JP3062478U - ラジエ―タのファンシュラウド取付構造 - Google Patents

ラジエ―タのファンシュラウド取付構造

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JP3062478U
JP3062478U JP1999001851U JP185199U JP3062478U JP 3062478 U JP3062478 U JP 3062478U JP 1999001851 U JP1999001851 U JP 1999001851U JP 185199 U JP185199 U JP 185199U JP 3062478 U JP3062478 U JP 3062478U
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JP
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radiator
fan shroud
mounting structure
fitted
holding portion
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JP1999001851U
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Inventor
多加司 伊神
Original Assignee
東洋ラジエーター株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラジエータに取付け易く且つ、製造工数及び
取付工数が少なくてすむファンシュラウド取付構造の提
供。 【解決手段】 シュラウド本体3aの下端縁に断面L字
状のラジエータ抱持部5を一体的に突設し、シュラウド
本体3aの上端部にボルト取付部6を設ける。そして、
ラジエータ4の下面外周にラジエータ抱持部5を嵌着す
ると共に、ボルト取付部6及び締結ボルト7を介してシ
ュラウド3をラジエータ4に締結固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、自動車用エンジン冷却水冷却用ラジエータとその前面側または背面 側に取付けられるファンシュラウドとの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車用ラジエータに取付けられるファンシュラウドは、一般にプラスチック 成形体からなり、中心に大径のファン収納用開口部が設けられると共に、外周に ボルト取付部が突設され、そこにボルト孔が設けられている。そして、そのボル ト孔に整合する位置で、ラジエータの補強メンバまたはタンクにナットまたは埋 込袋ナットが固定され、そのボルト孔とファンシュラウドのボルト孔とを整合し 、それらに締結ボルトを螺着締結して両者を一体化していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ラジエータのタンクや補強メンバにナットまたは埋込袋ナットをより多く固定 する作業や、それらにボルトを取付ける作業は夫々作業工程数が多く面倒である 欠点があった。 そこで、本考案は組付け及び製造の作業工程数が少なく、部品点数の少ないラ ジエータのファンシュラウド取付構造を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の本考案は、互いに離間して配置された一対のタンク1と、両 タンク1間に配置される多数のチューブおよびフィンからなるコア2と、そのコ ア2に対向して配置されるファンシュラウド3と、を具備するラジエータのファ ンシュラウド取付構造において、 そのファンシュラウド本体3aの下端縁に断面L字状に一体的に突設されたラ ジエータ抱持部5と、 ファンシュラウド本体3aの上端部に設けられたボルト取付部6と、 を具備し、前記ラジエータ抱持部5がラジエータ4の下面外周に嵌着すると共 に、ファンシュラウド3がラジエータ4のタンク1または補強メンバに前記ボル ト取付部6を介して、締結ボルト7により固定されるラジエータのファンシュラ ウド取付構造である。
【0005】 請求項2に記載の本考案は、請求項1において、 前記ラジエータ抱持部5のL字状の立ち上げ部5aが、上方に拡開する階段状 に形成され、ラジエータ4の幅に応じて、その階段状の下段部と上段部とが択一 的に選択されて、そこにラジエータ4の下面外周が嵌着されるようにしたラジエ ータのファンシュラウド取付構造である。 請求項3に記載の本考案は、請求項1において、 前記ラジエータ抱持部5のL字状の立ち上げ部5aに、ゴム緩衝体8を介して 空調用コンデンサ9の下端が嵌着されると共に、その嵌着状態でラジエータ4の 下端外周が、そのコンデンサ9の下端部立ち上がり面9aと前記ラジエータ抱持 部5の底面5bとで囲まれた部分に嵌着抱持されるラジエータのファンシュラウ ド取付構造である。
【0006】
【考案の実施の形態】
次に、図面に基づいて本考案の各実施の形態につき説明する。 図1は本考案の第1の実施の形態の分解側面図であり、図2はその組付け状態 を示す側面図、図3は幅の広いタンク1の組付け状態を示す側面図である。 このタンク1は、左右に離間し一対配置され、それらの間に多数のフィンとチ ューブとからなるコア2が配置されたものである。夫々のチューブの両端はタン ク1に連通し、その連通部が液密にろう付け固定されてなる。そして、一方のタ ンク1の上端には、フィラーネック15が取付けられ、そのフィラーネック15の上 端開口がプレッシャバルブ付キャップ16により開閉自在に閉塞される。
【0007】 次に、ファンシュラウド3はプラスチックの射出成形体よりなり、偏平な漏斗 状に形成され、その中心に大径のファン収納部が開口されている。そして、ファ ンシュラウド本体3aの上部周縁に、一対のボルト取付部6が一体的に突設され 、そこにボルト孔が設けられている。また、ファンシュラウド3の下端縁には断 面L字状のラジエータ抱持部5が一体に突設されている。ラジエータ抱持部5の 先端には立ち上げ部5aが設けられ、その立ち上げ部5aが上方に拡開する階段 状に形成されている。なお、タンク1には予めその一側面に埋込袋ナット10が液 密に埋設固定されている。 しかして、このようにしてなるタンク1の下端を、ファンシュラウド3の夫々 のラジエータ抱持部5に嵌着し、ボルト取付部6と埋込袋ナット10とを整合する と共に、両者間を締結ボルト7により締結固定する。 次に、図1及び図2のタンク1よりも幅の広い、図3に示すタンク1を有する ラジエータ4は、その下端部が立ち上げ部5aの上段側の段付面に嵌着保持され る。
【0008】 次に図4は、本考案の第2の実施の形態を示す分解斜視図であり、図5はその 組付け状態を示す要部断面図である。この例は、ファンシュラウド3とラジエー タ4とコンデンサ9との夫々の下端部どうしを互いに一体的に取付けることがで きるものである。そのために、ファンシュラウド3の下端縁に突設されたラジエ ータ抱持部5は、その底面5bの幅がラジエータ4のそれよりも広くなっている 。そして、ラジエータ抱持部5の先端の立ち上げ部5aには、図5に示すに如く ゴム緩衝体8が嵌着され、そのゴム緩衝体8を介してラジエータ抱持部5の立ち 上げ部5aにコンデンサ9の下端の補強メンバ12が嵌着される。そして、その補 強メンバ12の側面とラジエータ抱持部5の底面5bとで囲まれた凹陥部にラジエ ータ4の補強メンバ11が嵌着される。なお、ファンシュラウド3の上端部はボル ト取付部6及び締結ボルト7を介して、ラジエータ4の裏面側に締結固定され、 コンデンサ9の上端部は取付金具13及び締結ボルト7を介してラジエータ4の前 面側に締結固定される。また、シュラウド3とコンデンサ9との取付順序は、上 記と逆にしてもよい。
【0009】 この例では、ラジエータ4の上下両端部には断面コ字状の補強メンバ11が夫々 ろう付け固定され、コンデンサ9の少なくとも下端部には、補強メンバ12がろう 付け固定されている。また、コンデンサ9は左右に離間して、一対のヘッダ14が 配置され、それらの間に多数のチューブ及びフィンからなるコアが配置されてい る。そして、ヘッダ14の上端縁には夫々取付金具13が突設されている。 このようにファンシュラウド3とラジエータ4とが夫々一体化されたラジエー タは、その取付け状態のまま自動車のエンジンルーム内に挿入され、図示しない 支持部材によって立設固定される。
【0010】
【考案の作用・効果】
請求項1に記載の本考案によれば、ファンシュラウド本体3aの下端縁に断面 L字状に一体に突設されたラジエータ抱持部5がラジエータ4の下面外周に嵌着 すると共に、ファンシュラウド3のボルト取付部6を介して締結ボルト7により 、ファンシュラウド3がラジエータ4に固定されるように構成したから、取付け の作業性がよく且つ、振動等によりガタつくことのないファンシュラウド取付構 造を提供できる。それと共に部品点数の少ないものとなる。
【0011】 請求項2に記載の本考案によれば、ラジエータ抱持部5のL字状の立ち上げ部 5aが上方に拡開する階段状に形成され、ラジエータ4の幅に応じてその階段状 の下段部と上段部とが択一的に選択されて、そこにラジエータ4の下面外周が嵌 着されるように構成したから、同一のファンシュラウドを幅の異なるラジエータ に夫々適用することができ、汎用性の広い取付構造となる。 請求項3に記載の本考案によれば、ラジエータ抱持部5のL字状の立ち上げ部 5aに、ゴム緩衝体8を介して空調用のコンデンサ9の下端が嵌着され、その嵌 着状態でラジエータ4の下端外周が、そのコンデンサ9の下端部の立ち上がり面 9aとラジエータ抱持部5の底面5bとで囲まれた部分に嵌着抱持されるように 構成したから、コンデンサ9の下端部とラジエータ4の下端部とシュラウド3の 下端部のラジエータ抱持部5とを同時に固定することができ、作業性がよく、且 つ振動等によってガタつきの生じにくい取付構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のラジエータのファンシュラウド取付構
造の第1の実施の形態の分解側面図。
【図2】同取付構造の組付け状態を示す側面図。
【図3】同取付構造によりファンシュラウドを幅の広い
タンク1に組付けた状態を示す側面図。
【図4】本考案の取付構造の第2の実施の形態を示す分
解斜視図。
【図5】同取付構造の組付け状態を示す要部断面図。
【符号の説明】
1 タンク 2 コア 3 ファンシュラウド 3a ファンシュラウド本体 4 ラジエータ 5 ラジエータ抱持部 5a 立ち上げ部 5b 底面 6 ボルト取付部 7 締結ボルト 8 ゴム緩衝体 9 コンデンサ 9a 立ち上がり面 10 埋込袋ナット 11 補強メンバ 12 補強メンバ 13 取付金具 14 ヘッダ 15 フィラーネック 16 プレッシャバルブ付キャップ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに離間して配置された一対のタンク
    1と、両タンク1間に配置される多数のチューブおよび
    フィンからなるコア2と、そのコア2に対向して配置さ
    れるファンシュラウド3と、を具備するラジエータのフ
    ァンシュラウド取付構造において、 そのファンシュラウド本体3aの下端縁に断面L字状に
    一体的に突設されたラジエータ抱持部5と、 ファンシュラウド本体3aの上端部に設けられたボルト
    取付部6と、 を具備し、前記ラジエータ抱持部5がラジエータ4の下
    面外周に嵌着すると共に、ファンシュラウド3がラジエ
    ータ4のタンク1または補強メンバに前記ボルト取付部
    6を介して、締結ボルト7により固定されるラジエータ
    のファンシュラウド取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記ラジエータ抱持部5のL字状の立ち上げ部5aが、
    上方に拡開する階段状に形成され、ラジエータ4の幅に
    応じて、その階段状の下段部と上段部とが択一的に選択
    されて、そこにラジエータ4の下面外周が嵌着されるよ
    うにしたラジエータのファンシュラウド取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記ラジエータ抱持部5のL字状の立ち上げ部5aに、
    ゴム緩衝体8を介して空調用コンデンサ9の下端が嵌着
    されると共に、その嵌着状態でラジエータ4の下端外周
    が、そのコンデンサ9の下端部立ち上がり面9aと前記
    ラジエータ抱持部5の底面5bとで囲まれた部分に嵌着
    抱持されるラジエータのファンシュラウド取付構造。
JP1999001851U 1999-03-25 1999-03-25 ラジエ―タのファンシュラウド取付構造 Expired - Lifetime JP3062478U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017201132A (ja) * 2016-05-02 2017-11-09 株式会社デンソー 熱交換装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017201132A (ja) * 2016-05-02 2017-11-09 株式会社デンソー 熱交換装置

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