JP3056278U - 成型材リサイクル用不織布粘着テープ - Google Patents

成型材リサイクル用不織布粘着テープ

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JP3056278U
JP3056278U JP1998006709U JP670998U JP3056278U JP 3056278 U JP3056278 U JP 3056278U JP 1998006709 U JP1998006709 U JP 1998006709U JP 670998 U JP670998 U JP 670998U JP 3056278 U JP3056278 U JP 3056278U
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JP
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styrene
tape
thickness
polystyrene
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JP1998006709U
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English (en)
Inventor
久也 甲斐
淳一 小谷
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Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Kasei Polymer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】テレビ、プリンター、複写機などの電気機器の
キャビネット、ハウジングなどのポリスチレン成型部材
に貼られる、ビビリ音止め不織布粘着テープをリサイク
ル可能にし、不織布テープが伸びずに寸法通り貼り込め
るようにするものである。 【解決手段】不織布の厚みが0.05以上1.0mm以
内で、組成がスチレンブロック共重合体を主成分として
なり、延伸ポリスチレンフィルムの両側に厚みが0.0
1以上0.1mmの範囲のスチレンブロック共重合体系
粘着剤を設けて、離型紙で保護してなる両面テープを、
不織布の片側にラミネートすることで、上記課題を解決
できる。

Description

【考案の詳細な説明】 【考案の属する技術】
【0001】 本考案は、テレビキャビネット、プリンター、複写機などポリスチレン成型材 よりなる電気機器のキャビネットのビビリ音防止に用いる不織布テープに関する 。
【従来の技術】
【0002】 従来、音や振動を発する家電・音響・OA製品には、ポリエステル、レーヨン 、ナイロンなどを中心とした乾式不織布、ニードルパンチ不織布、スパンボンド 不織布、スパンレース不織布などに、主としてアクリル系粘着剤を塗布した粘着 テープが、成形材の嵌合部等が当たったり、または擦れたりする事によって異音 を発するのを防止するために、あらかじめ嵌合部に貼りつけられ、用いられてい る。
【0003】 一般にテレビ、プリンター、複写機などの電気機器のキャビネット、ハウジン グなどと呼ばれる部材は、ポリスチレンを主としてなる成形品であり、リサイク ルが求められるものであって、これまでスピーカー部については、ポリスチレン の0.5mm厚程度のシートに、つや消しの表面を有する特殊な両面テープを接 着した、所謂「PSネット」が既に知られている。(特許登録2566510) 。しかしながら、本考案のようなビビリ音止め不織布粘着テープについては、リ サイクル材が用いられていないのが現状である。
【考案が解決しようとする課題】
【0004】 ビビリ音止め不織布粘着テープは、不織布が主としてナイロン、ポリエステル 、レーヨンなどがら成るもので、ポリスチレン製のキャビネット成型材と一緒に 溶解処理しようとすると、異物となって再生材の品質を大きく低下させる。一方 、ポリスチレン製の不織布基材を用いて上記課題を解決する提案がなされている (特願平6−196541)が、基材不織布にポリスチレン系エラストマーを用 いることが例示されている。
【0005】 しかしながら、ポリスチレンエラストマー製の不織布は、伸びが非常に大きく 、しかも応力緩和するため、これを基材として用いた場合、定尺に裁断した不織 布が伸びてしまい、寸法通りに貼ることが不可能である。伸びて予め定められた 寸法以上になってしまった不織布は、その部分が成形品の落とし込みの外などに はみ出して性能を損なったり、或いはそれをいちいち切り落とさなければならな いという不具合を生じていた。
【0006】 本考案は、前期課題を解決して、キャビネット等とリサイクルが可能で、かつ 寸法通りに貼ることのできる不織布粘着テープを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、厚みが50μm以上1.0mm以内で、主成分がスチレンブロック 共重合体である不織布の片面に、厚みが10μm以上100μm以内のスチレン ブロック共重合体系粘着剤層を設けたポリスチレン系フィルムを、その一方の粘 着剤層によりラミネートし、もう一方の粘着剤面を離型紙で保護してなる、電気 機器のポリスチレン成型材と共にリサイクル可能であることを特徴とする不織布 粘着テープである。
【0008】 本考案でリサイクルを目的としたテレビ、プリンター、複写機などのキャビネ ットは、主としてポリスチレンから成るが、ポリイソプレン、スチレンブタジエ ン、アクリロニトリル、スチレン・ブタジエンなどのゴム成分を混練して耐衝撃 強度を向上させた、ハイインパクトスチレンも多く使用され、またスチレンにポ リカーボネート等のエンジニアリングプラスチックを混合してさらに強度を増し たタイプも使用されている。こうした混合物は、リサイクル面では好ましいとは 言い難いが、スチレンを主成分とし、相溶性のある熱可塑性ポリマーを混合して いるので、原則的にリサイクルベースにのるため、これを基に他の部材を設計す ることは不自然ではない。
【0009】 本考案に用いられる粘着テープの基材は、スチレンブロック共重合体を用いた 不織布に限定される。スチレンブロック共重合体とは、スチレン・イソプレン( SI)、スチレン・ブタジエン(SB)、スチレン・イソプレン・スチレン(S IS)、スチレン・ブタジエン・スチレン(SBS)、スチレン・エチレン・プ ロピレン・スチレン(SEPS)、スチレン・エチレン・ブチレン・スチレン等 のジブロック、トリブロックのエラストマーであって、これらの1種類以上を混 合して用いることが可能である。
【0010】 このようなスチレンブロック共重合体は、スチレン含有量の多寡にかかわらず、 不織布とすることで、ビビリ音防止の効果は十分得られるのであるが、リサイク ルの点からスチレン含有量は、10%以上であることが好ましい。また、成形性 を向上させる上で、ポリエチレン、ポリプロピレン等を1〜30%程度の範囲で 混合して用いることも可能である。
【0011】 不織布は、一般にサーマルボンド法、レジンボンド法などの乾式法、スパンボ ンド法、スパンレース法、ニードルパンチ法、メルトブロー法、湿式法などの製 法があり、多くはステープル原綿を、カード方式などでウエブ形成し、化学的又 は、物理的に繊維を固めるが、ガラス転移点の高い繊維素材には、こうした方式 が適するものの、スチレンブロック共重合体や、ポリウレタンエラストマーなど では、低ガラス転移点の素材では、溶融紡糸した繊維を推積して、工程内でシー ト化するメルトブロー方式以外はほとんど困難である。
【0012】 メルトブロー法は、溶融したエラストマーを、ダイから吐出する際に250℃以 上の高温に加熱されたガスを高圧でエラストマーに吹き付け、高圧ガスの流れに よって繊維を極細化する方法であり、冷却してからではなく溶融時にガス流で繊 維化されるために配向性のない繊維不織布となる。従って、伸びの大きな不織布 となり易いので、本考案の両面テープのラミネートが必要となるのである。
【0013】 不織布の厚みは、5μm以上1.0mm以内の範囲が好適である。メルトブロ ー法では、この範囲外でも製造することは困難ではないが、0.05mm以下で は目付のバラツキが大きくなり、ビビリ音止めの効果の乏しい部分が生じやすく 、また全体としても大きい振動・ビビリ音を吸収しにくくなる。さらに、ショッ トと呼ぶポリマーの瘤状体が発生しやすいので、一層不均一化しやすくなる。1 .0mm以上では、キャビネットの嵌合部の組み立てが困難になりやすく、不織 布自体も高価になるので、経済的な面からも不適当である。
【0014】 不織布に裏打ちする粘着剤付きポリスチレン系フィルムは、無延伸、一軸延伸 、二軸延伸などのポリスチレン系フィルムが用いられる。ポリスチレン系フィル ムは一般的に食品包装、容器類等に広く用いられているものでよく、厚みは10 μmから100μm程度が好適であり、更には20μmから50μm程度がより 好ましい。
【0015】 ポリスチレン系フィルムの両面に塗布するスチレン系粘着剤は、前述の不織布 と同じスチレンブロック共重合体を主成分として用いる。SIS、SBS、SE PSなどが好適に用いられるが、これらのエラストマーは、単独では粘着性も接 着性も示さないので、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂、石油系樹脂、スチレン系 樹脂などの接着付与樹脂を1種類以上配合する必要がある。これらの接着付与樹 脂は、エラストマー100重量部に対し、50重量部から200重量部の範囲が 適当である。また、この粘着剤には可塑剤や熱老化防止剤、紫外線防止剤などの 老化防止剤や、シリカ等の充填剤、顔料などのを適宜添加して用いることができ る。
【0016】 該粘着剤は、ホットメルトとして溶融してTダイで押出して、ポリスチレン系 フィルム又は、離型紙上に粘着剤層を設けることができるが、芳香族系やケトン 系の有機溶剤に溶解して、離型紙上に塗布し、乾燥してポリスチレン系フィルム に転写することも可能であるが、ポリスチレン系フィルム上に溶剤ワニスを直接 塗布すると溶解してしまうため、直接塗布はできない。
【考案実施の形態】
【0017】 ポリスチレン系フィルムの両面に、上記のようにして得た粘着剤層をラミネー ト等で設けたのち、片側に前記不織布をラミネートし、他方の粘着剤面を離型紙 で保護して本考案の構成物が得られる。
【0018】
【実施例】
次に、実施例を挙げて本考案を説明する。文中、「部」とあるのは「重量部」 を示す。
【0019】 (実施例1) 不織布として、スチレン・エチレン・プロピレン・スチレン共重合体(メルト フローレート100g/10min.200℃、スチレン含有率30%)80部 と、ポリプロピレン樹脂(メルトフローレート600g/10min230℃、 環球式軟化点170℃)20部をスクリューミキサーで混合し、コンパウンドと した。これをメルトブロー形成機を用い、280℃で熱風流量3m/min. でメルトブローし、厚み0.2mm、目付80g/mの不織布を作成した。ス チレンブロック共重合体系粘着剤は、スチレン・イソプレン・スチレン共重合体 (メルトフローレート11g/10min.200℃、スチレン含有率16%) 70部、スチレン・ブタジエン・スチレン共重合体(メルトフローレート10g /10min.200℃、スチレン含有率30%)30部、水添ロジン樹脂(軟 化点115℃)55部、水添C9系石油樹脂(軟化点100℃)30部、ナフテ ン系オイル(流動開始温度−28℃、動粘度8mm/s・100℃)15部を、 180℃で加熱溶融・混合して、コンパウンドとした。これを、ダイ温度150 ℃としたTダイから押出してシリコン離型紙上に50μmの厚みの粘着フィルム を形成した。35μm厚の延伸ポリスチレンフィルムの両面に、該粘着フィルム をラミネートして転写し、片側の離型紙をはがしてこの面に上記作成の不織布を 貼って不織布粘着テープを作成した。テープの伸び率は、6%であった。
【0020】 (比較例1) 実施例1の不織布に、延伸ポリスチレンフィルムを用いずに、実施例1記載の 50μm厚の粘着フィルムを、直接ラミネートして不織布テープとした。このテ ープの伸び率は、360%であった。
【0021】 (比較例2) 目付100g/m、0.5mm厚の、レジンボンド乾式法ポリエステル不織 布に、実施例1の粘着フィルムを直接ラミネートして不織布テープとした。この テープの伸び率は、25%であった。
【0022】 (リサイクル試験) ポリスチレン成型材の断片50gに対し、1g分の実施例1、比較例1、2のテ ープを、それぞれ貼り付けて、粉砕した後、250℃で熱溶融した。これをTダ イ押出機で、厚さ300μmのシートにしたところ、実施例1、比較例1のテー プは、異物が認められなかったのに対し、比較例2のシートは、シートが不透明 でかつ多量の異物片が認められた。
【0023】 (貼り込み試験) 実施例1と比較例1、2のテープを、それぞれ20mm幅で670mm長さに 裁断し、25インチテレビのキャビネット嵌合部の外周部の側面上部から上面、 反対側側面にわたり、必要部に貼り付けていった。その結果、実施例1、比較例 2の不織布粘着テープは問題なく貼れたのに対し、比較例1のテープは、普通に 貼り込んでいくと貼り終いの部分が140mmも余り、伸びないよう注意しても 30mm余ってしまった。また、比較例1のテープを普通に貼った後、10分後 にキャビネットからはがしてみると、応力緩和のため、約15%の永久歪みが残 った。
【考案の効果】
本考案を用いると、テレビなどの成型材に貼って使用された後、プラスチック のリサイクルに供することができなかった不織布粘着テープを、品質の低下なく 再生加工できる。また実際に使用しようとすると、テープが伸びて貼り込みが全 く不可能に近かった従来のスチレン不織布テープと異なり、キャビネット成型材 への、良好な貼り込み作業性を有し、優れた実用性を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の不織布粘着テープの断面図であ
る。
【図2】図2は本考案の不織布テープを、テレビのキャ
ビネットの嵌合部に貼り付けた断面図である。
【符号の説明】
1・・・スチレンブロック共重合体不織布 2・・・スチレンブロック共重合体系粘着剤 3・・・ポリスチレンフィルム 4・・・離型紙 5・・・テレビキャビネットフロント部 6・・・テレビキャビネットリヤ部 7・・・本考案の不織布粘着テープ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】厚みが50μm以上1.0mm以内で、主
    成分がスチレンブロック共重合体である不織布の片面
    に、厚みが10μm以上100μm以内のスチレンブロ
    ック共重合体系粘着剤層を設けたポリスチレン系フィル
    ムを、その一方の粘着剤層によりラミネートし、もう一
    方の粘着剤面を離型紙で保護してなる、電気機器のポリ
    スチレン成型材と共にリサイクル可能であることを特徴
    とする不織布粘着テープ。
JP1998006709U 1998-07-29 1998-07-29 成型材リサイクル用不織布粘着テープ Expired - Lifetime JP3056278U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015503405A (ja) * 2011-12-28 2015-02-02 ホリスター・インコーポレイテッドHollister Incorporated 吸音不織布材料、吸音多層フィルム、及びそれらから作られたラミネート

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