JP2001114131A - フロントエンドパネル - Google Patents

フロントエンドパネル

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JP2001114131A
JP2001114131A JP29849699A JP29849699A JP2001114131A JP 2001114131 A JP2001114131 A JP 2001114131A JP 29849699 A JP29849699 A JP 29849699A JP 29849699 A JP29849699 A JP 29849699A JP 2001114131 A JP2001114131 A JP 2001114131A
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JP
Japan
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horn
vehicle
end panel
external force
cover
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Application number
JP29849699A
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English (en)
Inventor
Ikuo Ozawa
郁雄 小沢
Norihisa Sasano
教久 笹野
Toshiki Sugiyama
俊樹 杉山
Takuya Usami
卓也 宇佐見
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Priority to DE10051568A priority patent/DE10051568A1/de
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両前面から比較的大きな外力が車両に作用
したときに、ホーンやセンサ等が損傷してしまうことを
防止する。 【解決手段】 ホーンを覆う円筒状のホーンカバー44
0を左右対称にフロントエンドパネル400に一体成形
する。これにより、ホーンに外力が直接に作用すること
を防止できるので、車両前面から比較的大きな外力が車
両に作用したときに、ホーンが損傷してしまうことを防
止できる。また、センサ取付部470に左右対称にフロ
ントエンドパネル400に一体成形することで、組み付
け工程時に組み付け箇所を変更するのみで、仕様(仕
向)毎にホーンやセンサ類を衝突頻度の少ない運転席側
に組み付けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両前端部におい
て車両幅方向に延びるとともに、ラジエータ、ヘッドラ
イト及びホーン(クラクション)等が組み付けられるフ
ロントエンドパネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】警告音を発するホーンは、例えば特開平
9−290770号公報に記載のごとく、フロントエン
ドパネルに設けられたステーに取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したホー
ンの取付方法では、ホーンがむき出し状態となっている
ので、車両前面から比較的大きな外力が車両に作用した
ときに、ホーンが損傷してしまうおそれが高い。
【0004】本発明は、上記点に鑑み、車両前面から比
較的大きな外力が車両に作用したときに、ホーンが損傷
してしまうことを防止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1に記載の発明では、車両前端部
において車両幅方向に延びるフロントエンドパネル(4
00)において、警告音を発するホーン(450)を覆
う筒状のホーンカバー(440)を一体に設けたことを
特徴とする。
【0006】これにより、ホーン(450)に外力が直
接に作用することを防止できるので、車両前面から比較
的大きな外力が車両に作用したときに、ホーン(45
0)が損傷してしまうことを防止できる。
【0007】請求項2に記載の発明では、ホーンカバー
(440)と共に樹脂にて一体成形されていることを特
徴とする。
【0008】これにより、ホーンカバー(440)をフ
ロントエンドパネル(400)の成形と同時に形成する
ことができるので、フロントエンドパネル(400)の
製造原価低減を図ることができる。
【0009】なお、ホーンカバー(440)は、請求項
3に記載の発明のごとく、円筒状とすることが望まし
い。
【0010】請求項4に記載の発明では、ホーンカバー
(440)は、左右両側であって互いに対称位置に形成
されていることを特徴とする。
【0011】これにより、組み付け工程時にホーン(4
50)の組み付け箇所を変更するのみで、仕様(仕向)
毎にホーン(450)の取付位置を容易に変更すること
ができる。
【0012】因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
一例である。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本実施形態に係るフロント
エンドパネルを用いた車両前端部の分解斜視図であり、
100はラジエータであり、200はコンデンサであ
り、300は送風用ファン301及び電動モータ302
からなる送風機である。
【0014】因みに、ラジエータ100は、冷却水が流
通する複数本のラジエータチューブ111からなるラジ
エータコア110、及びラジエータチューブ111の長
手方向両端側に配設されて各ラジエータチューブ111
に連通するラジエータタンク120等から構成された周
知のマルチフロー型の熱交換器であり、コンデンサ20
もラジエータ100と同様に、冷媒が流通する複数本の
コンデンサチューブ211からなるコンデンサコア21
0、及びコンデンサチューブ211の長手方向両端側に
配設されて各コンデンサチューブ211に連通するコン
デンサタンク220等から構成された周知のマルチフロ
ー型の熱交換器である。
【0015】400は、ラジエータ100、コンデンサ
200及び送風機300等の車両前端部品が組み付け固
定される樹脂製のフロントエンドパネル(以下、パネル
と略す。)であり、このパネルは、上方側に位置して水
平方向に延びる上方側梁部材(アッパビーム)410、
下方側に位置して水平方向に延びる下方側梁部材(ロア
ビーム)420、上下方向に延びて両梁部材410、4
20を連結する支柱部(縦壁)431、432、及び送
風機300(電動モータ302)を支持するとともに、
送風機300がラジエータ100より空気流れ後方側か
ら空気を吸入することを防止するシュラウド433が一
体形成されている。なお、上方側梁部材410には、ボ
ンネット(エンジンフード)を固定するフードロック4
34が装着される。
【0016】そしてさらに、支柱部(縦壁)431、4
32には、後述するホーン450を覆うとともに、車両
前面側が開口した円筒状のホーンカバー440、及びヘ
ッドライト(図示せず。)が装着される矩形枠状のライ
ト取付部460が一体形成されている。そして、これら
は440、460は、車両前面側から見て、左右両側で
あって互いに対称となる位置に形成されている。因み
に、支柱部431、432には、加速度センサや外気温
度センサ等のセンサ類(図示せず)を組み付けるための
センサ取付部470も一体形成されている。
【0017】なお、図2はホーンカバー440(図1の
A−A断面)の断面図であり、警告音を発するホーン4
50は、円筒状のホーンカバー440の底部(車両後方
側)に組み付けられている。そして、ホーン450(警
告音)の音色及び音圧等は、ホーンカバー440の内径
寸法D、ホーンカバー440の深さ(開口側から底部ま
での寸法)L、及びホーカバー440の肉厚t等を調節
してホーンカバー440の共振周波数を調整することに
より調整される。
【0018】また、両梁部材410、420には、図1
に示すように、ラジエータ100を固定するための固定
用穴部(固定部)421が形成されており、ラジエータ
100は、ラジエータ100に形成されたピン部(図示
せず)を固定用穴部421に挿入することによりパネル
400に固定さ(組み付けら)れる。なお、コンデンサ
200は、ステー(図示せず)を介してラジエータ10
0にボルト等の締結手段により組み付け固定される。
【0019】500は車両前面側の緩衝部材をなす金属
製のバンパーリーンフォース(以下、バンパーと略
す。)であり、510は樹脂製のバンパーカバーであ
る。そして、バンパー500及びパネル400は、車両
側方側のボディ(サイドメンバー)600、601にボ
ルト等の締結手段にて固定される。
【0020】次に、本実施形態の特徴を述べる。
【0021】本実施形態によれば、ホーン450がホー
ンカバー440にて覆われているので、ホーン450に
外力が直接に作用することを防止でき、車両前面から比
較的大きな外力が車両に作用したときに、ホーン450
が損傷してしまうことを防止できる。
【0022】ところで、ホーン450(警告音)の音色
及び音圧等を調節するには、前述のごとく、ホーンカバ
ー440の共振周波数を調整する必要があるが、ホーン
カバー440はパネル400と一体成形されているの
で、パネル400を成形する金型のうちホーンカバー4
40を形成する部位の金型(中子)を変更することによ
り、容易に内径寸法D、深さL、及び肉厚t等を調節す
ることができる。したがって、本実施形態では、ホーン
450(警告音)の音色及び音圧等を容易に調整するこ
とができる。
【0023】ところで、一般的に、車両前端部のうち助
手席側は衝突事故等の損傷を受ける可能性が高いので、
ホーン450やセンサ類は、衝突事故等の損傷を受け難
い運転席側に設けることが望ましいが、国内仕様は車両
右側に運転席があるのに対して、欧米仕様は車両左側に
運転席があるため、仕様(仕向)毎にホーン450やセ
ンサ類の取付位置を変更する必要がある。
【0024】これに対して、本実施形態のごとく、ホー
ンカバー440やセンサ取付部470を左右両側に形成
しておけば、組み付け工程時にホーン450やセンサ類
の組み付け箇所を変更するのみで、仕様(仕向)毎にホ
ーン450やセンサ類の取付位置を容易に変更すること
ができる。
【0025】また、パネル400には、上方側梁部材4
10、下方側梁部材(ロアビーム)420、支柱部(縦
壁)431、432、シュラウド433、ホーンカバー
440、及びライト取付部460等が樹脂にて一体形成
されているので、これら410〜460を同時に形成す
ることができ、パネル400の製造原価低減を図ること
ができる。
【0026】ところで、上述の実施形態では、パネル4
00を樹脂製としたが、パネル400の材質は樹脂に限
定されるものではなく、金属等その他のものであっても
よい。
【0027】また、上述の実施形態では、ホーンカバー
440を円筒状としたが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、各パイプ状等その他の筒形状としてもよ
い。
【0028】また、上述の実施形態では、ホーンカバー
440を左右対称の位置に設けたが、本発明はこれに限
定されるものではなく、その他の位置に設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るフロントエンドパネル
を用いた車両前端部の分解斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【符号の説明】
100…ラジエータ、200…コンデンサ、400…フ
ロントエンドパネル、440…ホーンカバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉山 俊樹 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 宇佐見 卓也 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 3D003 AA10 AA11 AA18 BB01 CA02 CA04 CA09 DA01 DA04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両前端部において車両幅方向に延びる
    フロントエンドパネル(400)において、 警告音を発するホーン(450)を覆う筒状のホーンカ
    バー(440)を一体に設けたことを特徴とするフロン
    トエンドパネル。
  2. 【請求項2】 前記ホーンカバー(440)と共に樹脂
    にて一体成形されていることを特徴とするフロントエン
    ドパネル。
  3. 【請求項3】 前記ホーンカバー(440)は、円筒状
    であることを特徴とする請求項1又は2に記載のフロン
    トエンドパネル。
  4. 【請求項4】 前記ホーンカバー(440)は、左右両
    側であって互いに対称位置に形成されていることを特徴
    とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のフロン
    トエンドパネル。
JP29849699A 1999-10-20 1999-10-20 フロントエンドパネル Pending JP2001114131A (ja)

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DE10051568A DE10051568A1 (de) 1999-10-20 2000-10-18 Vordere Fahtzeug-Endwand mit Hupenabdeckung
US09/692,079 US6347823B1 (en) 1999-10-20 2000-10-19 Vehicle front end panel with horn cover

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003011847A (ja) * 2001-07-02 2003-01-15 Unipres Corp ラジエータコアサポート
JP2014080173A (ja) * 2012-09-27 2014-05-08 Daihatsu Motor Co Ltd 車両のホーン保護構造
JP2019201606A (ja) * 2018-05-25 2019-11-28 三菱マヒンドラ農機株式会社 コンバイン

Cited By (4)

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