JP3055148B2 - 被覆弾性糸 - Google Patents
被覆弾性糸Info
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- JP3055148B2 JP3055148B2 JP2098358A JP9835890A JP3055148B2 JP 3055148 B2 JP3055148 B2 JP 3055148B2 JP 2098358 A JP2098358 A JP 2098358A JP 9835890 A JP9835890 A JP 9835890A JP 3055148 B2 JP3055148 B2 JP 3055148B2
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- twisting
- elastic
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、パンティストッキング用として特に好まし
く用いられる被覆弾性糸に関し、さらに詳しくは、スト
レッチ性が良好でかつカバリング性に優れるとともに、
従来の類似のものに比べて低コストで製造することので
きる新規な構造を有する被覆弾性糸に関するものであ
る。
く用いられる被覆弾性糸に関し、さらに詳しくは、スト
レッチ性が良好でかつカバリング性に優れるとともに、
従来の類似のものに比べて低コストで製造することので
きる新規な構造を有する被覆弾性糸に関するものであ
る。
[従来の技術] 被覆弾性糸は、従来から靴下の裏まわし糸、パンティ
ストッキング等の用途を始めとしてストレッチ編織物の
分野に広く使われ、さらに近年、これらの弾性に富んだ
編織物の各種商品展開が広く図られるにつれ、カバリン
グ性に優れるとともに、ストレッチ性に富んだ被覆弾性
糸、それも低コストで製造され得る高品質な被覆弾性糸
の実現が一層要求されつつある。
ストッキング等の用途を始めとしてストレッチ編織物の
分野に広く使われ、さらに近年、これらの弾性に富んだ
編織物の各種商品展開が広く図られるにつれ、カバリン
グ性に優れるとともに、ストレッチ性に富んだ被覆弾性
糸、それも低コストで製造され得る高品質な被覆弾性糸
の実現が一層要求されつつある。
一方、従来から被覆弾性糸の製造法に関しては、一般
的に中空スピンドルを用いたカバリング装置、あるいは
精紡機によりコアースパン方式とする方法などを始め、
さらに改良を加えた各種の方法が提案されている。
的に中空スピンドルを用いたカバリング装置、あるいは
精紡機によりコアースパン方式とする方法などを始め、
さらに改良を加えた各種の方法が提案されている。
例えば、弾性糸と熱可塑性合成繊維とを同時仮ヨリ加
工する方法(特公昭57−8219号公報)、弾性糸と捲縮加
工糸とを流体処理ノズルに供給し、特殊な状態下にて流
体交絡処理する方法(特開昭60−2736号公報)などが改
良法として提案されている。
工する方法(特公昭57−8219号公報)、弾性糸と捲縮加
工糸とを流体処理ノズルに供給し、特殊な状態下にて流
体交絡処理する方法(特開昭60−2736号公報)などが改
良法として提案されている。
[発明が解決しようとする課題] これらの方法において、カバリング装置、あるいは精
紡機による方法は、カバリング性とストレッチ性におい
ては十分に優れている被覆弾性糸が得られるが、概して
カバリング加工速度が遅く、生産性およびコストの点で
大きな難点があるものであった。
紡機による方法は、カバリング性とストレッチ性におい
ては十分に優れている被覆弾性糸が得られるが、概して
カバリング加工速度が遅く、生産性およびコストの点で
大きな難点があるものであった。
一方、弾性糸と熱可塑性合成繊維とを同時に仮撚加工
する方法では、加工速度の高速化が可能であり、有効と
いえるものであるが、反面、熱可塑性合成繊維の捲縮付
与のために弾性糸も伸長状態で高温で熱処理されてしま
うことから、一般に弾性糸が熱劣化して伸縮特性が低下
してしまい、得られる糸のストレッチパワーが大幅に低
下してしまうという問題があり、またカバリング性も概
して十分でないという問題があるものであった。
する方法では、加工速度の高速化が可能であり、有効と
いえるものであるが、反面、熱可塑性合成繊維の捲縮付
与のために弾性糸も伸長状態で高温で熱処理されてしま
うことから、一般に弾性糸が熱劣化して伸縮特性が低下
してしまい、得られる糸のストレッチパワーが大幅に低
下してしまうという問題があり、またカバリング性も概
して十分でないという問題があるものであった。
また、流体交絡処理を用いる方法は、上記の公報のも
の以外にも数多くあるが、いずれも高速化が可能という
点では従来技術の中で最も生産性が高く良好といえるも
ののカバリング性の点で満足できるものは得られていな
いのが現状である。すなわち、カバリング方式によって
得られる被覆弾性糸は、弾性糸の周囲に捲縮フイラメン
ト糸が撚回しており、その品質は糸条の長手方向に極め
て均質なものであるのに対して、交絡処理によって製造
される被覆弾性糸は、実質的に無緊張もしくは極ぐわず
かな緊張状態下では良好な被覆性を示していても、一般
的に高次加工工程で使用される程度の緊張が加えられる
ことにより、糸条の長手方向に弾性繊維糸と捲縮糸との
交絡集束している部分が破壊され、完全に分離してしま
った非集束部分が生じやすいという問題があるものであ
った。したがって、このような糸を用いて編織物とした
場合、カバリング性不充分によって、俗に言われている
目ムキやシゴキネップの発生が頻繁に認められ、一般に
は外観の悪い低品位の製品しか得られないのが実情であ
った。
の以外にも数多くあるが、いずれも高速化が可能という
点では従来技術の中で最も生産性が高く良好といえるも
ののカバリング性の点で満足できるものは得られていな
いのが現状である。すなわち、カバリング方式によって
得られる被覆弾性糸は、弾性糸の周囲に捲縮フイラメン
ト糸が撚回しており、その品質は糸条の長手方向に極め
て均質なものであるのに対して、交絡処理によって製造
される被覆弾性糸は、実質的に無緊張もしくは極ぐわず
かな緊張状態下では良好な被覆性を示していても、一般
的に高次加工工程で使用される程度の緊張が加えられる
ことにより、糸条の長手方向に弾性繊維糸と捲縮糸との
交絡集束している部分が破壊され、完全に分離してしま
った非集束部分が生じやすいという問題があるものであ
った。したがって、このような糸を用いて編織物とした
場合、カバリング性不充分によって、俗に言われている
目ムキやシゴキネップの発生が頻繁に認められ、一般に
は外観の悪い低品位の製品しか得られないのが実情であ
った。
また、特開昭62−57959号公報に基づく方法において
も、パンティストッキング用途などとして用いる細物分
野(トータル繊度が30デニール以下であって、フイラメ
ント本数が15本以下)では被覆性が劣り、編立性、およ
び製品品位の面で充分なものが得られなかった。
も、パンティストッキング用途などとして用いる細物分
野(トータル繊度が30デニール以下であって、フイラメ
ント本数が15本以下)では被覆性が劣り、編立性、およ
び製品品位の面で充分なものが得られなかった。
本発明の目的は、上記したような点に鑑み、ストレッ
チ性が良好でかつカバリング性に優れるとともに、従来
の類似のものに比べて低コストで製造することのできる
新規な構造を有する被覆弾性糸を提供せんとするもので
ある。
チ性が良好でかつカバリング性に優れるとともに、従来
の類似のものに比べて低コストで製造することのできる
新規な構造を有する被覆弾性糸を提供せんとするもので
ある。
[課題を解決するための手段] 上記した目的を達成する本発明は、以下の構成からな
る。
る。
すなわち、本発明は、弾性繊維糸を芯として、その周
囲に非弾性合成繊維からなるマルチフイラメント捲縮糸
が混繊撚回してなる糸であって、前記合成繊維マルチフ
イラメント捲縮糸がS方向撚回とZ方向撚回の交互撚り
状態を呈して撚回しているとともに、糸長手方向にイン
ターレース加工による交絡集束箇所を間歇的に有し、か
つその交絡度(CF値)が100以上であり、Aループ数
(A)、Bループ数(B)、捲縮糸のトータルデニール
(D)、および捲縮糸のフイラメント数(F)が、 A/(B・D・F)≧0.05 の関係を満足することを特徴とする被覆弾性糸である。
囲に非弾性合成繊維からなるマルチフイラメント捲縮糸
が混繊撚回してなる糸であって、前記合成繊維マルチフ
イラメント捲縮糸がS方向撚回とZ方向撚回の交互撚り
状態を呈して撚回しているとともに、糸長手方向にイン
ターレース加工による交絡集束箇所を間歇的に有し、か
つその交絡度(CF値)が100以上であり、Aループ数
(A)、Bループ数(B)、捲縮糸のトータルデニール
(D)、および捲縮糸のフイラメント数(F)が、 A/(B・D・F)≧0.05 の関係を満足することを特徴とする被覆弾性糸である。
また、本発明は、非弾性合成繊維マルチフイラメント
捲縮糸の総繊度が30デニール以下、フイラメント数が15
本以下のような被覆性能の悪い糸構成のゾーンで、特に
その効果を発揮する。
捲縮糸の総繊度が30デニール以下、フイラメント数が15
本以下のような被覆性能の悪い糸構成のゾーンで、特に
その効果を発揮する。
上記被覆弾性糸を製造するための本発明の方法は、弾
性繊維糸と非弾性合成繊維マルチフイラメント糸とを使
用するとともに、これらの糸に流体交絡、撚回、および
熱処理の工程を適宜に応じて組替え通過させることから
なるものであり、これにより、前記弾性繊維糸に前記捲
縮糸を撚回して交絡被覆させるとともに、熱処理工程を
通過せしめて捲縮糸を集束させ、被覆性を強化させ、さ
らには被覆弾性糸特有の捲縮糸のヒゲ状ループの突出を
防止するものである。
性繊維糸と非弾性合成繊維マルチフイラメント糸とを使
用するとともに、これらの糸に流体交絡、撚回、および
熱処理の工程を適宜に応じて組替え通過させることから
なるものであり、これにより、前記弾性繊維糸に前記捲
縮糸を撚回して交絡被覆させるとともに、熱処理工程を
通過せしめて捲縮糸を集束させ、被覆性を強化させ、さ
らには被覆弾性糸特有の捲縮糸のヒゲ状ループの突出を
防止するものである。
流体交絡と熱処理−撚回、ならびに撚回と熱処理−流
体交絡の組合せにおいては、デリベリローラによって分
断されても、あるいは不連続であっても何ら差し支えな
いが、装置上あるいは生産性の点から、これらの組合せ
は連続であることが好ましい。
体交絡の組合せにおいては、デリベリローラによって分
断されても、あるいは不連続であっても何ら差し支えな
いが、装置上あるいは生産性の点から、これらの組合せ
は連続であることが好ましい。
本発明の好ましい実施態様は以下の説明によって順次
明らかになる。
明らかになる。
以下、図面などを用いてさらに詳しく本発明について
説明する。
説明する。
第1図は、本発明の被覆弾性糸をモデル的に示す側面
図である。
図である。
第1図において、1は弾性繊維糸、2は非弾性マルチ
フイラメント捲縮糸であり、該捲縮糸2は弾性繊維糸1
に対してS方向撚回とZ方向撚回の交互撚り形状を呈し
て撚回している。3は上記集束交絡部を示す。
フイラメント捲縮糸であり、該捲縮糸2は弾性繊維糸1
に対してS方向撚回とZ方向撚回の交互撚り形状を呈し
て撚回している。3は上記集束交絡部を示す。
本発明の被覆弾性糸はかかる構成において、さらに糸
長手方向においてインターレース加工による交絡集束箇
所4を間歇的に有していることに大きな特徴があり、か
かる交互撚り状に撚回され、かつ強度の交絡集束箇所を
間歇的に有していることにより、たとえ該被覆弾性糸が
高次加工工程などにおいて緊張を受けたとしても、捲縮
糸による被覆性は破壊され難く、良好に保たれ得るもの
である。
長手方向においてインターレース加工による交絡集束箇
所4を間歇的に有していることに大きな特徴があり、か
かる交互撚り状に撚回され、かつ強度の交絡集束箇所を
間歇的に有していることにより、たとえ該被覆弾性糸が
高次加工工程などにおいて緊張を受けたとしても、捲縮
糸による被覆性は破壊され難く、良好に保たれ得るもの
である。
第2図は、ヒゲ状粗大ループの多い従来の被覆弾性糸
をモデル的に示した側面図である。
をモデル的に示した側面図である。
第2図において、3は集束交絡部、4はヒゲ状粗大ル
ープを示したものである。
ープを示したものである。
第3図は、ヒゲ状ループの大きさ、ならびに個数を示
したグラフである。
したグラフである。
第3図において、横軸は検出可能なヒゲ状ループの大
きさを設定する測定器の設定目盛であり、縦軸はヒゲ状
ループの大きさに対応する個数を対数目盛でプロットし
た被覆弾性糸の測定結果の一例である。そして、それぞ
れの被覆弾性糸の微細ループ(Aループ)と粗大ループ
(Bループ)を求め、その値をもって被覆弾性糸の品位
を決定するものである。すなわち、微細ループが多く、
かつ、粗大ループが少ない被覆弾性糸がパンティストッ
キング用に好ましいことがわかる。
きさを設定する測定器の設定目盛であり、縦軸はヒゲ状
ループの大きさに対応する個数を対数目盛でプロットし
た被覆弾性糸の測定結果の一例である。そして、それぞ
れの被覆弾性糸の微細ループ(Aループ)と粗大ループ
(Bループ)を求め、その値をもって被覆弾性糸の品位
を決定するものである。すなわち、微細ループが多く、
かつ、粗大ループが少ない被覆弾性糸がパンティストッ
キング用に好ましいことがわかる。
パンティストッキングに用いる被覆弾性糸の捲縮糸
は、編目がきれいであること、透明感があることが要求
されるため、一般にトータルデニールの小さいもの、か
つフイラメント数の少ないものが使用される。しかしな
がら、このような捲縮糸はトルクが高く、ヒゲ状ループ
が発生し易く、良好な被覆弾性糸が得にくい。
は、編目がきれいであること、透明感があることが要求
されるため、一般にトータルデニールの小さいもの、か
つフイラメント数の少ないものが使用される。しかしな
がら、このような捲縮糸はトルクが高く、ヒゲ状ループ
が発生し易く、良好な被覆弾性糸が得にくい。
本発明は、この点に注目して、パンティ部ならびにレ
ッグ部にも使用可能で、高品位なパンティストッキング
を得るものである。
ッグ部にも使用可能で、高品位なパンティストッキング
を得るものである。
かかる撚回被覆と交絡集束箇所の存在は、上記の通り
本発明の被覆弾性糸の捲縮糸の被覆性を決定するために
重要な要素である。本発明者らの知見によれば、その被
覆弾性糸の交絡度(CF値)が100以上であることが重要
であり、かつ強度な緊張、弛緩作用を繰返してもこの交
絡集束箇所が破壊されず、またこの被覆弾性糸に存在す
る微小ループ(Aループ)が400コ/m以上であり、粗大
ループ(Bループ)が100コ/m以下で、AループとBル
ープとの比率A/B>4以上なる関係にあることが重要で
ある。
本発明の被覆弾性糸の捲縮糸の被覆性を決定するために
重要な要素である。本発明者らの知見によれば、その被
覆弾性糸の交絡度(CF値)が100以上であることが重要
であり、かつ強度な緊張、弛緩作用を繰返してもこの交
絡集束箇所が破壊されず、またこの被覆弾性糸に存在す
る微小ループ(Aループ)が400コ/m以上であり、粗大
ループ(Bループ)が100コ/m以下で、AループとBル
ープとの比率A/B>4以上なる関係にあることが重要で
ある。
上記の関係は被覆弾性糸の表面に突出するヒゲ状ルー
プの程度を示すもので、Bループが少ないほどパンティ
ストッキングの編目面が良好となるのである。
プの程度を示すもので、Bループが少ないほどパンティ
ストッキングの編目面が良好となるのである。
本発明における交絡度と、Aループ、Bループの数の
測定方法について次に述べる。
測定方法について次に述べる。
<交絡度測定法> 測定器: 東レエンジニアリング(株)製、交絡度計 MODEL ET−500 重錘セット: 入張力(W1)(g)=見掛デニール×0.4 出張力(W2)(g)= (見掛デニール/フイラメント数)×2 なお、見掛デニールは、被覆弾性糸を20g/本の緊張下
で50cm採取し、その重量を測定し、9000m当りに換算し
表わす。
で50cm採取し、その重量を測定し、9000m当りに換算し
表わす。
また、弾性糸において融着しているものは、フイラメ
ント数は1本として数える。
ント数は1本として数える。
<ループ数測定法> 測定器: 東レエンジニアリング(株)製、毛羽計数装置 計数部:S形検出部 糸 速:50m/min 測定前処理:プレテンション付与後、ストレッチ1.06
倍かけながら乾熱150℃下で熱処理する。
倍かけながら乾熱150℃下で熱処理する。
[なお、 プレテンション(g/本)=見掛デニール×0.1 とする。
また、見掛デニールは、被覆弾性糸を20g/本の緊張下
で50cm採取し、その重量を測定し、9000m当りに換算し
表わす。] 測定オーバーフィード率:20% 毛羽数測定目盛:0〜4mm E(真の0点):毛羽数設定目盛を任意に変更し、ル
ープ数が最大となる点 Aループ数(コ/m)=E(0点)から0.25mm点 Bループ数(コ/m)=E(0点)から1.40mm点 A/(B×D×F)=Aループ/Bループ×捲縮糸デニール×捲縮糸フイラメント数 なお、前記したループ数の測定前において、本発明の
被覆弾性糸をストレッチ1.06倍かけながら乾熱150℃下
で熱処理することは下記の理由による。すなわち、被覆
弾性糸をパッケージに巻かれた状態で長期間放置した場
合、被覆する加工糸の捲縮が潜在化したり、被覆加工糸
と弾性糸が集束状になるなど経時変化を生じることがあ
る。その結果、粗大ループが減少傾向にあり、被覆弾性
糸としての適正な評価ができないことになる。編立性、
編地品位との対応としては、被覆弾性糸加工直後のもの
と上記経時変化したものとは顕在化後の測定値が適正で
あり、したがって、本発明においては、被覆弾性糸の加
工直後、あるいはパッケージに巻かれた状態で長期間放
置されたものとの間で測定ループ数に差が生じないよう
に、ループ数の測定前に被覆弾性糸をストレッチ1.06倍
かけながら乾熱150℃下で熱処理することによって編立
性、編地品位との対応で良好な特性値が得られる。
で50cm採取し、その重量を測定し、9000m当りに換算し
表わす。] 測定オーバーフィード率:20% 毛羽数測定目盛:0〜4mm E(真の0点):毛羽数設定目盛を任意に変更し、ル
ープ数が最大となる点 Aループ数(コ/m)=E(0点)から0.25mm点 Bループ数(コ/m)=E(0点)から1.40mm点 A/(B×D×F)=Aループ/Bループ×捲縮糸デニール×捲縮糸フイラメント数 なお、前記したループ数の測定前において、本発明の
被覆弾性糸をストレッチ1.06倍かけながら乾熱150℃下
で熱処理することは下記の理由による。すなわち、被覆
弾性糸をパッケージに巻かれた状態で長期間放置した場
合、被覆する加工糸の捲縮が潜在化したり、被覆加工糸
と弾性糸が集束状になるなど経時変化を生じることがあ
る。その結果、粗大ループが減少傾向にあり、被覆弾性
糸としての適正な評価ができないことになる。編立性、
編地品位との対応としては、被覆弾性糸加工直後のもの
と上記経時変化したものとは顕在化後の測定値が適正で
あり、したがって、本発明においては、被覆弾性糸の加
工直後、あるいはパッケージに巻かれた状態で長期間放
置されたものとの間で測定ループ数に差が生じないよう
に、ループ数の測定前に被覆弾性糸をストレッチ1.06倍
かけながら乾熱150℃下で熱処理することによって編立
性、編地品位との対応で良好な特性値が得られる。
なおまた、前記のループ数の測定においては、前記測
定前処理に引続いて前記測定前処理した被覆弾性糸を巻
取ることなくそのままループ数を測定するものとする。
定前処理に引続いて前記測定前処理した被覆弾性糸を巻
取ることなくそのままループ数を測定するものとする。
本発明に使用される弾性繊維糸としては、ゴム、合成
ゴム等の弾性体から構成されたもの、ポリエステル系ポ
リウレタン、ポリエーテル系ポリウレタンなどのポリウ
レタン系弾性糸、ポリエステル系弾性糸、ポリアミド系
弾性糸等から構成されたものであってもよく、その素
材、繊度、断面形状、フイラメント数は特に限定される
ものではない。
ゴム等の弾性体から構成されたもの、ポリエステル系ポ
リウレタン、ポリエーテル系ポリウレタンなどのポリウ
レタン系弾性糸、ポリエステル系弾性糸、ポリアミド系
弾性糸等から構成されたものであってもよく、その素
材、繊度、断面形状、フイラメント数は特に限定される
ものではない。
一方、本発明に使用される非弾性合成繊維マルチフイ
ラメント捲縮糸は、上記した弾性繊維糸以外の非弾性合
成繊維マルチフイラメント捲縮糸であって、代表的には
ポリアミド系、ポリエステル系等の合成繊維が好ましく
用いられ、また、捲縮糸は、仮撚加工、押込み加工、複
合紡糸されたものなどが適用できる。
ラメント捲縮糸は、上記した弾性繊維糸以外の非弾性合
成繊維マルチフイラメント捲縮糸であって、代表的には
ポリアミド系、ポリエステル系等の合成繊維が好ましく
用いられ、また、捲縮糸は、仮撚加工、押込み加工、複
合紡糸されたものなどが適用できる。
第4図〜第7図は、それぞれ本発明の被覆弾性糸の製
造方法の一例を示した工程概略図である。
造方法の一例を示した工程概略図である。
まず、第4図に示す製造方法においては、捲縮糸2は
弾性繊維糸1と同時にフイードローラ7に供給される。
このとき、弾性繊維糸1は実質的に一定に伸長された状
態下で供給されて、前記捲縮糸2とともに流体交絡処理
ノズル8によってインターレース処理が施されたのち、
熱処理ヒータ9を経て撚回装置10に供給される。
弾性繊維糸1と同時にフイードローラ7に供給される。
このとき、弾性繊維糸1は実質的に一定に伸長された状
態下で供給されて、前記捲縮糸2とともに流体交絡処理
ノズル8によってインターレース処理が施されたのち、
熱処理ヒータ9を経て撚回装置10に供給される。
かかる撚回装置としては、通常の仮撚を付与し得るも
のであれば何でもよく、普通のスピンドルタイプまたは
フリクションタイプの仮撚付与装置か、あるいは旋回流
体流を噴射する流体噴射旋回ノズルなどがあり、その仮
撚付与付与方法は特別に限定されることなく使用し得
る。しかし、使用する弾性繊維糸および捲縮糸の種類に
より使い分けるのが好ましい。また、低張力下で交互撚
りを形成するためには流体噴射旋回ノズルを使用するこ
とが好ましい。
のであれば何でもよく、普通のスピンドルタイプまたは
フリクションタイプの仮撚付与装置か、あるいは旋回流
体流を噴射する流体噴射旋回ノズルなどがあり、その仮
撚付与付与方法は特別に限定されることなく使用し得
る。しかし、使用する弾性繊維糸および捲縮糸の種類に
より使い分けるのが好ましい。また、低張力下で交互撚
りを形成するためには流体噴射旋回ノズルを使用するこ
とが好ましい。
また、ここで使用する熱処理ヒータは、プレート型接
触式あるいはチューブ型非接触式のいずれでも良く、熱
処理条件としては、温度は100〜200℃の範囲が好まし
く、ヒータ長は加工速度にも依存されるが比較的短尺の
もので充分効果を発揮するので1m以下のものがスペース
面からも好ましい。
触式あるいはチューブ型非接触式のいずれでも良く、熱
処理条件としては、温度は100〜200℃の範囲が好まし
く、ヒータ長は加工速度にも依存されるが比較的短尺の
もので充分効果を発揮するので1m以下のものがスペース
面からも好ましい。
捲縮糸2と弾性繊維糸1は、まず交絡処理装置によっ
て交絡集束一体化されるが、この段階では糸条の周囲に
ヒゲ状のループが発生している。次いで、このヒゲ状ル
ープを熱処理装置上で撚回することによって、ヒゲ状ル
ープが巻き込まれ、また収縮によって交絡部が強固とな
り、表面のなめらかな安定した被覆弾性糸が得られるも
のである。
て交絡集束一体化されるが、この段階では糸条の周囲に
ヒゲ状のループが発生している。次いで、このヒゲ状ル
ープを熱処理装置上で撚回することによって、ヒゲ状ル
ープが巻き込まれ、また収縮によって交絡部が強固とな
り、表面のなめらかな安定した被覆弾性糸が得られるも
のである。
第5図に示す製造方法においては、捲縮糸2は弾性繊
維糸1と同時にフイードローラ7に供給される。このと
き、弾性繊維糸1は実質的に一定に伸長された状態下で
供給されて、前記捲縮糸2とともに撚回装置10によって
交互撚りを形成するごとく仮撚を付与する。この交互撚
り形態を熱処理ヒータ9によって熱固定し、次いで交互
撚りの中間に形成される開繊部を流体交絡処理ノズル8
によって交絡させ、交互撚りの形態を安定化させる。こ
の場合、撚回装置は、仮撚を付与する装置であれば特に
限定されないが、低張力で交互撚りを高頻度で形成でき
る流体旋回ノズルが好ましい。
維糸1と同時にフイードローラ7に供給される。このと
き、弾性繊維糸1は実質的に一定に伸長された状態下で
供給されて、前記捲縮糸2とともに撚回装置10によって
交互撚りを形成するごとく仮撚を付与する。この交互撚
り形態を熱処理ヒータ9によって熱固定し、次いで交互
撚りの中間に形成される開繊部を流体交絡処理ノズル8
によって交絡させ、交互撚りの形態を安定化させる。こ
の場合、撚回装置は、仮撚を付与する装置であれば特に
限定されないが、低張力で交互撚りを高頻度で形成でき
る流体旋回ノズルが好ましい。
第6図に示す製造方法においては、供給される捲縮糸
2を熱処理ヒータ9によって捲縮を顕在発現させた後、
流体交絡処理ノズル8、撚回装置10に導入するものであ
る。捲縮糸は、パッケージに巻かれ、経時変化を生じ
て、解舒した直後、見掛上捲縮が低下するので、この状
態では、弾性繊維糸を十分被覆することがむつかしい。
したがって、該捲縮糸を弛緩しながら熱処理することに
よって、本来有している捲縮を十分発現し、効率的な被
覆処理をすることが可能となる。
2を熱処理ヒータ9によって捲縮を顕在発現させた後、
流体交絡処理ノズル8、撚回装置10に導入するものであ
る。捲縮糸は、パッケージに巻かれ、経時変化を生じ
て、解舒した直後、見掛上捲縮が低下するので、この状
態では、弾性繊維糸を十分被覆することがむつかしい。
したがって、該捲縮糸を弛緩しながら熱処理することに
よって、本来有している捲縮を十分発現し、効率的な被
覆処理をすることが可能となる。
第7図に示す製造方法においては、弾性繊維糸1を実
質的に一定に伸長しながら、フイードローラ7とデリベ
リローラ11との間で弛緩したときに弾性繊維糸の回復力
によって発生する張力を低減し、被覆性を向上する効果
を得るものである。特に、流体交絡ノズルならびに流体
旋回ノズルにおいては、糸条の張力が高い場合は、交
絡、撚回効率が低下し、良好な被覆弾性糸が得られにく
い。この領域で十分な弛緩を行なっても、弾性繊維糸の
回復性が高いこと、また弛緩率が高すぎると捲縮糸のた
るみが増大するなど加工性ならびに品位が低下する。弾
性繊維糸を熱処理する熱処理ヒータは弾性繊維糸の走行
摩擦抵抗が大きくなるため、非接触タイプの構造が好ま
しい。また、該ヒータの温度は加工速度、ヒータ長によ
るが、一時的に弾性繊維糸の回復力を低下できる120〜1
80℃が好ましい。温度が高すぎると、弾性繊維糸本来の
高ストレッチ性が損われるため、加工条件に適した温度
を設定することが重要である。
質的に一定に伸長しながら、フイードローラ7とデリベ
リローラ11との間で弛緩したときに弾性繊維糸の回復力
によって発生する張力を低減し、被覆性を向上する効果
を得るものである。特に、流体交絡ノズルならびに流体
旋回ノズルにおいては、糸条の張力が高い場合は、交
絡、撚回効率が低下し、良好な被覆弾性糸が得られにく
い。この領域で十分な弛緩を行なっても、弾性繊維糸の
回復性が高いこと、また弛緩率が高すぎると捲縮糸のた
るみが増大するなど加工性ならびに品位が低下する。弾
性繊維糸を熱処理する熱処理ヒータは弾性繊維糸の走行
摩擦抵抗が大きくなるため、非接触タイプの構造が好ま
しい。また、該ヒータの温度は加工速度、ヒータ長によ
るが、一時的に弾性繊維糸の回復力を低下できる120〜1
80℃が好ましい。温度が高すぎると、弾性繊維糸本来の
高ストレッチ性が損われるため、加工条件に適した温度
を設定することが重要である。
実施例 第1表に示す加工条件で被覆弾性糸を製造し、 本発明の製造方法と、従来の製造方法とを比較した。そ
の結果は、第1表、第2表に示すとおり、本発明によれ
ば、編立性ならびにパンティストッキングの品位の良好
な被覆弾性糸が得られた。
の結果は、第1表、第2表に示すとおり、本発明によれ
ば、編立性ならびにパンティストッキングの品位の良好
な被覆弾性糸が得られた。
[発明の効果] 本発明は、上記した通りの構成としたことにより、次
の如き優れた作用効果を奏する。
の如き優れた作用効果を奏する。
すなわち、本発明の被覆弾性糸においては、その交絡
度(CF値)が100以上であるために、強度な緊張、弛緩
作用を繰返してもこの交絡集束箇所が破壊されず、ま
た、この被覆弾性糸に存在する微小ループ数(A)、粗
大ループ数(B)、捲縮糸のトータルデニール(D)、
および捲縮糸のフイラメント数(F)が、 A/(B・D・F)≧0.05 の関係を満足するために、例えば、パンティストッキン
グ製造工程で受ける緊張あるいは弛緩作用にも交絡集束
箇所が破壊され難いものである。この被覆弾性糸は、パ
ンティストッキングなどの製品に加工した際には実際上
良好な伸縮特性を有し、またイラツキや俗にいう目ムキ
がなく、既に公知の流体交絡処理のみによるインターレ
ース加工品に比較して編面が良好であり、粗大ループな
どに起因するフアスナ現象も見られず、ストレッチ性、
カバリング性に優れた高品位の製品を得ることができる
ものである。
度(CF値)が100以上であるために、強度な緊張、弛緩
作用を繰返してもこの交絡集束箇所が破壊されず、ま
た、この被覆弾性糸に存在する微小ループ数(A)、粗
大ループ数(B)、捲縮糸のトータルデニール(D)、
および捲縮糸のフイラメント数(F)が、 A/(B・D・F)≧0.05 の関係を満足するために、例えば、パンティストッキン
グ製造工程で受ける緊張あるいは弛緩作用にも交絡集束
箇所が破壊され難いものである。この被覆弾性糸は、パ
ンティストッキングなどの製品に加工した際には実際上
良好な伸縮特性を有し、またイラツキや俗にいう目ムキ
がなく、既に公知の流体交絡処理のみによるインターレ
ース加工品に比較して編面が良好であり、粗大ループな
どに起因するフアスナ現象も見られず、ストレッチ性、
カバリング性に優れた高品位の製品を得ることができる
ものである。
第1図は、本発明の被覆弾性糸をモデル的に示す側面図
である。第2図は、ヒゲ状粗大ループの多い従来の被覆
弾性糸をモデル的に示した側面図である。第3図は、ヒ
ゲ状ループの大きさ、ならびに個数を示したグラフであ
る。第4図〜第7図は、それぞれ本発明の被覆弾性糸の
製造方法の一例を示した工程概略図である。 図面中の符号の説明 1:弾性繊維糸 2:非弾性マルチフイラメント捲縮糸 3:集束交絡部 4:ヒゲ状粗大ループ 7:フイードローラ 8:流体交絡処理ノズル 9:熱処理ヒータ 10:撚回装置
である。第2図は、ヒゲ状粗大ループの多い従来の被覆
弾性糸をモデル的に示した側面図である。第3図は、ヒ
ゲ状ループの大きさ、ならびに個数を示したグラフであ
る。第4図〜第7図は、それぞれ本発明の被覆弾性糸の
製造方法の一例を示した工程概略図である。 図面中の符号の説明 1:弾性繊維糸 2:非弾性マルチフイラメント捲縮糸 3:集束交絡部 4:ヒゲ状粗大ループ 7:フイードローラ 8:流体交絡処理ノズル 9:熱処理ヒータ 10:撚回装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI D02G 3/36 D02G 3/36 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D02G 3/32 Fタームテーマコード4L036
Claims (2)
- 【請求項1】弾性繊維糸を芯として、その周囲に非弾性
合成繊維からなるマルチフイラメント捲縮糸が混繊撚回
してなる糸であって、前記合成繊維マルチフイラメント
捲縮糸がS方向撚回とZ方向撚回の交互撚り状態を呈し
て撚回しているとともに、糸長手方向にインターレース
加工による交絡集束箇所を間歇的に有し、かつその交絡
度(CF値)が100以上であり、本文中で定義するAルー
プ数(A)、Bループ数(B)、捲縮糸のトータルデニ
ール(D)、および捲縮糸のフイラメント数(F)が、 A/(B・D・F)≧0.05 の関係を満足することを特徴とする被覆弾性糸。 - 【請求項2】非弾性合成繊維マルチフイラメント捲縮糸
の総繊度が30デニール以下、フイラメント数が15本以下
であることを特徴とする請求項1記載の被覆弾性糸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2098358A JP3055148B2 (ja) | 1989-12-28 | 1990-04-13 | 被覆弾性糸 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1-341152 | 1989-12-28 | ||
JP34115289 | 1989-12-28 | ||
JP2098358A JP3055148B2 (ja) | 1989-12-28 | 1990-04-13 | 被覆弾性糸 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03227421A JPH03227421A (ja) | 1991-10-08 |
JP3055148B2 true JP3055148B2 (ja) | 2000-06-26 |
Family
ID=26439543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2098358A Expired - Fee Related JP3055148B2 (ja) | 1989-12-28 | 1990-04-13 | 被覆弾性糸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3055148B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102072103B1 (ko) * | 2018-11-26 | 2020-02-03 | 김태준 | 탄성사의 실리콘 코팅장치 및 코팅방법 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1302607B1 (it) * | 1998-10-06 | 2000-09-29 | Fadis Spa | Procedimento e relativa macchina per l'accoppiamento di un filoelastomerico ad un filo inestensibile. |
US6848151B2 (en) | 2003-03-31 | 2005-02-01 | Invista Norh America S.à.r.l | Air-jet method for producing composite elastic yarns |
JP5458390B2 (ja) * | 2010-07-20 | 2014-04-02 | 東レ・オペロンテックス株式会社 | サニタリー製品用エアー加工糸およびそのサニタリー製品 |
CN109487389A (zh) * | 2018-10-31 | 2019-03-19 | 华祥(中国)高纤有限公司 | 一种双层高缩蓬松立体纤维面料及其生产工艺 |
JP7298190B2 (ja) * | 2019-02-28 | 2023-06-27 | 東レ株式会社 | 仮撚複合加工糸および編地 |
CN110846758A (zh) * | 2019-11-06 | 2020-02-28 | 四川润厚特种纤维有限公司 | 一种ab包覆纱的制备工艺 |
-
1990
- 1990-04-13 JP JP2098358A patent/JP3055148B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102072103B1 (ko) * | 2018-11-26 | 2020-02-03 | 김태준 | 탄성사의 실리콘 코팅장치 및 코팅방법 |
WO2020111691A1 (ko) * | 2018-11-26 | 2020-06-04 | 김태준 | 탄성사의 실리콘 코팅장치 및 코팅방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03227421A (ja) | 1991-10-08 |
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