JP3059843U - 布団カバー締結具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 布団カバー片面央部にファスナー、及び、ポ
ケットを設け、布団カバーの着脱を容易にしたものであ
る。 【解決手段】 布団カバー本体長手方向央部に締結具と
してコンシールファスナー、及び、その先端に把持金具
を収納するポケットを夫々設けるか又は、カバー本体央
部にエフロンファスナーを縫着したものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、布団等カバーの締結具に係わり、詳しくは掛布団及び敷き布団のカ バー本体にコンシールファスナー又は、エフロンファスナーを縫着した布団等の カバー締結具に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来の布団カバーにおいては、布団の縦方向即ち、上下部の縫い合わせ面にフ ァスナーを縫着したものが知られている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の技術においては、ファスナーを長手横方向即ち、上下の合わせ部に縫着 したものであるためカバーを布団に被覆する場合、カバーの４角に布団の４角を 収納し全体を収納しようとしても、夫々の４角がカバー４角と適合せず布団自体 が凹凸状を呈し均衡状態とするためにはカバー内に手を入れるなり布団の４角を 移動させる等カバー収納作業は繁雑で手間を要する問題点を有していた。更に、 ファスナーを摺動し開閉する際、ファスナーの把持金具等で怪我を生じる等の問 題点をも有していた。

【０００４】 本考案は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、 その目的とするところは、布団のカバー本体の長手方向片面又は縫い目を利用し てファスナーを縫着することにより、カバー本体を開閉しその上に布団を載置し 収納する際開口が大であるため、布団の１角をカバーの１角に入れ横、角と手順 良く行える布団カバー締結具を提供するものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案における布団等カバーの締結具は、カバー 本体裏面央部又は、縫い目に把持金具を有するコンシールファスナーを縫着しフ ァスナー止近傍に設けたポケットにこの把持金具を収納するか又は、エフロンフ ァスナーを央部に縫着形成しこのファスナー開閉することで布団をカバー本体か ら収脱自在としたものである。

【０００６】

【考案の実施の形態】

本考案の実施の形態について図面を参照して説明する。 図１の至図２において、布団カバー本体１の片面即ち、使用時下側になる面にこ のカバー本体１の長手方向央部に締結具としてのコンシールファスナー２を縫着 して成り、縫着両端部はカバー１の端部より内側１０ｃｍを縫い止５，５とする と共に、締結具２先端の把時金具３を把時し左右躍動自在に開閉し、前記カバー 本体１を締結後一側他端に設けたポケット部４に収納する構成である。尚、ポケ ット部は、縫い止り５，５より内側に設けて成り本考案においては三角形状とし たが袋状形状であれば良い。

【０００７】 図３において、敷き布団カバー本体６の裏面に前述同様のファスナー止５、５ を設け被覆カバー８をエフロンファスナー７と共に縫着して成る。敷き布団カバ ー本体６は就寝時下側即ち、裏面に通常ファスナー７を取り付けられるものであ るがファスナー７のみが表面に露出すると畳表との接触で畳表に損傷を与えるこ とを防止するため被覆カバー８を同時に縫着した構成とした。従ってこの場合ポ ケット４を必要としない。

【０００８】

【考案の効果】

本考案は、上述の通り構成されているので、次に記載する効果を奏する。

【０００９】 カバー本体の央部即ち長手方向を開口し、本体両端部のファスナー止までファ スナーを縫着したので布団のカバーへの収納時従来に比し開口度が大となり、又 着脱が容易となりカバーへの収納手間を省く事が出来る。

【００１０】 掛布団へのカバーのファスナーは、央部又は、縫い目を利用して縫着するので 、それがため把持金具による怪我を生じないように、ポケットを設け把持部を収 納することで身体への損傷を防止することができ安全性を保持し得る。

【００１１】 敷き布団カバーにおいて、エフロンファスナーと共に被覆カバーを同時に縫着す ることで畳表への損傷を防止することが出来る。

【提出日】平成１０年８月２８日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正内容】 【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、布団等カバーの締結具に係わり、詳しくは掛布団及び敷き布団のカ バー本体にコンシールファスナー又は、エフロンファスナーを縫着した布団等の カバー締結具に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来の布団カバーにおいては、カバーの横方向即ち長手方向の表裏の縫い合わ せ部 にファスナーを縫着したものが知られている。

【０００３】

【考案が解決しょうとする課題】

従来の技術においては、ファスナーを長手横方向即ち、表裏の合わせ部に縫着 したものであるためカバーを布団に被覆する場合、カバーの４角に布団の４角を 収納し全体を収納しようとしても、夫々の４角がカバー４角と適合せず布団自体 が凹凸状を呈し均衡状態とするためにはカバー内に手を入れるなり布団の４角を 移動させる等カバー収納作業は繁雑で手間を要する問題点を有していた。更に、 ファスナーを摺動し開閉する際、ファスナーの把持金具で怪我を生じる等の問題 点をも有していた。

【０００４】 本考案は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、 その目的とするところは、布団カバー本体の長手方向片面央部を利用してファス ナーを縫着することにより、カバー本体を開閉しその上に布団を載置し収納する 際開口が大であるため、布団の１角をカバーの１角に入れ横、角と手順良く行え る布団カバー締結具を提供するものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案における布団等カバーの締結具は、カバー 本体裏面央部に把持金具を有するコンシールファスナーを縫着しファスナー止近 金具による怪我を生じないように、ポケットを設け把持部を収納することで身体 への損傷を防止することができ安全性を保持し得る。

【００１１】 敷き布団カバーにおいて、エフロンファスナーと共に被覆カバーを同時に縫着 することで畳表への破損を防止することが出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例を示す平面図である。

【図２】同例の一部断面要部拡大図でポケットに把持金
具を収納した状態図である。

【図３】本考案の他の実施例を示す平面図である。

【符号の説明】

１ 掛け布団カバー本体 ２ コンシールファスナー ３ 把持金具 ４ ポケット ５ ファスナー止まり ６ 敷き布団カバー本体 ７ エフロンファスナー ８ 被覆カバー

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【手続補正書】

【提出日】平成１０年８月２８日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正内容】

【書類名】 明細書

【考案の名称】 布団カバー締結具

【実用新案登録請求の範囲】

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例を示す平面図である。

【図２】同例の一部断面要部拡大図でポケットに把持金
具を収納した状態図である。

【図３】本考案の他の実施例を示す平面図である。

【符号の説明】 １ 掛け布団カバー本体 ２ コンシールファスナー ３ 把持金具 ４ ポケット ５ ファスナー止まり ６ 敷き布団カバー本体 ７ エフロンファスナー ８ 被覆カバー

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 布団等カバーの締結具であつて、カバー
   本体片面央部又は、縫い目に把持金具を有するコンシー
   ルファスナーを縫着しファスナー止近傍に設けたポケッ
   トにこの把持金具を収納するか又は、エフロンファスナ
   ーを央部縫い目に縫着形成しこのファスナーを開閉する
   ことで布団等をカバー本体から収脱自在としたことを特
   徴とする布団等カバー締結具。