JP3057022U - 折畳紙製容器 - Google Patents

折畳紙製容器

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JP3057022U
JP3057022U JP1998006575U JP657598U JP3057022U JP 3057022 U JP3057022 U JP 3057022U JP 1998006575 U JP1998006575 U JP 1998006575U JP 657598 U JP657598 U JP 657598U JP 3057022 U JP3057022 U JP 3057022U
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JP
Japan
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bottom plate
container
container body
stopper
main body
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JP1998006575U
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Inventor
英雄 川島
Original Assignee
株式会社グラフィックスフジ
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Abstract

(57)【要約】 【技術課題】 折り畳みができて、製作コストが安く、
従来の紙函に代る紙製容器を得る。 【解決手段】 容器本体1を偏平に折り畳み自在に形成
すると共に、この容器本体1の下縁の内側に沿って底板
係合縁3を形成し、前記容器本体1の底部の内周長と同
一の外周長を有する楕円形状の底板4を設けると共に、
この底板4の外周縁の一部に止め片5を形成してこの止
め片5を容器本体1内の下縁の一部に接着して前記底板
4を前記止め片5を中心として上方に反転自在に組み込
む。この結果、底板4を上方に90°反転させたとき、
容器本体1は偏平に折り畳むことができる。又、上方に
反転させた底板4を下方に90°開放することにより、
本体1の底部は楕円形状に開放し、中に物を収容できる
ようになる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、楕円の底を有する紙製容器に関するもので、更に詳しくは、楕円形 の底板を容器本体内において、上方に90°反転させることにより、容器本体を 偏平に折り畳むことができると共に、この折り畳んだ状態から底板を下方に90 °開くことにより、楕円形状の底を有する容器を再現できる折畳紙製容器に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
花、帽子、手芸品等であって、型が崩れたのでは商品の価値が著しく損なわれ るような物の場合、厚紙の函等に入れて持ち運んだり、保管するのが普通である 。このため、函代が高くつくと共に、空の函は場所をとり、小売店や一般家庭等 においては、この函の置き場所に困ることが多い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は斯る点に鑑みて提案されるものであって、従来の紙函と同等の機能を 有しながら低コストにより製作できると共に、折り畳んで保管できるようにして 場所をとらない紙製容器を提供することが目的である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の本考案においては、折畳紙製容器 を、円筒状に形成した厚紙製の容器本体を偏平に折り畳み自在に形成すると共に 、この容器本体の下縁の内側に沿って底板係合縁を形成したこと、前記容器本体 の底部の内周長と同一の外周長を有し、平面形状が楕円から成る厚紙製の底板を 設けると共に、この底板の外周縁の一部に止め片を形成してこの止め片を容器本 体内の下縁の一部に接着して前記底板を前記止め片を中心として上方に90°反 転させて容器本体を偏平に折り畳むことができるように構成し、更に、前記上方 に反転させた底板を下方に90°開放することにより、容器本体の底部を楕円形 状に開放して中に物を収容できるように形成したこと、から成るように構成した ものである。
【0005】 この紙製容器の場合、保管しておく場合には、底板を止め片を中心として上方 に90°反転させると、容器本体は偏平に折り畳むことができる。 次に、内部に物を収容する場合には、底板を止め片を中心として下方に90° 開放すると、容器本体はこの底板の外周に沿って楕円形に広がり、底板の周縁が 容器本体側の係合縁に係合する。この結果、底が楕円形状の容器となり、中に物 を収容した場合、紙製の容器でありながら、中の物を良くガードして型が崩れる のを防止する。
【0006】
【実施例】
図1、図2は上記本考案に係る折畳紙製容器の全体を示す斜視図であって、1 は厚紙を円曲させてこの両端を糊付けすることにより円筒状に形成すると共に、 偏平に折り畳むことができるように、円周の二分の一のところに折りぐせ2、2 aを形成して成る容器本体、3は容器本体1の底部内周縁に形成した底板係合縁 、4は容器本体1の底部内周縁であって、前記折りぐせ2、2aの中間の部分に 止め片5を糊付けして成る楕円形状の厚紙製底板であって、この底板4の外周長 と、容器本体1の内周長は同一に設定されている。6、6aは容器本体1の上部 において、折りぐせ2、2aの中間において対称位置に形成した手提げ用の穴で ある。
【0007】 図3は容器本体1の底部を示し、容器本体1を偏平に折り畳むときは、矢印a 方向に底板4を押し上げて止め片5を中心として90°反転させたのち、容器本 体1を折りぐせ2、2aのところで偏平に折り畳む。このようにすると、容器本 体1と底板4は図4及び図5に示す関係で偏平化する。 一方、折り畳んだ容器本体1を図1及び図2に示す状態に開放する場合には、 図4において矢印b方向に底板4を開放すると、容器本体1側がこの底板4によ って、楕円形状に開放し、底板4の周縁が丁度係合縁3に係合して止まった位置 で全開となる。
【0008】 図6は底板4の斜視図であって、この図6において、止め片5は下向きである が、これは一点鎖線で示すように、上向きであってもよい。図7は容器本体1の 下縁を内側に180°折り返すことにより係合縁3を形成した状態の実施例図で あって、この係合縁3は内周全体に形成してもよいし、要所に間隔をあけて形成 するようにしてもよい。 図8は容器本体1に把手材7、7aを取り付けた実施例であって、容器本体1 の上部には、手提げ用に任意の把手を形成してもよいし、用途によっては、形成 しなくてもよい。
【0009】
【考案の効果】
本考案に係る折畳紙製容器は以上の如き構成から成り、次の効果を奏する。 1.容器本体を厚紙で円筒状に形成すると共に、この底部に上方に反転自在の楕 円形状の底板を取り付けたことにより、この底板を開放したときには底部が楕 円形状の紙製容器となり、底板を90°上方に反転させたときには、容器本体 は偏平に折り畳むことができるようになる。この結果、従来の紙函に代るもの として、花や帽子、或いは手芸品等の携帯容器として用いることができると共 に、偏平に折り畳んで保管することにより、場所をとらない。 2.容器本体は厚紙を円筒状に形成するだけであり、又、これに対する底板と係 合縁の形成も極めて簡単なため、製作コストは従来の紙函に比較して半値以下 となる。 3.底板の外周長と容器本体の内周長を同一に設定したことにより、底板自体の 変形重量を超えない限り、底板は係合縁に係合していて、抜けることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る容器の斜視図。
【図2】A−A′線断面図。
【図3】底部の説明図。
【図4】底板及び容器本体を折り畳んだ状態の底板部分
の説明図。
【図5】底板及び容器本体を折り畳んだ状態の底板部分
の説明図。
【図6】底板の説明図。
【図7】係合縁の他の実施例の説明図。
【図8】把手の他の実施例の説明図。
【符号の説明】
1 容器本体 2、2a 折りぐせ 3 係合縁 4 底板 5 止め片 6、6a 把手穴 7、7a 把手材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状に形成した厚紙製の容器本体を偏
    平に折り畳み自在に形成すると共に、この容器本体の下
    縁の内側に沿って底板係合縁を形成したこと、 前記容器本体の底部の内周長と同一の外周長を有し、平
    面形状が楕円から成る厚紙製の底板を設けると共に、こ
    の底板の外周縁の一部に止め片を形成してこの止め片を
    容器本体内の下縁の一部に接着して前記底板を前記止め
    片を中心として上方に90°反転させて容器本体を偏平
    に折り畳むことができるように構成し、更に、前記上方
    に反転させた底板を下方に90°開放することにより、
    容器本体の底部を楕円形状に開放して中に物を収容でき
    るように形成したこと、 を特徴とする折畳紙製容器。
  2. 【請求項2】 容器本体の上部に把手部を構成して成る
    請求項1記載の折畳紙製容器。
  3. 【請求項3】 同筒状の容器本体を二等分する位置に折
    りぐせを形成して成る請求項1又は2記載の折畳紙製容
    器。
JP1998006575U 1998-08-26 1998-08-26 折畳紙製容器 Expired - Lifetime JP3057022U (ja)

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