JP3061214B2 - 澱粉質原料からなるサラダ - Google Patents

澱粉質原料からなるサラダ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長期間保存しても、澱
粉の老化及び風味の劣化が生じにくい、主に澱粉質原料
からなるサラダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の外食産業、コンビニエンスストア
ー、オーブンフレッショベーカリー、持ち帰り弁当店等
の発展は、目覚ましいものがある。そこでは、人手不
足、調理時間の短縮、調理加工上のロスの減少による歩
留りの向上、風味の均一化等を目的として惣菜加工メー
カーが生産する、ロングライフサラダと呼ばれる、未開
封の状態で要冷蔵保存であれば、30日間の正味期限を
有する低温殺菌を行ったサラダを販売することが多くな
っている。
【0003】特公昭63−35227号公報、特開昭5
8−86058号公報には乳化剤を油に溶解し、ジャカ
イモに添加混合することにより澱粉の老化を防止する方
法が例示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな澱粉質を原料とするロングライフサラダは、長期間
保存されると、澱粉質に老化減少が現れ、風味の劣化が
認められるという問題がある。又、特公昭63−352
27号公報、特開昭58−86058号公報等のよう
に、油に単なる乳化剤を添加しても、期待したほどの老
化防止効果が得られず、口中での口溶けが悪く、食感が
著しく不良となるのが実情である。
【0005】更に、乳化剤を油に溶解し、これを使用し
たマヨネーズやドレッシング等の乳化油脂にして使用す
ると、油中に発生する乳化剤の結晶化等が生じることに
より、乳化剤が不安定になり、乳化中、サラダの調製
中、レトルト等の加熱殺菌により乳化の状態が崩壊し油
が分離する等の問題が生じる。本発明の目的は、老化防
止効果あり、乳化の状態も良く、しかも、口中での口溶
け及び食感が良いポテト、スィートポテト、マカロニ、
スパゲッティ、米、はるさめ等の澱粉質原料からなるサ
ラダを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に鋭意研究した結果、本発明者らは、澱粉質原料とドレ
ッシングと親油性乳化剤の水和物(ハイドレード)を含
有する澱粉質原料からなるサラダが、本発明の目的を達
成することを見出した。以下に本発明を詳しく説明す
る。
【0007】本発明において主材となる澱粉質原料は、
ジャガイモ、サツマイモ等のイモ類、マカロニ、スパゲ
ッティ等のパスタ類の他、米、はるさめ等、澱粉質原料
であれば限定されるものではない。上記澱粉質原料のう
ち、ジャガイモ、サツマイモ等のイモ類は、一定の形状
を有するものでもよいし、あるいは、これを潰して砕潰
状、半砕潰状のいずれであってもよい。
【0008】マカロニ、スパゲッティ等のパスタ類、
米、はるさめ等は、通常のサラダの材料と同様で、サラ
ダとして食することができるように、茹でる、蒸す等の
処理が行われていればよい。本発明において使用される
ドレッシングは、マヨネーズ等の水中油型ドレッシング
又は分離型ドレッシング、ノンオイルドレッシング等、
サラダ調味料となるものが挙げられる。
【0009】本発明において使用される親油性乳化剤の
水和物(ハイドレート)は、親水基を表面に向けて配列
した状態にあるので、その表面が通常親油基で覆われた
親油性乳化剤とは異なり、水に対する分散性が著しく良
好である。即ち、水に親油性乳化剤を懸濁したものとは
明らかに異なるものである。親油性乳化剤の水和物の製
造方法は、通常、温水に乳化剤を攪拌しながら分散溶解
させて水和させて得られる。
【0010】温水の温度は、乳化剤の種類にもよるが、
一般的に、その乳化剤の融点以上、特に5℃程度高い温
度が好ましい。温水の温度が乳化剤の融点よりも低いと
乳化剤が溶解せず十分な効果を与えることが難しく、
又、温水の温度が乳化剤の融点よりかなり高いと、例え
ば茹で湯のような沸騰水では、乳化剤がゲル化し目的と
する水和物は得られない。更に、乳化剤の種類にもよる
が、乳化剤を5〜90重量%、好ましくは10〜30重
量%の範囲で水和物させることが望ましい。
【0011】本発明において水和させる親油性乳化剤と
しては、モノグリセライド、こはく酸モノグリセライ
ド、親油性ポリグリセリン脂肪酸エステル等があげら
れ、中でもモノグリセライド、こはく酸モノグリセライ
ドが好ましく、これらを単独使用又は、二種以上併用し
てもよい。上記モノグリセライド、こはく酸モノグリセ
ライド、親油性ポリグリセリン脂肪酸エステルを構成す
る脂肪酸の鎖長、すなわち炭素数は、特に制限されない
が、炭素数12〜24が一般的であり、特に飽和脂肪酸
が好ましい。
【0012】上記親油性乳化剤の水和物は、澱粉質原料
にドレッシングとともに混合してもよいし、ドレッシン
グに混合してから、澱粉質原料と混合してもよい。本発
明において、澱粉質原料は、通常のサラダと変わりなく
添加させればよく、48〜84.95重量%、好ましく
は、79.9〜69重量%含有されればよい。
【0013】本発明において、ドレッシングは、通常の
サラダと変わりなく添加されればよく、15〜50重量
%、好ましくは、20〜30重量%含有させればよい。
本発明において、親油性乳化剤の水和物の添加量は、乳
化剤純分に換算して、澱粉質を原料とするサラダ中に、
0.05〜2重量%、好ましくは、0.1〜1重量%、
さらに好ましくは、0.3〜0.5重量%である。
【0014】乳化剤の添加量が0.05重量%を下回る
と十分な老化防止効果を与え難く、又、2重量%以上添
加しても、老化防止効果がそれ以上向上しないし、その
他の含有物に影響を与えるおそれもでてくるものと考え
られる。本発明の澱粉質原料からなるサラダは、必要に
応じて、野菜類、キノコ類、魚畜肉類、各種調味料、果
実類等の副材を含有してもよい。具体的には、野菜類と
しては、ニンジン、コーン、グリンピース、タマネギ
等、キノコ類としては、キクラゲ、シイタケ、ナメコ、
シメジ等、魚畜肉類としては、ハム、ベーコン、コンビ
ーフ、ツナ肉等、各種調味料としては、塩、砂糖、胡
椒、マスタード等、果実類としてはアップル、パイナッ
プル、ストロベリー、オレンジ等が挙げられる。
【0015】本発明の澱粉質原料からなるサラダの製造
方法は、従来の製造法に準じて製造すればよく、構成材
料の一部として水和させた親油性乳化剤を含有させるこ
とを除いて、従来方法と特に異なるものではない。即
ち、主材である澱粉質原料と、必要なら各種副材に、ド
レッシングとともに親油性乳化剤の水和物を混合する
か、又は、ドレッシングに親油性乳化剤の水和物を含有
させてから、混合してなるものである。
【0016】上記混合方法において、澱粉質原料に親油
性乳化剤の水和物を均一に分散させるには、後者の方法
が好ましい。本発明の澱粉質原料からなるサラダは、製
造後直ちに使用してもよいが、従来法に準じて、缶、袋
等の容器に充填、密封した後、殺菌すれば長期保存でき
るものである。
【0017】例えば、缶詰としたものであれば、105
℃50分間、レトルトパウチしたものであれば、80℃
40分間の加熱殺菌を行えば、この製品は、長期に保存
しても、澱粉質の老化現象も風味の劣化も認め難いもの
である。
【0018】
【実施例】以下に本発明の実施例、比較例をあげ本発明
を更に具体的に説明する。尚、例中の「%」は、特記し
ないかぎり重量基準である。まず、各材料に対してそれ
ぞれ下記の下準備を行った。ジャガイモは、皮を削ぎ、
芽かきを行った後、約40〜50分かけて柔らかくなる
まで蒸煮してから潰し、砕潰状とし次いで10℃まで冷
却しておいた。
【0019】サツマイモは、皮を剥ぎ、1cm四方に切
り、約20分かけて柔らかくなるまで蒸煮した。マカロ
ニは、柔らかくなるまで茹で水切りをしておいた。はる
さめは、柔らかくなるまで茹で水切りをしておいた。ニ
ンジンは、1cm大のダイス状又は短冊状に切り、柔ら
かくなるまで蒸煮し、10℃まで冷却しておいた。
【0020】グリンピースは、水煮缶詰のものを水切り
しておおいた。タマネギは、みじん切りしておいた。更
に、キクラゲは茹でて粗く短冊切りしておいた。次い
で、蒸留モノグリセライド(エマルジ−MS:理研ビタ
ミン(株)製)の水和物は、65℃の温水100mlに
蒸留モノグリセライド20gを添加し、攪拌して、分散
溶解させた後、室温まで冷却しておいた。
【0021】こはく酸モノグリセライド(ポエムB−1
0:理研ビタミン(株)製)の水和物については70
℃、親油性ポリグリセリン脂肪酸エステル(ポエムJ−
4081:理研ビタミン(株)製)の水和物については
55℃の温水を用いて、蒸留モノグリセライドの水和物
と同様に調製した。 〔実施例1及び比較例1〕上記の通り準備した材料を、
ジャガイモ62.7%、ダイス状に切ったニンジン4
%、タマネギ3%、グリンピース3%、調味料として
塩、砂糖、胡椒を1.4%、0.5%、0.1%、マヨ
ネーズ25%、蒸留モノグリセライドの水和物0.3%
(乳化剤純分)を混合し、ポテトサラダを製造した。
【0022】比較として、マヨネーズ22%、0.3%
の蒸留モノグリセライドを溶解したサラダ油3.3%を
添加した以外は、全て上記と同様にしてポテトサラダを
製造した。以上から得られたポテトサラダは、耐熱性の
あるポリエチレン袋に充填後、80℃40分の加熱殺菌
を行った殺菌後冷却した。
【0023】一部は直ちに開封して、マヨネーズの乳化
安定性および食感、口溶けを評価した。又、一部は5℃
で30分間保存した後開封して、マヨネーズの乳化安定
性および澱粉の老化、食感を評価した。結果を表1に示
した。 以上のように、実施例1で得た本発明品は、比較例1で
得たものに比べ食感、口どけも良好であり、又、経日的
な澱粉の老化もみられず、マヨネーズの乳化も安定した
ものであった。
【0024】〔実施例2〜7及び比較例2〕前記の通り
準備した材料と蒸留モノグリセライドの水和物、及び、
調味料を、表2及び表3のような配合で混合し、本発明
のポテトサラダを製造した。以上から得られたポテトサ
ラダは、耐熱性のあるポリエチレン袋に充填後、80℃
40分の条件下で加熱殺菌を行った。
【0025】これらのポテトサラダを5℃で30日間保
存後開封し、澱粉の老化、風味について評価した。それ
らの結果を表4及び表5にまとめて示した。さらに、比
較として、乳化剤無添加についても製造し評価した。 1) 塩、砂糖、胡椒を1.4%、0.5%、0.1%2)
乳化剤純分として換算。
【0026】 以上のように、実施例2〜7で得られた本発明品は、比
較例2で得られたものに比べ食感、口どけも良好であ
り、また、経日的な澱粉の老化もみられず、マヨネーズ
の乳化も安定したものであった。
【0027】〔実施例8及び比較例3〕前記の通り準備
した材料を、ジャガイモ63%、ダイス状に切ったニン
ジン4%、タマネギ3%、グリンピース3%、調味料と
して塩、砂糖、胡椒を1.4%、0.5%、0.1%、
次のように調製した蒸留モノグリセライドの水和物を含
有するマヨネーズ25%(蒸留モノグリセライドの水和
物は、サラダ中に乳化剤純分として0.3%)を混合
し、ポテトサラダを得た。
【0028】蒸留モノグリセライドの水和物を含有する
マヨネーズの調製 マヨネーズの水相は、卵黄10%、食酢8%、調味料と
して食塩、砂糖、グルミタン酸ソーダを3%、3.5
%、0.5%、香辛料2%、増粘剤1%、及び、蒸留モ
ノグリセライドの水和物6%(乳化剤純分として1.2
%)、水10%を配合し、これをサラダ油56%に、ミ
キサーで攪拌しながら徐々に添加して、O/W予備乳化
物とする。
【0029】得られたO/W予備乳化物は、コロイドミ
ル処理を行い、蒸留モノグリセライドの水和物を含有す
るマヨネーズが得られた。尚、比較のため、マヨネーズ
油相に蒸留モノグリセライド1.2%を溶解させた以外
は、上記蒸留モノグリセライドの水和物を含有するマヨ
ネーズの調製と同様にしてマヨネーズを調製しようとし
た。
【0030】しかしながら、予備乳化途中でモノグリセ
ライドの結晶が析出し乳化が不安定となりコロイドミル
処理時に反転分離を起こした。このため、ミキシング中
及びコロイドミル処理中の温度が60℃となるように保
温しながら予備乳化コロイドミル処理を行った。上記か
ら得られた、蒸留モノグリセライド1.2%溶解マヨネ
ーズ25%を、前記配合の野菜と混合しポテトサラダを
製造した。
【0031】以上から得られたポテトサラダは、耐熱性
のあるポリエチレン袋に充填後、80℃40分の加熱殺
菌を行い、加熱殺菌後のマヨネーズの乳化の安定性、及
び、加熱殺菌冷却後5℃に30日間保存した後開封し
て、澱粉の老化、食感を評価した。結果を表6に示す。
【0032】 以上のように、実施例8で得た本発明品は、経日的な澱
粉の老化もみられず、食感、口どけともに良好なもので
あった。
【0033】〔実施例9及び比較例4〕前記の通り準備
したマカロニ62.7%、ダイス状に切ったニンジン4
%、タマネギ3%、グリンピース3%、調味料として
塩、砂糖、胡椒を1.4%、0.5%、0.1%、マヨ
ネーズ25%、蒸留モノグリセライドの水和物0.3%
(乳化剤純物)の割合で混合し、マカロニサラダを製造
した。
【0034】尚、比較として、マヨネーズ22%、0.
3%の蒸留モノグリセライドを溶解したサラダ油3.3
%を添加した場合について実施し、他は全て同様にして
マカロニサラダを製造した。以上から得られたポテトサ
ラダは、耐熱性のあるポリエチレン袋に充填後、80℃
40分の加熱殺菌を行った。
【0035】加熱殺菌後冷却し、一部は、直ちに開封し
マヨネーズの乳化安定性及び食感、口溶けを評価し、一
部は、5℃に30日間保存後開封し、マヨネーズの乳化
安定性および澱粉の老化、食感を評価した。結果を表7
に示す。 以上のように、実施例9で得られた本発明品は、経日的
な澱粉の老化は認められず、食感も良好なものであっ
た。
【0036】〔実施例10及び比較例5〕前記の通り準
備したサツマイモ70%、蒸し焼きしたリンゴ10%、
実施例8で調製した蒸留モノグリセライドの水和物を含
有するマヨネーズ20を混合し、スィートポテトサラダ
を製造した。以上から得られたスィートポテトサラダ
は、耐熱性のあるポリエチレン袋に充填後、80℃40
分の加熱殺菌を行い、続いて、冷却し5℃で30日間保
存後開封して、澱粉の老化食感を評価した。
【0037】又、蒸留モノグリセライドの水和物6%に
代わりに、水6%を添加した以外は、実施例8で調製し
たマヨネーズと同様にして、乳化剤無添加のマヨネーズ
を調製した。これを用いて、乳化剤無添加のスィートポ
テトサラダを製造し、同様に評価した。
【0038】 以上のように、実施例10で得られた本発明品は、澱粉
の老化は認められず、食感も良好なものであった。
【0039】〔実施例11〕上記の通り準備した材料
を、はるさめ62.7%、茹でて短冊切りしたニンジン
3%、茹でて粗く短冊切りしたキクラゲ2%、調味料と
して塩、砂糖、胡椒を1.4%、0.5%、0.1%、
マヨネーズ30%、蒸留モノグリセライドの水和物0.
3%(乳化剤純物)を混合し、はるさめサラダを製造し
た。
【0040】以上から得られたはるさめサラダは、耐熱
性のあるポリエチレン袋に充填後、80℃40分の加熱
殺菌し冷却した。これを5℃で30日間保存した後開封
して、マヨネーズの乳化安定性および澱粉の老化、食感
を評価した。混合直後のはるさめサラダは、風味、食
感、口どけともに良好であった。5℃30日保存後で
は、ボソツキがなく澱粉の老化は認められなかった。
又、風味、食感、口どけともに良好であった。
【0041】以上のように、実施例10で得られた本発
明品は、経日的な澱粉の老化は認められず、食感も良好
なものであった。 〔実施例12〜13〕上記の通り準備した材料を、ジャ
ガイモ62.7%、ダイス状に切ったニンジン4%、タ
マネギ3%、グリンピース3%、調味料として塩、砂
糖、胡椒を1.4%、0.5%、0.1%、マヨネーズ
25%、こはく酸モノグリセライドの水和物0.3%
(乳化剤純分)を混合し、こはく酸モノグリセライドの
水和物含有ポテトサラダを製造した。
【0042】又、こはく酸モノグリセライドの水和物の
代わりに、親油性ポリグリセリン脂肪酸エステルの水和
物を使用した以外は、全て上記と同様にして親油性ポリ
グリセリン脂肪酸エステルの水和物含有ポテトサラダを
製造した。以上から得られたポテトサラダは、耐熱性の
あるポリエチレン袋に充填後、80℃40分の加熱殺菌
を行った殺菌後冷却した。
【0043】一部は直ちに開封して、マヨネーズの乳化
安定性および食感、口溶けを評価した。又、一部は5℃
で30日間保存した後開封して、マヨネーズの乳化安定
性および澱粉の老化、食感を評価した。結果を表9に示
した。 以上のように、実施例11〜12で得られた本発明品
は、マヨネーズの乳化は安定しており、経日的な澱粉の
老化は認められず、食感、口どけともに良好なものであ
った。
【0044】
【発明の効果】本発明のサラダは、長期間保存しても、
澱粉の老化及び風味の劣化が生じにくい、澱粉質原料を
含有するサラダである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23L 1/48 A23L 1/24 JICSTファイル(JOIS)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 澱粉質原料とドレッシングと親油性乳化
    剤の水和物(ハイドレート)を含有することを特徴とす
    る澱粉原料からなるサラダ。
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