JP3055616U - ゴルフクラブソールプレート - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、ゴルフプレーに於けるスイング時
の、シャフトの非効果的しなり現象の抑制、及びしなり
効果の有効作用を促進させる。 【解決手段】ゴルフクラブヘッドのソールプレートに、
シャフト装着部を装備構成する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、ゴルフクラブヘッドの製作に関する考案です。

【０００２】

【従来の技術】

ゴルフクラブ（パターは除く）のヘッドの構造は、ソールプレート、フェイス 面殻、側面殻、ヘッド上面殻及びシャフト装着部によって構成されています。こ の場合に於いて、シャフト装着部、ヘッドのヒール側の上部に装備されているか 、フェイス面殻に装備構成されているか、又ヘッドを貫通させてシャフトを装着 させる構造になっています。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案が、解決しようとする課題は、シャフト中心軸線をヘッド重心点に近づ けることにより、打球インパクト時に於いて、シャフトの打球に対する、非効果 的なしなりを減らすことにより、インパクト時におけるクラブヘッドのトウ部分 がさがる現象を少なくする。と同時にシャフトの打球に関する、しなり効果の有 効性を促進させることです。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

ゴルフクラブヘッドを構成するソールプレートにシャフト装着部を装備構成さ せることにより、クラブヘッドのヒール部分の設計自由度が増し、シャフト中心 軸線をヘッド重心点に近づけて、シャフト装着が可能になります。

【０００５】

【考案の実施の形態】

ゴルフクラブヘッドを形成している面殻の、一部であるソールプレートにシャ フト装着部を装備構成して、ゴルフクラブへッドを製作し、シャフトを装着しそ して、グリップラバーを装着して、ゴルフクラブを完成させます。シャフト装着 部は、ソールプレート本体に溶接方式で装備構成するか、鋳造方式で装備構成し ます。シャフト装着部を装備構成するに当たり、その設計意図により、装備位置 、ライ角度、ロフト角度、フェイス向き角度等の諸条件を思考し、条件を満たし た状態で装備構成します。

【０００６】

【実施例】

このソールプレートを装着して、メタルヘッドクラブ、ウッドヘッドクラブタ イプのアイアンクラブを製作します。

【０００７】

【考案の効果】

ゴルフクラブのスイングに於いて、そのヘッドスピードが最大となるインパク ト時に於いて、シャフトのしなりが二方向性のミックスした現象を呈します。そ の一つにトウ・ダウン「おじぎしなり」現象があります。いわゆるスイートスポ ットとグリップ部の先端を結んだ線が一直線になろうとする現象なのですが、こ のソールプレートの使用により、これを抑制します。打球時のミート性が向上し 、シャフト有効作用寸法が、約２ｃｍ位伸びて、シャフト有効作用が３％〜５％ 位向上し、打球効果を良好なものにします。

【図面の簡単な説明】

【図１】 投影図

【図２】 断面図

【図３】 斜視図（応用例）

【符号の説明】

１ ソールプレート ２ シャフト装着部 ３ シャフト

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 シャフト装着部を装備構成したゴルフク
   ラブヘッドのソールプレート