JP3062356U - リモ―トコントロ―ル送信装置 - Google Patents

リモ―トコントロ―ル送信装置

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JP3062356U JP1999001723U JP172399U JP3062356U JP 3062356 U JP3062356 U JP 3062356U JP 1999001723 U JP1999001723 U JP 1999001723U JP 172399 U JP172399 U JP 172399U JP 3062356 U JP3062356 U JP 3062356U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電池の消耗を抑制すると共に、違和感のない信
号送信を実現できるようにする。 【解決手段】いずれかのキーのオンが検出されると(ス
テップS1のYES)、タイマによるタイマ時間T1の
計時が開始され(ステップS2)、他のキーのオンが検
出されると(ステップS3のYES)、タイマの計時が
クリアされた後(ステップS4)、上記したステップS
2に戻って、他のキーのオンによるリモコン信号は出力
されない。一方、ステップS3で他のキーのオンが検出
されなくても、何らかのキー操作によるコード信号があ
りそれが同一コード内容であれば(ステップS5のYE
S、S6のYES)、同一キーがオンされ続けていると
して、タイマ時間T1の計時終了後(ステップS7のY
ES)、そのキー操作に基づくリモコン信号が送信され
る(ステップS8)。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、手動操作用の複数個のキーを有し、内蔵電池により駆動されてキ ー操作に対応するコード内容のリモートコントロール信号を送信するリモートコ ントロール送信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビ、オーディオ機器やエアコンその他の家庭用電気製品のほとんどには、 リモートコントロール(以下、リモコンと省略する)装置が設けられている。通 常、この種のリモコン装置の送信機は内蔵の電池を駆動源としており、操作キー をオンすれば、そのキーに割り付けられた機能を表わすコード内容のリモコン信 号が送信され、この信号が機器本体側で受信されて機器が所定の動作状態に制御 される。
【0003】 ところが、テレビの音量設定用キーやエアコンの温度設定用キーのように、ひ とつのキーを操作することにより、音量や温度を所望のレベルに至るまで段階的 に上昇或いは下降調節するものがあるが、キーを操作する毎に信号を送信してい たのでは電池の消耗は激しく非常に無駄である。
【0004】 そこで、電池の消耗を抑制するために、従来から様々な工夫が成されており、 具体例として、例えば特公平5−78236号公報に記載のような装置が提案さ れている。即ち、この公報に記載の装置では、キーの操作終了時からタイマ手段 による計時時間内に再度キーの操作があれば信号の送信を禁止している。
【0005】 このようにすれば、エアコンのように温度設定をひとつのキーの操作で行う場 合に、例えば室温を現在の20℃から25℃の設定に変更するために温度設定用 キーを5回操作しても、最後にキー操作した“25℃”に対応する信号だけが送 信されて、その途中に4回キー操作した“21℃”〜“24℃”に対応する信号 は出力されることはなく、電池の消費電力を抑制することが可能になる。
【0006】 ところで、電気製品のリモコンの場合、電源キー(或いは運転/停止用キー) 、その他の種々のファンクションキーが併存するのが普通であり、キー操作の仕 方も電気製品やキーの種類によって様々である。例えば、エアコンのリモコン操 作では、ユーザはエアコンを起動するのに運転/停止用キーを1秒以上押圧し続 けることが多い。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記した特公平5−78236号公報に記載のようにした場合、同じ キーを押圧し続ける限り、その間信号が送信されることはなく、キーの押圧を停 止してはじめて信号が送信される状態になるため、ユーザの意図とは全く違うタ イミングで信号が送信されることになる。上記したエアコンの例で説明すると、 ユーザが運転/停止用キーを押圧し続けている限りエアコンは起動せず、運転/ 停止用キーの押圧を止めて暫くしてからエアコンが起動することになり、ユーザ が違和感を覚えるという問題がある。
【0008】 尚、その他の電池の消耗対策として、特開平4−156796号公報に記載の ように、リモコン装置の同じキーが連続して操作されたときに、キーの連続操作 を示すリモコン信号を送信し、その後の連続操作解除に伴う操作解除のリモコン 信号が送信されるまでの間送信を停止することが考えられている。
【0009】 また、実開平3−65382号公報に記載のように、操作キーが連続して所定 時間以上操作されたときにリモコンコード信号の送信を停止したり、特許掲載公 報第2589369号に記載のように、受信器が間欠的に受信動作する場合に、 送・受信のタイミングを同期化することで、送信時間を受信周期に拘わらず所定 の時間に設定できるようにして送信時間の短縮を図ること等も考えられている。
【0010】 しかしながら、これらの各公報に記載の技術は、上記したエアコンにおける操 作上の違和感を排除し得るというものではない。
【0011】 この考案が解決しようとする課題は、電池の消耗を抑制でき、違和感のない信 号送信を実現できるようにすることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために、本考案は、手動操作用の複数個のキーを有し 、内蔵電池により駆動されてキー操作に対応するコード内容のリモートコントロ ール信号を送信するリモートコントロール送信装置において、いずれかの前記キ ーの操作直後から動作して予め設定されたタイマ時間を計時するタイマと、第1 のキー操作に基づく前記タイマの動作中にこの第1のキー操作によるコード内容 と異なるコード内容の第2のキー操作があるときには前記リモートコントロール 信号を形成せず、前記第2のキー操作がないときに前記第1のキー操作によるコ ード内容の前記リモートコントロール信号を形成する信号形成部とを備えている ことを特徴としている。
【0013】 このような構成によれば、第1のキー操作に基づくタイマの動作中に第1のキ ー操作によるコード内容と異なるコード内容の第2のキー操作があれば、第1の キー操作に基づくリモートコントロール信号は送信されない。一方、第1のキー 操作に基づくタイマの動作中に第1のキー操作によるコード内容と異なるコード 内容の第2のキー操作がなければ、第1のキー操作によるコード内容のリモート コントロール信号が送信される。
【0014】 例えば、エアコンの温度設定用キーのようにひとつのキーで設定温度を段階的 に可変するような場合に、同じ温度設定用キーであってもキー操作毎にそのコー ド内容は異なるため、タイマの動作中に同じ温度設定用キーを操作してもその操 作による信号は送信されることはなく、最後の設定温度にするためのキー操作が あった後、タイマ時間を経過すれば最後のキー操作に対応するコード内容のリモ ートコントロール信号のみが送信される。従って、無駄な信号の送信を省略する ことで、電池の消耗が抑制される。
【0015】 このとき、前記第2のキー操作が、前記第1のキー操作とは異なるキーの操作 であってもよい。また、前記第2のキー操作が、前記第1のキー操作と同じキー の操作であってもコード内容が異なる操作であっても構わない。
【0016】 また、本考案は、手動操作用の複数個のキーを有し、内蔵電池により駆動され てキー操作に対応するコード内容のリモートコントロール信号を送信するリモー トコントロール送信装置において、いずれかの前記キーの操作直後からその操作 状態が所定時間継続するかどうかを判定する判定部と、前記判定部により前記キ ーの操作状態が前記所定時間以上継続すると判定されたときにそのキー操作に応 じたコード内容のリモートコントロール信号を形成する信号形成部とを備えてい ることを特徴としている。
【0017】 このようにすれば、同じキーを所定時間以上操作し続けた場合に、キー操作の 開始から所定時間を経過したときに、そのキー操作に応じたコード内容のリモー トコントロール信号が形成、送信される。従って、例えばエアコンにおいて、エ アコンの起動のために運転/停止キーをオンし続けても、オンから所定時間を経 過すれば信号が送信されてエアコンが起動するため、ユーザに対してキー操作の 違和感を与えることがない。
【0018】 また、本考案は、手動操作用の複数個のキーを有し、内蔵電池により駆動され てキー操作に対応するコード内容のリモートコントロール信号を送信するリモー トコントロール送信装置において、いずれかの前記キーの操作直後から動作して 予め設定されたタイマ時間を計時するタイマと、いずれかの前記キーの操作直後 からその操作状態が所定時間継続するかどうかを判定する判定部と、第1のキー 操作に基づく前記タイマの動作中にこの第1のキー操作によるコード内容と異な るコード内容の第2のキー操作があるときには前記リモートコントロール信号を 形成せず、前記第2のキー操作がないときに前記第1のキー操作によるコード内 容の前記リモートコントロール信号を形成すると共に、前記判定部により前記キ ーの操作状態が前記所定時間以上継続すると判定されたときにそのキー操作に応 じたコード内容のリモートコントロール信号を形成する信号形成部とを備えてい ることを特徴としている。
【0019】 こうすると、第1のキー操作に基づくタイマの動作中に第1のキー操作による コード内容と異なるコード内容の第2のキー操作があるときには、リモートコン トロール信号が送信されることはなく、第1のキー操作に基づくタイマの動作中 に第1のキー操作によるコード内容と異なるコード内容の第2のキー操作がなけ れば、第1のキー操作によるコード内容のリモートコントロール信号が形成、送 信される。
【0020】 また、同じキーを所定時間以上操作し続けた場合に、キー操作の開始から所定 時間を経過したときに、そのキー操作に応じたコード内容のリモートコントロー ル信号が形成、送信されるため、ユーザに対してキー操作の違和感を与えること がなくなる。
【0021】 このとき、前記タイマ時間及び前記所定時間が、同じ値であってもよく、この 場合、ひとつのタイマ手段によりこれらを計時することが可能になる。
【0022】 また、前記タイマ時間及び前記所定時間は、例えば0.5秒であることが望ま しい。このように0.5秒とすると、通常コード信号であるリモートコントロー ル信号の内容確定のためには、0.1〜0.3秒の時間を要することから、0. 5秒の時間を確保することにより、リモートコントロール信号の内容を十分に確 定することができる。
【0023】
【考案の実施の形態】
この考案をエアコンに適用した場合の一実施形態について図1ないし図5を参 照して説明する。但し、図1は外観を示す平面図、図2はブロック図、図3は動 作説明用フローチャート、図4及び図5は動作説明図である。
【0024】 図1において、1は装置本体、2は装置本体1に配設された液晶ディスプレイ から成る表示部、3は手動操作用の複数個のキーから成る操作部であり、次のよ うなキーが設けられている。
【0025】 図1に示すように、運転/停止切換用キー3aと、1回オンする毎に冷房、暖 房、除湿、送風等に順次に運転モードを切り換えるための運転モードキー3bと 、温度設定用のアップキー3c及びダウンキー3dと、1回オンする毎に風量を 強風、弱風、微風に切り換えるための風量キー3eと、ルーバーの向きを調整し て風向を調節するための風向キー3fと、タイマ時間設定用のタイマキー3gと 、時刻設定用キー3hと、タイマの時間及び分を各々設定するための時間キー3 i及び分キー3jと、タイマ時間の設定完了を指令するためのセットキー3kと 、取消キー3lとが、操作部3に設けられている。
【0026】 続いて、制御回路の構成について説明すると、図2に示すように、本体1に内 蔵される乾電池10を電源とし、キー検出部11により上記各キー3a〜3lの いずれがオンされたかが検出され、キー操作直後つまりキー検出部11によるい ずれかのキー操作の検出直後からタイマ12が動作して予め設定されたタイマ時 間T1(例えば0.5秒)の計時が行われる。
【0027】 このとき、キー検出部11によるキー操作の検出は、いわゆるダイナミックキ ースキャン方式により行われ、例えば上記した各キー3a〜3lをマトリクス状 に配設して行及び列方向に順次に走査し、キー操作に伴う行列の交差点電位の変 化を検知することで、オンされたキーを特定することができる。
【0028】 更に、制御部13により、キー検出部11により検出されたキー操作に対して 予め割り付けられているコードが例えばコードテーブル等から読み出され、第1 のキー操作に基づくタイマ12の動作中にその第1のキー操作によるコードと異 なるコード内容の第2のキー操作があるかどうかの判別が行われる。そして、こ のような第2のキー操作があるときには、制御部13によりリモコン信号が形成 されることはなく、第2のキー操作がないときには、制御部13により、第1の キー操作によるコード内容のリモートコントロール(以下、リモコンと省略する )信号が形成され、赤外線LED等から成る送信部14からこのリモコン信号が 設定された時間(例えば0.1〜0.3秒)だけ送信される。
【0029】 一方、制御部13により、キー操作直後つまりキー検出部11によるいずれか のキー操作の検出直後から、その操作状態が所定のT2時間(例えば0.5秒) 継続するかどうかの判定も行われ、キーの操作状態が所定のT2時間以上継続す ると判定されたときにそのキー操作に応じたコード内容のリモコン信号が形成さ れ、赤外線LED等から成る送信部14からこのリモコン信号が送信される。こ こで、制御部13によるキーの操作状態が所定のT2時間以上継続するかどうか の判定処理が判定部に相当し、キー操作に基づくコード内容のリモコン信号の形 成処理が信号形成部に相当する。
【0030】 尚、制御部13によるキー操作状態が所定のT2時間以上継続するかどうかの 判定は、図2には示されていない制御部13の内蔵タイマ等によるT2時間の計 時に基づいて判断される。
【0031】 次に、動作について図3のフローチャートを参照して説明する。まず、図3に 示すように、キー検出部11によりいずれかのキーがオンされたか否かの判定が 成され(ステップS1)、この判定結果がNOであれば判定結果がYESに成る までこの判定が繰り返され、判定結果がYESになればタイマ12によるタイマ 時間T1の計時が開始される(ステップS2)。
【0032】 続いて、キー検出部11によりステップS1で検出されたキーと異なる他のキ ーがオンされたか否かの判定が成され(ステップS3)、この判定結果がYES であれば、タイマ12の計時がクリアされた後(ステップS4)、上記したステ ップS2に戻って新たにタイマ時間T1の計時が開始される。
【0033】 一方、ステップS3の判定結果がNOであれば、そのキー操作に対応する内容 のコード信号があるか否かの判定が成され(ステップS5)、この判定結果がY ESであればその信号が同一コード内容か否かの判定が成され(ステップS6) 、この判定結果がNOであれば上記したステップS4に移行してタイマ12の計 時がクリアされる。
【0034】 また、上記したステップS5の判定結果がNOであるとき、及びステップS6 の判定結果がYESであるときには、いずれもステップS7に移行し、タイマ1 2によるタイマ時間T1の計時が終了したか否かの判定が成され(ステップS7 )、この判定結果がNOであれば上記したステップS3に戻り、判定結果がYE Sであればリモコン信号が形成、送信され(ステップS8)、その後動作は終了 する。
【0035】 例えば、温度設定用のアップキー3c及びダウンキー3dのように、同じキー を続けて何回もオンした場合、例えば図4(a)に示すように同じキーを3回続 けてオンすると、同じキーであっても操作毎にコード内容が異なるため、図3の ステップS1のYES、ステップS2、ステップS3のNO、ステップS5のY ES、ステップS6のNO、ステップS4、ステップS2のループを繰り返し通 過し、図4(b)に示すように、1回目及び2回目のキー操作に基づくリモコン 信号が送信されることはなく、電池10の消耗が抑制される。
【0036】 そして、所望の設定温度の数値になってそのキーが操作されなくなると、最後 (3回目)のキー操作により、ステップS6をYESで通過してステップS7に 移行し、タイマ12がタイマ時間T1を計時し終えたときにステップS7をYE Sで通過してステップS8に移行し、図4(b)に示すように、最後のキー操作 に対応する温度設定のためのコード内容から成るリモコン信号が送信される。
【0037】 更に、図5(a)に示すように、例えばエアコン起動のために運転/停止切換 用キー3aを0.5秒以上オンし続けた場合には、同じコードが発生し続けるこ とになり、図3のステップS1のYES、ステップS2、ステップS3のNO、 ステップS5のYES、ステップS6のYESを経て、タイマ12がタイマ時間 T1を計時し終えたときにステップS7をYESで通過してステップS8に移行 し、図5(b)に示すように、キー操作に対応する例えばエアコン起動のための コードから成るリモートコントロール信号が1回だけ送信される。
【0038】 また、あるキーをオンした後、そのオン直後から0.5秒経過するまでに他の キーをオンした場合には、図3のステップS1のYES、ステップS2、ステッ プS3のYESからステップS4に移行するため、最初のキー操作に基づくコー ドのリモコン信号が送信されることはない。
【0039】 更に、あるキーを0.5秒に満たない時間1回だけオンした場合の動作として 、図3のステップS1のYES、ステップS2、ステップS3のNO、ステップ S5のNOを通過し、タイマ12がタイマ時間T1を計時し終えたときにステッ プS7をYESで通過し、ステップS8によりそのキー操作に対応するコード内 容のリモートコントロール信号が送信される。
【0040】 従って、上記した実施形態によれば、例えばエアコンの温度設定用のアップキ ー3c及びダウンキー3dのように、ひとつのキーで設定温度を段階的に可変す るような場合に、同じキーであってもキー操作毎にそのコード内容は異なるため 、タイマの動作中に同じキーを何回操作してもそれらの操作による信号は送信さ れることがなく、最後のキー操作があった後、タイマ時間を経過すれば最後のキ ー操作に対応するコード内容のリモコン信号のみが送信されることから、無駄な リモコン信号の送信を省略して電池10の消耗を抑制することができる。
【0041】 また、同じキーを所定時間以上操作し続けた場合に、キー操作の開始から所定 時間を経過したときに、そのキー操作に応じたコード内容のリモコン信号が形成 、送信されるため、従来のようにユーザに対してキー操作の違和感を与えること を防止できる。
【0042】 なお、上記した実施形態では、エアコンに適用した場合について説明したが、 特にエアコンに限定されるものではなく、その他の家庭用電気製品に本発明を適 用することが可能で、上記した実施形態の効果と同等の効果を得ることができる のは勿論である。
【0043】 また、上記した実施形態では、タイマ12によりタイマ時間T1、及び制御部 13の内蔵タイマにより所定のT2時間を0.5秒として説明したが、特に0. 5秒に限るものではなく、両時間T1、T2が0.5秒以外の異なる時間であっ てもよく異のは言うまでもない。但し、通常、コード信号であるリモートコント ロール信号の内容確定のためには、0.1〜0.3秒の時間を要することから、 両時間T1、T2は0.3秒より長い時間に設定するのが好ましい。
【0044】 更に、上記した実施形態では、タイマ12によりタイマ時間T1を計時し、制 御部13の内蔵タイマにより所定のT2時間を計時するとした場合について説明 したが、これらの時間T1、T2をひとつのタイマにより計時するようにしても よい。
【0045】 また、本考案は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱 しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。
【0046】
【考案の効果】
以上のように、請求項1、2、3に記載の考案によれば、第1のキー操作に基 づくタイマの動作中に第1のキー操作によるコード内容と異なるコード内容の第 2のキー操作があれば、第1のキー操作に基づくリモートコントロール信号は送 信されないため、内蔵電池の消耗を抑制することができる。
【0047】 このとき、第2のキー操作が、第1のキー操作とは異なるキーの操作であって も、第2のキー操作が、第1のキー操作と同じキーの操作であってもコード内容 が異なる操作であってもよく、いずれにおいても上記したように、内蔵電池の消 耗を抑制することができる。
【0048】 また、請求項4に記載の考案によれば、同じキーを所定時間以上操作し続けた 場合に、キー操作の開始から所定時間を経過したときに、そのキー操作に応じた コード内容のリモコン信号が形成、送信されるため、ユーザに対してキー操作の 違和感を与えることを防止できる。
【0049】 また、請求項5に記載の考案によれば、第1のキー操作に基づくタイマの動作 中に第1のキー操作によるコード内容と異なるコード内容の第2のキー操作があ るときには、リモコン信号を送信しないようにして電池の消耗を防止でき、同じ キーを所定時間以上操作し続けた場合には、そのキー操作の開始から所定時間を 経過したときにリモコン信号を送信することで、ユーザに対してキー操作の違和 感を与えることを防止できる。
【0050】 また、請求項6に記載の考案によれば、ひとつのタイマ手段により2つの時間 を計時することが可能になる。
【0051】 また、請求項7に記載の考案によれば、タイマ時間及びキー操作が継続する所 定時間として0.5秒の時間を確保することにより、リモコン信号の内容を十分 に確定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施形態の外観を示す平面図であ
る。
【図2】この考案の一実施形態のブロック図である。
【図3】この考案の一実施形態の動作説明用フローチャ
ートである。
【図4】この考案の一実施形態の動作説明図である。
【図5】この考案の一実施形態の動作説明図である。
【符号の説明】
3a〜3l キー 10 電池 11 キー検出部 12 タイマ 13 制御部 14 送信部

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手動操作用の複数個のキーを有し、内蔵
    電池により駆動されてキー操作に対応するコード内容の
    リモートコントロール信号を送信するリモートコントロ
    ール送信装置において、 いずれかの前記キーの操作直後から動作して予め設定さ
    れたタイマ時間を計時するタイマと、 第1のキー操作に基づく前記タイマの動作中に、この第
    1のキー操作によるコード内容と異なるコード内容の第
    2のキー操作があるときには前記リモートコントロール
    信号を形成せず、前記第2のキー操作がないときには前
    記第1のキー操作によるコード内容の前記リモートコン
    トロール信号を形成する信号形成部とを備えていること
    を特徴とするリモートコントロール送信装置。
  2. 【請求項2】 前記第2のキー操作が、前記第1のキー
    操作とは異なるキーの操作であることを特徴とする請求
    項1に記載のリモートコントロール送信装置。
  3. 【請求項3】 前記第2のキー操作が、前記第1のキー
    操作と同じキーの操作であってもコード内容が異なる操
    作であることを特徴とする請求項1に記載のリモートコ
    ントロール送信装置。
  4. 【請求項4】 手動操作用の複数個のキーを有し、内蔵
    電池により駆動されてキー操作に対応するコード内容の
    リモートコントロール信号を送信するリモートコントロ
    ール送信装置において、 いずれかの前記キーの操作直後からその操作状態が所定
    時間継続するかどうかを判定する判定部と、 前記判定部により前記キーの操作状態が前記所定時間以
    上継続すると判定されたときにそのキー操作に応じたコ
    ード内容のリモートコントロール信号を形成する信号形
    成部とを備えていることを特徴とするリモートコントロ
    ール送信装置。
  5. 【請求項5】 手動操作用の複数個のキーを有し、内蔵
    電池により駆動されてキー操作に対応するコード内容の
    リモートコントロール信号を送信するリモートコントロ
    ール送信装置において、 いずれかの前記キーの操作直後から動作して予め設定さ
    れたタイマ時間を計時するタイマと、 いずれかの前記キーの操作直後からその操作状態が所定
    時間継続するかどうかを判定する判定部と、 第1のキー操作に基づく前記タイマの動作中に、この第
    1のキー操作によるコード内容と異なるコード内容の第
    2のキー操作があるときには前記リモートコントロール
    信号を形成せず、前記第2のキー操作がないときには前
    記第1のキー操作によるコード内容の前記リモートコン
    トロール信号を形成すると共に、前記判定部により前記
    キーの操作状態が前記所定時間以上継続すると判定され
    たときにそのキー操作に応じたコード内容のリモートコ
    ントロール信号を形成する信号形成部とを備えているこ
    とを特徴とするリモートコントロール送信装置。
  6. 【請求項6】 前記タイマ時間及び前記所定時間が、同
    じ値であることを特徴とする請求項5に記載のリモート
    コントロール送信装置。
  7. 【請求項7】 前記タイマ時間及び前記所定時間が、
    0.5秒であることを特徴とする請求項5に記載のリモ
    ートコントロール送信装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010541324A (ja) * 2007-09-21 2010-12-24 トムソン ライセンシング 遠隔被制御システムの待ち時間を改善する遠隔制御装置及び方法

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