JP2008521734A - ごみ袋付きごみ容器 - Google Patents
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Abstract
ごみ箱構造体が、底と1つ以上の側壁3とを有し、概ね上方に開いた容器30の形態の、ごみ箱からなっている。側壁を下降しているのは、底又はその付近に一方の開口端部を有し、容器の上縁又はその付近に他方の端部を有する通気管31である。管の下端は、脱臭ブロックを受け入れるためのハウジング32と接続され、通気管31を通って流れた空気は、ごみ袋が容器30から持ち上げられた時、脱臭ブロックを通り過ぎる。管31及びハウジング32は、既存のごみ箱に後から取り付けられる。
Description
本発明は、ごみ袋付きごみ容器に関するものであり、特に(しかし、これに限るわけではないが)、プラスチック製の「ごみ袋」と共に従来から使用されている家庭用ごみ箱に関するものである。
ごみ袋付きごみ箱は、通常はごみ箱自体もプラスチックからなっており、家庭の台所で広く使用されている。また、その構造が2つの具体的に確認された不都合を被っていることは、よく知られている。
第1の不都合は、そのようなごみ袋付きごみ箱の中に置かれた廃棄物、特に台所の有機ごみが、遅かれ早かれ、臭い始めるということである。これは、感覚的に不快であり、その臭いが耐えられないほどに不快となれば、ごみ袋とその中味をきれいに取り除いて、廃棄して、新しいごみ袋を挿入できるが、臭いは頻繁に不快であり、そのような行為は十分な価値がない。ごみ箱の蓋は、様々な構造のものが知られており、臭いの放出を制限する働きはするが、もちろん、臭いを完全に抑えているわけではない。
そのようなごみ箱の第2の問題は、よく知られているとおり、特に、ごみ箱が比較的大きく、その中に入っている廃棄物の量がかなりの量である場合の、ごみ袋の取り出しである。廃棄物自体は、ごみ箱自体の、通常はプラスチックである内表面に対して、プラスチック性のごみ袋を押しつける傾向にあり、袋が持ち上げられる際、吸引力が発生してごみ箱の内表面に対して、ごみ袋をより強く押しつける。それ故、ごみ袋とごみ箱の表面との間の摩擦力は、ごみ袋を取り出すのを非常に困難にし、ごみ袋を取り出す人に要求される必要以上の引っ張りは、ごみ袋自体を引き裂いてしまう結果となる可能性がある。又は、ごみ袋を取り出そうとする人によって握られた場所によっては、より深刻な場合、どこかが破れ、ごみ箱の内部を汚す結果となる。その結果、そもそもごみ箱の中にごみ袋を置くという目的を無にしてしまうこととなる。
第2の問題に対して様々な解決策が提案されている。US−A−2004/0084456、US−B−6594876、及びUS−A−6634518は、すべて、ごみ箱の上部開口近くから底部まで伸びており、ごみ袋をより簡単に取り除くことを可能とする、通気管の、使用を、開示している。US−B−6079759は、ごみ袋を吊り出すための運搬フレームを開示しており、その運搬フレームの側部材は、通気管として形成されている。
そのような通気管の位置は、ごみ袋が取り出され始めるときの吸引力に対抗するように、ごみ袋とごみ箱自体の床との間の、ごみ箱の底を、空気が通り抜けるのを可能としている。その効果は、通気管の垂直部分の側面の打ち抜き孔から、ごみ箱の壁の周囲に、空気を供給することによって、強化される。しかし、通常は、通気管自体を通る空気の流れは、ごみ袋に損傷を与える危険性なく、ごみ袋をかなり容易に取り出すことを可能とするのに十分である。
本発明によれば、底と1つ以上の側壁とを有し、概ね上方に開いた容器の形態の、ごみ箱を、備えたごみ箱構造体が提供される。そして、それは、底又はその付近に一方の開口端部を有し、容器の上縁又はその付近に他方の端部を有する通気管を、側壁を下降するよう、具備しており、ごみ箱の底又はその付近に位置する、通気管の端部に隣接し、脱臭ブロックを受け入れるための容器を備えている、ハウジングにより特徴づけられている。
ハウジングは、広く設計変更できるが、例えば、有孔壁ハウジングであって、例えば、概ね円形であり、脱臭ブロックを受け入れるための凹部を中に有している、形態が、好ましい。一実施形態では、ハウジングは、その縁の周りにスカートを有しており、そのスカートは、ごみ箱の床に載っており、通気管が取り付けられる切り欠き部又は開口を有している。好ましくは、脱臭ブロックを受け入れるための凹部は、有孔壁を有しており、また、例えば、プラスチックのごみ袋と脱臭ブロックとの間の直接接触を防止するための、適切なカバーを備えてもよい。
そのような構造の主要な利点は、ほとんどの時間、脱臭効果は比較的弱められており、その結果、脱臭ブロックの消耗は少ないが、ごみ袋が取り除かれるとき、通気管を下に向かって流れて通気管の下端から現れる空気の流れが、脱臭ブロックから材料を蒸発させて放出させる働きをし、ちょうどそのときに、心地良い、脱臭/消毒/新鮮な臭いが、感覚的に望ましく、それは、もちろん、ごみ袋の内容物から発生するあらゆる臭いの影響を弱める。脱臭ブロックの組成は、必要ならば、他の成分、例えば、消毒剤を含んでもよい。
ハウジングは、容器の側壁に近いごみ箱の底に位置しており、又は、ごみ箱の底に位置しているが側壁からは離れているところに位置している。後者の場合、通気管は、容器の底の一部を横切る部分を有している。あるいは、ハウジングは、ごみ箱の底に比較的近い、側壁に、位置している。
上述したように、本発明の主要な利点は、既存のごみ箱に後から取り付けることができるということである。例えば、ごみ箱改造キットは、側面に打ち抜き孔を任意に備え、ごみ箱の側壁のほとんどの高さまで伸びる適当な長さの、管と、管の端部を取り付けるよう且つ脱臭ブロックを受け入れるよう構成された、容器と、からなって販売される。ハウジングが側壁から離れてごみ箱の底に位置する場合には、キットは、管の端部に取り付けるためのエルボ接合部と、その接合部とハウジングとに取り付けるよう構成された短尺の管と、を備える。取り付けられるとき垂直となる主管は、多くの相互取付部でできており、それ故、そのようなキットにとって必要とされる全体のパッケージサイズを減少させている。ごみ箱の内部に管を取り付けるための手段が、設けられ、例えば、ごみ箱の内表面に管をくっつけることが所望されるまで、従来の保護用剥離シート又はホイルによって覆うことのできる、粘着ストリップという手段がある。別の手段として、両面粘着パッドが、管を所定の位置に取り付けるのに使用できる。例えば、非常にまれではあるが清掃の目的で、管を取り外し可能としたい場合には、両面粘着パッドは、2つの接着面の間に、分割可能なバー・ファスナーを備える。
顧客が自分の特定のごみ箱に簡単且つ単純に管の長さを合わせることができるようにするために、改造キットは、通常は大き過ぎる管の長さを対象となっているごみ箱に合うように切断する手段も、備えている。押し出しプラスチック材料からなる管は、例えば、一般的に卵形のプラスチック管であり、小さな弓のこで適当な長さに容易に切断できる。主管が、異なる長さに作られ且つ幾つかの追加物を備えた、幾つかの相互取付部で作られる場合、相互取付部の選択は、組み合わされる際、ごみ箱の高さより少し低くなる大きさに選ばれ、それにより、管の上端は上縁又はその近くに、且つ、管の下端はごみ箱の底又はその近くに、位置することができ、長さに関して管のいずれかの部分を切断する必要性を回避できる。
本発明を、添付図面を参照しながら、一例として以下のとおり説明する。
図1及び図2に関して、同じ参照番号は、同じ構成要素に対して使用されている。本発明は、図1の断面図で示されるように、従来型の標準のプラスチック製のごみ箱1に適用されている。ここでは、ごみ箱は、概ね、床2と、4つの側壁3と、で構成されている。本発明は、1つの側壁を有するごみ箱、すなわち、円筒型や軽い載頭円錐型のごみ箱、の場合においても、当然に機能する。
1つの壁3に位置しているのは、上部開口7を有する垂直管4である。その下端では、管4が、成形されたプラスチックのエルボ8によって、短い水平管9に接続されている。管9は、床2に位置している成形された脱臭ブロックホルダー10のスカートの中の開口を通っている。ホルダー10は、そのスカートの中及び上面に、開口12を有している。その上面は、また、脱臭ブロック14を受け入れる凹部13を有している。凹部13の側壁は、打ち抜き孔15を有している。凹部には、蓋17が被せられている。
管4、エルボ8、管9、及びホルダー10からなる、アセンブリは、3つの両面粘着バー・ファスナーパッド20によって、所定の位置に保たれている。そのパッド20の各々の片面は、ごみ箱の壁3又は床2に接着されている。
廃棄物でいっぱいのごみ袋がごみ箱から取り出されるとき、空気が、管4の開口端部7を通って吸い込まれ、(孔5を経て)ごみ袋の側面の周囲を通り抜け、(管9及び開口12を経て)ごみ袋の下の空間を(ごみ袋を持ち上げるように)増大させるので、通常の吸引や引っかかりがなく、ごみ袋を取り出すことができる。空気は、また、開口15を通して流れ、ブロック14を通り過ぎ、その結果、ごみ袋が完全に持ち上げられて、新鮮な香りを明らかに提供するように、芳香及び脱臭成分が、ごみ箱及びその周囲の空間に達する。したがって、臭気と、ごみ袋の取り出しの困難性との、2つの問題は、軽減される。必要ならば、ごみ袋が取り出されるときに、ブロック14からの成分の放散を向上させるために、蓋17には、孔を形成してもよい。
図3は、符号30で図示された円筒型ごみ箱に取り付けられる別の実施形態を示している。通気管31及び脱臭ブロックホルダー32が見えるように、図3では壁の一部を省略している。通気管31は、3つの相互取付部からできている。クリップ33が、ごみ箱の壁に接着して取り付けられ、管31の上端部を、所定の位置に保持している。両面粘着パッドが、ホルダー32を、所定の位置に保持している。ホルダー32は、脱臭ブロックを受け入れるための凹部35を有しており、蓋36は、凹部35を覆っている。管31の下端部は、ホルダー32に形成されたソケット37に圧入されている。
ごみでいっぱいのごみ袋を取り出す際、空気は、管31を下に向かって流れ、凹部35の内部に入り、脱臭ブロックの周囲を流れ、ホルダー32の壁にある孔38を通って、ごみ箱30の内部空間に流れ込む。
Claims (9)
- 底と1つ以上の側壁とを有し、概ね上方に開いた容器の形態の、ごみ箱を、備えたごみ箱構造体であって、
底又はその付近に一方の開口端部を有し、容器の上縁又はその付近に他方の端部を有する、通気管を、側壁を下降するよう、具備しており、
ハウジングが、ごみ箱の底又はその付近に位置する通気管の端部に隣接し、脱臭ブロックを受け入れるための容器を備えていることを特徴とする、ごみ箱構造体。 - ハウジングが、脱臭ブロックを受け入れるための凹部を内部に有する、有孔壁ハウジングの形態を有している、請求項1記載のごみ箱構造体。
- ハウジングが、円形であり、その縁の周りに、ごみ箱の床に載るスカートを備え、スカートは、通気管を取り付けることができる切り欠き部又は開口を有している、請求項2記載のごみ箱構造体。
- 脱臭ブロック用の容器が、有孔壁を有し、ごみ箱の中に置かれたごみ袋のプラスチックと、脱臭ブロックと、の間の、直接接触を防止するための、カバーを備えている、請求項1〜3のいずれか1つに記載のごみ箱構造体。
- 上記請求項のいずれか1つに記載のごみ箱を構成するために、ごみ箱に適用するための、ごみ箱改造キットであって、
ごみ箱の壁のほとんどの高さまで伸ばすのに適した長さの管と、脱臭ブロックを受け入れるようになっており、且つ、上記管を受け入れるためのソケットを有する、ハウジングと、を備えていることを特徴とする、ごみ箱改造キット。 - 管の端部に取り付けるための実質上直角のエルボ接合部と、接合部を取り付け、ごみ箱の床を横切ってハウジングまで伸ばすよう、構成された、別の短尺の管と、を備えている、請求項5記載のごみ箱改造キット。
- 管をごみ箱の内部に取り付ける手段を備えている、請求項5又は6に記載のごみ箱改造キット。
- 管を取り付ける手段が、管を所定の位置に固定するために使用できる両面粘着パッドである、請求項7記載のごみ箱改造キット。
- 両面粘着パッドが、2つの接着面の間に、分割可能なバー・ファスナーを備えている、請求項8記載のごみ箱改造キット。
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