JP3058366B2 - データ通信装置 - Google Patents

データ通信装置

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JP3058366B2
JP3058366B2 JP3304011A JP30401191A JP3058366B2 JP 3058366 B2 JP3058366 B2 JP 3058366B2 JP 3304011 A JP3304011 A JP 3304011A JP 30401191 A JP30401191 A JP 30401191A JP 3058366 B2 JP3058366 B2 JP 3058366B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ通信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のオフフック検出回路を備
えたファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。
【0003】NCU(網制御装置)1は、装置に付属の
電話機2と送受信号の変復調を行なうモデム(変復調
器)3との間で回線1aを切り換える。
【0004】モデム3には、これを制御するモデム制御
部4を介して主制御部8が接続されている。
【0005】主制御部8は、装置全体を制御するもの
で、マイクロコンピュータから構成されており、受信時
にはモデム3で復調して入力される回線1aからの受信
データを復号化し、それにより得た画像データを記録部
6により記録させる。また、送信時には、読取部7によ
り送信原稿の画像を読み取らせ、その読み取り画像デー
タに符号化などの処理を施してモデム3に出力し、回線
1aに送出させる。また、主制御部8は、制御線1bを
介してNCU1を制御する。
【0006】また、通信中オフフック検出回路5は、電
話機2に接続されており、その検出出力信号Vout は、
信号線5aを介して主制御部8に入力される。そして、
従来の通信中オフフック検出回路5は、図5に示すよう
に構成されている。
【0007】装置の通信中には、接続端子T1、T2間
に電話機2が直列に接続される。そして、一方の接続端
子T1には、電流制限用の抵抗R1を介して不図示の電
源から所定の直流電圧Vccが印加されている。また、他
方の接続端子T2は、オフフック時に電話機2に流れる
電流を検知するためのフォトカプラ9を構成するLED
(発光ダイオード)9aのアノードに接続されている。
LED9aのカソードは接地されている。
【0008】また、LED9aとともにフォトカプラ9
を構成するフォトトランジスタ9bのコレクタには、電
流制御用の抵抗R2を介して5Vの直流電圧が印加され
ている。そして、抵抗R2とフォトトランジスタ9bの
コレクタとの間の接続点からこの回路の出力信号Vout
が取り出され信号線5aへ出力される。
【0009】このような構成のもとにファクシミリ装置
の通信中には、NCU1により回線1aがモデム3側に
接続されるとともに、電話機2は、図5の接続端子T
1、T2に接続される。
【0010】この状態で電話機2がオンフックになって
いる時には、電話機2内のフックスイッチが開放されて
いるので、電話機2およびLED9aには電流が流れな
い。このためLED9aは発光せず、フォトトランジス
タ9bは開放状態となり、出力信号Vout の電位は約5
Vとなる。
【0011】一方、電話機2がオフフックされると、フ
ックスイッチがオンとなり、電話機2の抵抗が所定の低
い値になるので直流電圧Vccにより直流電流IFが矢印
で示すように抵抗R1→電話機2→LED9aの経路を
流れる。これによりLED9aが発光し、フォトトラン
ジスタ9bが飽和状態となり、出力信号Vout の電位は
約0Vとなる。
【0012】このようにしてオフフックを検出する出力
信号Vout が得られ、主制御部8に入力される。主制御
部8は、この信号を例えば通信終了時の電話予約信号な
どとして用いる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のスピ
ーカをもたないファクシミリ装置では、ファクシミリ装
置の保守点検を行なう場合、サービスマンが、回線モニ
タ音等、ファクシミリ装置の各種信号を可聴音で確認す
ることができず、保守点検が効率的に行なえないという
問題があった。
【0014】本発明は、データ通信に関する双方向の信
号のモニタを、通信に影響を与えずに、電話機で実行す
ることができるようにし、しかも、データ通信中の電話
機のオフフックを、上記モニタと電話予約との両方で使
い分けられるようにすることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、電話機を接続可能なデータ通信装置にお
いて、回線を介してデータ通信を行うためのデータ通信
手段と、上記データ通信手段によるデータ通信中に行う
上記電話機のオフフックが、上記データ通信手段による
データ通信に関する信号を上記電話機に出力させるため
の操作であると判定する第1のモードと、上記データ通
信の終了後における電話予約機能のための操作であると
判定する第2のモードとを選択的に設定する設定手段
と、上記設定手段によって上記第1のモードが設定され
ている場合に、上記電話機のオフフックが検出される
と、上記電話機からの信号が上記回線に出力されること
を阻止し、しかも、上記回線からの信号と上記データ通
信手段からの信号とを上記電話機に出力させるように制
御し、一方、上記第2のモードが設定されている場合
に、上記電話機のオフフックが検出されると、上記電話
予約機能を実行させるように制御する制御手段とを有す
ることを特徴とするデータ通信装置を提供する。
【0016】
【実施例】図1は、本発明の一実施例によるファクシミ
リ装置のオフフック検出回路を示す回路図である。
【0017】図中、Hリレーは、通信中に電話機をオフ
フック検出回路に接続するものであり、従来公知のもの
である。また、L1は、電話機に直流を印加し、交流成
分をカットするコイルであり、抵抗R1およびコンデン
サC2は、電源Vccの低周波ノイズが電話機に送出され
ないためのローパスフィルタを構成する。
【0018】VZ1は、過大信号が電話機に送出されな
いように、電話機を保護するバリスタであり、C1は、
カップリングコンデンサ、IC1は、回線モニタ音を増
幅すると同時に電話機側の信号がモデム側へ漏れないよ
うにするためのオペアンプ、R3、R4、R5はオペア
ンプのゲインを決定する抵抗である。
【0019】なお、それ以外の素子は、図5に示す従来
例と同じである。
【0020】図2は、本実施例のファクシミリ装置の構
成を示すブロック図である。
【0021】信号線5bは、モデム3あるいはNCU1
からの送信信号あるいは受信信号を伝送するものであ
る。また、操作部9には、回線モニタ音を送出するモー
ドを選択するキー(図示せず)が設けられている。つま
り、この実施例は、ユーザやサービスマン等が希望した
時のみ回線モニタ音を電話機に送出するようにしたもの
である。なお、その他の構成は、図4に示す従来例と同
じである。
【0022】上記構成において、このファクシミリ装置
では、送信信号あるいは受信信号を上記抵抗R4、R5
に接続し、通信中回線モニタ音を電話機で確認できるよ
うにする。
【0023】図3は、この実施例の動作を示すフローチ
ャートである。
【0024】まず、通信が開始されると、回線がモデム
側に接続される(S1)。ここで、上記Hリレーをオフ
フック検出回路5側に接続し(S2)、予めユーザが操
作部9の回線モニタ音送出を指示するキーを押下したか
同か判断する(S3)。そして、押下されている場合に
は、電話機2のオフフック(S4)により、上記抵抗R
4、R5がリレー、トランジスタ等によりモデム3ある
いはNCU1に接続され、回線モニタ音が電話機に送出
される(S5)。また、S3で上記キーが押下されてい
ない場合には、電話機2のオフフック(S6)により、
電話予約を行う(S7)。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、回線を介して通信され
るデータ通信に関する双方向の信号について、通信に影
響を与えずに電話機でモニタすることができ、しかも、
データ通信中における電話機のオフフックを、上記モニ
タと電話予約との両方で使い分けることができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるファクシミリ装置の
オフフック検出回路を示す回路図である。
【図2】上記実施例におけるファクシミリ装置の構成を
示すブロック図である。
【図3】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】従来のファクシミリ装置の構成を示すブロック
図である。
【図5】従来のファクシミリ装置のオフフック検出回路
を示す回路図である。
【符号の説明】
1…NCU、 1a…回線、 2…電話機、 3…モデム、 4…モデム制御部、 5…オフフック検出回路、 6…記録部、 7…読取部、 8…主制御部、 9…操作部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話機を接続可能なデータ通信装置にお
    いて、 回線を介してデータ通信を行うためのデータ通信手段
    と;上記データ通信手段によるデータ通信中に行う上記電話
    機のオフフックが、上記データ通信手段によるデータ通
    信に関する信号を上記電話機に出力させるための操作で
    あると判定する第1のモードと、上記データ通信の終了
    後における電話予約機能のための操作であると判定する
    第2のモードとを選択的に設定する設定手段と; 上記設定手段によって上記第1のモードが設定されてい
    る場合に、上記電話機のオフフックが検出されると、上
    記電話機からの信号が上記回線に出力されることを阻止
    し、しかも、上記回線からの信号と上記データ通信手段
    からの信号とを上記電話機に出力させるように制御し、
    一方、上記第2のモードが設定されている場合に、上記
    電話機のオフフックが検出されると、上記電話予約機能
    を実行させるように制御する制御手段と; を有することを特徴とするデータ通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記制御手段は、上記回線からの信号と上記データ通信
    手段からの信号とを上記電話機に出力させる場合は、上
    記回線を上記データ通信手段または上記電話機に選択的
    に接続する網制御装置における上記データ通信手段側の
    信号を、上記電話機に出力させる ことを特徴とするデー
    タ通信装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010048595A (ja) * 2008-08-20 2010-03-04 Jfe Steel Corp 路盤内の蓄積ひずみの計測方法
JP2013186073A (ja) * 2012-03-09 2013-09-19 Akebono Brake Ind Co Ltd 3次元変位量計測装置
KR102082238B1 (ko) * 2018-04-10 2020-02-26 주식회사 로텍인스트루먼트 변형 가능한 센서 케이스를 갖는 변위 측정장치, 이를 이용한 레일 변위 측정장치 및 변위량 계측 시스템
KR102119573B1 (ko) 2016-11-30 2020-06-05 이시카와 테루코 변위 계측 장치
KR102294291B1 (ko) * 2020-01-28 2021-08-27 전진용 다중 변위 측정용 계측장치

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