JP3059340B2 - 粉末活性炭注入装置 - Google Patents

粉末活性炭注入装置

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JP3059340B2 JP6178364A JP17836494A JP3059340B2 JP 3059340 B2 JP3059340 B2 JP 3059340B2 JP 6178364 A JP6178364 A JP 6178364A JP 17836494 A JP17836494 A JP 17836494A JP 3059340 B2 JP3059340 B2 JP 3059340B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉末活性炭注入装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上水の異臭味を除去するために粉
末活性炭が使用され、50〔%〕湿潤の粉末活性炭をコ
ンテナバックによって溶解槽に供給し、該溶解槽におい
てスラリーにした後、所定量のスラリーをポンプ等によ
って活性炭接触槽に注入するようにしている。
【0003】図2は従来の粉末活性炭注入装置の概略図
である。図において、10は粉末活性炭を収容するコン
テナバック、11は該コンテナバック10を昇降させる
電動ホイスト、12は前記コンテナバック10を溶解槽
13に搬送するためのクレーンである。前記コンテナバ
ック10内の粉末活性炭は投入口14を介して各溶解槽
13に供給され、また、ライン15を介して各溶解槽1
3に水が供給される。
【0004】前記溶解槽13には攪拌(かくはん)機1
6が配設され、該攪拌機16によって溶解槽13に供給
された粉末活性炭は攪拌されて水に溶解し、スラリーに
なる。そして、該スラリーは、ライン18を介して排出
され、ポンプ19によって吸引された後、ライン20を
介して図示しない活性炭接触槽に注入される。なお、2
2は集塵(しゅうじん)機である。
【0005】ところが、前記構成の粉末活性炭注入装置
においては、コンテナバック10内の粉末活性炭を投入
口14を介して各溶解槽13に供給する際に粉塵(ふん
じん)が発生してしまう。そこで、粉末活性炭を活性炭
サイロに一旦(いったん)搬入して貯蔵し、該活性炭サ
イロから所定量の粉末活性炭を取り出して溶解槽に排出
するようにした粉末活性炭注入装置が提供されている。
【0006】図3は従来の他の粉末活性炭注入装置の概
略図である。図に示すように、乾燥した粉末活性炭はタ
ンクローリ25によって搬入され、カプラ85及び受入
配管86を介してエア輸送によって活性炭サイロ28に
受け入れられる。該活性炭サイロ28の頂部には集塵機
87が配設され、受入配管86を介してタンクローリ2
5から供給された粉末活性炭とエア輸送のために使用さ
れた空気とが集塵機87によって分離される。そして、
分離された粉末活性炭は活性炭サイロ28に貯蔵され、
空気は大気中に放出される。
【0007】そして、前記活性炭サイロ28の下部には
供給用配管97を介してバタフライ弁88が配設され、
該バタフライ弁88の下方にはスクリューコンベア89
が配設される。また、該スクリューコンベア89の更に
下方には計量機90が配設され、前記活性炭サイロ28
内の粉末活性炭は、スクリューコンベア89を介して計
量機90に投入され、該計量機90によって所定量の粉
末活性炭を溶解槽13に排出することができるようにな
っている。
【0008】この場合、前記計量機90から排出された
粉末活性炭は、スクリューコンベア91を介して排出用
配管92に供給され、該排出用配管92を介して溶解槽
13に供給される。なお、93は自動弁、94はシュー
トである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の粉末活性炭注入装置においては、活性炭サイロ28
内の粉末活性炭は、スクリューコンベア89を介して計
量機90に投入されるようになっているので、計量機9
0に投入される際に粉末活性炭に空気が混入してしま
う。また、活性炭サイロ28内は集塵機87を介して大
気と連通しているので、活性炭サイロ28内に空気が進
入してしまう。
【0010】したがって、粉末活性炭は空気中の水分を
吸収して含水率が高くなり、活性炭サイロ28から溶解
槽13に排出されにくくなってしまう。本発明は、前記
従来の粉末活性炭注入装置の問題点を解決して、活性炭
サイロ内の粉末活性炭を溶解槽に容易に排出することが
できる粉末活性炭注入装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の粉
末活性炭注入装置においては、乾燥した粉末活性炭を貯
蔵し、密閉構造によって密閉された活性炭サイロと、該
活性炭サイロに接続され、活性炭サイロに乾燥圧縮空気
を供給する乾燥圧縮空気供給配管と、前記活性炭サイロ
に配設され、活性炭サイロ内の圧力を検出する圧力計
と、前記乾燥圧縮空気供給配管に配設され、前記活性炭
サイロ内の圧力に対応させて開閉され、活性炭サイロ内
を加圧状態にする圧力調整弁とを有する。
【0012】本発明の他の粉末活性炭注入装置において
は、前記活性炭サイロは下部にエアレーション装置を備
え、前記乾燥圧縮空気供給配管を介して供給された乾燥
圧縮空気が前記エアレーション装置に供給される。本発
明の更に他の粉末活性炭注入装置においては、前記活性
炭サイロの下方に計量ホッパが配設され、該計量ホッパ
の下方に定量供給機が配設され、該定量供給機の下方に
溶解槽が配設される。
【0013】そして、前記活性炭サイロ、計量ホッパ、
定量供給機及び溶解槽は密閉構造を有する。
【0014】
【作用】本発明によれば、前記のように粉末活性炭注入
装置においては、乾燥した粉末活性炭を貯蔵し、密閉構
造によって密閉された活性炭サイロと、該活性炭サイロ
に接続され、活性炭サイロに乾燥圧縮空気を供給する乾
燥圧縮空気供給配管と、前記活性炭サイロに配設され、
活性炭サイロ内の圧力を検出する圧力計と、前記乾燥圧
縮空気供給配管に配設され、前記活性炭サイロ内の圧力
に対応させて開閉され、活性炭サイロ内を加圧状態にす
る圧力調整弁とを有する。
【0015】この場合、密閉構造によって密閉された前
記活性炭サイロ内が加圧状態に維持されるので、湿度の
高い空気が外部から活性炭サイロに進入することがな
い。本発明の他の粉末活性炭注入装置においては、さら
に、前記活性炭サイロは下部にエアレーション装置を備
える。そして、前記乾燥圧縮空気供給配管を介して供給
された乾燥圧縮空気が前記エアレーション装置に供給さ
れる。この場合、エアレーション装置によって乾燥圧縮
空気が活性炭サイロに供給されるので、活性炭サイロ内
において粉末活性炭のブリッジが形成されるのを防止す
ることができる。
【0016】本発明の更に他の粉末活性炭注入装置にお
いては、前記活性炭サイロの下方に計量ホッパが配設さ
れ、該計量ホッパの下方に定量供給機が配設され、該定
量供給機の下方に溶解槽が配設される。そして、前記活
性炭サイロ、計量ホッパ、定量供給機及び溶解槽は密閉
構造を有する。この場合、湿度の高い空気が粉末活性炭
に混入することがない。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例における
粉末活性炭注入装置の概略図である。図に示すように、
乾燥した粉末活性炭はタンクローリ25によって搬入さ
れ、受入弁V2及び受入配管26を介してエア輸送によ
って活性炭サイロ28に受け入れられる。したがって、
前記粉末活性炭の受入作業、開袋作業等に人手が不要に
なるので、作業時に粉塵が発生して作業環境が悪くなっ
たりすることがなくなる。
【0018】また、粉末活性炭を活性炭サイロ28に貯
蔵するようになっているので、コンテナバック10(図
2参照)を貯蔵するための占有面積が不要になり、コス
トを低下させることができる。さらに、粉末活性炭を活
性炭サイロ28から溶解槽32に搬送するための搬送容
器、電動ホイスト、クレーン等の荷役設備が不要になる
とともに、溶解槽32における作業を自動化するのが容
易になるので、コストを低くすることができる。
【0019】ところで、前記活性炭サイロ28の頂部に
は集塵機38が配設され、受入配管26を介してタンク
ローリ25から供給された粉末活性炭とエア輸送のため
に使用された空気とが集塵機38によって分離される。
そして、分離された粉末活性炭は活性炭サイロ28に貯
蔵され、空気は排気弁V1及びライン39を介して大気
中に放出される。前記集塵機38としてはバグフィルタ
式のものが使用され、該集塵機38にライン82及び電
磁弁SV2を介して乾燥圧縮空気をパルス状に供給する
ことによって、払い落としが行われるようになってい
る。
【0020】そして、前記排気弁V1を開放し、集塵機
38の運転を開始した後、受入弁V2を開放させて粉末
活性炭の受入準備を終了させると、タンクローリ25の
ホースを受入配管26に接続し、粉末活性炭を活性炭サ
イロ28に供給する。前記活性炭サイロ28に貯蔵され
る粉末活性炭の量はロードセル41によって測定され、
測定された結果に基づいて粉末活性炭注入装置の運転管
理が行われるようになっている。
【0021】また、活性炭サイロ28内には図示しない
粉面計が配設され、受入れ時における活性炭サイロ28
内の粉末活性炭の粉面が異常に高くなったり、使用中に
おいて異常に低くなったりしたときに警報が出されるよ
うになっている。そして、前記活性炭サイロ28の下部
には逆円錐(えんすい)型のコーン部28aが形成さ
れ、該コーン部28aの下方にロータリーバルブ45及
びバタフライ弁46が配設される。したがって、前記ロ
ータリーバルブ45によって粉末活性炭の切出しを行う
ことができるとともに、バタフライ弁46によって計量
ホッパ30内の粉末活性炭の量を調節することができ
る。
【0022】ところで、前記コーン部28aにおいて
は、ロータリーバルブ45の切出しに伴って粉末活性炭
のブリッジが形成されやすい。そこで、該ブリッジが形
成されるのを防止し、粉末活性炭を活性炭サイロ28か
ら円滑に排出することができるように、前記コーン部2
8aに圧縮空気を吹き込むことができるようになってい
る。
【0023】そのために、前記コーン部28aにエアレ
ーション装置51が配設される。本実施例において、該
エアレーション装置51は、前記コーン部28aの円周
方向における8箇所及び上下方向における3箇所に配設
され、活性炭サイロ28内に開口するノズルから成る。
該ノズルは乾燥圧縮空気供給配管53〜55を介して図
示しない乾燥圧縮空気源に接続され、前記活性炭サイロ
28内に乾燥圧縮空気を供給することができる。この場
合、乾燥圧縮空気はパルス状に供給される。なお、前記
ノズルの数は必要に応じて変更することができる。
【0024】また、前記コーン部28aの壁面にバイブ
レータ56が取り付けられ、該バイブレータ56を作動
させ、前記コーン部28aの壁面を振動させることによ
って前記ブリッジが形成されるのを防止することができ
る。なお、図示しない振動排出機を使用することもでき
る。ところで、前記活性炭サイロ28内の粉末活性炭は
ロータリーバルブ45及びバタフライ弁46を介して下
方に配設された計量ホッパ30に供給されるが、該計量
ホッパ30内の粉末活性炭の量はロードセル58によっ
て測定される。そして、計量ホッパ30内の粉末活性炭
の量が設定値以下になるとバタフライ弁46が開放さ
れ、ロータリーバルブ45を作動させて粉末活性炭を計
量ホッパ30に補充するようにしている。
【0025】また、前記計量ホッパ30の下方には、フ
ラッシングを防止する構造を備えたテーブルコンベア式
の定量供給機31が配設され、計量ホッパ30と直結さ
れる。そして、前記定量供給機31によって所定量の粉
末活性炭を溶解槽32に排出することができるようにな
っている。この場合、粉末活性炭の排出量はロードセル
58によって測定され、時間当たりの排出量が一定とな
るように前記定量供給機31の排出量が制御される。な
お、排出量は(原水処理量×注入率)によって設定され
る。
【0026】そして、排出された粉末活性炭は溶解槽3
2に供給され、同様にライン33を介して供給された水
と混合され、水に溶解してスラリーになる。そのため
に、前記溶解槽32には攪拌機59が配設される。ま
た、水流攪拌によって粉末活性炭と水とを攪拌すること
もでき、更に攪拌機59と水流攪拌とを併用することも
できる。
【0027】次に、前記溶解槽32内のスラリーは、ラ
イン62を介してエジェクタ34に送られ、ライン63
を介してエジェクタ34に供給された水と共に注入配管
64を介して図示しない活性炭接触槽に注入される。本
実施例においては、エジェクタ34の吸引作用によって
スラリーを圧力水中に混和させ、注入点まで強制的に輸
送するようになっているが、前記活性炭接触槽における
粉末活性炭の注入点の位置に応じて溶解槽32から自然
流下させることもできる。
【0028】前記溶解槽32への給水量は、前記定量供
給機31からの粉末活性炭の排出量とは関係なく一定に
される。本実施例においては、粉末活性炭の最大注入量
の際に溶解槽32内のスラリーの濃度が約10〔%〕に
なるように水が供給される。このようにして、溶解槽3
2からオーバーフローするスラリーの量をほぼ一定にす
ることができるので、注入配管64内のスラリーの流速
を一定にすることができ、安定した注入を行うことがで
きる。
【0029】前記定量供給機31と溶解槽32とは定量
供給機排出配管66によって連結され、該定量供給機排
出配管66に乾燥圧縮空気供給配管53、54、67を
介して乾燥圧縮空気を供給することができるようになっ
ている。したがって、溶解槽32から水蒸気が上昇する
のを防止し、粉末活性炭が定量供給機排出配管66、定
量供給機31等の壁面に付着して閉塞(へいそく)する
のを防止することができる。
【0030】定量供給機31はテーブルコンベア式のも
のが使用され、また、前記活性炭サイロ28、計量ホッ
パ30、定量供給機31及び溶解槽32は密閉構造を有
する。したがって、粉末活性炭に空気が混入することが
なくなり、長時間にわたり活性炭サイロ28から溶解槽
32に粉末活性炭を容易に排出することができる。前記
定量供給機排出配管66に供給された乾燥圧縮空気は、
粉末活性炭と共に溶解槽32に排出される。前記溶解槽
32の頂部にはスクラバー65が配設され、溶解槽32
に排出された乾燥圧縮空気は、前記スクラバー65によ
って浄化され、排気管68及びエジェクタ34を介して
排出される。
【0031】ところで、粉末活性炭は主として上水の異
臭味を除去するために使用されるが、使用されないとき
は活性炭サイロ28内に長期間収容されたままになる。
この場合、貯蔵中の粉末活性炭が空気中の水分を吸って
含水率が高くなると活性炭サイロ28から排出されにく
くなる。そこで、粉末活性炭をできる限り乾燥状態のま
まで保管するために、活性炭サイロ28を密閉構造にす
るとともに、活性炭サイロ28内に乾燥圧縮空気を供給
して、活性炭サイロ28内が加圧状態になるようにして
ある。したがって、湿度の高い空気が外部から活性炭サ
イロ28に進入することがないようになっている。
【0032】そのために、乾燥圧縮空気供給配管53、
71を介して乾燥圧縮空気を活性炭サイロ28に供給す
ることができるようになっている。また、前記乾燥圧縮
空気供給配管71に圧力調整弁としての電磁弁SV1が
配設され、活性炭サイロ28の上部に上下限2接点付圧
力計81が配設され、活性炭サイロ28内の圧力を検出
することができるようになっている。
【0033】そして、活性炭サイロ28内が設定圧以下
になると電磁弁SV1が開放され、乾燥圧縮空気が活性
炭サイロ28に供給され、設定圧になると電磁弁SV1
が閉鎖される。したがって、貯蔵中の粉末活性炭が空気
中の水分を吸って含水率が高くなることがなくなるの
で、粉末活性炭を活性炭サイロ28から溶解槽32に容
易に排出することができる。
【0034】本実施例において、設定圧の上限は+50
〔mmAq〕であり、下限は+10〔mmAq〕にされ
る。また、前記電磁弁SV1は、粉末活性炭の貯蔵中に
だけ開閉され、タンクローリ25からの粉末活性炭の受
入れ中や、計量ホッパ30への粉末活性炭の排出中など
においては、排気弁V1が開放状態にあるので、開閉さ
れない。
【0035】次に、本発明を適用した浄水場について説
明する。 処理水量:最大300,000〔m3 /日〕 活性炭注入率:5〜50〔mg/l〕 活性炭サイロ容量:有効89〔m3 /基〕×2〔基〕 定量供給機排出量:0.3〜10.6〔kg/分・基〕 溶解槽容量:有効500〔l/基〕 なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であ
り、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0036】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、粉末活性炭注入装置においては、乾燥した粉末活
性炭を貯蔵し、密閉構造によって密閉された活性炭サイ
ロと、該活性炭サイロに接続され、活性炭サイロに乾燥
圧縮空気を供給する乾燥圧縮空気供給配管と、前記活性
炭サイロに配設され、活性炭サイロ内の圧力を検出する
圧力計と、前記乾燥圧縮空気供給配管に配設され、前記
活性炭サイロ内の圧力に対応させて開閉され、活性炭サ
イロ内を加圧状態にする圧力調整弁とを有する。
【0037】この場合、密閉構造によって密閉された前
記活性炭サイロ内が加圧状態に維持されるので、湿度の
高い空気が外部から活性炭サイロに進入することがな
い。したがって、長期間にわたり活性炭サイロから溶解
槽に粉末活性炭を容易に排出することができる。本発明
の他の粉末活性炭注入装置においては、さらに、前記活
性炭サイロは下部にエアレーション装置を備える。そし
て、前記乾燥圧縮空気供給配管を介して供給された乾燥
圧縮空気が前記エアレーション装置に供給される。この
場合、エアレーション装置によって乾燥圧縮空気を活性
炭サイロに供給することにより、活性炭サイロ内にブリ
ッジが形成されるのを防止することができる。したがっ
て、活性炭サイロから粉末活性炭を円滑に排出すること
ができる。
【0038】本発明の更に他の粉末活性炭注入装置にお
いては、前記活性炭サイロの下方に計量ホッパが配設さ
れ、該計量ホッパの下方に定量供給機が配設され、該定
量供給機の下方に溶解槽が配設される。そして、前記活
性炭サイロ、計量ホッパ、定量供給機及び溶解槽は密閉
構造を有する。この場合、湿度の高い空気が粉末活性炭
に混入することがなくなるだけでなく、活性炭サイロに
進入することがない。したがって、長期間にわたり活性
炭サイロから溶解槽に粉末活性炭を容易に排出すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における粉末活性炭注入装置の
概略図である。
【図2】従来の粉末活性炭注入装置の概略図である。
【図3】従来の他の粉末活性炭注入装置の概略図であ
る。
【符号の説明】
28 活性炭サイロ 30 計量ホッパ 31 定量供給機 32 溶解槽 51 エアレーション装置 53〜55、71 乾燥圧縮空気供給配管 81 上下限2接点付圧力計 SV1 電磁弁

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)乾燥した粉末活性炭を貯蔵し、密
    閉構造によって密閉された活性炭サイロと、 (b)該活性炭サイロに接続され、活性炭サイロに乾燥
    圧縮空気を供給する乾燥圧縮空気供給配管と、 (c)前記活性炭サイロに配設され、活性炭サイロ内の
    圧力を検出する圧力計と、 (d)前記乾燥圧縮空気供給配管に配設され、前記活性
    炭サイロ内の圧力に対応させて開閉され、活性炭サイロ
    内を加圧状態にする圧力調整弁とを有することを特徴と
    する粉末活性炭注入装置。
  2. 【請求項2】 (a)前記活性炭サイロは下部にエアレ
    ーション装置を備え、 (b)前記乾燥圧縮空気供給配管を介して供給された乾
    燥圧縮空気が前記エアレーション装置に供給される請求
    項1に記載の粉末活性炭注入装置。
  3. 【請求項3】 (a)前記活性炭サイロの下方に計量ホ
    ッパが配設され、 (b)該計量ホッパの下方に定量供給機が配設され、 (c)該定量供給機の下方に溶解槽が配設されるととも
    に、 (d)前記活性炭サイロ、計量ホッパ、定量供給機及び
    溶解槽は密閉構造を有する請求項1に記載の粉末活性炭
    注入装置。
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