JP3055241B2 - チップの実装装置 - Google Patents
チップの実装装置Info
- Publication number
- JP3055241B2 JP3055241B2 JP3234394A JP23439491A JP3055241B2 JP 3055241 B2 JP3055241 B2 JP 3055241B2 JP 3234394 A JP3234394 A JP 3234394A JP 23439491 A JP23439491 A JP 23439491A JP 3055241 B2 JP3055241 B2 JP 3055241B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carrier
- sub
- substrate
- chip
- nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チップの実装装置に係
り、詳しくはキャリアに対する異形基板の搭載や、この
異形基板上へのチップの搭載を有利に行える装置に関す
る。
り、詳しくはキャリアに対する異形基板の搭載や、この
異形基板上へのチップの搭載を有利に行える装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】基板上にチップを搭載する際には、通
常、この基板は位置決め部材によってクランプするなど
して位置決めされる。しかし、基板にはこのような位置
決め部材によって位置決めできない異形や小形の異形基
板も存在する。
常、この基板は位置決め部材によってクランプするなど
して位置決めされる。しかし、基板にはこのような位置
決め部材によって位置決めできない異形や小形の異形基
板も存在する。
【0003】このような異形基板は、通常のチップの実
装装置では搭載できないため、例えば図4に示すような
特殊な装置により搭載されている。
装装置では搭載できないため、例えば図4に示すような
特殊な装置により搭載されている。
【0004】この従来のチップの実装装置を説明する
と、1はノズル往復移動装置であって、この装置1の下
方に、チップ供給部2と、サブステージ3と、キャリア
4の位置決め部5と、ボンド供給部6が配設されてい
る。
と、1はノズル往復移動装置であって、この装置1の下
方に、チップ供給部2と、サブステージ3と、キャリア
4の位置決め部5と、ボンド供給部6が配設されてい
る。
【0005】このチップ供給部2には、ターンテーブル
7が配設され、その上面にはテーブル9、10が取り付
けられている。このテーブル9には、チップP1のウエ
ハー13が載置され、テーブル10には、チップP2の
ウエハー14が載置されている。15はXYテーブルで
あり、その駆動によりこのターンテーブル7をXY方向
に移動させる。
7が配設され、その上面にはテーブル9、10が取り付
けられている。このテーブル9には、チップP1のウエ
ハー13が載置され、テーブル10には、チップP2の
ウエハー14が載置されている。15はXYテーブルで
あり、その駆動によりこのターンテーブル7をXY方向
に移動させる。
【0006】上記サブステージ3は、チップP1、P2
の位置ずれの補正を行うためのステージで、その上面に
は、かぎ形の位置補正爪16がXY方向へ移動自在に設
けられている。この位置補正爪16をXY方向へ移動さ
せることで、チップP1、P2の位置補正が行われる。
の位置ずれの補正を行うためのステージで、その上面に
は、かぎ形の位置補正爪16がXY方向へ移動自在に設
けられている。この位置補正爪16をXY方向へ移動さ
せることで、チップP1、P2の位置補正が行われる。
【0007】位置決め部5は、キャリア4を両側からク
ランプして位置決めする部材であり、キャリア4の供給
マガジン25と収納マガジン26の間に配設されたコン
ベア27上に設けられている。このキャリア4には、3
個の異形基板11を搭載する開口部28が形成されてい
る。
ランプして位置決めする部材であり、キャリア4の供給
マガジン25と収納マガジン26の間に配設されたコン
ベア27上に設けられている。このキャリア4には、3
個の異形基板11を搭載する開口部28が形成されてい
る。
【0008】17は位置決め部5の内方に設けられた昇
降体であり、またこの位置決め部5の下方には、Xテー
ブル31A、Yテーブル31B、Zテーブル31Cから
成るXYZテーブル31が設けられている。この位置決
め部5の上方には、カメラ19が配備されている。図5
において、29はキャリア4に搭載された異形基板11
の押圧板であり、位置決め部5上にスライド自在に配設
されている。この押圧板29は、キャリア4への異形基
板11の搭載後に鎖線位置から実線位置まで移動され、
次いでZテーブル31Cを駆動して、昇降体17を上昇
させる。これにより、キャリア4が上昇して、図5に示
すように、押圧板29に異形基板11が押圧されること
で、この異形基板11がカメラ19による観察中やチッ
プP1、P2の搭載中にがたつかないように位置決めが
行われ、その後カメラ19による異形基板11の位置認
識が行われる。図4において、図が煩雑になるので、押
圧板29は省略している。なお、ここでいう異形基板1
1とは、変形基板や小型基板などである。
降体であり、またこの位置決め部5の下方には、Xテー
ブル31A、Yテーブル31B、Zテーブル31Cから
成るXYZテーブル31が設けられている。この位置決
め部5の上方には、カメラ19が配備されている。図5
において、29はキャリア4に搭載された異形基板11
の押圧板であり、位置決め部5上にスライド自在に配設
されている。この押圧板29は、キャリア4への異形基
板11の搭載後に鎖線位置から実線位置まで移動され、
次いでZテーブル31Cを駆動して、昇降体17を上昇
させる。これにより、キャリア4が上昇して、図5に示
すように、押圧板29に異形基板11が押圧されること
で、この異形基板11がカメラ19による観察中やチッ
プP1、P2の搭載中にがたつかないように位置決めが
行われ、その後カメラ19による異形基板11の位置認
識が行われる。図4において、図が煩雑になるので、押
圧板29は省略している。なお、ここでいう異形基板1
1とは、変形基板や小型基板などである。
【0009】図4において、20はボンド供給部6を構
成するボンド皿であり、台板21上に配設されている。
22はサブノズルであり、ノズル往復移動装置1のチッ
プ供給部2側の端部に設けられている。このサブノズル
22は、ノズル往復移動装置1の駆動により、上記ター
ンテーブル7と上記サブステージ3の間を往復移動し
て、このターンテーブル7上のチップP1、P2を、サ
ブステージ3に移送搭載させる。
成するボンド皿であり、台板21上に配設されている。
22はサブノズルであり、ノズル往復移動装置1のチッ
プ供給部2側の端部に設けられている。このサブノズル
22は、ノズル往復移動装置1の駆動により、上記ター
ンテーブル7と上記サブステージ3の間を往復移動し
て、このターンテーブル7上のチップP1、P2を、サ
ブステージ3に移送搭載させる。
【0010】23はノズルであり、ノズル往復移動装置
1の中央部に設けられている。このノズル23は、サブ
ノズル22と一体的に、サブステージ3とキャリア4の
間を往復移動して、サブステージ3により位置ずれが補
正されたチップP1、P2を、キャリア4に移送搭載す
る。
1の中央部に設けられている。このノズル23は、サブ
ノズル22と一体的に、サブステージ3とキャリア4の
間を往復移動して、サブステージ3により位置ずれが補
正されたチップP1、P2を、キャリア4に移送搭載す
る。
【0011】24はボンド供給部6を構成するボンド塗
布手段としてのボンド塗布ピンであり、ノズル往復移動
装置1の位置決め部5側の端部に設けられている。この
ボンド塗布ピン24は、これらのサブノズル22および
ノズル23と一体的に、位置決め部5とボンド皿20の
間を往復移動して、キャリア4に搭載された異形基板1
1上にボンドを塗布させる。なお、ボンド塗布手段とし
ては、ディスペンサも多用されている。
布手段としてのボンド塗布ピンであり、ノズル往復移動
装置1の位置決め部5側の端部に設けられている。この
ボンド塗布ピン24は、これらのサブノズル22および
ノズル23と一体的に、位置決め部5とボンド皿20の
間を往復移動して、キャリア4に搭載された異形基板1
1上にボンドを塗布させる。なお、ボンド塗布手段とし
ては、ディスペンサも多用されている。
【0012】従来の装置は、上記のような構成より成
り、次に動作を説明する。まず、図4に示すように、供
給マガジン25内のキャリア4をコンベア27で位置決
め部5へ搬送し、この位置決め部5によりキャリア4を
両側からクランプして位置決めする。
り、次に動作を説明する。まず、図4に示すように、供
給マガジン25内のキャリア4をコンベア27で位置決
め部5へ搬送し、この位置決め部5によりキャリア4を
両側からクランプして位置決めする。
【0013】図5において、位置決め部5により位置決
めされたキャリア4の開口部28に異形基板11を搭載
してから、押圧板29を異形基板11上にスライドさ
せ、Zテーブル31Cを駆動して昇降体17を上昇させ
ることで、異形基板11を押圧板29に押圧して位置決
めを行う。この状態で、カメラ19により異形基板11
を観察してその位置ずれを検出する。
めされたキャリア4の開口部28に異形基板11を搭載
してから、押圧板29を異形基板11上にスライドさ
せ、Zテーブル31Cを駆動して昇降体17を上昇させ
ることで、異形基板11を押圧板29に押圧して位置決
めを行う。この状態で、カメラ19により異形基板11
を観察してその位置ずれを検出する。
【0014】このように、押圧板29により異形基板1
1を位置決めした状態で、図4に示すように、ノズル往
復移動装置1を駆動することにより、ボンド塗布ピン2
4はボンド皿20のボンドを異形基板11上に塗布し、
サブノズル22はウエハー13のチップP1をサブステ
ージ3上に移送し、またノズル23はサブステージ3で
XYθ方向の位置ずれが補正されたチップP1を異形基
板11のボンド上に移送搭載する。その際、Xテーブル
31AおよびYテーブル31Bを駆動して、異形基板1
1をXY方向に移動させることにより、この位置ずれを
補正する。
1を位置決めした状態で、図4に示すように、ノズル往
復移動装置1を駆動することにより、ボンド塗布ピン2
4はボンド皿20のボンドを異形基板11上に塗布し、
サブノズル22はウエハー13のチップP1をサブステ
ージ3上に移送し、またノズル23はサブステージ3で
XYθ方向の位置ずれが補正されたチップP1を異形基
板11のボンド上に移送搭載する。その際、Xテーブル
31AおよびYテーブル31Bを駆動して、異形基板1
1をXY方向に移動させることにより、この位置ずれを
補正する。
【0015】次いで、XYテーブル15の駆動によりタ
ーンテーブル7を回転してチップP2のウエハー14を
サブノズル22の下方に位置させ、同様にしてチップP
2を、サブノズル22およびノズル23により移送しな
がら位置補正して異形基板11上に搭載する。このよう
にして、異形基板11へのチップP1、P2の搭載が終
了したならば、位置決め部5によるキャリア4のクラン
プ状態を解除してキャリア4をコンベア27により収納
マガジン26内へ搬送する。
ーンテーブル7を回転してチップP2のウエハー14を
サブノズル22の下方に位置させ、同様にしてチップP
2を、サブノズル22およびノズル23により移送しな
がら位置補正して異形基板11上に搭載する。このよう
にして、異形基板11へのチップP1、P2の搭載が終
了したならば、位置決め部5によるキャリア4のクラン
プ状態を解除してキャリア4をコンベア27により収納
マガジン26内へ搬送する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のチッ
プの実装装置では、異形基板11は作業者の手作業によ
り、キャリア4の開口部28に搭載されていたため、作
業者の労働負担が大きく、また作業能率も上がらないも
のであった。また、カメラ19などの認識系により異形
基板11の位置認識を行い、そのデータに基づいてXY
Zテーブル31を駆動して異形基板11の位置補正を行
わなければならなかったため、この点からも作業能率が
上がらないものであった。
プの実装装置では、異形基板11は作業者の手作業によ
り、キャリア4の開口部28に搭載されていたため、作
業者の労働負担が大きく、また作業能率も上がらないも
のであった。また、カメラ19などの認識系により異形
基板11の位置認識を行い、そのデータに基づいてXY
Zテーブル31を駆動して異形基板11の位置補正を行
わなければならなかったため、この点からも作業能率が
上がらないものであった。
【0017】そこで、本発明はカメラによる異形基板の
認識や位置補正を不要にし、上記従来手段の問題点を解
消できるチップの実装装置を提供することを目的とす
る。
認識や位置補正を不要にし、上記従来手段の問題点を解
消できるチップの実装装置を提供することを目的とす
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、異
形基板およびチップをXY方向に移動させるXYテーブ
ルと、上記異形基板およびチップの位置ずれを補正する
サブステージと、上記異形基板を搭載する開口部が形成
されたキャリアと、このキャリアを位置決めする位置決
め部と、上記XYテーブルと上記サブステージの間を往
復移動して、上記XYテーブル上の異形基板やチップ
を、上記サブステージに移送搭載するサブノズルと、上
記サブステージと上記キャリアの間を往復移動して、上
記サブステージにより位置ずれが補正された異形基板や
チップを上記キャリア側へ移送するノズルと、上記異形
基板にボンドを塗布するボンド塗布手段と、上記キャリ
アの開口部上に移送された上記異形基板を下方から吸着
する吸着手段と、この吸着手段に接続された吸引装置
と、この吸着手段の吸着部を上記キャリアに対して相対
的に上下動させることにより、この吸着部をキャリアの
開口部から突没させる上下動手段とを設けたものであ
る。
形基板およびチップをXY方向に移動させるXYテーブ
ルと、上記異形基板およびチップの位置ずれを補正する
サブステージと、上記異形基板を搭載する開口部が形成
されたキャリアと、このキャリアを位置決めする位置決
め部と、上記XYテーブルと上記サブステージの間を往
復移動して、上記XYテーブル上の異形基板やチップ
を、上記サブステージに移送搭載するサブノズルと、上
記サブステージと上記キャリアの間を往復移動して、上
記サブステージにより位置ずれが補正された異形基板や
チップを上記キャリア側へ移送するノズルと、上記異形
基板にボンドを塗布するボンド塗布手段と、上記キャリ
アの開口部上に移送された上記異形基板を下方から吸着
する吸着手段と、この吸着手段に接続された吸引装置
と、この吸着手段の吸着部を上記キャリアに対して相対
的に上下動させることにより、この吸着部をキャリアの
開口部から突没させる上下動手段とを設けたものであ
る。
【0019】
【作用】上記構成において、上下動手段を駆動して吸着
手段の吸着部をキャリアの開口部から突出させた状態
で、ノズルによりサブステージで位置ずれが補正された
異形基板を吸着部上に搭載し、且つ吸引装置を駆動し
て、異形基板を位置決めする。次いでサブステージで位
置ずれが補正されたチップを、ノズルによりピックアッ
プしてこの異形基板上に搭載し、搭載が終了したなら
ば、吸着部を下降させることにより、異形基板をキャリ
アの開口部上に搭載し、このキャリアにより次の工程へ
搬送する。
手段の吸着部をキャリアの開口部から突出させた状態
で、ノズルによりサブステージで位置ずれが補正された
異形基板を吸着部上に搭載し、且つ吸引装置を駆動し
て、異形基板を位置決めする。次いでサブステージで位
置ずれが補正されたチップを、ノズルによりピックアッ
プしてこの異形基板上に搭載し、搭載が終了したなら
ば、吸着部を下降させることにより、異形基板をキャリ
アの開口部上に搭載し、このキャリアにより次の工程へ
搬送する。
【0020】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
説明する。
【0021】図1はチップの実装装置の全体斜視図であ
る。図中、図4および図5の従来手段に示すものと同一
構成部品には同一の符号を付して説明を省略する。
る。図中、図4および図5の従来手段に示すものと同一
構成部品には同一の符号を付して説明を省略する。
【0022】8はターンテーブル7に取り付けられたテ
ーブルであり、このテーブル8上に異形基板11が収納
された基板用トレイ12が載置されている。すなわち、
異形基板11は、チップP1、P2と同様に、チップ供
給部2に装備されている。
ーブルであり、このテーブル8上に異形基板11が収納
された基板用トレイ12が載置されている。すなわち、
異形基板11は、チップP1、P2と同様に、チップ供
給部2に装備されている。
【0023】34は吸着手段であり、Xテーブル31
A、Yテーブル31B、Zテーブル31Cから成るXY
Zテーブル31上に設けられている。35は吸引装置で
あり、この吸着手段34にチューブ36を介して接続さ
れている。37は吸着手段34に設けられた3個の吸着
部である。Zテーブル31Cを駆動すると、この各吸着
部37は上下動してキャリア4の開口部28から突没す
る。
A、Yテーブル31B、Zテーブル31Cから成るXY
Zテーブル31上に設けられている。35は吸引装置で
あり、この吸着手段34にチューブ36を介して接続さ
れている。37は吸着手段34に設けられた3個の吸着
部である。Zテーブル31Cを駆動すると、この各吸着
部37は上下動してキャリア4の開口部28から突没す
る。
【0024】本実施例の装置は上記のような構成より成
り、次に動作を説明する。図1において、ノズル往復移
動装置1の駆動により、サブノズル22は基板用トレイ
12内の異形基板11を吸着してサブステージ3上に移
送し、またノズル23はこのサブステージ3上で位置ず
れが補正された異形基板11をキャリア4側へ移送す
る。この時、図2に示すように、Zテーブル31Cが駆
動して、吸着手段34の吸着部37はキャリア4の開口
部28内から突出しており、ノズル23はこの突出状態
の吸着部37上に異形基板11を搭載し、且つ、吸引装
置35が駆動することにより、異形基板11をこの吸着
部37上に吸着して位置決めする。このように本手段
は、トレイ12内の異形基板11を自動的にキャリア4
側へ移送することができるため、従来手段のように作業
者が手作業により異形基板11をキャリア4内に搭載す
る手間が省ける。
り、次に動作を説明する。図1において、ノズル往復移
動装置1の駆動により、サブノズル22は基板用トレイ
12内の異形基板11を吸着してサブステージ3上に移
送し、またノズル23はこのサブステージ3上で位置ず
れが補正された異形基板11をキャリア4側へ移送す
る。この時、図2に示すように、Zテーブル31Cが駆
動して、吸着手段34の吸着部37はキャリア4の開口
部28内から突出しており、ノズル23はこの突出状態
の吸着部37上に異形基板11を搭載し、且つ、吸引装
置35が駆動することにより、異形基板11をこの吸着
部37上に吸着して位置決めする。このように本手段
は、トレイ12内の異形基板11を自動的にキャリア4
側へ移送することができるため、従来手段のように作業
者が手作業により異形基板11をキャリア4内に搭載す
る手間が省ける。
【0025】このようにして異形基板11を吸着部37
上に位置決めしたならば、次にXYテーブル15の駆動
によりターンテーブル7を回転させて、チップP1、P
2のウエハー13、14をサブノズル22の下方に順次
位置させる。次いでノズル往復移動装置1を駆動するこ
とにより、同様にしてボンド塗布ピン24はボンド皿2
0のボンドを異形基板11上に塗布し、またサブノズル
22によりチップP1、P2を順次サブステージ3に移
載してチップP1、P2の位置ずれを補正し、サブステ
ージ3上のチップP1、P2をノズル23により異形基
板11上に搭載する(図2鎖線参照)。
上に位置決めしたならば、次にXYテーブル15の駆動
によりターンテーブル7を回転させて、チップP1、P
2のウエハー13、14をサブノズル22の下方に順次
位置させる。次いでノズル往復移動装置1を駆動するこ
とにより、同様にしてボンド塗布ピン24はボンド皿2
0のボンドを異形基板11上に塗布し、またサブノズル
22によりチップP1、P2を順次サブステージ3に移
載してチップP1、P2の位置ずれを補正し、サブステ
ージ3上のチップP1、P2をノズル23により異形基
板11上に搭載する(図2鎖線参照)。
【0026】ここで、本手段は、上述のように、サブス
テージ3で異形基板11の位置ずれを補正したうえで、
この異形基板11を吸着部37上に搭載して位置決めし
ているので、異形基板11の位置ずれはなく、このよう
に位置ずれのない異形基板11上に、同様にしてサブス
テージ3で位置ずれが補正されたチップP1,P2を搭
載するようにしているので、異形基板11とチップP
1,P2は相対的な位置ずれはなく、したがってチップ
P1,P2を異形基板11の所定位置に正しく搭載でき
る。すなわち本手段によれば、従来手段に必要であった
カメラなどの認識系を不要して機械的な位置ずれ補正手
段により、チップP1,P2を異形基板11の所定位置
に正しく搭載できる。
テージ3で異形基板11の位置ずれを補正したうえで、
この異形基板11を吸着部37上に搭載して位置決めし
ているので、異形基板11の位置ずれはなく、このよう
に位置ずれのない異形基板11上に、同様にしてサブス
テージ3で位置ずれが補正されたチップP1,P2を搭
載するようにしているので、異形基板11とチップP
1,P2は相対的な位置ずれはなく、したがってチップ
P1,P2を異形基板11の所定位置に正しく搭載でき
る。すなわち本手段によれば、従来手段に必要であった
カメラなどの認識系を不要して機械的な位置ずれ補正手
段により、チップP1,P2を異形基板11の所定位置
に正しく搭載できる。
【0027】異形基板11へのチップP1、P2の搭載
が終了したならば、Zテーブル31Cを駆動して、吸着
部37を開口部28内から引き込ませることにより、異
形基板11を下降させて開口部28上に搭載するととも
に、吸着状態を解除する(図3参照)。次いで、チップ
P1、P2が搭載された異形基板11は、キャリア4に
よりコンベア27に搬送されて、収納マガジン26に回
収される。
が終了したならば、Zテーブル31Cを駆動して、吸着
部37を開口部28内から引き込ませることにより、異
形基板11を下降させて開口部28上に搭載するととも
に、吸着状態を解除する(図3参照)。次いで、チップ
P1、P2が搭載された異形基板11は、キャリア4に
よりコンベア27に搬送されて、収納マガジン26に回
収される。
【0028】本発明は上記実施例に限定されないもので
あって、ボンド供給手段としてディスペンサを使用して
もよく、また実施例では複数種のチップP1、P2を搭
載するハイブリッドの異形基板を例に説明したが、単一
のチップを搭載するモノリシックの異形基板にも適用で
きる。
あって、ボンド供給手段としてディスペンサを使用して
もよく、また実施例では複数種のチップP1、P2を搭
載するハイブリッドの異形基板を例に説明したが、単一
のチップを搭載するモノリシックの異形基板にも適用で
きる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、作
業者が手作業により異形基板をキャリアに搭載する手間
を不要にできる。しかもサブステージにより位置ずれが
補正された異形基板を、吸着部上に位置決めしたうえ
で、サブステージで位置ずれが補正されたチップを搭載
するようにしているので、異形基板とチップには相対的
な位置ずれはなく、機械的な位置ずれ補正手段のみによ
り、チップを異形基板の所定位置に正しく搭載すること
ができ、従来手段のような位置補正のためのカメラなど
の認識系を不要にできる。
業者が手作業により異形基板をキャリアに搭載する手間
を不要にできる。しかもサブステージにより位置ずれが
補正された異形基板を、吸着部上に位置決めしたうえ
で、サブステージで位置ずれが補正されたチップを搭載
するようにしているので、異形基板とチップには相対的
な位置ずれはなく、機械的な位置ずれ補正手段のみによ
り、チップを異形基板の所定位置に正しく搭載すること
ができ、従来手段のような位置補正のためのカメラなど
の認識系を不要にできる。
【図1】本発明に係るチップの実装装置の全体斜視図
【図2】同異形基板及びチップの搭載中の要部拡大正面
図
図
【図3】同チップの搭載後の要部拡大正面図
【図4】従来手段に係るチップの実装装置の全体斜視図
【図5】従来手段に係る異形基板の位置決め中の要部拡
大断面図
大断面図
3 サブステージ 4 キャリア 5 位置決め部 11 異形基板 15 XYテーブル 22 サブノズル 23 ノズル 24 ボンド塗布手段 25 吸引装置 28 開口部 31c 上下動手段 34 吸着手段 37 吸着部 P1 チップ P2 チップ
Claims (1)
- 【請求項1】異形基板およびチップをXY方向に移動さ
せるXYテーブルと、上記異形基板およびチップの位置
ずれを補正するサブステージと、上記異形基板を搭載す
る開口部が形成されたキャリアと、このキャリアを位置
決めする位置決め部と、上記XYテーブルと上記サブス
テージの間を往復移動して、上記XYテーブル上の異形
基板やチップを、上記サブステージに移送搭載するサブ
ノズルと、上記サブステージと上記キャリアの間を往復
移動して、上記サブステージにより位置ずれが補正され
た異形基板やチップを上記キャリア側へ移送するノズル
と、上記異形基板にボンドを塗布するボンド塗布手段
と、上記キャリアの開口部上に移送された上記異形基板
を下方から吸着する吸着手段と、この吸着手段に接続さ
れた吸引装置と、この吸着手段の吸着部を上記キャリア
に対して相対的に上下動させることにより、この吸着部
をキャリアの開口部から突没させる上下動手段とから成
ることを特徴とするチップの実装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3234394A JP3055241B2 (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | チップの実装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3234394A JP3055241B2 (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | チップの実装装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0575299A JPH0575299A (ja) | 1993-03-26 |
JP3055241B2 true JP3055241B2 (ja) | 2000-06-26 |
Family
ID=16970313
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3234394A Expired - Fee Related JP3055241B2 (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | チップの実装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3055241B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09307286A (ja) * | 1996-05-14 | 1997-11-28 | Tenryu Technic:Kk | 電子部品実装装置およびその方法 |
US6289579B1 (en) * | 1999-03-23 | 2001-09-18 | Motorola, Inc. | Component alignment and transfer apparatus |
JPWO2023026326A1 (ja) * | 2021-08-23 | 2023-03-02 |
-
1991
- 1991-09-13 JP JP3234394A patent/JP3055241B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0575299A (ja) | 1993-03-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3350278B2 (ja) | 基板処理装置 | |
JP3531586B2 (ja) | 表示パネルの組立装置および組立方法 | |
US7021357B2 (en) | Component mounting apparatus and component mounting method | |
JP3596492B2 (ja) | ボンディング方法 | |
JP3055241B2 (ja) | チップの実装装置 | |
JP3275743B2 (ja) | チップの実装装置 | |
US6632703B2 (en) | Method and apparatus for positioning a semiconductor pellet | |
JP3531588B2 (ja) | 電子部品の実装装置および実装方法 | |
JP3246282B2 (ja) | 表示パネルモジュールの製造装置および表示パネルモジュールの製造方法 | |
JP3246203B2 (ja) | ガラス基板の搬送装置および搬送方法 | |
JPH0675199A (ja) | 液晶パネル製造装置、位置決め装置および加工装置 | |
JPH1117397A (ja) | ワークの下受装置 | |
JPH10321654A (ja) | チップのボンディング装置 | |
JP3397127B2 (ja) | 電子部品の実装装置および実装方法 | |
JP3546376B2 (ja) | ボンディング装置 | |
JP2555982B2 (ja) | 半導体装置の移載装置 | |
JP4187370B2 (ja) | ウェーハとコンタクトボードとのアライメント装置 | |
JP2002270486A (ja) | 基板露光装置およびその使用方法 | |
JP3750433B2 (ja) | 電子部品の実装装置および実装方法 | |
JP4390365B2 (ja) | ボンディング方法及び装置 | |
JP2679215B2 (ja) | 半導体チップの実装方法 | |
JP3760355B2 (ja) | ワークの位置決め固定装置 | |
JP3613013B2 (ja) | 電子部品実装装置および電子部品実装方法 | |
JP2832077B2 (ja) | コレット位置合わせ方法 | |
JPH0815238B2 (ja) | 電子部品自動装着装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080414 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090414 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |