JP3057048U - プッシュボタン誤触防止装置 - Google Patents

プッシュボタン誤触防止装置

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JP3057048U
JP3057048U JP1998006609U JP660998U JP3057048U JP 3057048 U JP3057048 U JP 3057048U JP 1998006609 U JP1998006609 U JP 1998006609U JP 660998 U JP660998 U JP 660998U JP 3057048 U JP3057048 U JP 3057048U
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JP
Japan
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shaft
push button
relay
hinge
hole
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JP1998006609U
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English (en)
Inventor
進 富 洪
Original Assignee
進 富 洪
武 以 娟
劉 立 華
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プッシュボタン部の誤触を防ぎ、該部を保護
して寿命を延ばす。 【解決手段】 上蓋装置1の上蓋軸11に上蓋左環14
及び上蓋右環15を付設する。上蓋軸11は上蓋板12
に繋り、その間は隙間部13とする。回転軸装置2は心
棒21を右側軸22及びバネ23に入れ、中継軸24と
左側軸25を通す。右側軸22の一端に凸部222と孔
221があり、他端には側翼223,224を付設し、
その間に空間部225を形成する。中継軸24の一端に
端翼242,243を付設し、その間に空間部244を
形成し、他端に凸部245,246を設け、その間は凹
部247とする。左側軸25の一端に上下唇部252,
253を形成し、その間は凹部255とし、他端に凸部
254を形成し、蝶番装置3を繋ぐ。蝶番装置3は、左
蝶番軸31の左孔311に凸部254を嵌め込み、右蝶
番軸32の右孔321に凸部222を通しプッシュボタ
ン部の端に固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、プッシュボタン誤触防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
科学技術の発達に従い、我々の生活はより便利になった。そのため我々の生活 環境にある電気製品、例えばテレビ、ステレオ、ビデオ、レーザ機器等にはすべ てリモコン機が付いていて、これで機器を操作し、ボタンを押すことにより、機 器が動く。 また、携帯電話やファックスを例にとると、番号が多いもの、例えば国際電話 や長距離電話の場合、機械に記憶させるが、操作を間違えたり、ミスタッチをす ると自動的に設定されたり、間違った所にかかってしまったりして、時間の浪費 になるだけでなく、電話料金も上がってしまう。原因を考えると、ファックスの 場合、子供が悪戯した結果であったり、携帯電話の場合では持っている時に力が 掛かり、押してしまうことがある。そのため、上述のような機器には誤触を防ぐ ための装置が必要なのである。 このほか、携帯電話は出庫前に捲り式蓋またはスライド式蓋を付けるが、その 欠点はどちらも完全に開けて、初めてボタンが押せるようになっていることで、 また大抵機器本体底部の両側に蝶番または嵌め込み式で取り付けてあるため、一 定の期間使用すると摩擦で取り付け部分が緩んだりする。このため、携帯電話の ほとんどは捲り式蓋またはスライド式蓋を設置しておらず、そのため誤触がよく 発生するのである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、誤触を防ぐ他、プッシュボタン部を液体や埃から保護することによ って寿命を延ばすのに効果的なプッシュボタン誤触防止装置を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するため、本考案のプッシュボタン誤触防止装置は、上蓋装置 、回転軸装置及び蝶番装置から構成され、その特徴は上蓋装置の上蓋板を上げる 時には、回転軸装置の中継軸の両凸部の突起部を左側軸凹部に沿って、左側軸両 唇部の突起部まで移動すると、中継軸の中のバネが横方向に引っ張られ、中継軸 の両端翼が右側軸の空間部内に入り、右側軸の両側翼もまた中継軸の空間部内に 入り、中継軸両凸部の突起部は左側軸両凸部の突起部を越え、それにより中継軸 の両凸部の突起部は支えきれなくなり、バネの力によって戻り、左側軸凹部に沿 って回転して固定され、上蓋板は一定の角度に開き、プッシュボタンを押すこと ができることを特徴とするものである。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係るプッシュボタン誤触防止装置の実施例を図面に基づいて説 明する。 先ず、図1及び図2に示すように、本考案は、概略的には上蓋装置1、回転軸 装置2、蝶番装置3から構成されている。 上記上蓋装置1は、上蓋軸11及び上蓋板12の端が対応していて、その間は 隙間部13になっており、その隙間はプッシュボタン部の高さに相当し、上蓋板 12のサイズは、蓋したいプッシュボタン部分に相当する。また上蓋軸11の両 側にはそれぞれ下に上蓋左環14及び上蓋右環15が付いていて、上蓋左環14 には円形の左環孔141が空き、上蓋右環15にはフライス盤にかけて削った長 円形の右環孔151が空いていて、回転軸装置12に差し込むようになっている 。
【0006】 回転軸装置2は、主に心棒21を右側軸22及びバネに差し込み、それから中 継軸24及び左側軸を差し込んで、リベット締めしてある。右側軸22の中心に は、右側軸孔221が空いていて、心棒21が入るようになっており、右端には 右環孔151に対応する右側軸凸部222があり、それらを嵌め込んだ後、端に 固定する。この他右側軸凸部222と反対側の前後にはそれぞれ右側軸前側翼2 23、右側軸後側翼224があり、その中間は右側軸空間部225が形成されて いて、そこにバネ23を入れ、そして心棒21が入るようになっている。そして 中継軸24の中心には中継軸孔241が空いていて、心棒21が入るようになっ ている。この中継軸24の一方は、翼が形成されていて、中継軸上端翼242、 中継軸下端翼243で、その中間は中継軸空間部244が形成されていて、そこ にバネ23が入るようになっていて、中継軸24の翼と右側軸22の翼を合わせ ると円柱形になる。また、中継軸24の別の端は、中継軸前凸部245及び中継 軸後凸部246が形成されており、ここに左側軸25を嵌め込む。そして左側軸 25の中心には、左側軸孔251が空いていて、ここに心棒21が入る。また、 中継軸24の前後凸部245、246に対応するように、この左側軸25の一端 には上唇部252及び下唇部253が形成されていて、中継軸24の前凸部24 5及び後凸部246と合わさるようになっている。そして、この左側軸25の上 下唇部252、253と反対側の端には、フライス盤で削った長円形の左側軸凸 部254が形成されていて、上蓋装置1の左環孔141に差し込んだ後、蝶番装 置3に連結するようになっている。
【0007】 蝶番装置3は、二つが一組となって必要なプッシュボタン部に設置するため、 左蝶番軸31及び右蝶番軸32の二つから構成されている。左蝶番軸31の中心 には、フライス盤にかけて横向きの長円形に形成した左孔311が空いていて、 また軸からはネジ取り付け片312が伸びている。このネジ取り付け片312に あるネジ取り付け孔313にネジ33を入れてプッシュボタン部とプッシュボタ ン誤触防止装置を固定する。さらに回転軸装置2の左側軸凸部254と蝶番装置 3の左孔311とを合わせ、端を固定する。またもう一つの右蝶番軸32の中心 にも円形をした右孔321が空いていて、回転軸装置2の右側軸凸部222が入 り、そして軸からはネジ取り付け片322が伸びている。このネジ取り付け片3 22にあるネジ取り付け孔323にネジ33を入れて、プッシュボタン部とプッ シュボタン誤触防止装置を固定する。この二つの蝶番の間には、上蓋装置1及び 回転軸装置2が入ることになる。
【0008】 また、上記蝶番装置3は、左蝶番軸31及び右蝶番軸32の両蝶番軸が固定さ れて動かないため、上蓋装置1の上蓋両環14、15内に入る回転軸装置2の長 さは、上蓋両環14、15間の距離と同じで、二つの蝶番を設置した後、突起軸 341のある密閉片34を外側から嵌め込み、回転軸装置2を押し込んで左側軸 凸部254と左孔311に嵌め込み、さらに突起軸341を右孔321に入れて 、両端を固定する。
【0009】 プッシュボタンを押したい時には、先ず上蓋板12を持ち上げる。この時左側 軸25の左側軸凸部254は、左蝶番軸31の左孔311に嵌め込まれているた め動かず、右側軸22の右側軸凸部222は右環孔151に嵌め込まれているた め同じく動かない状態であるため、中継軸24の前後凸部245、246が左側 軸の上下両唇部252、253の曲面の左側軸凹部255に沿って回転し、それ により中継軸24に嵌め込まれているバネ23が捩じられ、その中継軸24の上 下両端翼242、243が右側軸22の空間部225内に入り、右側軸22の前 後両側翼223、224が中継軸24の空間部244内に入ることにより、蓋が 動くのである。中継軸24の前後凸部245、246の突端が左側軸の上下両唇 部252、253の突端を越えると、各凸部及び突端間は曲面状の凹部247、 255になっているので、前後凸部245、246が支えきれなくなると、バネ の戻る力によって自動的に素早く上下両唇部252、253の左側軸凹部255 内へ移動し、上下両唇部252、253は前後凸部245、246の中継軸凹部 247内へ移動するので、上蓋板12を図4に示すように上げることにより、使 用者はプッシュボタンを押すことができるのである。
【0010】 また蓋をしたい時には、上蓋板12を下ろせばよく、中継軸24の前後凸部2 45、246は左側軸25の上下両唇部252、253を越えた後、バネ23の 戻る力によって、各凸部及び突端は凹部255、247の曲面まで移動すること により図3に示すようにプッシュボタン部に蓋をした状態になる。 また更に、上記上蓋板12における隙間部13側に軟質材16を貼れば、プッ シュボタン部の接触部を保護するのがより高められる。
【0011】
【考案の効果】
以上に説明したように、本考案のプッシュボタン誤触防止装置は、プッシュボ タン部に蓋をすることにより、誤触を防ぐ他、プッシュボタン部を液体や埃から 保護することによって寿命を延ばすのに効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のプッシュボタン誤触防止装置の立体分
解図である。
【図2】同プッシュボタン誤触防止装置における回転軸
装置の立体分解図である。
【図3】同未操作時の立体図である。
【図4】同操作時の立体図である。
【符号の説明】
1 上蓋装置 11 上蓋軸 12 上蓋板 13 隙間部 14 上蓋左環 141 左環孔 15 上蓋右環 151 右環孔 16 軟質材 2 回転軸装置 21 心棒 22 右側軸 221 右側軸孔 222 右側軸凸部 223 右側軸前側翼 224 右側軸後側翼 225 右側軸空間部 23 バネ 24 中継軸 241 中継軸孔 242 中継軸上端翼 243 中継軸下端翼 244 中継軸空間部 245 中継軸前凸部 246 中継軸後凸部 247 中継軸凹部 25 左側軸 251 左側軸孔 252 左側軸上唇部 253 左側軸下唇部 254 左側軸凸部 255 左側軸凹部 3 蝶番装置 31 左蝶番軸 311 左孔 312 左ネジ取り付け片 313 左ネジ取り付け孔 32 右蝶番軸 321 右孔 322 右ネジ取り付け片 323 右ネジ取り付け孔 33 ネジ 34 密閉片 341 突起軸

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上蓋装置の上蓋軸の両側にそれぞれ上蓋左
    環及び上蓋右環が付いていて、この上蓋左環には円形の
    左環孔が開くと共に、上蓋右環には右環孔が開いてい
    て、上蓋軸の別端は上蓋板に繋り、その間は隙間部にな
    っていて、 回転軸装置は心棒を右側軸に入れ、右側軸の一端は右側
    軸凸部と右側軸孔があり、その孔に心棒を嵌め込むよう
    になっていて、もう一方の端には両側翼が付いていて、
    その間は空間部が形成されていて、そこにバネを入れ、
    使用時には中継軸の両端翼が入り、またこの心棒に更に
    バネを通し、それから中継軸と左側軸を通すのである
    が、中継軸の一端には両端翼がついていて、右側軸の両
    側翼に対応するようになっており、その間は空間部が形
    成されていて、ここにはバネが入り、使用時には両側翼
    が入るようになっていて、また中継軸のもう一方の端は
    二つの弧形の凸部が設けられており、その間は二つの凹
    部になっており、また更に左側軸の一端は中継軸の両凸
    部に対応するように、左側軸上下両唇部が形成され、そ
    の間は二つの凹部になっていて、これらが互いに合わさ
    るようになっており、また左側軸のもう一方の端には左
    側軸凸部が形成されており、それを左環孔に差し込むこ
    とにより蝶番装置を繋ぎ、 上記蝶番装置は、左蝶番軸における左孔に左側軸凸部を
    嵌め込むと共に、右蝶番軸における円形の右孔に右側軸
    凸部を通すことによりプッシュボタン部の端に固定さ
    れ、 上蓋板を持ち上げる時には、中継軸の両凸部の突起部が
    凹部に沿って左側軸の両凸部の突起部まで移動すると共
    に、中継軸がバネを横に向かって引っ張り移動して、中
    継軸の両端翼は右側軸の空間部内に入り、右側軸両側翼
    は中継軸の空間部内に入り、中継軸両凸部の突起部が左
    側軸両唇部を越えた時、中継軸の両凸部の突起部は支え
    きれなくなると共に、バネには元に戻る力が加わり、左
    側軸凹部に沿って定位まで回転することにより上蓋板は
    自動的に角度をもって開く、ことを特徴とするプッシュ
    ボタン誤触防止装置。
  2. 【請求項2】板の隙間部に軟質材を貼付した、ことを特
    徴とする請求項1記載のプッシュボタン誤触防止装置。
  3. 【請求項3】右側軸の両側翼と中継軸の両端翼を交錯さ
    せて設置することにより、円柱形に形成した、ことを特
    徴とする請求項1記載のプッシュボタン誤触防止装置。
  4. 【請求項4】中継軸の両凸部と左側軸の両唇部を交錯さ
    せて設置することにより、円柱形に形成した、ことを特
    徴とする請求項1記載のプッシュボタン誤触防止装置。
  5. 【請求項5】蝶番装置の左蝶番軸と右蝶番軸とは、プッ
    シュボタン部にそれぞれ設置するため、左ネジ取り付け
    片、右ネジ取り付け片に分かれ、その各片にはネジ孔が
    開き、ネジを入れて左蝶番軸と右蝶番軸をそれぞれプッ
    シュボタン部に固定する、ことを特徴とする請求項1記
    載のプッシュボタン誤触防止装置。
  6. 【請求項6】蝶番装置の左蝶番軸と右蝶番軸をプッシュ
    ボタン部に設置し、回転軸装置の両環内に両蝶番軸を置
    き、突起軸の付いた密閉片で右孔に嵌め込み、回転軸装
    置の左側軸凸部は左孔に入れて固定し、突起軸は右側軸
    に設けてある孔に入れて、両端を固定する、ことを特徴
    とする請求項1記載のプッシュボタン誤触防止装置。
JP1998006609U 1998-08-27 1998-08-27 プッシュボタン誤触防止装置 Expired - Lifetime JP3057048U (ja)

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