JP3059373U - クリップファイル - Google Patents

クリップファイル

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JP3059373U
JP3059373U JP1998009327U JP932798U JP3059373U JP 3059373 U JP3059373 U JP 3059373U JP 1998009327 U JP1998009327 U JP 1998009327U JP 932798 U JP932798 U JP 932798U JP 3059373 U JP3059373 U JP 3059373U
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tongue
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document
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JP1998009327U
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Inventor
巳紀雄 伊藤
Original Assignee
株式会社アイティーオー
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 台紙を折曲させたファイル用止め具付きのフ
ァイルと同様の工法にて製作でき、コスト高の要因を解
消できるものでありながら、ファイリング用舌片13に
対して市販の種々のクリップを用いて書類2等を挟んで
保持することができ、しかも、ファイリング用舌片13
の高さ方向に連続する何れの位置であっても任意に、か
つ複数箇所に綴り込むことができ、種々のクリップを任
意に組み合わせてそのまま書類挟みとして使用できるク
リップファイル1を提供することを目的とする。 【解決手段】 一連状に折曲可能に形成された表表紙1
0、背表紙11、ファイリング用舌片13、裏表紙12
を有し、前記ファイリング用舌片13を、前記背表紙1
1から該舌片13の高さ幅よりも広幅な間隔を存して離
間させた裏表紙12領域で折曲形成し、背表紙11側に
倒伏することで前記舌片にクリップを用いて前記書類2
等を綴り込むよう構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、市販のクリップを用いて書類等を挟んで綴り込むためのクリップフ ァイルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のクリップファイルは、一枚の台紙によって表表紙、背表紙、裏 表紙が一連状に折曲可能に形成されており、市販のバインダークリップを用いて 書類等を挟んで綴り込む場合に、表紙の四周端縁部の任意の箇所を利用するなど してファイリングが行われていたが、ファイルの出し入れの際に、バインダーク リップが外れてしまう等の欠点があった。そこで、本出願人は、これらの不具合 点を解消すべく、前記ファイル表紙の任意の内面位置に、バインダークリップを 取り付けるための略台形状の舌状片の下底端縁側を接着等により取着し、自由端 側にクリップを用いて書類等を挟んで綴り込むようにしたもを提案(実用新案登 録第3018701号)したが、このものは、前記舌状片を別途取り付ける構成 となっているため、舌状片自体の加工やファイル内面に貼り付けるなどの作業工 程が必要となり、コストアップの要因となる問題点を含んでいた。
【0003】 一方、上記の表表紙、背表紙、裏表紙に加え、更にファイリング用舌片を設け 、このファイリング用舌片に予めファイル用止め具を設けて、穴あき書類を綴る ようにしたファイルが知られているが、このものは製作コストが安いものの、書 類の綴じ方向との関係で、当該ファイリング用舌片をそのままバインダークリッ プやゼムクリップを用いて書類等を綴り込むことができず、実用的ではなかった 。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記の如き問題点を一掃すべく創案されたものであって、一連状に 折曲可能に形成された表表紙、背表紙、裏表紙と共にファイリング用舌片を有し 、予めファイル用止め具が設けられたファイルと同様の工法にて製作でき、コス ト高の要因を解消できるものでありながら、ファイリング用舌片に対して市販の クリップを用いて書類等を挟んで綴り込むことができ、しかも、ファイリング用 舌片の高さ方向に連続する何れの位置であっても任意に、かつ複数箇所に挟み込 むことができ、したがって、表紙ファイルの要、不要に対応して、書類の簡単な 着脱操作が可能となり、バインダークリップやゼムクリップを任意に組み合わせ てそのまま書類挟みとして使用することができるクリップファイルを提供するこ とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案が採用した技術手段は、ファイリング用舌片 が設けられ該舌片にクリップを用いて書類等を綴り込み可能なクリップファイル であって、該クリップファイルは、一連状に折曲可能に形成された表表紙、背表 紙、ファイリング用舌片、裏表紙を有し、前記ファイリング用舌片を、前記背表 紙から該舌片の高さ幅よりも広幅な間隔を有して離間させた裏表紙領域で折曲形 成し、背表紙側に倒伏することで前記書類等を綴り込むよう構成したことを特徴 とするものである。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を好適な実施の形態として例示するクリップファイ ルに基づいて詳細に説明する。図1から図4において、1クリップファイルであ って、該クリップファイル1は、一枚の台紙によって表表紙10、背表紙11、 裏表紙12、ファイリング用舌片13が一連状に折曲可能に形成されている。そ して、前記ファイリング用舌片13は、前記背表紙11から該舌片の高さ幅より も広幅な間隔を存して離間させた裏表紙12の領域で、逆U字状に折曲して密着 形成し、折曲状態が保持されるよう接着やホチキス止めするなどして貼り合わさ れている。なお、前記ファイリング用舌片13部分を分割させ、2枚の台紙によ って前記ファイリング用舌片13部分を密着させ貼り合わせるなどして一連状と しても良いことは勿論である。
【0007】 一方、このファイリング用舌片13には、市販のバインダークリップ3により ファイリング用舌片13を背表紙11側に倒伏させ、その端縁側から書類2が裏 表紙12上に載置されるように綴り込まれており、表表紙10を閉じた際に、背 表紙11が丁度クリップ3の書類2の綴じ込み厚さ面と対面するようになってい る。
【0008】 前記クリップ3は、図4(a)に示すものが用いられており、このバインダー クリップ3は、摘み片31,31が垂直方向に加え矢視する如く水平方向にも起 立及び倒伏自在な構成となっており、図1に示す状態は、摘み片31,31が倒 伏した状態となっている。
【0009】 図2に示す実施例は、前記ファイリング用舌片13の所望位置に、バインダー クリップ3を取着するためのコ字状の切り欠き部13aが設けられており、また 、図3に示す実施例は、前記バインダークリップ3は勿論であるが、加えて図4 (b)に示す摘み片41,41が垂直方向にのみ起立及び倒伏自在なバインダー クリップ4によっても使用できるように、前記背表紙11の所望位置に、前記表 表紙10と裏表紙12に跨る切り欠き孔11aが設けられており、表表紙10を 閉じた状態からも前記バインダークリップ4の着脱操作が可能な構成となってい る。なお、クリップは、上記のものに限定されず、摘み片31や41の無いもの であっても良く、また、書類がさほど厚くならないものであればゼムクリップを 用いても良い。
【0010】 叙述の如く構成された本考案の実施例の形態において、クリップファイル1は 、一枚の台紙によって表表紙10、背表紙11、裏表紙12、ファイリング用舌 片13が一連状に折曲可能に形成され、ファイリング用舌片13が逆U字状に折 曲して密着形成し、折曲状態が保持されるよう接着やホチキス止めするなどして 張り合わされているので、従来の予めファイル用止め具が設けられたファイルと 同様の工法にて製作でき、コスト高の要因を解消できる。
【0011】 そして、その様なクリップファイル1に、いま、市販のバインダークリップ3 ,4によって書類2が挟み込まれたものを綴り込むのであるが、前記ファイリン グ用舌片13は、前記背表紙11から該舌片の高さ幅よりも広幅な間隔を存して 離間させた裏表紙12の領域に折曲形成させてあるので、ファイリング用舌片1 3に対して、その端縁側からそのままバインダークリップ3,4を僅かに拡開さ せ、書類2と共に挿入させる操作を行うだけて、ファイリング用舌片13に挟ん で綴り込むことができる。
【0012】 しかも、ファイリング用舌片13は高さ方向に連続しているので、その全域を 有効に活用できるようになり、何れの位置であっても任意に、かつ複数のバイン ダークリップ3,4を用いて挟み込むことができる。したがって、書類の簡単な 着脱操作が可能となり、かつ、摘み片31や41の無いものや保持力の弱いゼム クリップなどを用いてファイリングすることも可能となって、そのまま書類挟み として使用することができる。
【0013】 さらに、前記ファイリング用舌片13には、略中央部近傍にクリップ装着用の 切り欠き部13aが設けられているため、例えば、書類2の角隅部にバインダー クリップ3を挟んだ状態から、クリップファイル1に綴じ込む場合にも、バイン ダークリップ3を切り欠き部13a位置までスライドするように取着することが でき、この切り欠き部13aに面落ちした状態でファイリング用舌片13から背 表紙11側へ突出することがなく、かつ、バインダークリップ3が横ずれしてし まうことを防止することができる。
【0014】 また、前記背表紙11の所望位置に、前記表表紙10と裏表紙12に跨る切り 欠き孔11aを設けておくことで、バインダークリップ4のように摘み片41が 水平方向に回転しないものであっても、この切り欠き孔11aから前記摘み片4 1をクリップファイル1の外側に突出せしめて、表表紙10を閉じた状態で摘み 片41を倒伏させて使用いることができ、表表紙10を開くことで摘み片41も 追随して回転するので都合が良く、しかも、表表紙10を閉じた状態でもバイン ダークリップ4の綴り込みむなどの着脱操作も行えるものである。
【0015】 なお、市販の種々のクリップ、例えばバインダークリップ3とゼムクリップを 組み合わせて使用できることは云うまでもない。
【0016】
【考案の効果】
本考案は、ファイリング用舌片13が設けられ該舌片13にクリップ3,4を 用いて書類2等を綴り込み可能なクリップファイル1であって、該クリップファ イル1は、一連状に折曲可能に形成された表表紙10、背表紙11、ファイリン グ用舌片13、裏表紙12を有し、前記ファイリング用舌片13を、前記背表紙 11から該舌片13の高さ幅よりも広幅な間隔を有して離間させた裏表紙12領 域で折曲形成し、背表紙11側に倒伏することで前記書類2等を綴り込むよう構 成したことにより、一連状に折曲可能に形成された表表紙10、背表紙11、裏 表紙12と共にファイリング用舌片13を有し、予めファイル用止め具が設けら れたファイルと同様の製法にて製作でき、コスト高の要因を解消できるものであ りながら、ファイリング用舌片13に対して市販のクリップを用いて書類2等を 挟んで保持することがでる。また、請求項2のように、舌片に切欠き部を設けれ ば、クリップの位置決めが容易となり、さらに、請求項3のように複数の切欠き 部を設ければ、ファイリング用舌片13の高さ方向に連続する何れの位置であっ ても任意に、かつ複数箇所に挟み込むことができる。さらにまた、請求項4のよ うに表紙に切欠き孔を設けることにより、表紙を閉じた状態でクリップの着脱が 行える。
【0017】 このような考案によれば、プラスチックを使用していないので、クリップを除 去するだけで分別ゴミとして廃棄することが容易となり、また、従来のフラット ファイルのように書類に孔を開けなくてもすむという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】クリップファイルに書類を綴り込んだ状態の斜
視図
【図2】ファイリング用舌片の実施例を示す説明図
【図3】バインダークリップの他の使用状態を示すクリ
ップファイルの外観図
【図4】市販のバインダークリップ(a)(b)の外観
【符号の説明】
1 クリップファイル 10 表表紙 11 背表紙 11a 切り欠き孔 12 裏表紙 13 ファイリング用舌片 13a 切り欠き部 2 書類 3 バインダークリップ 31 摘み片 4 バインダークリップ 41 摘み片

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイリング用舌片が設けられ該舌片に
    クリップを用いて書類等を綴り込み可能なクリップファ
    イルであって、該クリップファイルは、一連状に折曲可
    能に形成された表表紙、背表紙、ファイリング用舌片、
    裏表紙を有し、前記ファイリング用舌片を、前記背表紙
    から該舌片の高さ幅よりも広幅な間隔を有して離間させ
    た裏表紙領域で折曲形成し、背表紙側に倒伏することで
    前記書類等を綴り込むよう構成したことを特徴とするク
    リップファイル。
  2. 【請求項2】 前記ファイリング用舌片には、クリップ
    装着用の切り欠き部が設けられていることを特徴とする
    請求項1に記載のクリップファイル。
  3. 【請求項3】 前記切り欠き部は、前記ファイリング用
    舌片の所定位置に複数設けられていることを特徴とする
    請求項2に記載のクリップファイル。
  4. 【請求項4】 前記背表紙には、前記表表紙と裏表紙に
    跨る切り欠き孔を設けて、表紙を閉じた状態で前記クリ
    ップの着脱操作を可能とすべく構成したことを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれかに記載のクリップファイ
    ル。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3502849B2 (ja) 2001-03-30 2004-03-02 有限会社扇光 新聞用バインダ

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