JP3061377U - シェルフ - Google Patents
シェルフInfo
- Publication number
- JP3061377U JP3061377U JP1999000589U JP58999U JP3061377U JP 3061377 U JP3061377 U JP 3061377U JP 1999000589 U JP1999000589 U JP 1999000589U JP 58999 U JP58999 U JP 58999U JP 3061377 U JP3061377 U JP 3061377U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shelf
- sleeve
- fitted
- peripheral surface
- normal state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Assembled Shelves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】通常の状態とそれを上下逆にした状態でい
ずれも用いることができる棚板Aの端部に、嵌着用パイ
プ2、3を上下対称的となるように配置する。前記棚板
Aを支える支柱Bの周囲に、上細テーパー状スリーブ1
を嵌着する。スリーブ1に嵌着させるべき前記嵌着用パ
イプ2、3の内周面2a、3aを、前記スリーブ1の外周面
1aの傾斜角と同じ傾斜角とする。 【効果】通常の状態で棚板Aを用いる場合は、下側に位
置する嵌着用パイプ2を支柱Bの周囲に嵌着したスリー
ブ1に嵌着する。通常の状態に対しそれを上下逆にした
状態で棚板Aを用いる場合には、もう一方の嵌着用パイ
プ3を前記スリーブ1に嵌着する。スリーブ1の外周面
1aと嵌着用パイプ2、3の内周面2a、3aの傾斜角が等し
いために、いずれかの状態にある棚板Aを支柱Bに固定
することができ、1枚の棚板で2通りの使い方で可能と
なる。
ずれも用いることができる棚板Aの端部に、嵌着用パイ
プ2、3を上下対称的となるように配置する。前記棚板
Aを支える支柱Bの周囲に、上細テーパー状スリーブ1
を嵌着する。スリーブ1に嵌着させるべき前記嵌着用パ
イプ2、3の内周面2a、3aを、前記スリーブ1の外周面
1aの傾斜角と同じ傾斜角とする。 【効果】通常の状態で棚板Aを用いる場合は、下側に位
置する嵌着用パイプ2を支柱Bの周囲に嵌着したスリー
ブ1に嵌着する。通常の状態に対しそれを上下逆にした
状態で棚板Aを用いる場合には、もう一方の嵌着用パイ
プ3を前記スリーブ1に嵌着する。スリーブ1の外周面
1aと嵌着用パイプ2、3の内周面2a、3aの傾斜角が等し
いために、いずれかの状態にある棚板Aを支柱Bに固定
することができ、1枚の棚板で2通りの使い方で可能と
なる。
Description
【0001】
本考案は、棚板が通常の状態とそれを上下逆にした状態の2通りの使い方ができ るようにしたシェルフに関するものである。
【0002】
支柱の周囲に上細テーパー状のスリーブを嵌着し、棚板の端部に配置されている パイプを前記スリーブに嵌着することにより、前記支柱で棚板を支えることがで きるようにした組立式のシェルフが存在する。
【0003】
このシェルフに使用されている従来の棚板は上下方向があらかじめ定められてお り、それを上下逆にして用いることは全く不可能である。また、上下逆にして用 いることについては全く考慮されていない。 例えば、図1(a) に示す使い方が普通である(本明細書においては、この使い方 を便宜上通常の状態と呼ぶことにする)とすると、全ての棚板はこの状態でしか 用いることができず、また、それを上下逆にした状態で用いることについては全 く考慮されていない。
【0004】 ところが、通常用いる状態に対して棚板を上下逆にして用いることができれば、 有利である場合がある。 例えば、図1(a) に示す場合のように、棚となる面が棚板の枠の上端面に位置す る状態(通常の状態)で用いる場合には、陳列商品が滑り落ちやすいという欠点 があるのに対して、図1(b) に示すように、棚となる面が棚板の枠より落ち込ん だ位置に来るような状態、すなわち、通常用いる状態に対して上下逆にして用い ることができれば、陳列商品が滑り落ちることを防止できる等の面で有利である 場合がある。
【0005】 しかしながら、従来の場合には、1枚の棚板で図1(a) に示す場合と図1(b) に 示す場合の2通りの使い方はできなかった。従って、それを可能ならしめるため には、2種類の棚板、すなわち、棚となる面が棚板の枠の上端面に位置するもの と、棚となる面が棚板の枠より落ち込んだ位置に来るものを2通り用意しなけれ ばならず、コスト面、在庫管理等の面で不利である。
【0006】
本考案は、この欠点を解消するために、1枚の棚板で通常の状態とそれを上下逆 にした2通りの使い方ができるよう工夫したものであって、通常の状態とそれを 上下逆にした状態でいずれも用いることができる棚板Aの端部に、前記棚板Aを 支える支柱Bの周囲に嵌着した上細テーパー状スリーブ1の外周面1aの傾斜角と 同じ傾斜角を内周面に備えた嵌着用パイプ2、3を上下対称的となるように配置 したものである。
【0007】 このようにすると、1枚の棚板で通常の状態とそれを上下逆にした2通りの使い 方ができる。すなわち、図2(a) に詳示するように、棚板Aを支える支柱Bの周 囲に嵌着した上細テーパー状スリーブ1に、上下対称的な嵌着用パイプ2、3の うち下側に位置する嵌着用パイプ2を嵌着すると、スリーブ1の外周面1aの傾斜 角と下側に位置する嵌着用パイプ2の内周面2aの傾斜角とが等しいために、通常 の状態の棚板Aを支柱Bに固定することができる。
【0008】 一方、図2(b) に詳示するように、図2(a) に示す通常の状態からそれを上下逆 にすると、通常の状態では上側に位置していた嵌着用パイプ3が下側に位置する ことになり、前記スリーブ1にこの嵌着用パイプ3を嵌着すると、スリーブ1の 外周面1aの傾斜角と下側に位置する嵌着用パイプ3の内周面3aの傾斜角とが等し いために、上下逆になった棚板Aを支柱Bに固定することができる。 このように、1枚の棚板で通常の状態とそれを上下逆にした2通りの使い方が可 能となる。
【0009】
本考案の最も好ましい実施の形態を、添付の図面に基いて詳細に説明する。 ここに例示するシェルフは、通常の状態とそれを上下逆にした状態でいずれも用 いることができる4枚の方形状の棚板A、Aと、各棚板A、Aの四隅をいずれも 支える4本のパイプ状の支柱B、Bとからなっている。 図1および図2に示すように、各棚板A、Aは多数の金属線を網状に組み合わせ たものが最も好ましく、また、棚となる面aの四周には、その面aから一方向に 突出する枠a'を取り付けたものが最も好ましい。
【0010】 この形式の棚板Aを用いると、棚となる面aが棚板Aの枠a'の上端面に位置する 場合と、棚となる面aが棚板Aの枠a'より落ち込んだ位置に来る場合の2通りの 使い方ができることになる。すなわち、この棚板Aの四隅を4本の支柱B、Bで 支えると、図1(a) に示す場合のように、棚となる面aが棚板Aの枠a'の上端面 に位置するように配置することができ、また、図1(b) に示す場合のように、棚 となる面aが棚板Aの枠a'より落ち込んだ位置に来るように配置することができ る。この後者の使い方は、前者の場合に用いる棚板を上下逆にした状態であり、 1枚の棚板で上記2通りの使い方が可能である。
【0011】 各棚板A、Aを4本の支柱B、Bで支えるためには、各支柱B、Bに嵌着させ得 る嵌着用パイプを各棚板A、Aの四隅に配置するのが好ましいが、各支柱B、B の高さ方向が異なる位置でその外周面に上細テーパー状スリーブ1を嵌着させ得 るようにしておくと、各棚板A、Aの高さ方向における配置位置を自由に変更さ せることができるので、きわめて便利である。 この形式の支柱B、Bに棚板Aが適用できるようにするためには、前記嵌着用パ イプ2、3の内周面2a、3aの傾斜角を、前記上細テーパー状スリーブ1の外周面 1aの傾斜角と同じとするのが好ましい。また、1枚の棚板Aを通常の場合とそれ を上下逆にした状態で用いることができるようにするためには、この嵌着用パイ プ2、3を上下対称的となるように配置するのが最も好ましい。 本考案は、このようにすることによって、1枚の棚板で通常の状態とそれを上下 逆にした2通りの使い方が可能となる。
【0012】 例えば、図2(a) に詳示するように、棚板Aを支える支柱Bの周囲に嵌着した上 細テーパー状スリーブ1に、上下対称的な嵌着用パイプ2、3のうち下側に位置 する嵌着用パイプ2を嵌着すると、スリーブ1の外周面1aの傾斜角と下側に位置 する嵌着用パイプ2の内周面2aの傾斜角とが等しいために、通常の状態の棚板A を支柱Bに固定することができる。
【0013】 一方、図2(b) に詳示するように、図2(a) に示す通常の状態からそれを上下逆 にすると、通常の状態では上側に位置していた嵌着用パイプ3が下側に位置する ことになり、前記スリーブ1にこの嵌着用パイプ3を嵌着すると、スリーブ1の 外周面1aの傾斜角と下側に位置する嵌着用パイプ3の内周面3aの傾斜角とが等し いために、上下逆になった棚板Aを支柱Bに固定することができる。 このように、1枚の棚板で通常の状態とそれを上下逆にした2通りの使い方が可 能となる。
【0014】 各支柱B、Bの高さ方向が異なる位置でその外周面に上細テーパー状スリーブ1 を嵌着させ得るようにするための最も好ましい一例としては、図3において1bと 1cとで示すように上細テーパー状スリーブ1を左右2つ割りとし、その内周面に 水平状の突条1d、1dを形成する一方、支柱Bの高さ方向が異なる位置においてそ の外周面に複数の水平状の凹溝b、bを形成した場合を挙げることができる。左 右2つ割りのスリーブ1bと1cとを突き合わせ状態で支柱Bに嵌着するとともに、 その内周面に形成されている水平状の突条a、aを支柱Bの外周面に形成されて いる複数の凹溝b、bのいずれかに嵌入させる。そして、その周囲に前記嵌着用 パイプ2もしくは3を嵌合させる。すると、この嵌着用パイプで支柱Bの外周面 に嵌着した2つ割りのスリーブ1b、1cが抱持され、その位置で棚板Aを支柱Bに 固定することができる。
【0015】 なお、支柱Bは中空でない形態のものでもよいが、それをパイプ状のものとする と、図3においてb1とb2とで示すように分割されたものを順次継ぎ足していくこ とができる。このようにしておくと、1本の支柱Bを組み立てるのにきわめて便 利であり、また、その全体長さをきわめて容易に調整することができる。
【0016】
本考案によれば、1枚の棚板で通常の状態とそれを上下逆にした2通りの使い方 が可能であるから、陳列商品に応じて棚板の取り付け方を自由に変更することが できる。 また、2通りの使い方ができる棚板を別々に用意する必要がないから、コスト面 や在庫管理等の面できわめて有利である。
【図1】本考案によるシェルフの一例を示す斜視図で、
(a) は棚板を通常の状態で用いた場合を、(b) はそれを
上下逆にした状態で用いた場合を示す。
(a) は棚板を通常の状態で用いた場合を、(b) はそれを
上下逆にした状態で用いた場合を示す。
【図2】支柱で棚板を支えた場合の一例を示す一部切欠
の拡大正面図で、(a) は棚板を通常の状態で用いた場合
を、(b) はそれを上下逆にした状態で用いた場合を示
す。
の拡大正面図で、(a) は棚板を通常の状態で用いた場合
を、(b) はそれを上下逆にした状態で用いた場合を示
す。
【図3】支柱とそれに嵌着されるスリーブとの関係を示
す分解斜視図で、特に、支柱については、これをパイプ
状のものとして分割されたものを順次継ぎ足すことがで
きる形態とした場合を、また、スリーブについては、こ
れを左右2つ割りとした場合を示す。
す分解斜視図で、特に、支柱については、これをパイプ
状のものとして分割されたものを順次継ぎ足すことがで
きる形態とした場合を、また、スリーブについては、こ
れを左右2つ割りとした場合を示す。
1…スリーブ、1a…外周面、2…嵌着用スリーブ、2a…
内周面、3…嵌着用パイプ、3a…内周面、A…棚板、a
…棚となる面、a'…枠、B…支柱、b …凹溝。
内周面、3…嵌着用パイプ、3a…内周面、A…棚板、a
…棚となる面、a'…枠、B…支柱、b …凹溝。
Claims (1)
- 【請求項1】通常の状態とそれを上下逆にした状態でい
ずれも用いることができる棚板Aの端部に、前記棚板A
を支える支柱Bの周囲に嵌着した上細テーパー状スリー
ブ1の外周面1aの傾斜角と同じ傾斜角を内周面2a、3aに
備えた嵌着用パイプ2、3を上下対称的となるように配
置したことを特徴とするシェルフ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999000589U JP3061377U (ja) | 1999-02-10 | 1999-02-10 | シェルフ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999000589U JP3061377U (ja) | 1999-02-10 | 1999-02-10 | シェルフ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3061377U true JP3061377U (ja) | 1999-09-17 |
Family
ID=43195154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999000589U Expired - Lifetime JP3061377U (ja) | 1999-02-10 | 1999-02-10 | シェルフ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3061377U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014155637A (ja) * | 2013-02-18 | 2014-08-28 | Koji Sangyo Kk | 棚装置 |
-
1999
- 1999-02-10 JP JP1999000589U patent/JP3061377U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014155637A (ja) * | 2013-02-18 | 2014-08-28 | Koji Sangyo Kk | 棚装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7059484B1 (en) | Adjustable modular shelf | |
JPH0536048B2 (ja) | ||
JPH05253042A (ja) | 早替え棚特性を備えたモジュラ棚システム | |
US5947306A (en) | Modular rack for flower pot, vase, and the like | |
JP3061377U (ja) | シェルフ | |
CA2042513A1 (en) | Set of shelves | |
JP3069092U (ja) | 組立て分解が容易な載物台 | |
JP3079325U (ja) | ラック | |
JP3094598U (ja) | 物置棚の支柱接続構造 | |
JP3086717U (ja) | 物置棚 | |
JP2550523Y2 (ja) | 植木鉢棚用棚板 | |
JPS5884757U (ja) | 草花や植木等の陳列載置用装置 | |
JP3064233U (ja) | 組立式載物台 | |
JPS6211501Y2 (ja) | ||
JPS61131746U (ja) | ||
JPS6231016Y2 (ja) | ||
JP3066198U (ja) | 組合せ方式の収納用縦立柱とシャフト継手の結合構造 | |
JP2572856Y2 (ja) | 陳列台用フレーム | |
JPS6123331Y2 (ja) | ||
US4722284A (en) | Display rack | |
JP3027975U (ja) | 組み立て式ケース | |
JPH0642451Y2 (ja) | 植木鉢スタンド | |
JPH0211869Y2 (ja) | ||
JPH0342841Y2 (ja) | ||
JPH0429718Y2 (ja) |