JP3055482B2 - オープニングトリム及びその成形方法 - Google Patents

オープニングトリム及びその成形方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,車体開口部のフランジなどの取
付部に装着されるオープニングトリムの構造及びその成
形方法に関する。
【0002】
【従来技術】例えば図12に示すごとく,自動車90の
開口部900には,突出したフランジ等の取付部に対し
て図13に示すごときオープニングトリム9が装着され
る。このオープニングトリム9は,図13に示すごと
く,芯金91を内蔵した断面略U字状のトリム本体92
と,該トリム本体92の内側に互いに対向配置され,上
記取付部に挟持,取付けるための右保持片93と左保持
片94とを有している。
【0003】また,上記右保持片93,94はトリム本
体92の内側の入口側に設けた1次リップ931,94
1と,その奥側に設けた2次リップ932,942を有
している(例えば,特開昭58−170648号,特開
昭60−169349号)。上記芯金91は,金属製で
あり,一方トリム本体,右保持片,左保持片は合成樹
脂,ゴムなどにより成形されている。上記オープニング
トリム9は,図13に示すごとく,上記右保持片93と
左保持片94との間に上記取付部95を挿入して,装着
する。また,装着後は,右保持片93と左保持片94と
は上記取付部95を両側より強く挟持し,外れないよう
にしている。なお,図13の符号96は外側リップ,9
7はシール部である。
【0004】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記従来のオ
ープニングトリムは次の問題を有する。即ち,上記右保
持片93及び左保持片94は,上記のごとく,取付部9
5を強く挟持させる必要があるため,両者間の閉じ方向
の力が大きい。そのため,上記装着時に右保持片93と
左保持片94との間に取付部95を挿入する場合には,
これらの間の摩擦力による挿入抵抗が大きく,大きな挿
入力を必要とする。
【0005】それ故,車体へのオープニングトリム9の
組付作業性が悪い。一方,組付性を良くするために,右
保持片93と左保持片94との間の閉じ方向の力を弱く
すると,オープニングトリム9が外れるおそれがある。
【0006】本発明はかかる従来の問題に鑑み,組付作
業性に優れ,かつ取付部への保持力に優れたオープニン
グトリム9及びその成形方法を提供しようとするもので
ある。
【0007】
【課題の解決手段】請求項1の発明は,断面略U字状の
トリム本体と,該トリム本体の内側に互いに対向配設さ
れ,フランジ等の取付部に取付けるための右保持片と左
保持片とを有すると共に,上記右保持片及び左保持片
は,上記トリム本体の内側の入口側に設けた一対の1次
リップを有してなり,またトリム本体の内側の奥側には
右保持片又は左保持片の少なくとも一方に2次リップを
有し,かつ上記2次リップは上記1次リップの先端部を
仮係合しておくための係合凹部を有しており,上記取付
部を上記右保持片と左保持片との間に挿入する場合に
は,上記1次リップの先端部と2次リップとの間の仮係
合状態が外れ,1次リップが取付部の側面に接触するよ
う構成してなることを特徴とするオープニングトリムに
ある。
【0008】本発明において最も注目すべきことは,上
記右保持片及び左保持片は共に上記1次リップを有し,
一方右保持片と左保持片の少なくとも一方には2次リッ
プを有してなり,かつ2次リップは1次リップの先端部
を仮係合するための係合凹部を有していることである。
【0009】次に,作用効果につき説明する。上記オー
プニングトリムは,上記取付部へ装着する以前において
は,2次リップを設けた側の1次リップの先端部は,2
次リップの係合凹部に仮係合されて曲げられた状態にあ
る(図1,図2)。そのため,オープニングトリムの内
側へ取付部を挿入する際には,1次リップと取付部との
間は若干の間隙を有するか,又は軽く接触する程度であ
る。そのため,上記挿入時においては,1次リップと取
付部との間には摩擦による挿入抵抗がない。それ故,右
保持片と左保持片の間に取付部を挿入する際の挿入抵抗
力は,従来のオープニングトリムに比較して半減する。
それ故,オープニングトリムの組付作業性に優れてい
る。
【0010】また,上記のごとく,取付部を右保持片と
左保持片の間に挿入する場合には,上記取付部の先端部
が上記2次リップの先端部を奥の方へ押す。そのため,
1次リップの先端部と2次リップの係合凹部との間の仮
係合状態が外れ,1次リップは取付部の側面に接触する
(図2,図3)。それ故,取付部は,上記両側の1次リ
ップの間,及び少なくとも一方の上記2次リップによっ
て強固に挟持される。
【0011】次に,請求項2に記載の発明のように,上
記係合凹部は,上記2次リップの基端部に鉤状に設けて
あり,一方上記1次リップの先端部は上記係合凹部に仮
係合する段部を有していることが好ましい。この場合に
は,1次リップの先端部が2次リップの基端部まで曲げ
られた状態となる(図1)。それ故,取付部の挿入時
に,1次リップの側面と取付部との接触抵抗が更に小さ
くなり,一層組付作業性に優れている。
【0012】次に,請求項3に記載の発明のように,上
記1次リップは,断面くの字状に屈曲され,上記2次リ
ップの上記係合凹部に仮係合されていることが好まし
い。これにより,トリム本体の内側へフランジ等の取付
部を挿入する操作が容易になる。
【0013】次に,請求項4に記載の発明のように,上
記1次リップは上記右保持片及び左保持片の両者に設け
てあり,かつ上記仮係合時には両1次リップの間には隙
間が設けてあることが好ましい。この場合には,トリム
本体の内側へフランジ等の取付部を挿入する操作が容易
になる。
【0014】次に,請求項5に記載の発明のように,芯
金を内蔵した断面略U字状のトリム本体と,該トリム本
体の内側に互いに対向配設され,フランジ等の取付部に
取付けるための右保持片と左保持片とを有すると共に,
上記右保持片及び左保持片は,上記トリム本体の内側の
入口側に設けた一対の1次リップを有してなり,またト
リム本体の内側の奥側には右保持片又は左保持片の少な
くとも一方に2次リップを有し,かつ上記2次リップは
上記1次リップの先端部を仮係合しておくための係合凹
部を有しており,上記取付部を上記右保持片と左保持片
との間に挿入する場合には,上記1次リップの先端部と
2次リップとの間の仮係合状態が外れ,1次リップが取
付部の側面に接触するよう構成してなるオープニングト
リムを成形する方法であって,まず,平板状の芯金の表
面に,上記右保持片と左保持片とを有するトリム本体を
形成した平板状成形体を成形し,次いで,上記右保持片
及び左保持片が内側になるように上記平板状成形体を曲
げる一次曲げ加工を行ない,次いで,上記トリム本体を
断面略U字状の最終形状に曲げると共に上記1次リップ
の先端部を上記2次リップの係合凹部に仮係合する二次
曲げ加工を行なうことを特徴とするオープニングトリム
の成形方法がある。
【0015】これにより,上記のごとき優れたオープニ
ングトリムを,容易に製造することができる。
【0016】次に,請求項6に記載の発明のように,上
記二次曲げ加工は,上記トリム本体の両外側面を上記最
終形状に曲げ加工する一対のサイドローラと,上記トリ
ム本体の内側に位置して上記1次リップの先端部を上記
2次リップの係合凹部に仮係合するリップ押込みローラ
とを用いて行なうことが好ましい。この場合には,上記
一対のサイドローラによりトリム本体を最終形状に容易
に曲げ加工することができると共に,これと併行してリ
ップ押込みローラにより1次リップの先端部を2次リッ
プの係合凹部に容易に仮係合することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施形態例1 本発明の実施形態例にかかるオープニングトリム及びそ
の成形方法につき,図1〜図3を用いて説明する。本例
のオープニングトリム1は,図1,図2に示すごとく,
断面略U字状のトリム本体11と,該トリム本体11の
内側に互いに対向配設され,フランジ等の取付部98に
取付けるための右保持片12と左保持片13とを有す
る。
【0018】上記右保持片12及び左保持片13は,上
記トリム本体11の内側の入口側に設けた一対の1次リ
ップ121,131を有してなり,またトリム本体11
の内側の奥側には右保持片12,左保持片13の両方に
2次リップ122,132を有している。また,上記2
次リップ122,132は上記1次リップ121,13
1の先端部1210,1310を仮係合しておくための
係合凹部1220,1320を有している。
【0019】次に,上記係合凹部1220,1320
は,上記2次リップ122,132の基端部に鉤状に設
けてあり,一方上記1次リップ121,131の先端部
1210,1310は上記鉤状の係合凹部1220,1
320に仮係合する段部1215,1315を有してい
る。上記トリム本体11には,中空形状のシール部15
を有することを特徴とする。また,トリム本体11は,
その側面に外側シールリップ16を有する。
【0020】また,上記トリム本体,1次リップ,2次
リップは,硬質又は軟質のゴム(EPDM)などにより
作製されている。また,上記オープニングトリム1は,
後述する実施形態例2に示すごとく,押出成形,一次曲
げ加工,二次曲げ加工により成形されている。
【0021】次に,作用効果につき説明する。上記オー
プニングトリム1は,上記取付部98へ装着する以前に
おいては,1次リップ121,131の先端部121
0,1310は,2次リップ122,132の係合凹部
1220,1320に仮係合されて,1次リップはくの
字状に曲げられた状態にある(図1)。また,1次リッ
プ121,131の間には,図1に示すごとく,隙間を
有している。
【0022】次に,オープニングトリム1の内側へ取付
部98を挿入する際には,1次リップ121,131と
取付部98との間は若干の間隙を有するか,又は軽く接
触する程度である。そのため,上記挿入時においては,
1次リップと取付部との間の摩擦による挿入抵抗がな
い。それ故,右保持片12と左保持片13の間に取付部
98を挿入する際の挿入抵抗力は,従来のオープニング
トリムに比較して半減する。それ故,オープニングトリ
ムの組付作業性に優れている。
【0023】また,図2に示すごとく,取付部98を右
保持片12と左保持片13の間に挿入する場合には,上
記取付部98の先端部が上記2次リップ122,132
の先端部を奥の方へ押す。そのため,1次リップの先端
部1210,1310と2次リップの係合凹部122
0,1320との間の仮係合状態が外れ,1次リップ1
21,131は取付部98の側面に接触する(図2,図
3)。それ故,取付部98は,上記両側の1次リップ1
21,131の間,及び両側の上記2次リップ122,
132によって強固く挟持される。
【0024】また,1次リップ121,131の先端部
1210,1310には係合用の段部1215,131
5(図2)を有する。それ故,オープニングトリム1を
取付部98に挿入するまでは,1次リップは確実に2次
リップに仮係合しておくことができるなお,本例のオー
プニングトリム1は,実施形態例2に示すごとく,トリ
ム本体11の内部に芯金を配設することもできる。
【0025】実施形態例2 本例は,図4〜図10に示すごとく,上記実施形態例1
に示したオープニングトリム1の成形方法に関する。な
お,このオープニングトリム1は,トリム本体11の内
部に芯金18を有すると共に,トリム本体11の外側に
中空の環状シール部15と外側リップ16とを有する
(図6)。
【0026】本例の成形方法は,まず図4〜図6に示す
ごとく,平板状の芯金18の表面に,上記右保持片12
と左保持片13とを有するトリム本体11を形成した平
板状成形体10を成形し(図4),次いで,一次曲げ加
工機2により,上記右保持片12及び左保持片13が内
側になるように上記平板状成形体10を曲げる一次曲げ
加工を行なう(図5)。なお,上記芯金18は,冷間圧
延鋼,ワイヤーキャリアなどにより作製されている。
【0027】次いで,二次曲げ加工機3により,上記ト
リム本体11を断面略U字状の最終形状に曲げると共に
上記1次リップ121,131の先端部1210,13
10を上記2次リップ122,132の係合凹部122
0,1320に仮係合する二次曲げ加工を行なう(図
6)。
【0028】次に,図7,図8に示すごとく,上記一次
曲げ加工は,トリム本体11の内側に位置させる上ロー
ラ25と,該上ローラ25の両側に位置しトリム本体1
1の外側を広口U字状に曲げ加工する一対の下ローラ2
2,23とを用いて行なう。また,図7〜図9に示すご
とく,上記二次曲げ加工は,上記トリム本体11の両外
側面を上記最終形状に曲げ加工する一対のサイドローラ
31,32と,該一対のサイドローラ31,32の間に
位置すると共に上記トリム本体11の内側に位置して上
記1次リップ121,131の先端部1210,131
0を上記2次リップ122,132の係合凹部122
0,1320に仮係合するリップ押込みローラとを用い
て行なう。
【0029】次に,図10は,上記オープニングトリム
の製造工程の全体図を示している。同図に示すごとく,
オープニングトリムの製造に当たっては,まず芯金18
に対して,押出成形機41の口金410から未加硫ゴム
(EPDM)を押し出してトリム本体11及び1次リッ
プ121,131,2次リップ122,132を成形す
る。次いで,加硫炉42において,これらを加熱して加
硫,硬化させる。次に,これらを冷却槽43において,
冷却し,更に,芯金折り装置44のロール441により
芯金の分断加工を行なう。
【0030】次に,フォーミング装置20の一次曲げ加
工機2,二次曲げ加工機3により,上記図7〜図9に示
したごとく,各種ローラを用いて一次曲げ加工更には二
次曲げ加工を行ない長尺状のオープニングトリム1とす
る。その後は切断機46を用いて,所望長さのオープニ
ングトリム1とする。
【0031】本例によれば,実施形態例1に示したごと
き,優れた性能を有するオープニングトリム1を容易に
成形できる。また,本例においては,上記一次曲げ加工
機2,二次曲げ加工機3における各種ローラを用いて,
一次曲げ加工と二次曲げ加工とを順次行なうので,成形
が正確であると共に容易である。また,二次曲げ加工機
3においては,最終形状への加工と共に1次リップ12
1,131を2次リップ122,132の係合凹部へ同
時に仮係合でき,生産性が向上する。また,シール部1
5は中空形状であるため,ドア等の相手部との間を確実
にシールすることができる。
【0032】実施形態例3 本例は,図11に示すごとく,左保持片13には実施形
態例1の左保持片と同様に1次リップ131,2次リッ
プ132を有している。しかし右保持片12には,1次
リップ121のみを有し2次リップは有していない。本
例においては,左保持片13の1次リップ131の先端
部1310が,2次リップ132の係合凹部1320に
仮係合されている。一方,右保持片12の1次リップ1
21は,左保持片13の2次リップ132と対向する位
置まで,上記1次リップ131よりも長く形成されてい
る。
【0033】上記オープニングトリムの内側に取付部を
挿入したときには,1次リップ131の先端部1310
は2次リップ132の係合凹部1320より外れて上記
1次リップ131と2次リップ132とが実施形態例1
と同様に取付部98の片面に接触する。一方,取付部9
8の他面には1次リップ121が接触し,両者によって
取付部98を強固に挟持する。本例においても,実施形
態例1と同様の作用効果が得られる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば,組付作業性に優れ,か
つ取付部への保持力に優れたオープニングトリム及びそ
の成形方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1にかかる,取付部への組付前の,
オープニングトリムの断面図。
【図2】実施形態例1にかかる,取付部へ組付する際
の,オープニングトリムの説明図。
【図3】実施形態例1にかかる,取付部へ組付けた状態
における,オープニングトリムの断面図。
【図4】実施形態例2における,平板状成形体の断面
図。
【図5】実施形態例2における,一次曲げ加工した状態
のオープニングトリムの断面図。
【図6】実施形態例2における,二次曲げ加工後のオー
プニングトリムの断面図。
【図7】実施形態例2における,一次曲げ加工機及び二
次曲げ加工機の斜視図。
【図8】実施形態例2における,一次曲げ加工機及び二
次曲げ加工機の平面図。
【図9】実施形態例2における,二次曲げ加工の際の,
図8のA−A断面説明図。
【図10】実施形態例2における,オープニングトリム
の製造工程の説明図。
【図11】実施形態例3における,オープニングトリム
の断面図。
【図12】従来例における,車体の斜視図。
【図13】従来例における,図12のB−B断面部分に
用いられるオープニングトリムの斜視図。
【符号の説明】
1...オープニングトリム, 11...トリム本体, 12...右保持片, 121,131...1次リップ, 122,132...2次リップ, 1210,1310...1次リップの先端部, 1220,1320...係合凹部, 13...左保持片, 18...芯金,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 13/06 B60J 10/08 B60R 13/02 B60J 5/00 501

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面略U字状のトリム本体と, 該トリム本体の内側に互いに対向配設され,フランジ等
    の取付部に取付けるための右保持片と左保持片とを有す
    ると共に, 上記右保持片及び左保持片は,上記トリム本体の内側の
    入口側に設けた一対の1次リップを有してなり,またト
    リム本体の内側の奥側には右保持片又は左保持片の少な
    くとも一方に2次リップを有し, かつ上記2次リップは上記1次リップの先端部を仮係合
    しておくための係合凹部を有しており, 上記取付部を上記右保持片と左保持片との間に挿入する
    場合には,上記1次リップの先端部と2次リップとの間
    の仮係合状態が外れ,1次リップが取付部の側面に接触
    するよう構成してなる ことを特徴とするオープニングト
    リム。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記係合凹部は,上
    記2次リップの基端部に鉤状に設けてあり,一方上記1
    次リップの先端部は上記係合凹部に仮係合する段部を有
    していることを特徴とするオープニングトリム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において,上記1次リッ
    プは,断面くの字状に屈曲され,上記2次リップの上記
    係合凹部に仮係合されていることを特徴とするオープニ
    ングトリム。
  4. 【請求項4】 請求項3において,上記1次リップは上
    記右保持片及び左保持片の両者に設けてあり,かつ上記
    仮係合時には両1次リップの間には隙間が設けてあるこ
    とを特徴とするオープニングトリム。
  5. 【請求項5】 芯金を内蔵した断面略U字状のトリム本
    体と, 該トリム本体の内側に互いに対向配設され,フランジ等
    の取付部に取付けるための右保持片と左保持片とを有す
    ると共に, 上記右保持片及び左保持片は,上記トリム本体の内側の
    入口側に設けた一対の1次リップを有してなり,またト
    リム本体の内側の奥側には右保持片又は左保持片の少な
    くとも一方に2次リップを有し, かつ上記2次リップは上記1次リップの先端部を仮係合
    しておくための係合凹部を有しており, 上記取付部を上記右保持片と左保持片との間に挿入する
    場合には,上記1次リップの先端部と2次リップとの間
    の仮係合状態が外れ,1次リップが取付部の側面に接触
    するよう構成してなる オープニングトリムを成形する方
    法であって, まず,平板状の芯金の表面に,上記右保持片と左保持片
    とを有するトリム本体を形成した平板状成形体を成形
    し,次いで,上記右保持片及び左保持片が内側になるよ
    うに上記平板状成形体を曲げる一次曲げ加工を行ない, 次いで,上記トリム本体を断面略U字状の最終形状に曲
    げると共に上記1次リップの先端部を上記2次リップの
    係合凹部に仮係合する二次曲げ加工を行なうことを特徴
    とするオープニングトリムの成形方法。
  6. 【請求項6】 請求項5において,上記二次曲げ加工
    は,上記トリム本体の両外側面を上記最終形状に曲げ加
    工する一対のサイドローラと,上記トリム本体の内側に
    位置して上記1次リップの先端部を上記2次リップの係
    合凹部に仮係合するリップ押込みローラとを用いて行な
    うことを特徴とするオープニングトリムの成形方法。
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