JP3061131B1 - 金属製折板屋根改修工法および改修用取付け具組立体 - Google Patents

金属製折板屋根改修工法および改修用取付け具組立体

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Abstract

【要約】 【課題】既設の屋根を残したまま、屋外側から既設屋根
上に新たな金属製折板ルーフ材による新設屋根を施工す
る改修工法及びその取付け具を供すること。 【解決手段】継ぎ合わせ方向に凸条並びに凹溝が交互に
連続するように折り曲げられた金属製の折板ルーフ材1
を、帯状のタイトフレーム部材2によって建造物生地に
取り付けた既設屋根RE に対し、折板ルーフ材およびタ
イトフレーム部材を残したまま、既設屋根の上に新たな
折板ルーフ材11により新設屋根RN を施工する工法で
あり、既設屋根の屋外側からタイトフレーム部材を抱き
込むようにして改修用取付け具組立体12を取り付ける
工程と、改修用取付け具組立体を介して既設屋根に対し
て間隔をおいて新たな金属製折板ルーフ材11を固定す
る工程とからなる金属製折板屋根改修工法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建造物の屋根施工に
あって、継ぎ合わせ方向に凸条並びに凹溝が交互に連続
する構造の金属製折板ルーフ材によって施工されている
既設屋根の改修にかかるものであり、特に、既設の屋根
を残したまま、該既設屋根の屋外側から既設屋根上に新
たな金属製折板ルーフ材による新設屋根を施工しようと
する金属製折板屋根改修工法並びに改修用取付け具組立
体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、建造物の屋根外壁材とし
て、金属製折板を継ぎ合わせて、その継ぎ合わせ方向に
凸条並びに凹溝が交互に連続するようにした構成の所謂
金属製折板ルーフ材が開発され提供されてきている。従
来、この金属製折板ルーフ材によって建造物の屋根を構
築する場合、一般的には、建造物生地に対してタイトフ
レーム部材を取り付け、このタイトフレーム部材を介在
して折板ルーフ材を葺いていた。
【0003】従来、上記する金属製折板ルーフ材による
既設の屋根を改修する場合、古くなった金属製折板ルー
フ材を取り除き、その後に新たな金属製折板ルーフ材に
よって建造物の屋根を構築していた。上記する従来の工
法は、多大な労力を要し、且つ工期が長期化する等の問
題点を有していた。
【0004】さらに、建造物の改修にあたって、断熱並
びに遮音の快適な空間を形成する目的において、断熱並
びに遮音に適合するような新たな構成になるルーフ材の
開発並びにその確実で簡易的な施工のための機構の開発
が要求され、その提供が要望されてきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
継ぎ合わせ方向に凸条並びに凹溝が交互に連続する折板
ルーフ材によって施工されている金属製折板屋根の改修
施工に関して、既設の屋根を残したまま、該既設屋根の
屋外側から既設屋根上に新たな金属製折板ルーフ材によ
る新設屋根を施工し、以て、工期の短縮化、作業性の向
上を図るものであり、且つ、その改修施工に関連して既
設屋根と新設屋根の間に断熱材を配置し、断熱性、吸音
性、防音性、耐熱性、防結露性などに優れた屋根外壁の
再構築に適合する金属製折板屋根の改修工法並びにその
ための改修用取付け具組立体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記する目
的を達成するにあたって、具体的には、継ぎ合わせ方向
に凸条並びに凹溝が交互に連続するように折り曲げられ
た金属製の折板ルーフ材を、前記折板ルーフ材の裏側
に、該折板ルーフ材の折り曲げ線に交差する方向にのび
る帯状のタイトフレーム部材によって建造物生地に取り
付けた構造の金属製折板屋根にあって、前記金属製折板
ルーフ材およびタイトフレーム部材でなる既設屋根を残
したまま、前記既設屋根の上に新たな金属製折板ルーフ
材により新設屋根を施工する工法であり、前記既設屋根
の屋外側から前記タイトフレーム部材を抱き込み状にし
て、前記既設屋根上に前記新設屋根を間隔を隔てて連結
するスペース確保部材と、前記スペース確保部材を前記
既設屋根における折板リーフ材の凸条部に前記タイトフ
レーム部材を抱き込むようにして固定するためのJ字状
のボルト部材とからなる改修用取付け具組立体を取り付
ける第1の工程と、前記改修用取付け具組立体を介して
前記既設屋根に対して間隔をおいて新たな金属製折板ル
ーフ材を固定する第2の工程とからなり、前記第1の工
程が、既設の折板ルーフ材越しに既設のタイトフレーム
部材上に前記スペース確保部材を配置し、前記既設の折
板ルーフ材に取り付け孔を明ける工程と、前記取り付け
孔を介して前記J字状のボルト部材を挿入し、該J字状
のボルト部材により前記タイトフレーム部材を抱き込む
ようにして前記スペース確保部材を固定する工程とから
なる金属製折板屋根改修工法を構成する。
【0007】さらに、この発明は、上記する構成になる
金属製折板屋根改修工法にあって、前記既設屋根と新設
屋根との間に断熱材を介在する工程を含むものからなる
金属製折板屋根改修工法を構成するものでもある。
【0008】さらにまた、この発明は、上記する目的を
達成するにあたって、具体的には、継ぎ合わせ方向に凸
条並びに凹溝が交互に連続するように折り曲げられた金
属製の折板ルーフ材を、前記折板ルーフ材の裏側に、該
折板ルーフ材の折り曲げ線に交差する方向にのびる帯状
のタイトフレーム部材によって建造物生地に取り付けた
構造の金属製折板屋根にあって、前記金属製折板ルーフ
材およびタイトフレーム部材でなる既設屋根を残したま
ま、前記既設屋根の上に新たな折板ルーフ材によって新
設屋根を施工する際、前記既設屋根の屋外側から前記タ
イトフレーム部材を抱き込むようにして取り付ける改修
用取付け具組立体であり、前記改修用取付け具組立体
が、前記既設屋根上に前記新設屋根を間隔を隔てて連結
するスペース確保部材と、前記スペース確保部材を前記
既設屋根における折板リーフ材の凸条部に前記タイトフ
レーム部材を抱き込むようにして固定するためのJ字状
のボルト部材とからなる金属製折板屋根改修用取付け具
組立体を構成するものである。
【0009】
【実施例の説明】以下、この発明になる金属製折板屋根
改修工法並びに改修用取付け具組立体について、図面に
示す具体的な実施例にもとづいて詳細に説明する。図1
は、この発明になる金属製折板屋根改修用取付け具組立
体を用いて、既設屋根の上に新設屋根を施工した状態を
一部破断して示す概略的な斜視図であり、図2は、既設
の折板ルーフ材上に、改修用取付け具組立体を取り付け
る関係を既設のタイトフレーム部材との関連において詳
細に示す概略的な斜視図である。図3は、この発明にな
る改修用取付け具組立体によって、既設の屋根の上に新
設の屋根を施工する構成において、その主要部を断面に
して示す概略的な側断面図である。
【0010】まず、図1および図2に基づいて、金属製
の折板ルーフ材を用いて形成されている既設屋根RE
構造について説明する。前記既設屋根RE は、金属製の
折板ルーフ材1とタイトフレーム部材2とによって、建
造物生地(図示せず)上に構築されているものである。
前記折板ルーフ材1は、継ぎ合わせ方向に凸上並びに凹
溝が交互に連続するように金属製板材を折り曲げによっ
て形成したものであって、凸条壁面3、凹溝壁面4、傾
斜壁面5とを有するものからなっている。一例におい
て、前記金属製折板ルーフ材1の各部の寸法は、凸条壁
面3と凹溝壁面4との間の高さ寸法が約88mmであ
り、凸条壁面3並びに凹溝壁面4の各幅寸法が約35m
mであり、凸条間のピッチ寸法が約200mm程度のも
のである。
【0011】一方、前記タイトフレーム部材2は、建造
物生地に対して取り付けられているものであって、幅寸
法が約30mm程度の金属製の帯状部材であり、前記金
属製の折板ルーフ材1の裏面側に当接する凸条部6、凹
溝部7、傾斜部8とを有するものからなっている。前記
タイトフレーム部材2は、前記凸条部6に剣先が外方に
向けてのびるように剣先ボルト9が固着してある。
【0012】前記既設屋根RE は、上記する構造のタイ
トフレーム部材2を建造物生地(図示せず)上に固定し
た後、その上方から折板ルーフ材1を被せ、前記剣先ボ
ルト9によって前記折板ルーフ材1を貫通し、前記折板
ルーフ材1の外側からパッキン付きキャッププレート部
材(図1および図2においては既に取り外してある)を
装着し、締め付けナット部材10によって締め付けてあ
る。
【0013】したがって、前記既設屋根RE は、折板ル
ーフ材1の裏面側に、該折板ルーフ材1の折り曲げ線に
交差する方向にのびる帯状のタイトフレーム部材2の位
置は直接的には視認できないが、前記剣先ボルト9の締
め付け位置によって、当該タイトフレーム部材2の存す
る位置を折板ルーフ材1の屋外側から容易に確認するこ
とができるようになっている。
【0014】上記する構成でなる既設屋根RE を改修す
る際、この発明では、既設屋根RE における金属製の折
板ルーフ材1およびタイトフレーム部材2を残したま
ま、該既設屋根RE の上に新たな金属製折板ルーフ材1
1により新設屋根RN を施工する。この新設屋根RN
施工法では、まず、前記既設屋根RE の屋外側から前記
タイトフレーム部材2を抱き込むようにして改修用取付
け具組立体12を取り付ける工程と、前記改修用取付け
具組立体12を介して前記既設屋根RE に対して間隔を
おいて新たな金属製折板ルーフ材11を固定する工程と
を含むものからなっている。
【0015】この発明になる金属製折板屋根改修工法に
あっては、前記既設屋根RE と新設屋根RN との間に断
熱部材13を介在して装着することができる。
【0016】次いで、この発明になる金属製折板屋根改
修用取付け具組立体12の具体的な構成について説明す
る。前記改修用取付け具組立体12は、基本的には、ス
ペース確保部材14とJ字状のボルト部材15との組み
合わせによって構成されている。前記スペース確保部材
14は、図2および図3に詳細に示すように、概して幅
寸法wの帯状部材を折り曲げによって形成したものであ
る。前記スペース確保部材14の幅寸法wは、前記既設
屋根RE における折板ルーフ材1の凸条壁面3の幅寸法
に対応する程度のものであればよい。
【0017】前記スペース確保部材14は、前記既設屋
根RE における折板ルーフ材1の凸条壁面3に直接的に
固定される一対の脚部16、16と、立ち上がり部17
と、頂面部18とを有するものからなっている。前記ス
ペース確保部材14は、頂面部18に、剣先20が外方
に向けてのびるように固着してある剣先ボルト19が設
けてある。
【0018】前記改修用取付け具組立体12におけるJ
字状のボルト部材15は、前記スペース確保部材14を
前記既設屋根RE における折板ルーフ材1の凸条壁面3
に固定するためのものであり、具体的な実施例によれ
ば、横断面円形のロッド材からなっていて、前記タイト
フレーム部材2の幅寸法を跨いで抱き込むことができる
程度の離間距離(実施例においては約85mm程度)を
おいて一方向に平行にのびる第1のネジ棒部21と第2
のネジ棒部22とを連結部23によって連結した構造の
ものからなっている。
【0019】この改修用取付け具組立体12におけるJ
字状のボルト部材15は、一方のネジ棒部の長さ方向の
寸法が他方のネジ棒部の長さ方向の寸法より短く設計さ
れているものであり、具体的な例によれば、前記第1の
ネジ棒部21の長さ方向の寸法が約30mm程度である
のに対し、前記第2のネジ棒部22の長さ方向の寸法が
約70mm程度のものとして設計されている。
【0020】以上の構成になる改修用取付け具組立体1
2によって、前記既設屋根RE 上に新設屋根RN を施工
する手順について説明する。まず、前記改修用取付け具
組立体12におけるスペース確保部材14を、前記既設
屋根RE における既設の剣先ボルト9の露出する部位
に、該スペース確保部材14における剣先ボルト19が
概して軸心整合するように位置決めし、前記スペース確
保部材14の脚部16、16に設けてある取付け孔2
4、24を見当にして前記既設屋根RE における折板ル
ーフ材1の凸条壁面3に貫通孔25、25を明ける。
【0021】上記するようにして、孔明け作業した後、
前記改修用取付け具組立体12におけるJ字状のボルト
部材15により前記スペース確保部材14を前記既設屋
根REにおける折板ルーフ材1の凸条壁面3に固定す
る。この場合、前記J字状のボルト部材15を上記する
ように設計しておくことにより、屋外側から、長さ方向
の寸法が長い方の第2のネジ棒部22を持って、長さ方
向の寸法が短い方の第1のネジ棒部21を前記スペース
確保部材14の一方の脚部16に設けてある取付け孔2
4および貫通孔25に通し、しかる後、短い方の第1の
ネジ棒部21を内側から他方の貫通孔25、脚部16に
設けてある取付け孔24に通して、これを屋外側に導き
出す。
【0022】前記J字状のボルト部材15における第1
および第2のネジ棒部21には、適宜金属製ワッシャー
26および弾性パッキング27を介在させて締め付けナ
ット部材28が組み合わされていて、屋外側におけるナ
ット締めにより、前記改修用取付け具組立体12におけ
るスペース確保部材14を前記既設屋根RE における折
板ルーフ材1の凸条壁面3に固定する。
【0023】前記改修用取付け具組立体12におけるス
ペース確保部材14を固定した後、新設屋根RN を構成
する新たな金属製折板ルーフ材11を上から被せ、前記
スペース確保部材14に設けてある剣先ボルト19によ
り新たな金属製折板ルーフ材11に孔29を明けて装着
する。この場合、前記新たな金属製折板ルーフ材11の
内側に、例えば、ロックウール、グラスウールなどでな
る断熱部材13を介在させておけば、前記新たな金属製
折板ルーフ材11の施工と同時に前記既設屋根RE と新
設屋根RN の間に断熱部材13を装着することができ
る。
【0024】しかる後、前記新たな金属製折板ルーフ材
11の屋外側に露出する剣先ボルト19に対して、前記
新たな金属製折板ルーフ材11の屋外側から、裏面側に
クッション性のあるパッキン31を備えたパッキン付き
キャッププレート30、適宜金属製ワッシャー32およ
び弾性パッキング33を介在させ、締め付けナット部材
34により締め付けて固定する。
【0025】
【発明の効果】以上の構成になるこの発明の金属製折板
屋根改修工法および改修用取付け具組立体は、構造が簡
単であり、工場サイドにおける多量生産化が可能なもの
であって、経済的に極めて有利に作用するものであり、
さらに、建造物における屋根の改修施工にあたって、施
工作業を全て屋外側から行うことができ、工期中の室内
利用が可能であること、工期の短縮化、作業性の向上な
どの点において極めて有効に作用するものといえる。
【0026】さらに、この発明になる金属製折板屋根改
修工法および改修用取付け具組立体は、改修施工に関連
して既設屋根と新設屋根の間に断熱材を極めて簡単に配
置することができ、断熱性、吸音性、防音性、耐熱性、
防結露性などに優れた屋根外壁の再構築に適合する点に
おいても極めて有効に作用するものといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明になる金属製折板屋根改修用
取付け具組立体を用いて、既設屋根の上に新設屋根を施
工した状態を示すものであって、新設屋根の一部破断し
て示す概略的な斜視図である。
【図2】図2は、既設の折板ルーフ材上に、改修用取付
け具組立体を取り付ける関係を既設のタイトフレーム部
材との関連において詳細に示すものであり、新設屋根を
仮想線で示した概略的な斜視図である。
【図3】図3は、この発明になる改修用取付け具組立体
によって、既設の屋根の上に新設の屋根を施工する構成
において、その主要部を断面にして示す概略的な側断面
図である。
【符号の説明】
E 既設屋根 1 既設の折板ルーフ材 2 タイトフレーム部材 3 折板ルーフ材の凸条壁面 4 折板ルーフ材の凹溝壁面 5 折板ルーフ材の傾斜壁面 6 タイトフレーム部材の凸条部 7 タイトフレーム部材の凹溝部 8 タイトフレーム部材の傾斜部 9 タイトフレーム部材の剣先ボルト 10 締め付けナット部材 RN 新設屋根 11 新たな金属製折板ルーフ材 12 改修用取付け具組立体 13 断熱部材 14 スペース確保部材 15 J字状のボルト部材 16、16 スペース確保部材の一対の脚部 17 スペース確保部材の立ち上がり部 18 スペース確保部材の頂面部 19 スペース確保部材の剣先ボルト 20 剣先ボルトの剣先 21 第1のネジ棒部 22 第2のネジ棒部 23 連結部 24、24 取付け孔 25、25 貫通孔 26 金属製ワッシャー 27 弾性パッキング 28 締め付けナット部材 29 新たな金属製折板ルーフ材の孔 30 パッキン付きキャッププレート 31 クッション性のあるパッキン 32 金属製ワッシャー 33 弾性パッキング 34 締め付けナット部材

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 継ぎ合わせ方向に凸条並びに凹溝が交互
    に連続するように折り曲げられた金属製の折板ルーフ材
    を、前記折板ルーフ材の裏側に、該折板ルーフ材の折り
    曲げ線に交差する方向にのびる帯状のタイトフレーム部
    材によって建造物生地に取り付けた構造の金属製折板屋
    根にあって、 前記金属製折板ルーフ材およびタイトフレーム部材でな
    る既設屋根を残したまま、前記既設屋根の上に新たな金
    属製折板ルーフ材により新設屋根を施工する工法であ
    り、 前記既設屋根の屋外側から前記タイトフレーム部材を抱
    き込み状にして、前記既設屋根上に前記新設屋根を間隔
    を隔てて連結するスペース確保部材と、前記スペース確
    保部材を前記既設屋根における折板ルーフ材の凸条部に
    前記タイトフレーム部材を抱き込むようにして固定する
    ためのJ字状のボルト部材とからなる改修用取付け具組
    立体を取り付ける第1の工程と、 前記改修用取付け具組立体を介して前記既設屋根に対し
    て間隔をおいて新たな金属製折板ルーフ材を固定する第
    2の工程とからなり、 前記第1の工程が、既設の折板ルーフ材越しに既設のタ
    イトフレーム部材上に前記スペース確保部材を配置し、
    前記既設の折板ルーフ材に取り付け孔を明ける工程と、
    前記取り付け孔を介して前記J字状のボルト部材を挿入
    し、該J字状のボルト部材により前記タイトフレーム部
    材を抱き込むようにして前記スペース確保部材を固定す
    る工程とからなることを特徴とする金属製折板屋根改修
    工法。
  2. 【請求項2】 前記既設屋根と新設屋根との間に断熱材
    を介在する工程を含むものからなることを特徴とする請
    求項1に記載の金属製折板屋根改修工法。
  3. 【請求項3】 継ぎ合わせ方向に凸条並びに凹溝が交互
    に連続するように折り曲げられた金属製の折板ルーフ材
    を、前記折板ルーフ材の裏側に、該折板ルーフ材の折り
    曲げ線に交差する方向にのびる帯状のタイトフレーム部
    材によって建造物生地に取り付けた構造の金属製折板屋
    根にあって、 前記金属製折板ルーフ材およびタイトフレーム部材でな
    る既設屋根を残したまま、前記既設屋根の上に新たな折
    板ルーフ材によって新設屋根を施工する際、前記既設屋
    根の屋外側から前記タイトフレーム部材を抱き込むよう
    にして取り付ける改修用取付け具組立体であり、 前記改修用取付け具組立体が、前記既設屋根上に前記新
    設屋根を間隔を隔てて連結するスペース確保部材と、前
    記スペース確保部材を前記既設屋根における折板リーフ
    材の凸条部に前記タイトフレーム部材を抱き込むように
    して固定するためのJ字状のボルト部材とからなること
    を特徴とする金属製折板屋根改修用取付け具組立体。
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