの外殻片により、互いに平行かつ隔離配置された
    形で配置されており、 前記各手提ヒモ受入空間は、前記ヒンジの中央部位に対
    する前記手提ヒモによる負荷を軽減し得る形で、前記ヒ
    ンジの側方に位置している請求項1記載のバッグ運搬用
    取っ手。
  3. 【請求項3】前記ヒンジは、その端面がアーチ形になっ
    ており、 前記中央部位の両側には、下方向に傾斜したテーパ状の
    側部が一体的に接続されており、 前記2つの外殻片の上方に折り返された下端部は、前記
    手提ヒモ受入空間に配置されている請求項2記載のバッ
    グ運搬用取っ手。
  4. 【請求項4】前記連結手段は、前記外殻片のうちの第1
    の外殻片における上端部の外周面に形成された一体的な
    フック及び、前記外殻片のうちの第2の外殻片における
    上端部の内周面に形成された一体的なフック受入切欠き
    を有している請求項1記載のバッグ運搬用取っ手。
  5. 【請求項5】前記フック及び前記フック受入切欠きは、
    前記2つの外殻片の長さ分伸延している請求項4記載の
    バッグ運搬用取っ手。
  6. 【請求項6】前記第2の外殻片は、前記上端部側に垂設
    された一体的な止め部を有しており、 前記止め部は、前記2つの外殻片を連結する際に前記ヒ
    ンジの過剰な屈曲を防止し得る形で、少なくとも部分的
    には、前記第2の外殻片の内周面に沿って伸延してお
    り、 前記一体的な止め部は、前記2つの外殻片の不用意な開
    放を防止し得るようになっている請求項5記載のバッグ
    運搬用取っ手。
  7. 【請求項7】前記外殻は、硬質プラスチック部材からな
    り、 前記ヒンジは、弾性部材からなる請求項1記載のバッグ
    運搬用取っ手。
  8. 【請求項8】前記外殻の外形は略円筒形になっており、 前記外殻の外周面は、粗面状の滑り止めグリップとなっ
    ている請求項1記載のバッグ運搬用取っ手。
  9. 【請求項9】前記外殻の外周には、前記長手方向に伸延
    し、かつ互いに隔離配置された複数の隆起部が、前記バ
    ッグ運搬用取っ手のグリップ性能を向上させ得る形で設
    けられている請求項1記載のバッグ運搬用取っ手。
  10. 【請求項10】前記第2の外殻片の上端部には、可撓性
    のある端部タブが、前記外殻の外周面に対して着脱自在
    に付着し得る形で設けられており、 前記端部タブにより、前記2つの外殻片の連結を容易に
    している請求項1記載のバッグ運搬用取っ手。
JP8163766A 1995-06-05 1996-06-04 バッグ運搬用取っ手 Pending JPH09103323A (ja)

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