JP3744842B2 - 遠隔制御装置および遠隔制御プログラム - Google Patents

遠隔制御装置および遠隔制御プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、2画面表示を行う表示装置に表示する映像情報の切り換え設定を行う遠隔制御装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
近年、赤外線などの無線通信によってテレビ受像機から2〜3m程度離れて音量調整やチャンネル切り換えなどの映像情報の選択および調整を行うことのできる遠隔制御装置、すなわち、リモートコントロールユニットが殆どのテレビ受像機において装備されている。このリモートコントロールユニットは、映像情報の選択(チャンネル設定)および音量などの調整をテレビ受像機にて行う必要が無いので、ユーザの操作性を飛躍的に向上させている。
【0003】
一方、最近では、ブラウン管上に2つの画面の映像を同時に表示できる2画面テレビジョン受像機が実用化され、ブラウン管の左右に均等な大きさを有する2つの画面を配置する表示方法や一方の画面を主画面として1画面表示のときと同じ大きさによって画面表示するとともに、他の画面を副画面として主画面より小さい画面によって画面表示する表示方法(以下、これらの方法をまとめて副画面表示という)など様々な表示方法が採用されており、ユーザは、異なる2つの番組を同時に楽しむことができるようになっている。
【0004】
このような、ユーザが2画面表示で番組を見る場合において、チャンネル選択など個々の主画面および副画面とも画面毎に操作を行う必要があり、従来の1画面表示と異なる操作が必要となる。
【0005】
例えば、2つの画面を主画面、副画面とすると、主副の画面のどちらかの操作を行う場合、ユーザは、まず、操作を希望する画面を選択するため、リモコンの主画面用操作キーと副画面用操作キーで画面を選択し、次に映像情報の選択切り換えなど希望の操作を行うようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のような2画面表示の方法にあっては、リモートコントロールユニットを使用したとしても、ユーザが希望の画面の操作を行う前に、操作キーで主画面と副画面の切換選択を行い、次に希望の操作を行う必要があるため、ユーザとしての操作が2回必要となり、煩わしいという問題を有していた。
【0007】
本発明は、上記の各問題点に鑑みて為されたもので、その課題は、主画面および副画面を切り換える場合に、一度の操作によって主画面および副画面における映像情報の切り換え設定が容易におこなうことができる遠隔制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、複数の映像情報が入力され、当該複数の映像情報の何れかを選択して画面表示するとともに、前記複数の映像情報のうち何れか一つが設定される主画面と前記主画面とは別の前記映像情報が設定される副画面を有する表示装置を遠隔制御する遠隔制御装置であって、前記主画面および前記副画面に設定する映像情報を前記入力された複数の映像情報から選択する選択手段と、前記選択手段によって前記複数の映像情報のうち何れか一つを選択する際に、当該選択手段が選択されている時間を示す時間情報を検出する検出手段と、前記検出された時間情報に基づいて当該選択されている映像情報を前記主画面または前記副画面の何れか一方に設定する設定手段と、を備えた構成を有している。
【0009】
この構成により、請求項1に記載の発明では、選択手段によって映像情報のうち何れか一つを選択する際の当該選択手段が選択されている時間情報を検出し、この時間情報に基づいて選択された映像情報を主画面または副画面に設定する。
【0010】
したがって、選択手段における選択動作を継続させることのみで、選択された映像情報を主画面に設定するか副画面に設定するかを設定することができるので、複雑な操作を行うことなく、主画面および副画面の設定を行うことができ、ユーザの操作性を向上させることができる。
【0011】
また、請求項2に記載の発明は、前記検出手段によって前記時間情報が前記予め設定された時間以上になったことが検出された場合に、前記設定手段が前記選択手段によって選択されている映像情報を前記副画面に設定する構成を有している。
【0012】
この構成により、請求項2に記載の発明では、時間情報が予め設定された時間以上になったことが検出された場合に、選択手段によって選択されている映像情報を副画面に設定する。
【0013】
したがって、選択手段における映像情報の選択動作を一定の時間継続させることによって副画面に当該選択されている映像情報を設定することができる。
【0014】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の遠隔制御装置において、前記主画面を表示するとともに前記副画面を前記主画面以下の画面サイズによって表示する副画面表示の表示形態を少なくとも有する前記表示装置を遠隔制御する構成を有している。
【0015】
この構成により、請求項3に記載の発明では、主画面に映像情報を設定するときには、予め設定された時間以下によって選択手段の選択動作を行うこと、副画面に映像情報を設定するときには、予め設定された時間以上によって選択手段の選択動作を行うことができるとともに、複雑な操作を行うことなく、主画面および副画面の設定を行うことができ、ユーザの操作性を向上させることができる。
【0016】
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の遠隔制御装置において、前記表示装置が前記主画面のみ表示する主画面表示を行っている場合であって、前記検出手段によって前記時間情報が前記予め設定された時間以上になったことが検出された場合に、前記表示手段における表示形態を前記主画面表示から前記副画面表示に切り換える切換手段を有する構成をしている。
【0017】
この構成により、請求項4に記載の発明では、主画面表示を行っている際に、選択された映像情報を副画面に設定する場合に、副画面表示に切り換わるので、煩わしい操作を行うことなく、選択された映像情報を副画面に設定しつつ、当該副画面を表示手段に表示することが可能となる。
【0018】
また、請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れか一項に記載の遠隔制御装置において、前記選択手段が、前記入力された映像情報にそれぞれ対応する複数の釦から構成され、当該釦を押し下げることによって前記映像情報を選択するとともに、前記検出手段が、前記時間情報として前記釦の押し下げている時間を検出する構成を有している。
【0019】
この構成により、請求項5に記載の発明では、入力された映像情報にそれぞれ対応する複数の釦によって主画面および副画面に設定する映像情報を選択するとともに、当該釦が選択されている、すなわち、釦が押し下げられている時間を検出する。
【0020】
したがって、選択する映像情報における釦が押し下げられている時間によって当該選択された映像情報を主画面に設定するか、副画面に設定するかを判断することができるので、複雑な操作を行うことなく、主画面および副画面の設定を行うことができ、ユーザの操作性を向上させることができる。
【0021】
また、請求項6に記載の発明は、遠隔制御装置に含まれる前記コンピュータによって、複数の映像情報が入力され、当該複数の映像情報の何れかを選択して画面表示するとともに、前記複数の映像情報のうち何れか一つが設定される主画面と前記主画面とは別の前記映像情報が設定される副画面を有する表示装置を遠隔制御する遠隔制御プログラムであって、前記コンピュータを、前記主画面および前記副画面に設定する映像情報を前記入力された複数の映像情報から選択する選択手段、前記複数の映像情報のうち何れか一つを選択する際に、当該映像情報が選択されている時間を示す時間情報を検出する検出手段、前記検出された時間情報に基づいて当該選択されている映像情報を前記主画面または前記副画面の何れか一方に設定する設定手段、として機能させる構成を有している。
【0022】
この構成により、請求項6に記載の発明では、選択手段によって映像情報のうち何れか一つを選択する際の当該選択手段が選択されている時間情報を検出し、この時間情報に基づいて選択された映像情報を主画面または副画面に設定する。
【0023】
したがって、選択手段における選択動作を継続させることのみで、選択された映像情報を主画面に設定するか副画面に設定するかを判断することができるので、複雑な操作を行うことなく、主画面および副画面の設定を行うことができ、ユーザの操作性を向上させることができる。
【0024】
また、請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の遠隔制御プログラムにおいて、前コンピュータを、前記時間情報が前記予め設定された時間以上になったことが検出された場合に、前記選択されている映像情報を前記副画面に設定する設定手段として機能させる構成を有している。
【0025】
この構成により、請求項7に記載の発明では、時間情報が予め設定された時間以上になったことが検出された場合に、選択手段によって選択されている映像情報を副画面に設定する。
【0026】
したがって、選択手段における映像情報の選択動作を一定の時間継続させることによって副画面に当該選択されている映像情報を設定することができる。
【0027】
また、請求項8に記載の発明は、請求項6または7に記載の遠隔制御プログラムにおいて、前記コンピュータを、前記主画面を表示するとともに前記副画面を前記主画面以下の画面サイズによって表示する副画面表示の表示形態を少なくとも有する前記表示装置を遠隔制御する遠隔制御手段として機能させる構成を有している。
【0028】
この構成により、請求項8に記載の発明では、主画面とともに、副画面を表示する表示装置を制御するので、主画面に映像情報を設定するときには、予め設定された時間以下によって選択手段の選択動作を行うこと、副画面に映像情報を設定するときには、予め設定された時間以上によって選択手段の選択動作を行うことができるとともに、複雑な操作を行うことなく、主画面および副画面の設定を行うことができ、ユーザの操作性を向上させることができる。
【0029】
また、請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の遠隔制御プログラムにおいて、前記表示装置が前記主画面のみ表示する主画面表示を行っている場合であって、前記コンピュータを、前記時間情報が前記予め設定された時間以上になったことが検出された場合に、前記表示手段における表示形態を前記主画面表示から前記副画面表示に切り換える切換手段として機能させる構成を有している。
【0030】
この構成により、請求項9に記載の発明では、主画面表示を行っている際に、選択された映像情報を副画面に設定する場合に、副画面表示に切り換わるので、煩わしい操作を行うことなく、選択された映像情報を副画面に設定しつつ、当該副画面を表示手段に表示することが可能となる。
【0031】
また、請求項10に記載の発明は、請求項6乃至9の何れか一項に記載の遠隔制御プログラムにおいて、前記入力された映像情報にそれぞれ対応する複数の釦に連動し、前記複数の釦の何れか1つが押し下げられたことを検出することによって前記映像情報を選択する選択手段、前記時間情報として前記釦の押し下げている時間を検出することを検出する検出手段、として機能させる構成を有している。
【0032】
この構成により、請求項10に記載の発明では、選択手段によって映像情報のうち何れか一つを選択する際の当該選択手段が選択されている時間情報を検出し、この時間情報に基づいて選択された映像情報を主画面または副画面に設定する。
【0033】
したがって、選択する映像情報における釦を押し下げている時間によって当該選択された映像情報を主画面に設定するか、副画面に設定するかを判断することができるので、複雑な操作を行うことなく、主画面および副画面の設定を行うことができ、ユーザの操作性を向上させることができる。
【0034】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に好適な実施の形態について、図面に基づいて説明する。
【0035】
なお、以下に説明する実施の形態は、テレビジョン受像機におけるリモートコントロールユニット(以下、遠隔制御装置という)に対して本発明を適用した場合の実施形態である。
【0036】
まず、図1、図2を用いて本実施形態の構成について説明する。
【0037】
なお、図1は、遠隔制御装置の内部構成を示すブロック図であり、図2は、遠隔制御装置の操作部の構成を示す一例である。
【0038】
また、本実施形態は、主画面を1画面表示のときと同じ大きさによって画面表示するとともに、他の画面を副画面として主画面より小さい画面によって画面表示する副画面表示に基づいて説明する。
【0039】
本実施形態の遠隔制御装置100は、図1に示すように、図示しないテレビジョン放送などの映像情報を表示する映像表示装置において表示する映像情報の選択、音量の設定および電源制御など当該映像表示装置の操作を行う操作部101と、操作部101が操作された時間を検出する検出部102と、操作部101によって操作された指示に基づいて映像表示装置を制御する、すなわち、当該映像表示装置を制御する制御信号を生成する制御部102と、制御部102によって生成された制御信号を送信する送信部103とを備えている。
【0040】
なお、操作部101は本発明に係る選択手段を構成し、制御部102は、本発明に係る検出手段、設定手段および遠隔制御手段を構成する。
【0041】
操作部101は、例えば、図2に示すように、複数のキー釦を有し、制御する内容、すなわち、電源制御およびテレビジョン放送またはビデオ映像に切り換える電源入力切換部111と、各詳細な設定および制御を行う操作設定部112と、地上波または有線によるテレビジョン放送の各チャンネル切り換えを行う第1テレビジョン放送選択部(以下、第1選択部という)113と、衛星放送の各チャンネル切り換え行う第2テレビジョン放送選択部(以下、第2選択部という)114とを有している。また、この操作部101は、操作された指示を制御部102出力するようになっている。
【0042】
制御部102は、操作部101によって入力された指示に基づいて図示しない映像表示装置を制御するようになっており、本実施形態では、映像表示装置を制御する制御信号を、送信部103を介して送信するようになっている。
【0043】
特に、制御部102は、操作部101によって選択されたキー釦が、主画面の設定によるものであるか、副画面の設定によるものであるかを判断し、当該判断した画面に操作部101によって選択されたキー釦に対応した映像情報を設定するよう映像表示装置に送信する制御信号を生成するようになっている。
【0044】
具体的には、制御部102は、タイマーを有し、操作部101における第1選択部113の各キー釦113a〜113lおよび第2選択部114の各キー釦114a〜114hの押し下げられている時間を検出、すなわち、キー釦が押し下げられていることを検出すると、タイマーによる計測を開始するとともに、当該キー釦の押し下げる時間までを検出し、この時間情報が予め設定された時間以上(例えば、1秒以上)であるか否かを検出するようになっている。
【0045】
また、この制御部102は、第1選択部113または第2選択部におけるキー釦が押し下げられたときに当該キー釦が予め設定された時間以上押し下げられていることを検出した場合には、選択されたキー釦に対応する映像情報を副画面に設定するよう映像表示装置を制御するようになっている。
【0046】
なお、制御部102は、当該キー釦が予め設定された時間以上押し下げられていることを検出しなかった場合には、選択されたキー釦に対応する映像情報を主画面に設定するよう映像表示装置を制御するようになっている。
【0047】
送信部103は、例えば、赤外線によって制御部102から出力された制御信号を図示しない映像表示装置に送信するようになっている。
【0048】
まず、図3、図4を用いて映像表示装置が副画面表示状態時の選択制御動作について説明する。
【0049】
なお、図3は本実施形態における選択制御動作を示すフローチャートであり、図4は、映像表示装置の画面表示の切り換えを説明するための図である。また、第1選択部113のキー釦113aが押し下げられた場合について説明する。
【0050】
まず、第1選択部113のキー釦113aが押し下げられると(ステップS11)、制御部102に当該押し下げられた旨の指示信号が入力され、制御部102のタイマーをスタートさせる(ステップS12)。
【0051】
次いで、キー釦113aの押し下げの解除が行なわれたか否かを常時監視し(ステップS13)、制御部102によって、キー釦の押し下げが解除されたことが検出されると、キー釦が押し下げられてから解除されるまでの時間を計測する(ステップS14)。
【0052】
次いで、制御部102によって、この計測された時間(時間情報)が予め設定された値、すなわち、予め設定された閾値より大きいか否かを判断し(ステップS15)、制御部102によって計測時間が予め設定された時間以上の場合は、副画面にキー釦113aの対応する映像情報を設定するように送信部103を介して制御信号を送信して本動作を終了させる(ステップS16)。
【0053】
なお、映像表示装置が主画面表示状態および副画面表示状態であるかを問わず、映像表示部を副画面表示状態となるよう制御部102によって当該制御を行う制御信号も同時に送信する。例えば、当該キー釦113aに対応する映像情報を副画面に設定する場合であって、主画面表示部分が120および副画面表示部分121によって画面構成される映像表示装置が既に副画面表示状態である場合には、図4(a)に示すように副画面表示部分121のみ映像情報が切り換わるようになる。また、映像表示装置が既に主画面表示状態である場合には、図4(b)に示すように主画面表示状態から副画面表示状態に変化して副画面表示部分121に当該選択された映像情報が設定されるようになる。
【0054】
一方、制御部102によって、この計測された時間情報が予め設定された時間より小さい場合には、映像表示装置の主画面にキー釦113aの対応する映像情報を設定するよう送信部103を介して制御信号を送信して本動作を終了させる(ステップS17)。
【0055】
なお、この場合は、映像表示装置が主画面表示状態および副画面表示状態であるかを問わず、主画面に当該選択されたキー釦113aに対応する映像情報を表示させるよう制御部102によって制御信号を送信するようになっている。
【0056】
以上により本実施形態によれば、操作部101によって映像情報のうち何れか一つを選択する際の選択動作が開始された開始時刻から終了した終了時刻までの時間を示す時間情報を検出し、この時間情報に基づいて選択された映像情報を映像表示装置における主画面または副画面に設定することができるので、操作部101における選択動作を継続させることのみで、選択された映像情報を主画面に設定するか副画面に設定するかを判断することができるので、複雑な操作を行うことなく、主画面および副画面の設定を行うことができ、ユーザの操作性を向上させることができる。
【0057】
なお、本実施形態では、選択制御動作において、キー釦が押し下げられてから解除されるまでの時間を計測することによって選択された映像情報を主画面に設定するか、副画面に設定するかを判断するようになっているが、キー釦が押し下げられている時間(時間情報)に予め閾値を設定し、当該押し下げられている時間が予め設定された閾値以上になったことが検出された場合に、すなわち、押し下げ開始から予め設定された時間を経過したら、当該選択された映像情報を副画面に設定し、閾値前に押し下げが解除されたら主画面に設定するようにしてもよい。
【0058】
この場合、図5に示すように選択制御動作をステップS12においてタイマースタート後、以下の動作を行う。
【0059】
まず、タイマーがスタートすると、制御部102によってキー釦113aの押し下げられている時間、すなわち、押し下げ動作が継続している時間(以下、継続時間という)の計測を開始し(ステップS23)、キー釦113aが予め設定された閾値以上(例えば、1秒)、押し下げ動作が継続しているか否かを判断する(ステップS24)。
【0060】
制御部102によって、継続時間が閾値以上になったことが検出されると、映像表示装置の副画面にキー釦113aの対応する映像情報を設定するよう送信部103を介して制御信号を送信して本動作を終了させる(ステップS25)。
【0061】
一方、制御部102によって、閾値に設定された時間の経過前にキー釦113aの押し下げが解除された場合には、映像表示装置の主画面にキー釦113aの対応する映像情報を設定するよう送信部103を介して制御信号を送信して本動作を終了させる(ステップS16)。
【0062】
また、本実施形態では、遠隔制御装置において、上記各部によって構成されているが、制御部102にコンピュータおよびメモリなどの記録媒体を備え、当該遠隔制御装置の各部に対応する上記処理を行うプログラムを当該記録媒体に格納し、当該プログラムをコンピュータに読み取らせることによって遠隔制御装置を動作させるようにしてもよい。
【0063】
この場合、上述した図示しない映像表示装置の遠隔制御を行うときは、各プログラムによって当該選択制御動作を行うようにする。また、この場合、制御部102は、本発明に係る選択手段、設定手段、検出手段および遠隔制御手段を構成する。
【0064】
また、本実施形態では、主画面を1画面表示のときと同じ大きさによって画面表示するとともに、他の画面を副画面として主画面より小さい画面によって画面表示する副画面表示について説明したが、勿論、主画面および副画面を左右に均等な画面サイズによって表示する副画面表示についても適用が可能である。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、本願発明によれば、選択手段における選択動作を継続させることのみで、選択された映像情報を主画面に設定するか副画面に設定するかを判断することができるとともに、選択手段における映像情報の選択動作を一定の時間継続させることによって副画面に当該選択されている映像情報を設定することができる。また、主画面に映像情報を設定するときには、予め設定された時間以下によって選択手段の選択動作を行うこと、副画面に映像情報を設定するときには、予め設定された時間以上によって選択手段の選択動作を行うことができるので、複雑な操作を行うことなく、主画面および副画面の設定を行うことができ、ユーザの操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遠隔制御装置の内部構成を示すブロック図である。
【図2】一実施形態における遠隔制御装置の操作部の構成を示す一例である。
【図3】一実施形態における選択制御動作を示すフローチャートである。
【図4】一実施形態における映像表示装置の画面表示の切り換えを説明するための図である。
【図5】その他の実施形態における選択制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100…遠隔制御装置
101…操作部(選択手段)
102…制御部(検出部、設定部、遠隔制御部)
103…送信部
111…電源入力切換部
112…操作設定部
113…第1テレビジョン放送選択部
113a〜113l…キーボタン
114…第2テレビジョン放送選択部
114a〜114h…キーボタン

Claims (10)

  1. 複数の映像情報が入力され、当該複数の映像情報の何れかを選択して画面表示するとともに、前記複数の映像情報のうち何れか一つが設定される主画面と前記主画面とは別の前記映像情報が設定される副画面を有する表示装置を遠隔制御する遠隔制御装置であって、
    前記主画面および前記副画面に設定する映像情報を前記入力された複数の映像情報から選択する選択手段と、
    前記選択手段によって前記複数の映像情報のうち何れか一つを選択する際に、当該選択手段が選択されている時間を示す時間情報を検出する検出手段と、
    前記検出された時間情報に基づいて当該選択されている映像情報を前記主画面または前記副画面の何れか一方に設定する設定手段と、
    を備えたことを特徴とする遠隔制御装置。
  2. 請求項1に記載の遠隔制御装置において、
    前記検出手段によって前記時間情報が前記予め設定された時間以上になったことが検出された場合に、前記設定手段が前記選択手段によって選択されている映像情報を前記副画面に設定することを特徴とする遠隔制御装置。
  3. 請求項1または2に記載の遠隔制御装置において、
    前記主画面を表示するとともに前記副画面を前記主画面以下の画面サイズによって表示する副画面表示の表示形態を少なくとも有する前記表示装置を遠隔制御することを特徴とする遠隔制御装置。
  4. 請求項3に記載の遠隔制御装置において、
    前記表示装置が前記主画面のみ表示する主画面表示を行っている場合であって、前記検出手段によって前記時間情報が前記予め設定された時間以上になったことが検出された場合に、
    前記表示手段における表示形態を前記主画面表示から前記副画面表示に切り換える切換手段を有することを特徴とする遠隔制御装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項に記載の遠隔制御装置において、
    前記選択手段が、前記入力された映像情報にそれぞれ対応する複数の釦から構成され、当該釦を押し下げることによって前記映像情報を選択するとともに、
    前記検出手段が、前記時間情報として前記釦の押し下げている時間を検出することを特徴とする遠隔制御装置。
  6. 遠隔制御装置に含まれる前記コンピュータによって、複数の映像情報が入力され、当該複数の映像情報の何れかを選択して画面表示するとともに、前記複数の映像情報のうち何れか一つが設定される主画面と前記主画面とは別の前記映像情報が設定される副画面を有する表示装置を遠隔制御する遠隔制御プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記主画面および前記副画面に設定する映像情報を前記入力された複数の映像情報から選択する選択手段、
    前記複数の映像情報のうち何れか一つを選択する際に、当該映像情報が選択されている時間を示す時間情報を検出する検出手段、
    前記検出された時間情報に基づいて当該選択されている映像情報を前記主画面または前記副画面の何れか一方に設定する設定手段、
    として機能させることを特徴とする遠隔制御プログラム。
  7. 請求項6に記載の遠隔制御プログラムにおいて、
    前コンピュータを、
    前記時間情報が前記予め設定された時間以上になったことが検出された場合に、前記選択されている映像情報を前記副画面に設定する設定手段として機能させることを特徴とする遠隔制御プログラム。
  8. 請求項6または7に記載の遠隔制御プログラムにおいて、
    前記コンピュータを、
    前記主画面を表示するとともに前記副画面を前記主画面以下の画面サイズによって表示する副画面表示の表示形態を少なくとも有する前記表示装置を遠隔制御する遠隔制御手段として機能させることを特徴とする遠隔制御プログラム。
  9. 請求項8に記載の遠隔制御プログラムにおいて、
    前記表示装置が前記主画面のみ表示する主画面表示を行っている場合であって、
    前記コンピュータを、
    前記時間情報が前記予め設定された時間以上になったことが検出された場合に、
    前記表示手段における表示形態を前記主画面表示から前記副画面表示に切り換える切換手段として機能させることを特徴とする遠隔制御装置。
  10. 請求項6乃至9の何れか一項に記載の遠隔制御プログラムにおいて、
    前記コンピュータを、
    前記入力された映像情報にそれぞれ対応する複数の釦に連動し、前記複数の釦の何れか1つが押し下げられたことを検出することによって前記映像情報を選択する選択手段、
    前記時間情報として前記釦の押し下げている時間を検出することを検出する検出手段、
    として機能させることを特徴とする遠隔制御プログラム。
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