JP3057760U - 芳香剤収納容器 - Google Patents

芳香剤収納容器

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JP3057760U
JP3057760U JP1998007190U JP719098U JP3057760U JP 3057760 U JP3057760 U JP 3057760U JP 1998007190 U JP1998007190 U JP 1998007190U JP 719098 U JP719098 U JP 719098U JP 3057760 U JP3057760 U JP 3057760U
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JP
Japan
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fragrance
upper lid
container
holes
storage container
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Application number
JP1998007190U
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English (en)
Inventor
百合子 佐野
Original Assignee
ヤック株式会社
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Publication date
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決課題】 設置位置を固定するためドリンクホル
ダーに嵌め込んで使用する事が出来、従ってエアコンの
風を利用して内部の芳香を車内に揮散させることが出
来、更に安価でしかも、焼却しやすい芳香収納容器を作
ることにある。 【解決手段】 上面と側面とに通孔(4)(5)が穿設さ
れた、下面開口の円筒状上蓋(1)と、前記上蓋(1)が回動
自在に嵌め込まれるようになっていて、前記上蓋(1)の
側面通孔(5)に一致する位置に通孔(6)が穿設されてお
り、且つ芳香剤(3)を収納する事が出来る有底円筒状の
底部(2)とで構成され、その外径が70mm以下、60
mm以上である事を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は芳香剤収納容器の改良に関わるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の芳香剤収納容器には、車内に単に放置して使用するタイプのもの、 両面テープを利用して車体のいずれかの部分に接着するタイプのもの、エアコ ンのルーバに取り付けて使用するタイプのもの等がある。
【0003】 のタイプのものは、走行時、車体の動きや振動によってあちらこちらに移動 したり転倒したりしてしまい、それに気を取られて運転ミスを生じたりする欠点 があった。のタイプのものは、使用後、容器を取り外すと車体に接着跡が残り 車の内面を汚すと言う欠点があった。のタイプのものは、の場合のような 問題点はないが、ルーバーに直接固定されているために香料の揮散量調節のため にルーバーからの取り外しが面倒であると言う問題がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の課題は、設置位置を固定するためドリンクホルダーに嵌め込んで使用 する事が出来、従ってエアコンの風を利用して内部の芳香を車内に揮散させるこ とが出来、更に安価でしかも、焼却しやすい芳香収納容器を作ることにある。
【0005】
【課題を解決する手段】
本願『請求項1』に関わる考案によれば、「上面と側面とに上面側通孔(4)と 側面側通孔(5)とが穿設された、下面開口円筒状の上蓋(1)と、前記上蓋(1)が回 動自在に嵌め込まれるようになっていて、前記上蓋(1)の側面通孔(5)に一致する 位置に側面通孔(6)が穿設されており、且つ芳香剤(3)を収納する事が出来る有底 円筒状の底部(2)とで構成され、その外径が70mm以下、60mm以上である 」事を特徴とする。
【0006】 これによれば、その外径が70mm以下、60mm以上であるので、最大で普 通のジュース缶と同じ太さであって容易に既設のドリンクホルダ(10)に収納して 使用することが出来、従来例のように両面テープを使用する必要もなければ、ル ーバに装着して使用する必要もなく、非常に簡便に使用することが出来る。
【0007】 しかも、芳香剤(3)を収納する事が出来る底部(2)が上蓋(1)に回動自在に嵌め 込まれ、且つそれぞれに上面側通孔(4)、両側面側通孔(5)(6)が穿設されている ので、ドリンクホルダ(10)に向かってエアコンから吹き出された冷風や温風が通 孔側面側(5)(6)を通って容器(A)内に吹き込まれ、容器(A)内を通過した風は内部 の芳香を積極的に上面側通孔(4)から揮散させる。
【0008】 又、本願『請求項2』は、その材質に関し「材質が紙である」ことを特徴とす るもので、これによれば容器(A)が紙で形成されているので、使用後にはリサイ クル或いはそのまま焼却する事が出来ごみとならない。しかも、紙であるため容 器(A)を安価に作ることが出来る。
【0009】 本願『請求項3』は、「側面側通孔(5)(6)が上蓋(1)及び底部(2)に複数個穿設 されている」ことを特徴とするもので、これによれば、合致する側面側通孔5)(6 )の数を変えるだけで容器(A)内に流入する風の量が制御でき、揮散する芳香量を 制御できる。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本発明を好適な実施例を用いて説明する。下面開口円筒状の上蓋(1)は その直径が70mm以下、60mmの大きさで、最大直径の場合、缶ジュースや 缶コーヒと略同じ直径となっている。また、上蓋(1)に後述する底部(2)を嵌め込 んで組み立てた容器(A)の高さは50〜60mm(実施例では55mm)で、ド リンクホルダ(10)に挿入した場合、ドリンクホルダ(10)の係合蓋(16)を倒した場 合、容器(A)の外縁に前記係合蓋(16)が係合して容器(A)が走行時の車の振動など によって脱落しないようになっている。
【0011】 上蓋(1)の上面(1a)には外周に沿って例えば直径8mmの上面側通孔(4)が複数 箇所「本実施例では4箇所」、側面(1b)には例えば直径5mmの側面側通孔(5) が複数箇所「本実施例では3箇所」穿設されている。
【0012】 有底円筒状の底部(2)は、前記上蓋(1)が内側或いは外側(図の実施例では内側 )にてぴったりと回動自在に嵌め込まれるようになっており、側面には上蓋(1) の側面(1b)に穿設された側面側通孔(5)に一致する位置に、同様に例えば直径5 mmの側面側通孔(6)が複数個「本実施例では通孔(5)と同数の3箇所」が穿設さ れている。
【0013】 上蓋(1)も底部(2)も共に厚紙で形成されており、底部(2)に香り玉(3a)の入っ た不織布製匂い袋(3)を収納し、その上から上蓋(1)を被せる。これにより容器(A )内にの中に匂い袋(3)を収納することが出来る。香り玉(3a)は香料を含有したビ ーズ状のもので公知のものである。
【0014】 前記容器(A)を収納するドリンクホルダ(10)は、公知のもので車のエアコン吹 き出し口(11)のルーバ(12)に取り付けて利用するもので、背面の開口部(13)から エアコンの冷風或いは温風が内部に吹き込み、収納物を冷やしたり暖めたりする ようになっている。尚、ドリンクホルダ(10)内に流れ込んだエアーは、前面開口 部(14)或いは上面開口部(15)から流出する。
【0015】 次に、本考案に係る芳香剤収納容器(A)の使用方法に付いて説明する。まず、 前述のように内部に匂い袋(3)の収納されている容器(A)をドリンクホルダ(10)に 収納する。この場合、芳香剤収納容器(A)の高さが50〜60mmであれば、係 合蓋(16)を倒すと係合蓋(16)の端部が上蓋(1)の外周縁に係合して容器(1)のドリ ンクホルダ(10)からの脱落を防止するようになる。勿論係合蓋(16)のないドリン クホルダ(10)もあり、必ずしも係合蓋(16)にて係合する必要はない。また、芳香 剤収納容器(A)の高さも50〜60mmでなくてもよく、これ以上に高いもので も当然よい。その場合はたとえ係合蓋(16)があったとしても脱落防止のために前 記係合動作をさせることは出来ない。
【0016】 この状態でエアコン吹き出し口(11)から冷風或いは温風を吹き出すと、吹き出 された冷風或いは温風が、容器(A)の側面側通孔(5)(6)を通って内部に吹き込ま れ、内部の芳香と共に上面(1a)の通孔(4)から車内に流出する。
【0017】 車内に流出する芳香の臭いが強すぎたり弱すぎたりするために芳香の強さを変 えたい場合には、容器(A)をドリンクホルダ(10)から抜き出し、底部(2)に対して 上蓋(1)を回転させて上蓋(1)の側面側通孔(5)と、底部(2)の側面側通孔(6)とが 一致する孔の数を増減させ、再度ドリンクホルダ(10)内に挿入する。
【0018】 側面側通孔(5)(6)の合致数が多いと当然内部に流入する風量が増え、揮散芳香 量が増え、逆に合致数量が減ると、風量が減り、揮散芳香量が減少する。これに より匂いの強さを調節できる。
【0019】 芳香剤(3a)が揮散してしまい、匂いがしなくなると容器(A)は紙製であるので そのまま焼却する事も出来るし、リサイクルに回すことも出来る。
【0020】
【考案の効果】
本考案によれば、容器の最大外径が普通のジュース缶と同じ太さであって容易 に既設のドリンクホルダに収納して使用することが出来るので、缶詰ジュースの ような感じでドリンクホルダに収納する事が出来、非常に簡便に使用することが 出来る。
【0021】 更に、底部が上蓋に回動自在に嵌め込まれ、且つそれぞれに上面側通孔と側面 側通孔とが穿設されているので、この通孔を利用してエアコンから吹き出された 冷風や温風を容器内部に吹き込む事が出来、内部の芳香を積極的に車内に揮散さ せる事が出来る。加えて、上蓋及び底部の側面に穿設された側面側通孔の合致数 を変えることで簡単に容器内に流入する風の量が制御でき、揮散する芳香量を制 御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る芳香剤収納容器の分解斜視図。
【図2】本考案に係る芳香剤収納容器のドリンクホルダ
への収納状態を示す斜視図。
【図3】図2の断面図。
【符号の説明】
(A) 芳香剤収納容器 (1) 上蓋 (2) 底部 (3) 芳香剤 (4) 上面側通孔 (5) 側面側通孔 (6) 側面側通孔 (10) ドリンクホルダ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面と側面とに上面側通孔と側面側通孔
    とが穿設された、下面開口円筒状の上蓋と、前記上蓋が
    回動自在に嵌め込まれるようになっていて、前記上蓋の
    側面通孔に一致する位置に側面通孔が穿設されており、
    且つ芳香剤を収納する事が出来る有底円筒状の底部とで
    構成され、その外径が70mm以下、60mm以上であ
    る事を特徴とする芳香剤収納容器。
  2. 【請求項2】 材質が紙であることを特徴とする請求項
    1に記載の芳香剤収納容器。
  3. 【請求項3】 通孔が上蓋及び底部に複数個穿設されて
    いることを特徴とする請求項1又は2に記載の芳香剤収
    納容器。
JP1998007190U 1998-09-16 1998-09-16 芳香剤収納容器 Expired - Lifetime JP3057760U (ja)

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JP1998007190U JP3057760U (ja) 1998-09-16 1998-09-16 芳香剤収納容器

Applications Claiming Priority (1)

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JP1998007190U JP3057760U (ja) 1998-09-16 1998-09-16 芳香剤収納容器

Publications (1)

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JP3057760U true JP3057760U (ja) 1999-06-02

Family

ID=43191689

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Application Number Title Priority Date Filing Date
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0559645U (ja) * 1991-12-28 1993-08-06 アイワ株式会社 ディスク装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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