JP3057582B2 - 複合防水シートの使用方法 - Google Patents
複合防水シートの使用方法Info
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Description
される防水シ−トに関するものであり、主として突き刺
し抵抗を付与した複合防水シ−トに係るものである。
侵入するのを阻止するために、処理場の地表を防水シ−
トにて覆うことが行われている。しかるに、かかる防水
シ−トは、塩化ビニルシ−トやポリプロピレンシ−ト等
を単に展張しているだけであり、かかるシ−トの強度の
みで防水性能を保持していた。
釘等の鋭利な突起物の突き刺しに対して、さして大きな
抵抗力を有しないために、施工時には細心の注意を払っ
てはいるが安全性に今一つ欠けるものがあった。一方、
防水シ−トを施工した時点では突き刺さるものがなくと
も、その後廃棄物中に混在する釘等のために、廃棄物の
処理中にシ−トに傷がつくこともあり、この場合、釘等
が突き刺さった場所を特定するのが難しく、特定できた
としてもこの補修作業が極めて困難であった。
解決せんとして鋭意開発を進めた結果、突起物に対して
抵抗性の強いいわゆる耐突刺性、耐突起性を付与する複
合防水シートの使用方法を開発したものである。即ち、
本発明の要旨は、防水シートの基体となるゴム様弾性シ
ートの表面に、好ましくはブチルゴム系粘着材を介し、
合成繊維からなる補強布を重合した複合防水シートの使
用方法に関するものである。なお、ゴム様弾性シートと
しては、例えば、ゴム、塩化ビニル、エチレン酢酸ビニ
ル共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレンから選ば
れ、合成繊維補強布は、ポリエステル、ポリプロピレン
からなる織布又は不織布が代表的なものである。
は防水機能をもたらすシ−ト基体の表面に、ブチルゴム
系等の粘着材を介して補強布を一体に重合したものであ
って、鋭利な突起物はこの補強布によって阻止されるこ
ととなり、万一シ−ト基体に突き刺さった場合でも、こ
の貫通孔内にブチルゴム系等の粘着材が侵入して防水機
能を低下させないという作用をなすものである。このブ
チルゴム系等の粘着材は極めて長期間にわたり固化せず
に流動、粘着性を保つ性質があり、好適に使用されるも
のである。尚、粘着材の厚さは防水シ−トの使用形態に
もよるが0.5〜1.0mm程度が望ましい。
明する。図1は本発明の複合防水シ−トの基本型を示す
断面図である。図中、1は防水性能をもつ厚さ1mmの
ポリエチレンシ−トであり、2は厚さ10mmのポリプ
ロピレン製の不織布であって、この両者は厚さ0.7m
mのブチルゴム系粘着材3をもって一体に重合されたも
のである。一般には、かかる複合防水シ−トは、ポリエ
チレンシ−ト1側を地面に当接する側とし、不織布2側
を廃棄物側として敷設されることとなる。
複合防水シ−トの使用法を示す断面図であって、この例
にあっては、廃棄物側に厚さ2mmのポリエチレンシ−
ト4を更に敷設したものである。このポリエチレンシ−
ト4は、廃棄物内に混在する鋭利な突起物の侵入を阻止
するものであって、このポリエチレンシ−ト4の代わり
としては、本発明でいうゴム様弾性シ−トがそのまま用
いられ得ることは言うまでもない。
断面及びその使用法を示す断面図である。図中、11は
防水シ−トの基体をなす厚さ1.5mmのゴムシ−トで
あって、12は厚さ10mmのポリプロピレン製の不織
布である。そして、これらは厚さ0.7mmのブチル系
粘着材13を介して一体に重合されて複合防水シ−トを
なしている。そして使用時にあっては、地面の凹凸や突
起物に備えるために、先ずポリプロピレン製の厚さ10
mmの不織布15を敷設し、この上に本発明の複合防水
シ−トを展張するものである。そして更に、廃棄物側に
対しても厚さ2mmのゴムシ−ト14を敷設したもので
ある。このゴムシ−ト14は廃棄物内に混在する突起物
対策として、そして、場合によっては、防水機能をも合
せもつものである。
起物に対してこれが侵入することを阻止する機能を有す
るものであって、耐突刺性能が著しく向上し、万一これ
がシ−トを貫通した場合であってもブチルゴム系粘着材
がただちにこの貫通孔内に侵入してこの孔を塞ぐことと
なり、防水シ−トとしての機能も低下させることなく、
長期間の使用に耐えるという大きな利点を有するもので
実用的価値は極めて高い。
断面図である。
面図である。
及びその使用法を示す断面図である。
断面図である。
を示した断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ゴム様弾性シートの上方表面に、粘着材
を介して合成繊維からなる補強布を重合した複合防水シ
ートの使用方法であって、地面の凹凸や突起物に備える
ために不織布を敷設し、その上に上記複合防水シートを
展張し、更に廃棄物側にゴム様弾性シートを敷設するこ
とにより、廃棄物の処理場に展張されることを特徴とす
る複合防水シートの使用方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP3142517A JP3057582B2 (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 複合防水シートの使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3142517A JP3057582B2 (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 複合防水シートの使用方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06278247A JPH06278247A (ja) | 1994-10-04 |
JP3057582B2 true JP3057582B2 (ja) | 2000-06-26 |
Family
ID=15317201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP3142517A Expired - Fee Related JP3057582B2 (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 複合防水シートの使用方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3057582B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013013428A (ja) * | 2011-06-06 | 2013-01-24 | Ando Kikaku:Kk | 型抜き団扇 |
Families Citing this family (4)
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KR100533577B1 (ko) * | 2002-12-10 | 2005-12-06 | 호남석유화학 주식회사 | 다층 복합형 방수시트 및 그의 제조방법 |
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1991
- 1991-05-17 JP JP3142517A patent/JP3057582B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2013013428A (ja) * | 2011-06-06 | 2013-01-24 | Ando Kikaku:Kk | 型抜き団扇 |
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JPH06278247A (ja) | 1994-10-04 |
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