JP3056541B2 - TiAl基金属間化合物とその製造方法 - Google Patents

TiAl基金属間化合物とその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐熱材料として有望な
TiAl金属間化合物とその製造方法に関するものであ
る。TiAl金属間化合物は、比強度が高く、高温耐熱
材料としてエンジン部品、各種回転体あるいは航空機に
対し応用が考えられている。
【0002】
【従来の技術】TiAl金属間化合物は、温度が上昇す
るに従って強度が上昇するという正の温度依存性を示
し、さらに比重が3.9と軽く軽量耐熱材料として航空
機への応用をめざし研究開発がされている。しかしなが
らTiAl金属間化合物は一般の金属合金に比べて変形
能に乏しい特徴があり、室温での延性改善について多く
の研究がなされてきた。常温での延性改善のため、第3
元素を添加し合金設計を行った例として、Ti−34.
1重量%Al−0.1〜4重量%V合金(米国特許第4
294615号)、Ti−41.7重量%Al−10重
量%Ag合金(特開昭58−123847号)がある。
さらに、TiAl金属間化合物にMnを添加して、常温
における延性を2〜3%に改善した例(特開昭61−4
1740号)、Cr添加(米国特許第4842819
号)、Ta添加(米国特許第4842817号)、Si
添加(米国特許第4836983号)がある。4元系で
は、室温での延性と耐酸化性を向上させた例としてTi
52-42 Al46-50 Cr1-3 Nb1-5 (特開平2−255
34号)がある。
【0003】TiAl金属間化合物は常温での延性が3
%以下であり、常温での加工が困難なため、精密鋳造技
術あるいは粉末技術によって形状を付与する方法が取ら
れている。さらに、形状付与技術として、高温で超塑性
加工することが考えられている。TiAl金属間化合物
は、成形した後、高温構造部材として、高温強度の必要
な部位に適用される。このような要求から、高温で加工
性に優れており、且つ強度も高い金属間化合物の材料設
計が要求されている。γ+α2組織とし、合金成分系と
して、Nb,Cr,Mo,Vを添加し、さらにB,Si
を粒界強化元素として小量添加し、高温強度および常温
延性を改善した例が公開されている(特開平1−298
127号)。しかし、800℃での伸びが最大4%と高
温での加工性が改善されていない。
【0004】添加元素による合金設計の他に熱間加工を
施し組織を微細化して、高温延性を改善した例が報告さ
れている(例えば、日本金属学会秋期大会シンポジウム
講演概要(1989)P.245)。さらに、本発明者
らは、第3元素としてCrを添加し、粒界にβ相を析出
させ、高温での延性を著しく改善した例を報告している
(日本金属学会秋期大会講演概要(1990)P.26
8)。高温での加工性と強度を向上させるためには、第
3元素を添加した効果だけでなく、溶解・熱処理・加工
熱処理といった種々のプロセスを組み合わせた、組織制
御が必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】TiAl基金属間化合
物は状態図もはっきりしておらず、第3あるいは、第4
元素を添加し溶解・鋳造しただけではその特性を十分に
発揮させることができない。Cr添加合金では加工熱処
理を施すことにより、β相が粒界に析出し延性が向上で
きることを見い出したが、高温強度が不十分である。本
発明は、添加元素による効果を系統的に調べ、状態図を
基にした合金設計と加工熱処理を施すことによって、出
現する相、組織、結晶粒径を制御し、高温における強度
と延性が向上したTiAl基金属間化合物を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】原子%でAl45%から
50%残部がTiを基本とするTiAl基金属間化合物
において、原子%で1%から5%のV,Mn,Nbまた
はMoの群より選ばれた元素を添加元素として少なくと
も一種以上含み、γ相を主要相として、γ相とα2 相の
等軸粒の間にβ相を析出させ、高温での強度と延性を向
上させることを目的で合金設計を行ったTiAl基金属
間化合物。
【0007】この化合物は、添加元素として、V,M
n,Nb,Moを含み、β相を結晶粒界に析出させるべ
く溶解後熱処理、さらに熱間加工を施す。具体的には、
β安定化元素(V,Mn,Nb,Mo)を原子%で1%
以上5%以下含み、原子%でAlを45%から50%、
残部がTiの組成をもった合金を、溶解後、熱処理を1
000℃以上1250℃以下で48時間以上行い、徐冷
した後、熱間加工を1100℃以上1350℃以下、歪
速度1×10-2-1以下で40%以上の変形を行うこと
によって達成される。
【0008】
【作用】TiAl基金属間化合物にβ相を析出させる添
加元素として、V,Mn,NbまたはMoを添加した。
TiAl二元系合金の場合、50原子%以上のAl残部
Tiの合金はγ単相合金となる。Al量が原子%で50
%以下30%以上の場合γ+α2 相の二相となるが、A
l量が45%以下の場合α2 相の体積率が30%以上と
なり、室温での強度と延性が低下する。従ってAl量は
原子%で45%以上50%以下が望ましい。原子%でA
l量45%以上50%以下、残部Tiからなる金属間化
合物の溶解後の組織は、γとα2 が交互に存在する層状
組織(ラメラー組織)となる。Ti−Al二元系合金で
は、1500℃以上でβ相が平衡相として存在するが、
急冷してもβ相を室温に凍結させることはできない。β
相を出させるためにはTiに対してβ相安定化元素を添
加し、三元系状態図においてβ相領域を変化させる必要
がある。
【0009】原子%で、V,Mn,Nb,Moを原子%
で1%以上5%以下添加し、Al量を原子%で45%以
上50%以下、残部Tiの組成を有する金属間化合物
は、溶解したインゴットのままでは、γ+α2 層状組織
(ラメラー組織)とγ粒を含む組織となる。X線回折か
らもβ相のピークは現れない。インゴットを1000℃
以上1250℃以下で熱処理を施すと層状組織から、大
部分がγ粒とα2 粒の等軸粒からなる混晶組織を示す。
焼鈍処理を行っても存在する相はγ相とα2 相で変化し
ない。焼鈍温度について、1000℃以下では焼鈍の効
果が認められず、1250℃以上で焼鈍すると結晶粒径
が粗大化したり、針状組織が出現する。48時間以下の
場合、層状組織が残り均質な焼鈍材が得られなかった。
γ粒とα2 粒の等軸粒からなる混晶組織をもった、第3
元素添加金属間化合物を熱間加工することによって、γ
粒が微細化するとともにβ相が析出する。図1に焼鈍材
と熱間加工材のX線回折パターンを示す。比較例とし
て、化学量論組成のTiAl金属間化合物のパターンを
示す。表1に各添加元素がTiAl金属間化合物に及ぼ
す相安定性の効果を示す。
【0010】Moを添加したTiAl金属間化合物は、
インゴット材において層状組織(ラメラー組織)が現
れ、ラメラー粒の間にβ相が形成され、β相形成能が高
い。熱間加工したMo添加金属間化合物は、微細なβ結
晶粒とγ等軸粒の混晶組織となった。微細な等軸粒組織
においては、粒径が微細化された効果があり、高温での
延性が向上した。Oは主としてα相に固溶してα相を強
化する作用を持つ、そのためOは重量%で0.05%以
下に抑えることが必要である。
【0011】TiAl二元系状態図からは高温で安定な
β相は1250℃以下でα相となり室温で存在しないが
β安定化作用を持つ添加元素を加えることによりβ領域
が広がりβ相を室温まで存在させることができる。Ti
Al基金属間化合物を2相以上の多相組織にする効果と
しては、γ結晶粒成長を抑え結晶粒を微細化する効果が
ある。さらに、γ相α2 相β相の順に高温強度が低く、
高温での変形が容易である。強度の異なった相を複相化
する効果として、変形容易な相が変形を担い、強度の高
い相が、強度を高める効果をもっている。高温変形の容
易なβ相は、γ結晶粒界に析出すると、高温での加工性
を著しく高める効果がある。
【0012】組織を変化させる方法として、加工再結晶
によって組織を微細化することは、通常の金属または合
金で行われている方法であるが、TiAl基金属間化合
物の場合、均質化熱処理ままの材料は室温から800℃
まで延性能はほとんどなく脆性的に破断した。このよう
に難加工性の材料の場合、低い温度で加工し加工歪エネ
ルギーを蓄え、熱処理によって再結晶させるという従来
の加工再結晶の利用が困難である。結晶粒を微細化する
とともに、β相を析出させる為には三元系状態図で、β
相が存在する温度以上で加工し、変形と再結晶が重複し
て起こる動的再結晶現象を利用することが考えられる。
動的再結晶現象は、変形温度、変形時の歪速度、変形量
が重要なパラメーターとなる。すなわち動的再結晶現象
を利用して、結晶粒の微細化とβ相を析出させるために
は、温度と歪速度の制御が特に重要であり、その条件を
満たす加工プロセスを選択しなければならない。
【0013】TiAl基金属間化合物のα−β変態より
も高温域で、しかも低歪速度で変形し、動的再結晶によ
って結晶制御するプロセスとしては、恒温鍛造法が最も
有用である。恒温鍛造は、金型と試料の温度を同一に保
つところに特徴があり、難加工材の成形方法として用い
られている。変形温度を上昇させ、より低歪速度で変形
すると、TiAl基金属間化合物の変形は容易に起こる
が、目的とするβ相を析出させた微細結晶組織にするに
は、問題があった。すなわち、同一歪速度でありなが
ら、変形温度が1250℃の場合と1100℃の場合の
結晶粒径を比較すると1250℃の場合再結晶粒が成長
する傾向にある。しかし、反対に1000℃以下で恒温
鍛造を行うと、変形帯とともに微細な結晶粒が現れる
が、未再結晶部分が存在し、不均質な結晶組織をもった
ものとなった。
【0014】すなわち、恒温鍛造における温度と歪の適
切な条件としては、1100℃以上で、歪速度1×10
-2/s以下が望ましい。さらに、変形量としては、40
%未満の場合は、未変形部分が存在し、結晶粒径の大小
の差が大きい。試料全体で均質な微細粒を得るために
は、変形量として、40%以上、好ましくは、一回で6
0%以上の大変形が必要である。この変形条件を満たす
変形として、恒温鍛造の他に熱間押出、熱間圧延等が可
能である。
【0015】上記鍛造方法によってV,Mn,Nb,M
oを添加したTiAl基金属間化合物を40%以上恒温
鍛造した結果、再結晶組織が微細等軸粒になり、さら
に、第2相としてβ相が析出した。β相がγ相結晶粒界
に析出した場合、β相は高温での加工性を高める効果が
ある。
【0016】
【実施例】
(実施例1) Ti−48at%Al−2at%Nb 高純度チタン(99.9%)とアルミニウム(99.9
9%)を溶解原料とし、プラズマアーク溶解によって原
子%で48at%Al−2at%Nb、残部TiのNb添加
TiAl金属間化合物を溶製した。1050℃、96時
間、真空中で均質化熱処理した結果、結晶粒径100μ
m程度の等軸粒となった。均質化熱処理を施した材料か
ら、直径35mm、高さ42mmの試料を放電加工によって
加工した。恒温鍛造は、真空雰囲気中で初期歪速度5×
10-4-1、加熱温度1300℃で70%圧下した。図
2にNb添加TiAl基金属間化合物を鍛造した後の結
晶組織写真を示す。平均結晶粒径34μmの等軸な微細
粒が広い範囲にわたって得られた。恒温鍛造した試料か
らX線回折によって相を同定した結果、結晶粒界に析出
した相はβ相の回折ピークを示した。鍛造材からマルチ
ワイヤーソーでゲージ部厚さ2mm、幅2.5mm、長さ1
1.5mmの引張試験片を作成し、真空雰囲気中で高温引
張試験を行った。試料を1200℃、歪速度1×10-3
/sの条件で引張試験をした結果353%の伸びを示し
た。
【0017】(実施例2)Ti−48at%Al−2at%
Moの組成をもった金属間化合物を同様な方法で、溶解
・均質化熱処理・熱間加工し、相および組織と高温引張
試験を行った。成分分析結果を表1に、試験結果を表3
に示す。
【0018】(実施例3)Ti−48at%Al−2at%
Vの組成をもった金属間化合物を同様な方法で、溶解・
均質化熱処理・熱間加工し、相および組織と高温引張試
験を行った。成分分析結果を表1に、試験結果を表3に
示す。
【0019】(実施例4)Ti−48at%Al−2at%
Mnの組成をもった金属間化合物を同様な方法で、溶解
・均質化熱処理・熱間加工し、相および組織と高温引張
試験を行った。成分分析結果を表1に、試験結果を表3
に示す。
【0020】(実施例5)Ti−49at%Al−1at%
Mo 高純度チタン(99.9%)とアルミニウム(99.9
9%)を溶解原料とし、第3元素として、Moを原子%
で1%添加したTiAl金属間化合物を非消耗式アーク
溶解によって溶製した。1050℃、96時間、真空中
で均質化熱処理した結果、結晶粒径100μm程度の等
軸粒となった。均質化熱処理を施した材料から試料を加
工し恒温鍛造を行った。恒温鍛造後の組織は、γ相の等
軸粒が広い範囲にわたって得られた。X線回折より、体
積率で0.5%程度のβ相の析出がみられた。鍛造材か
らマルチワイヤーソーでゲージ部厚さ2mm、幅2.5m
m、長さ11.5mmの引張試験片を作成し、真空雰囲気
中で歪速度1×10-3/s高温引張試験を行った。試験
結果を表3に示す。
【0021】(実施例6)Ti−46at%Al−4at%
Moの組成をもった金属間化合物を同様な方法で、溶解
・均質化熱処理・熱間加工し、相および組織と高温引張
試験を行った。試験結果を表3に示す。
【0022】(実施例7)Ti−45at%Al−5at%
Moの組成をもった金属間化合物を同様な方法で、溶解
・均質化熱処理・熱間加工し、相および組織と高温引張
試験を行った。試験結果を表3に示す。
【0023】(実施例8)Ti−49at%Al−2at%
Moの組成をもった金属間化合物を同様な方法で、溶解
・均質化熱処理・熱間加工し、相および組織と高温引張
試験を行った。試験結果を表3に示す。
【0024】(実施例9)Ti−47at%Al−2at%
Nb−1at%Moの組成をもった金属間化合物を同様な
方法で、溶解・均質化熱処理・熱間加工し、相および組
織と高温引張試験を行った。試験結果を表3に示す。
【0025】(比較例1)Ti−50at%Alの組成を
もった金属間化合物を同様な方法で、溶解・均質化熱処
理・熱間加工し、相および組織と高温引張試験を行っ
た。試験結果を表3に示す。
【0026】(比較例2)Ti−48at%Alの組成を
もった金属間化合物を同様な方法で、溶解・均質化熱処
理・熱間加工し、相および組織と高温引張試験を行っ
た。試験結果を表3に示す。
【0027】(比較例3)Ti−47at%Al−3at%
Crの組成をもった金属間化合物を同様な方法で、溶解
・均質化熱処理・熱間加工し、相および組織と高温引張
試験を行った。試験結果を表3に示す。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】
【表3】
【0031】
【発明の効果】第3元素として、V,Mn,Nb,Mo
を添加したTiAl基金属間化合物を溶解・均質化焼鈍
・加工熱処理することにより、β相が析出した。とく
に、V,Mn,Nb添加合金については、β相が粒界に
析出し、高温での加工性が著しく改善されることが明か
となった。本発明のTiAl基金属間化合物は熱間加工
性に優れており、複雑な形状の成形物を加工することが
可能であり、工業的利用分野が広い。たとえば、超塑性
的加工を利用して、ハニカム構造を製造でき航空機等の
軽量化に応用できる。熱間加工によって成形した後、熱
処理することによって、結晶粒を粗大化させ、高温での
クリープ特性を向上させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱間加工したV,Mn,Nb,Moを添加した
TiAl基金属間化合物のX線回折パターン。
【図2】Nb添加TiAl基金属間化合物の鍛造後の結
晶組織写真。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C22C 14/00 C22F 1/18

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原子%でAl45%から50%残部がT
    iを基本とするTiAl基金属間化合物において、V,
    Mn,NbまたはMoの添加元素群より選ばれた少なく
    とも一種以上の元素を、原子%で1%以上5%以下を含
    み、γ相とα2相からなる等軸粒の間にβ相を析出さ
    、高温での延性と強度を向上させたTiAl基金属間
    化合物。
  2. 【請求項2】 原子%でAl45%から50%残部がT
    iを基本とするTiAl基金属間化合物において、V,
    Mn,NbまたはMoの添加元素群より選ばれた少なく
    とも一種以上の元素を、原子%で1%以上5%以下を含
    む金属間化合物を溶解後、熱処理を1000℃以上12
    50℃以下で48時間以上行い、徐冷した後、熱間加工
    を1100℃以上1350℃以下、歪速度1×10-2
    -1以下で40%以上の変形を行い、β相をγ相とα2
    からなる等軸粒の粒界に析出させる事を特徴とする高温
    での延性と強度を向上させたTiAl基金属間化合物の
    製造方法。
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