JP3062627U - 表示装置 - Google Patents
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- JP3062627U JP3062627U JP1999002039U JP203999U JP3062627U JP 3062627 U JP3062627 U JP 3062627U JP 1999002039 U JP1999002039 U JP 1999002039U JP 203999 U JP203999 U JP 203999U JP 3062627 U JP3062627 U JP 3062627U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 点灯開始時に発生していた薄明かり状態の点
灯や複数の表示灯間におけるちらつき点灯等の誤表示を
解消し得る表示装置を提供する。 【解決手段】 電源回路2からの供給電圧を受け、点灯
制御手段6の制御によって点滅する表示灯を備えた表示
手段4と、前記点灯制御手段6による表示灯の点灯開始
時点よりも前記電源回路2から前記表示灯への供給電圧
を所要の時間遅延させる遅延回路3と、を備えた。
灯や複数の表示灯間におけるちらつき点灯等の誤表示を
解消し得る表示装置を提供する。 【解決手段】 電源回路2からの供給電圧を受け、点灯
制御手段6の制御によって点滅する表示灯を備えた表示
手段4と、前記点灯制御手段6による表示灯の点灯開始
時点よりも前記電源回路2から前記表示灯への供給電圧
を所要の時間遅延させる遅延回路3と、を備えた。
Description
【0001】
本考案は、映像・音響機器等の表示パネルに時刻やサインといった各種の表示 を行う表示装置に係り、特に、発光輝度の高い蛍光表示管を備えた表示装置に関 する。
【0002】
ビデオテープレコーダ(VTR)やCDコンポといったAV機器には、フロン トパネルに時刻、数字および各種機能のサイン等を表示するための表示装置を設 けている。 この一例として、多数のセグメントにより構成されるECD(エレクトロクロ ミックディスプレイ)セルを備え、電子時計の表示に用いられるエレクトロクロ ミック表示式電子機器が知られている。 このようなECDを用いた電子機器は、電池交換時等でECDの表示がメモリ ー効果により消え残っている状態のとき、新たに電源が投入された場合に不具合 が生じていた。
【0003】 すなわち、ECDの表示が消え残っていると、電子機器内の論理信号と表示状 態とが一致しないため、消え残っているセグメントをもう一度書き込む可能性が あり、ECDの特性として過大電荷量による劣化を招くとともに、他のセグメン トにおけるコントラスト比とアンバランスを生じさせる問題があった。 そこで、電源投入を検出する手段と、この検出手段の出力に従って前記ECD セルの表示を強制的に消去させる手段とを備えたエレクトロクロミック表示式電 子機器が提案されている(特開昭55−6580号公報参照)。 しかしながら、この電子機器によれば、ECDの表示がメモリー効果により消 え残っている状態で新たに電源が投入される場合の問題を解消し得るが、電源電 圧の供給時に生じるちらつき点灯等の誤表示を防止することはできないものであ った。
【0004】 例えば、VTRの表示パネルとしては、高輝度の表示が望ましいことから、近 時、図3に示すような蛍光表示管(VFD:Vacuume Fluorescent Display )8 にて図4に示す表示装置20を構成しているが、この表示装置20は表示部4の 点灯開始時に薄明かり点灯状態やちらつき点灯等が生じる不具合があった。 すなわち、この表示部4は、VTR本体のフロントパネルに時刻、数字、文字 およびVTRの各機能を示すサイン等を表示するようになっている(図4は、時 刻表示部の一例を示すものである)。 この表示部4は、蛍光表示管8が電源回路2からの供給電圧を受け、制御部6 および点灯駆動回路7により点滅制御されて、現在時刻等を表示する構成となっ ている。
【0005】 蛍光表示管8は、アノード基板(基板)9とフロントガラス13との間に、7 個が1セットのアノードセグメント(セグメント)10A〜10G、グリッド1 1およびカソードフィラメント(フィラメント)12を配し、これらを基板9と フロントガラス13間に真空密閉して製作される。 7個のセグメント10A〜10Gは、基板9上で“8”字状に配置し、0〜9 の数字を表示可能としている。これら各セグメント10A〜10Gは、基板9上 のパターン配線を介して外方に露出させたリード端子10a〜10gにそれぞれ 接続されている。また、これら各リード端子10a〜10gは、点灯駆動回路7 の各出力端子にそれぞれ接続されている。 グリッド11は、7個のセグメント10A〜10Gを覆うように配置され、そ の接続端子11aを外方に突出させている。この接続端子11aは、点灯駆動回 路7に接続されており、所定値のマイナス電位に保たれるようになっている。
【0006】 フィラメント12は、フロントガラス13側に設けられており、各1対の入力 端子が外方に引き出されている。これらの入力端子は、ダイオードD2 およびツ エナダイオードZDを介して第2の出力部2Bに接続されており、直流電圧がフ ィラメント12に供給されるようになっている。 なお、フロントガラス13には、蛍光体として透明導電膜14が設けられてい て、衝突電子により発光する蛍光面が形成される。 つまり、前記グリッド11側がマイナス電位の状態で、セグメント10A〜1 0G側にマイナス極、フィラメント12側にプラス極の電圧を印加すると、セグ メント10A〜10G側で励起された電子がグリッド11により加速されてフィ ラメント12側に向かうとき透明導電膜14に衝突して発光が生じる。 よって、何れかのセグメント10A〜10Gに対する供給電圧の態様に応じて フロントガラス13が放光し、0〜9の数字を表示可能となるものである。
【0007】 このような表示部4においては、“8”字状セグメント10A〜10Gを最小 単位の4セット備えることにより、現在時刻を「時・分」で表示することができ る。 また、セグメント10A〜10Gのセット数を増すことによって、現在時刻を AMとPMとで表示できる。さらに、この蛍光表示管8を任意の形状に形成する ことにより、PWRやVCRといった英文字および各種機能を示すサイン等も表 示し得るものである。 なお、このように表示内容を多種多様にする場合は、前記時刻、英文字その他 サイン等を適宜分割しグリッドと称される複数ユニットで表示する構造になって いる。
【0008】 電源回路2は、図4に示すように、トランスTRと複数個のダイオードD1 〜 D3 とからなり、レベルの異なる直流電圧を出力するようになっている。トラン スTRは、1次側の巻線間に商用交流電源が接続され、複数の巻線からなる2次 側の各出力部2A〜2Cに整流用のダイオードD1 〜D3 がそれぞれ接続されて いる。 第1の出力部2Aは、一端がアースに接続され、他端がダイオードD1 を介し て点灯駆動回路7の入力端7aに接続されている。 また、第2の出力部2Bは、一端が表示部4のプラス側入力端4aに、他端が ダイオードD2 を介して表示部4のマイナス側入力端4bに接続されている。な お、第1の出力部2AのダイオードD1 側と第2の出力部2Bの一端との間には 、ツエナダイオードZDが接続されている。 さらに、第3の出力部2Cは、他端がアースに接続され、一端がダイオードD 3 を介して制御部6および点灯駆動回路7の各入力端に接続されている。
【0009】 制御部6は、CPU、ROMおよびRAMからなるマイコンであり、第3の出 力部2Cからの直流5Vによって動作するようになっている。また、キー操作部 の出力が接続されており、このキー操作部からの操作信号に応じて点灯駆動回路 7に対し指令信号を送出する。 点灯駆動回路7は、制御部6に接続されたDRIVE・ICであって、発振回 路14を備えている。この点灯駆動回路7は、表示部4の大きさに応じた多数の 出力端子を有しており、各蛍光表示管8のセグメント10A〜10Gにそれぞれ 接続されている。 また、この点灯駆動回路7の入力端7bには、前記ダイオードD3 が接続され るとともに、入力端7aにダイオードD1 が接続されており、この入力端7a, 7bはマイナスの低電位に保たれるようになっている。 これにより、点灯駆動回路7は、制御部6からの指令信号を受けて前記セグメ ント10A〜10Gに対しマイナス極の電圧を駆動信号として送出する。 なお、発振回路14は、表示部4の電力消費を低減させるために用いられ、ク ロック信号を点灯駆動回路7に与えると、この点灯駆動回路7からマイナス電位 のパルス出力が消去電圧として各セグメント10A〜10Gに供給される。
【0010】 次に、上記表示装置の動作について説明する。 ユーザーがキー操作部のパワースイッチをオンにすると、電源回路2から回路 各部や制御部6に直流電圧が供給される。 制御部6が直流電圧の供給を受けると、内蔵タイマの時刻データに基づいて、 点灯駆動回路7に現在時刻の表示指令信号を送出する。 この点灯駆動回路7に発振回路14からのクロック信号が入力すると、このク ロック信号に従ってパルス状の消去電圧を4セットある“8”字状セグメント1 0A〜10Gの何れかに供給する。 このときは、制御部6の指令に基づいて、現在の時間と分とを示すセグメント が選択されており、熱陰極となるセグメントから電子が励起される。一方、第2 の出力部2B側より各フィラメント12にはプラス極の電圧が供給される。
【0011】 よって、制御部6の指令により点灯表示が開始されたとき、選択されたセグメ ント10A〜10Gがマイナス電位となり電子が励起される。また、陽極である フィラメント12がプラス電位となるので、電子が蛍光面に向かい衝突して発光 する。 これにより、フロントガラス13から放光がなされて、表示部4に現在時刻が 「時・分」で表示される。
【0012】
ところで、上記従来の表示装置20は、点灯開始時に電源回路2からセグメン ト10A〜10Gとフィラメント12とに直流電圧を同一時間に供給する構成に なっていることから、蛍光表示管8内で電子の迷走や不均一な加速が生じ易くな っていた。このため、表示部4に薄明かり状態の点灯が生じたり、複数の蛍光表 示管8を備えたものではちらつき点灯状態が発生し、誤表示となる不具合があっ た。
【0013】 本考案は、上記課題に鑑みて創案されたもので、点灯開始時に発生していた薄 明かり状態の点灯や複数の表示灯間におけるちらつき点灯等の誤表示を解消し得 る表示装置を提供するすることを目的としている。
【0014】
上記目的を達成するため、本考案のうち請求項1に記載の考案は、電源回路か らの供給電圧を受け、点灯制御手段の制御によって点滅する表示灯を備えた表示 手段と、前記点灯制御手段による表示灯の点灯開始時点よりも前記電源回路から 前記表示灯への供給電圧を所要の時間遅延させる遅延回路と、を備えてなること を特徴としている。 また、請求項2に記載の考案は、前記表示灯が、熱陰極と陽極との間にグリッ ドを配してなり、このグリッド側をマイナス電位にして、前記熱陰極側にマイナ ス、前記陽極側にプラスの電圧を印加すると、前記熱陰極側で励起された電子が 前記グリッドにより加速されて前記陽極側に向かうとき蛍光面に衝突して発光す る蛍光表示管であり、前記遅延回路が、前記点灯制御手段から前記熱陰極側に送 出するマイナス電位の点灯開始信号よりも前記電源回路から前記陽極側への供給 電圧を、前記蛍光表示管の点灯安定に要する時間だけ遅延させることを特徴とし ている。 また、請求項3に記載の考案は、前記遅延回路が、前記電源回路の出力に接続 された抵抗およびコンデンサからなる微分回路と、この微分回路の時定数によっ て定まる時間に動作し前記グリッドに前記電源電圧を供給する複数個のトランジ スタとからなることを特徴としている。 また、請求項4に記載の考案は、前記表示手段が、各種電気機器の表示部に設 けられて、前記表示灯の点灯により文字、数字、記号および各種機能のサイン等 を表示することを特徴としている。
【0015】
以下、本考案の実施の形態について、図示例を参照しながら説明する。 図1は、本考案に係る表示装置を示す電気的ブロック線図、図2は、同表示装 置を示す電気回路図である。 この表示装置1は、VTRの表示パネルに設けられるもので、電源回路2、遅 延回路3、表示部4、キー操作部5、制御部6および点灯駆動回路7等を備えて おり、図3および図4に示した表示装置20と基本的構成が略同一なので、同一 部分には同符号を付して詳細な説明は省略する。 すなわち、この表示装置1は、電源回路2と表示部4との間に微分回路3aお よび3個のトランジスタQ1 〜Q3 からなる遅延回路3を設け、蛍光表示管8の 点灯安定に要する時間だけフィラメント12への供給電圧をグリッド11および セグメント10A〜10G側よりも遅延させるようになっている。
【0016】 微分回路3aは、コンデンサCと抵抗R3 とからなり、コンデンサC側の入力 端が抵抗R1 ,R2 およびダイオードD3 を介して第3の出力部2Cの一端に接 続されている。また、抵抗R3 側の出力端には、トランジスタQ1 が接続されて いる。 このトランジスタQ1 は、コレクタが抵抗R1 ,R2 の接続点に、ベースが抵 抗R3 に、エミッタが抵抗R4 とトランジスタQ2 のベースとに接続されている 。 このトランジスタQ2 は、エミッタが抵抗R3 ,R4 の接続点に、コレクタが 抵抗R5 を介してトランジスタQ3 のベースに接続されている。なお、このベー ス側は、抵抗R6 を介してアースに接続されている。
【0017】 トランジスタQ3 は、エミッタがダイオードD2 を介して第2の出力部2Bの 他端に、コレクタが前記フィラメント12の入力端4bに接続されている。 これにより、第3の出力部2Cからの出力電圧がダイオードD3 を介して微分 回路3aに入力すると、コンデンサCと抵抗R1 との時定数によって定まる時間 にトランジスタQ1 がオン動作する。そして、このトランジスタQ1 に応動して トランジスタQ2 に続きトランジスタQ3 がオン動作する。 このトランジスタQ3 がオン動作すると、第2の出力部2Bの出力電圧がダイ オードD2 により整流されて、前記各フィラメント12に接続された1対の入力 端4a,4bに直流電圧が供給されるものである。
【0018】 次に、上記表示装置の動作について説明する。 ユーザーがキー操作部5のパワースイッチをオンにすると、電源回路2から回 路各部や制御部6に直流電圧が供給される。 第1の出力部2Aは、一端がアースされているので、他端側に接続されたダイ オードD1 のアノード側がマイナスの電位となり、ツエナダイオードZDのアノ ード側が−25Vの直流電圧となって、前記点灯駆動回路7の入力端7a,7b は同電圧のマイナス電位になる。 また、第2の出力部2Bは、他端側がダイオードD2 のアノードに接続されて おり、ツエナダイオードZDを挟む線間に約6Vの電位差が生じるので、このカ ソード側が−19Vの直流電圧になる。 そして、第3の出力部2Cは、他端がアースされているため、ダイオードD3 のカソード側から制御部6と遅延回路3とに5Vの直流電圧が供給される。
【0019】 このように、制御部6が電圧の供給を受けると、内蔵タイマの時刻データに基 づいて、点灯駆動回路7に現在時刻の表示指令信号を送出する。 この点灯駆動回路7に発振回路14からのクロック信号が入力すると、このク ロック信号に従ってパルス状の消去電圧を4セットある“8”字状セグメント1 0A〜10Gの何れかに供給する。 このときは、制御部6の指令に基づいて、現在の時間と分とを示すセグメント が選択されており、熱陰極となるこれらのセグメントから電子が励起される。 一方、第3の出力部2C側から遅延回路3に直流電圧が入力すると、微分回路 3bの時定数によって定まる時間(例えば、1,2秒間)までトランジスタQ1 が動作しない。このため、第2の出力部2B側より表示部4を構成する蛍光表示 管8の各フィラメント12に直流電圧が供給されない。
【0020】 よって、制御部6の指令により点灯表示が開始されたとき、選択されたセグメ ント10A〜10Gがマイナス電位となり電子が励起されても、陽極であるフィ ラメント12がプラス電位にならないので、電子が蛍光面に衝突することはない 。 このため、従来、点灯開始時に発生していた薄明かり状態の点灯やちらつき点 灯等の誤表示が防止される。 そして、この遅延後にトランジスタQ1 〜Q3 が動作すると、第2の出力部2 Bの他端に接続されたダイオードD2 のカソード側が−15Vの電位となる。す ると、同電位であるトランジスタQ3 のエミッタ側が、抵抗R6 を介し0電位の アースに接続されたベース側よりも低電位に保たれ、−19Vに維持されたツエ ナダイオードZD側との間に4Vの電位差が生じる。
【0021】 この直流4Vは、ツエナダイオードZD側に接続されたフィラメント12の一 端である入力端4aと、コレクタ出力側に接続されたフィラメント12の他端で ある入力端4bとに印加される。 よって、このフィラメント12がプラス極の電位となり、選択されたセグメン トで励起され、グリッド11側で加速される電子が蛍光面に衝突して発光する。 これにより、フロントガラス13から放光がなされて、表示部4に現在時刻が表 示される。この時点では、薄明かり点灯やちらつき点灯等の要因が除かれている ため、高輝度で現在時刻の表示がなされる。 なお、上記実施の形態においては、表示部4に現在時刻を表示する場合につい て説明したが、キー操作に応じてVTRの各種機能を示すサインを表示すること も可能である。 また、表示装置1の表示灯は、蛍光表示管8を使用する例を示したが、極間に 電圧を印加して点灯させる他の表示灯にも適用し得ることは勿論である。
【0022】
以上説明したように、本考案のうち請求項1に記載の考案は、点灯制御手段に より表示灯の点灯が開始されても、遅延回路が表示灯への供給電圧を所要の時間 遅延させるので、従来、この種の表示灯の点灯開始時に発生していた点灯不良や 誤点灯等の問題が解消される効果がある。 また、請求項2に記載の考案は、表示灯が熱陰極と陽極との間にグリッドを配 した蛍光表示管であり、遅延回路が点灯制御手段から熱陰極側に送出するマイナ ス電位の点灯開始信号よりも電源回路から陽極側への供給電圧を蛍光表示管の点 灯安定に要する時間だけ遅延させるので、この種の蛍光表示管の点灯開始時に発 生していた薄明かり状態の点灯や複数の蛍光表示管におけるちらつき点灯等の問 題が解消される利点がある。 また、請求項3に記載の考案は、微分回路の時定数によって定まる時間に複数 個のトランジスタが動作し、蛍光表示管のグリッドに電源電圧を供給するように なっているから、簡単な構成により遅延時間を設定して蛍光表示管の点灯開始時 点に伴う誤表示の問題を回避し得る利点がある。 また、請求項4に記載の考案は、表示手段が各種電気機器の表示部に設けられ て、表示灯の点灯により文字、数字、記号および各種機能のサイン等を表示する ため、点灯開始時点でこれらが薄明かり状態やちらつき状態で表示される不具合 が解消される利点がある。
【図1】本考案に係る表示装置を示す電気的ブロック線
図である。
図である。
【図2】同表示装置を示す電気回路図である。
【図3】蛍光表示管を示す展開斜視図である。
【図4】従来の表示装置を示す電気的ブロック線図であ
る。
る。
2 電源回路 3 遅延回路 4 表示手段 6 点灯制御手段
Claims (4)
- 【請求項1】 電源回路からの供給電圧を受け、点灯制
御手段の制御によって点滅する表示灯を備えた表示手段
と、前記点灯制御手段による表示灯の点灯開始時点より
も前記電源回路から前記表示灯への供給電圧を所要の時
間遅延させる遅延回路と、を備えてなる表示装置。 - 【請求項2】 前記表示灯が、熱陰極と陽極との間にグ
リッドを配してなり、このグリッド側をマイナス電位に
して、前記熱陰極側にマイナス、前記陽極側にプラスの
電圧を印加すると、前記熱陰極側で励起された電子が前
記グリッドにより加速されて前記陽極側に向かうとき蛍
光面に衝突して発光する蛍光表示管であり、前記遅延回
路が、前記点灯制御手段から前記熱陰極側に送出するマ
イナス電位の点灯開始信号よりも前記電源回路から前記
陽極側への供給電圧を、前記蛍光表示管の点灯安定に要
する時間だけ遅延させることを特徴とする請求項1に記
載の表示装置。 - 【請求項3】 前記遅延回路が、前記電源回路の出力に
接続された抵抗およびコンデンサからなる微分回路と、
この微分回路の時定数によって定まる時間に動作し前記
グリッドに前記電源電圧を供給する複数個のトランジス
タとからなることを特徴とする請求項1または2に記載
の表示装置。 - 【請求項4】 前記表示手段が、各種電気機器の表示部
に設けられて、前記表示灯の点灯により文字、数字、記
号および各種機能のサイン等を表示することを特徴とす
る請求項1ないし3の何れかに記載の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999002039U JP3062627U (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999002039U JP3062627U (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3062627U true JP3062627U (ja) | 1999-10-08 |
Family
ID=43196364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999002039U Expired - Lifetime JP3062627U (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3062627U (ja) |
-
1999
- 1999-03-31 JP JP1999002039U patent/JP3062627U/ja not_active Expired - Lifetime
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