JP3062098B2 - 同期運転プロセッサの障害切離し制御システムおよび障害切離し制御方法 - Google Patents

同期運転プロセッサの障害切離し制御システムおよび障害切離し制御方法

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JP3062098B2
JP3062098B2 JP8243226A JP24322696A JP3062098B2 JP 3062098 B2 JP3062098 B2 JP 3062098B2 JP 8243226 A JP8243226 A JP 8243226A JP 24322696 A JP24322696 A JP 24322696A JP 3062098 B2 JP3062098 B2 JP 3062098B2
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NEC Communication Systems Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同期運転プロセッ
サの障害切離し制御システムおよび障害切離し制御方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマルチプロセッサでは、多重化さ
れたプロセッサと1重化されたメモリとで構成されてい
るため、交換機などの高信頼システムに適用する場合
は、プロセッサとメモリを2重化している。この2重化
方式を採用したマルチプロセッサは、メモリを含むハー
ド障害を検出している。障害装置を切り離す制御は、一
般に有効表示(以下、ACTという)系プロセッサで行
われるが、ACT系プロセッサ側に処理継続不可能な致
命的障害が発生した場合には、ACT系でのソフトウェ
ア処理が実行できないために、リセット処理から行う必
要があり、それがためにオンライン処理などを途中で放
棄することがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種のマルチ
プロセッサは、ACT系プロセッサ及びメモリに障害が
発生した場合には、ACT系プロセッサにて障害発生系
の切り離し処理を行う必要がある。このため、この種の
マルチプロセッサは、ACT系にて処理継続不可能な致
命的障害として、例えば、電源断等を検出すると、AC
T系での障害切り離し処理が実行できなくなり、オンラ
イン処理が途中放棄されることになる。
【0004】このため、このようなマルチプロセッサで
は、リセット処理から行わなければならず、システムの
信頼性が低くなるという問題があった。
【0005】本発明の目的は、処理の継続が不可能な致
命的障害が発生した場合においても信頼性の高い、同期
運転プロセッサの障害切離し制御システムおよび障害切
離し制御方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、処理継続不
可能な致命的障害が発生した場合に、障害発生系プロセ
ッサの有効表示(ACT)状態を無効表示(SBY)状
態にして2重化したプロセッサに同時に致命的障害発生
を通知する通知手段と、ACT状態からSBY状態に設
定されたプロセッサあるいはSBY系プロセッサは独自
に自プロセッサに処理の継続が不可能な致命的障害が発
生しているか否かを判定する判定手段と、致命的な障害
が発生していないプロセッサはACT状態を設定し、障
害発生系をSBY状態にし、致命的な障害が発生してい
るプロセッサを、SBY状態から障害状態にする障害処
理手段とを備えたものである。
【0007】この発明は、処理継続不可能な致命的障害
が発生した場合に、独自に自プロセッサに処理継続不可
能な致命的障害が発生しているか否かを判定し、致命的
な障害が発生していないプロセッサはACT状態に設定
し、障害発生系を障害状態にする。一方、致命的な障害
が発生しているプロセッサは、SBY状態から障害状態
にする。これらの障害処理手段により、オンライン処理
を途中で放棄することなく処理を継続することが可能と
なり、耐障害性を向上させ、システムの信頼性を向上さ
せることができる。
【0008】これにより、本発明の同期運転プロセッサ
の障害切離し制御システムおよび障害切離し制御方法に
おいては、ソフトウェア処理が継続不可能な致命的障害
でもリセットされることなく、オンライン処理を継続す
ることができるため、ACT系プロセッサでの処理継続
が不可能な致命的な障害を発生してもオンライン処理を
中断するのみで、途中放棄されることがなくなり、耐障
害性を向上させると共に、システムの信頼性を向上させ
ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の 同期運転プロセ
ッサの障害切離し制御システムおよび障害切離し制御方
法の実施例を図1を参照して説明する。図1は本発明の
実施例の同期運転プロセッサシステムの構成を示すブロ
ック図である。
【0010】この同期運転プロセスシステムは、2つの
メモリ10,11、2つのプロセッサ20,21からな
る2重化システムから構成される。ここで、メモリ10
は、有効表示(ACT)状態の専用メモリであり、プロ
セッサ20は、ACT状態の専用プロセッサである。ま
たメモリ11は、無効表示(SBY)状態の専用メモリ
であり、プロセッサ21は、SBY状態の専用プロセッ
サである。
【0011】メモリ10は、バスラインによりプロセッ
サ20と双方向接続されている。またメモリ11もメモ
リ10と同様にバスラインによりプロセッサ21と双方
向接続されている。プロセッサ20とプロセッサ21と
の間は、ケーブルにより接続されている。さらに、プロ
セッサ20,21は、ケーブルにより入出力制御装置3
0に接続されている。このシステムにおいては、入出力
制御装置30とプロセッサ20,21との間のケーブル
が切断された時には、プロセッサ20,21間のケーブ
ルを通って障害割り込み信号をプロセッサ20,21に
送出する。
【0012】図2は本発明の実施例の同期運転プロセッ
サシステムの動作を説明する処理フローである。図2に
示すように、プロセッサ20において、ステップ200
(以下、S200と略称する)で、処理継続不可能な致
命的障害を検出した場合に、S201に進み、検出され
たプロセッサのACT状態を無効(解除)にする。
【0013】次に、S202に進み、致命的障害発生
同時に障害通知割り込み40をプロセッサ20とプロセ
ッサ21に発生させる。障害通知割り込みが発生したプ
ロセッサ20,21は、S203に進み、自プロセッサ
に致命的な障害が発生しているか判定を行う。自系障害
であるとき(S203のYESのとき)には、ACT側
プロセッサであったプロセッサ20においては、自プロ
セッサに致命的な障害が発生しているためにSBY側処
理を実施する。尚、このSBY側処理は、オンライン処
理を実施しない処理である。
【0014】一方SBY側プロセッサであったプロセッ
サ21は、自プロセッサには致命的な障害が発生してい
ないとき(S203のNOのとき)は、ACT状態を設
定し、S206に進み、相手側プロセッサ20のSBY
側切り離し処理を行い、S207において、致命的な障
害発生時の割り込み中断点に復帰させる。この復帰によ
り致命的な障害が発生していないプロセッサ21は、オ
ンライン処理を途中放棄することなくオンライン処理が
経続可能になる。
【0015】以上に説明した実施例においては、処理継
続不可能な致命的障害が発生した場合に、障害発生系プ
ロセッサの有効表示(ACT)状態を無効表示(SB
Y)状態にして2重化したプロセッサ20,21に同時
に致命的障害発生を通知し、ACT状態からSBY状態
に設定されたプロセッサ20あるいはSBY系プロセッ
サ21は独自に自プロセッサに処理の継続が不可能な致
命的障害が発生しているか否かを判定する。致命的な障
害が発生していないプロセッサ21をACT状態に設定
し、障害発生系のプロセッサ20をSBY状態にし、致
命的な障害が発生しているプロセッサ20を、SBY状
態から障害状態にする。この障害処理手段としてのプロ
セッサ20により、オンライン処理を途中で放棄するこ
となく処理を継続することが可能となり、耐障害性を向
上させ、システムの信頼性を向上させることができる。
【0016】このため、処理継続不可能な致命的障害が
発生した場合には、独自に自プロセッサに処理継続不可
能な致命的障害が発生しているか否かを判定し、致命的
な障害が発生していないプロセッサはACT状態に設定
し、障害発生系を障害状態にする。また致命的な障害が
発生しているプロセッサは、SBY状態から障害状態に
する。これらの障害処理手段により、オンライン処理を
途中で放棄することなく処理を継続することが可能とな
り、耐障害性を向上させ、システムの信頼性を向上させ
ることができる。
【0017】
【発明の効果】以上に説明したように本発明の同期運転
プロセッサの障害切離し制御システムおよび障害切離し
制御方法においては、以上の実施例等で説明したように
ソフトウェア処理が継続不可能な致命的障害でもリセッ
トされることなく、オンライン処理を継続することがで
きるため、ACT系プロセッサでの処理継続が不可能な
致命的な障害を発生しても途中放棄されることがなくな
り、耐障害性を向上させると共に、システムの信頼性を
向上させることができるなどの効果を奏することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の同期運転プロセッサの障害切離し制御
システムおよび障害切離し制御方法の実施例を示す同期
運転プロセスシステムの構成を示す図である。
【図2】本発明の実施例の同期運転プロセッサの障害切
離し制御システムにおける動作を示すフローチヤートで
ある。
【符号の説明】
10,11 ACT/SBYメモリ 20,21 ACT/SBYプロセッサ 30 人出力制御装置 40 障害割り込み
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−114141(JP,A) 特開 平7−30616(JP,A) 特開 昭59−223857(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 11/14 - 11/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理継続不可能な致命的障害が発生した場
    合に、障害が発生しているプロセッサの有効表示状態を
    無効表示状態にして2重化したプロセッサに同時に致命
    的障害発生を通知する通知手段と、 前記通知により自プロセッサに処理の継続が不可能な致
    命的障害が発生しているか否かを独自に判定させる判定
    手段と、 致命的な障害が発生していないプロセッサを有効表示状
    態に設定し、致命的な障害が発生しているプロセッサを
    無効表示状態から障害状態にして切り離し処理をする障
    害処理手段と、 を備えることを特徴とする同期運転プロセッサの障害切
    離し制御システム。
  2. 【請求項2】処理継続不可能な致命的障害が発生した場
    合に、障害が発生しているプロセッサの有効表示状態を
    無効表示状態にして2重化したプロセッサに同時に致命
    的障害発生を通知し、 前記通知により自プロセッサに処理の継続が不可能な致
    命的障害が発生しているか否かを独自に判定させ、 致命的な障害が発生していないプロセッサを有効表示状
    態に設定し、致命的な障害が発生しているプロセッサを
    無効表示状態から障害状態にして切り離し処理をするこ
    とを特徴とする同期運転プロセッサの障害切離し制御方
    法。
JP8243226A 1996-09-13 1996-09-13 同期運転プロセッサの障害切離し制御システムおよび障害切離し制御方法 Expired - Fee Related JP3062098B2 (ja)

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